スキッド・ロウ (バンド)
スキッド・ロウ SKID ROW | |
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ドイツ・ヴァッケン公演 (2014年8月) | |
基本情報 | |
出身地 | アメリカ合衆国 ニュージャージー州トムズリバー |
ジャンル | ヘヴィメタル グラム・メタル(初期) ハードロック |
活動期間 | 1986年 - 現在 |
レーベル | アトランティック Skid Row Records(インディーズ) SPV GmbH ビクターエンタテインメント MRI - Megaforce Records UDR Music |
公式サイト | Skid Row Official Site |
メンバー | ZPサート(Vo) デイブ・スネイク・セイボ(g) スコッティ・ヒル(g) レイチェル・ボラン(b) ロブ・ハマースミス(ds) |
旧メンバー | セバスチャン・バック(vo) ロブ・アフューソ(ds) フィル・ヴァローン(ds) デイヴ・ガラ(ds) ジョニー・ソーリンガー(vo) トニー・ハーネル(vo) |
ジューダス・プリースト ジミ・ヘンドリックス ラッシュ KISS エアロスミス セックス・ピストルズ ラモーンズ |
スキッド・ロウ (SKID ROW) は、アメリカ合衆国出身のヘヴィメタル・バンド。
同郷のミュージシャン ジョン・ボン・ジョヴィらの支援を受け、1980年代のLAメタル・ムーブメント末期にメジャーデビュー。数百万枚以上のセールスを記録して全米チャート1位を獲得するなど、早々に開花して人気を博した。
なお、ゲイリー・ムーアが1970年代に率いた同名のバンドとは無関係である。
目次
1 経緯
2 メンバー
2.1 現ラインナップ
2.2 旧メンバー
3 ディスコグラフィー
3.1 スタジオアルバム
3.2 ライヴアルバム
3.3 EP
3.4 ベストアルバム
4 来日公演
5 出典
6 外部リンク
経緯
1986年に、ニュージャージー州のトムズリヴァーで、ジョン・ボン・ジョヴィの幼馴染で、ボン・ジョヴィの前身となるバンド、ワイルド・ワンズのメンバーだったギタリストのデイブ・スネイク・セイボと、ベーシストのレイチェル・ボランを中心に結成された。後にギタリストのスコッティ・ヒルと、ドラマーのロブ・アフューソが加わり、ボーカリストは元アンスラックスのマット・ファロンからセバスチャン・バックに代わって、1987年に初期のラインナップが揃う。
バンドはアメリカ東部やクラブでのショー等を通して活動し、ジョン・ボン・ジョヴィが運営するレーベル「New Jersey Underground」の協力を得て、メジャーレーベル「アトランティック・レコード」と契約。有名プロデューサーであったマイケル・ワグナー(オジー・オズボーン、ホワイトライオンやエクストリームのサポートでも知られる)のサポートを受け、1989年にセルフタイトルのアルバム『スキッド・ロウ』でメジャーデビューした。
シングルカットした「"18 And Life"、"Youth Gone Wild"」「"I Remember You"」がヒット。アルバムも500万枚以上を売り上げ、全米チャート6位を記録した。彼らは支援してくれたジョン・ボン・ジョヴィやリッチー・サンボラ、アンダーグラウンド・ミュージック社に、売上の一部をお返しとして提供したりしている(後にリッチー・サンボラはスキッド・ロウに彼の受けた資金を返している)。同年に初来日公演を行い、翌年に大晦日のイベント『FINAL COUNTDOWN』に出演した。
1991年、同じくワグナープロデュースの2ndアルバム『 スレイヴ・トゥ・ザ・グラインド(Slave To The Grind)』をリリース。本作で全米チャート1位を獲得し、2度目の来日公演を行った。
1995年、3rdアルバム『サブヒューマン・レース(Subhuman Race)』をリリースし、3度目の来日公演を行った。
1998年にセバスチャンと他のメンバーが、キッスのサポートに関して対立し脱退、そしてバンドも事実上解散。2000年には、新たなシンガー ジョニー・ソーリンガーを迎え再始動した。ドラマーは何度か交代し2010年にロブ・ハマースミスが加入。
2003年、4thアルバム『シックスキン(Thickskin)』、2006年に5thアルバム『レヴォリューション・パー・ミニット (Revolutions Per Minute)』をリリース。
2013年に3部作EP第1弾「United World Rebellion Chapter One」をリリース。
2014年4月14日に19年ぶり・4度目の来日公演を東京TsutayaO-Eastで行った。8月に3部作EP第2弾「Rise of the Damnation Army -United World Rebellion Chapter Two」をリリース。
2015年4月6日、ジョニー・ソーリンガーがソロ活動に専念するため脱退[1]。後任に元TNT(当時)のトニー・ハーネルが加入[1]するも、同年12月末に脱退[2]。発表時点で後任のボーカリストは発表されておらず、2016年2月に行われたライブ以降、代役としてタンク及び元ドラゴンフォースのボーカルであるZPサートが務めていた[3]。
2017年1月14日、カナダ・ハリファクスで行った公演でZPサートが正式に加入することを発表した[4]。
メンバー
現ラインナップ
ZPサート ZP theart - ボーカル (サポート2016, 正規2017– )
デイヴ・スネイク・セイボ Dave "The Snake" Sabo - ギター (1986– )- スコッティ・ヒル Scotti Hill - ギター (1986– )
- レイチェル・ボラン Rachel Bolan - ベース (1986– )
- ロブ・ハマースミス Rob Hammersmith - ドラムス (2010– )
ZPサート(Vo) 2014年
デイヴ・セイボ(G) 2014年
スコッティ・ヒル(G) 2014年
レイチェル・ボラン(B) 2014年
ロブ・ハマースミス(Ds) 2014年
旧メンバー
- マット・ファロン Matt Fallon - ボーカル (1986–1987)
- ジム・ユーアズ Jim Yuhas - ギター (1986–1987)
- ジョン・ラットコウスキー・ジュニア John Ratkowski Jr. - ドラムス (1986–1987)
セバスチャン・バック Sebastian Bach - ボーカル (1987–1996)- ロブ・アフューソ Rob Affuso - ドラムス (1987–1996, 2002)
- ジョニー・ソーリンガー Johnny Solinger - ボーカル (1999–2015)
- フィル・ヴァローン Phil Varone - ドラムス (1999–2004)
- デイヴ・ガラ Dave Gala - ドラムス (2004–2010)
- トニー・ハーネル Tony Harnell - ボーカル (2015)
ディスコグラフィー
スタジオアルバム
スキッド・ロウ Skid Row(1989) 6位 5Xプラチナム (US)
スレイヴ・トゥ・ザ・グラインド Slave To The Grind(1991) 1位 2Xプラチナム (US)
サブヒューマン・レース Subhuman Race(1995) 35位 ゴールド (US)
シックスキン Thickskin(2003)
レヴォリューション・パー・ミニット Revolutions Per Minute(2006)
ライヴアルバム
サブヒューマン・ビーイングス・オン・ツアー Subhuman Beings On Tour(ライヴアルバム・1996)
EP
ビーサイド・アワセルヴス B-Side Ourselves(カバーミニアルバム・1992)
ユナイテッド・ワールド・レベリオン チャプター・ワン United World Rebellion Chapter One(2013)
ライズ・オブ・ザ・ダムネーション・アーミー ユナイテッド・ワールド・レベリオン チャプター・ツー Rise of the Damnation Army -United World Rebellion Chapter Two(2014)
ベストアルバム
フォーティ・シーズンス - ザ・ベスト・オブ・スキッドロウ 40 Seasons - The Best Of Skid Row(1998)
来日公演
- 1989年
- 7月17日 愛知・瀬戸市文化センター、18日 大阪・厚生年金会館大ホール、19/20/22/23日 東京・NHKホール、24日 神奈川・CLUB CITTA'川崎
- 1990年
- 12月31日 東京・東京ドーム(FINAL COUNTDOWN '90)
- (他出演:ボン・ジョヴィ、シンデレラ、クワイアボーイズ)
- 12月31日 東京・東京ドーム(FINAL COUNTDOWN '90)
- 1991年
- 9月30日 神奈川・横浜アリーナ、10月2/3/4日 東京・代々木オリンピックプール 6日 愛知・レインボーホール、7/8日 大阪・大阪城ホール、11日 広島・広島郵便貯金ホール、12日 福岡・九州厚生年金会館、14日 埼玉・大宮ソニックシティ、15日 宮城・宮城県民会館
- 9月30日 神奈川・横浜アリーナ、10月2/3/4日 東京・代々木オリンピックプール 6日 愛知・レインボーホール、7/8日 大阪・大阪城ホール、11日 広島・広島郵便貯金ホール、12日 福岡・九州厚生年金会館、14日 埼玉・大宮ソニックシティ、15日 宮城・宮城県民会館
- 1992年
- 9月30日 宮城・仙台サンプラザホール、10月1日 埼玉・川口総合文化センター リリア、2日 神奈川・横浜文化体育館、3日 愛知・名古屋市公会堂、5日 大阪・大阪城ホール、7/8日 東京・日本武道館
- 9月30日 宮城・仙台サンプラザホール、10月1日 埼玉・川口総合文化センター リリア、2日 神奈川・横浜文化体育館、3日 愛知・名古屋市公会堂、5日 大阪・大阪城ホール、7/8日 東京・日本武道館
- 1995年
- 6月14日 北海道・札幌月寒ドーム、16日 岩手・岩手県民会館大ホール、17日 秋田・秋田市民文化会館、19日 宮城・仙台サンプラザホール、21日 神奈川・横浜文化体育館、23/24日 東京・中野サンプラザ、25日 千葉・東京ベイNKホール、27日 埼玉・川口総合文化センター リリア、28日 東京・東京厚生年金会館大ホール、30日 福岡・九州厚生年金会館、10月1日 鹿児島・鹿児島市民文化ホール第1ホール、3日 広島・広島郵便貯金ホール、5/6日 大阪・大阪厚生年金会館大ホール、7日 愛知・センチュリーホール
- 6月25日の公演の模様はWOWOWで生放送された。
- 6月14日 北海道・札幌月寒ドーム、16日 岩手・岩手県民会館大ホール、17日 秋田・秋田市民文化会館、19日 宮城・仙台サンプラザホール、21日 神奈川・横浜文化体育館、23/24日 東京・中野サンプラザ、25日 千葉・東京ベイNKホール、27日 埼玉・川口総合文化センター リリア、28日 東京・東京厚生年金会館大ホール、30日 福岡・九州厚生年金会館、10月1日 鹿児島・鹿児島市民文化ホール第1ホール、3日 広島・広島郵便貯金ホール、5/6日 大阪・大阪厚生年金会館大ホール、7日 愛知・センチュリーホール
- 2014年
- 4月14日 TSUTAYA O-EAST
- 19年ぶりの来日公演。ボーカルがセバスチャン・バックからジョニー・ソーリンガーに交代して初の来日公演となった。サポートアクトとしてEARTHSHAKERが出演した。
- 4月14日 TSUTAYA O-EAST
出典
- ^ abスキッド・ロウ、ジョニー・ソーリンガーが脱退し、トニー・ハーネルが加入 - BARKS・2015年4月7日
^ “スキッド・ロウからヴォーカリストのトニー・ハーネルが脱退”. amass.jp. (2015年12月30日). http://amass.jp/67183/ 2016年6月8日閲覧。
^ “スキッド・ロウがトニー・ハーネル脱退後初のコンサートを開催、ヴォーカルは元ドラゴンフォースのZPサート”. amass.jp. (2016年2月15日). http://amass.jp/69010/ 2016年6月8日閲覧。
^ “スキッド・ロウ、ZPサートが正式メンバーに”. BARKS. (2017年1月16日). https://www.barks.jp/news/?id=1000137074 2017年1月24日閲覧。
外部リンク
Skid Row Official Site(公式サイト)
スキッド・ロウ|@Victor Entertainment(日本のレコード会社による公式サイト)- ワーナーミュージック・ジャパン - スキッド・ロウ