川本町
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かわもとまち 川本町 | |||||
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石見丸山城の遠景 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 中国地方、山陰地方 中国・四国地方 | ||||
都道府県 | 島根県 | ||||
郡 | 邑智郡 | ||||
団体コード | 32441-8 | ||||
法人番号 | 2000020324418 | ||||
面積 | 106.43km2 | ||||
総人口 | 3,183人 (推計人口、2018年10月1日) | ||||
人口密度 | 29.9人/km2 | ||||
隣接自治体 | 大田市、江津市、 邑智郡美郷町、邑南町 | ||||
町の木 | モミジ | ||||
町の花 | サツキ | ||||
川本町役場 | |||||
町長 | 三宅実 | ||||
所在地 | 〒696-8501 島根県邑智郡川本町大字川本545番地1 北緯34度59分38.7秒東経132度29分43.5秒 | ||||
外部リンク | 川本町公式サイト | ||||
■ ― 市 / ■ ― 町 / ■ ― 村 | |||||
ウィキプロジェクト |
川本町(かわもとまち)は、島根県邑智郡にある町である。県内[1]のみならず、中国地方で唯一「まち」と読む[2]。また、平成の大合併で、島根県で唯一合併しなかった市町村である。島根県中部の山間部に位置し、町域を流れる江の川の水運により古くから栄えた町でもある。町内の島根県立川本高等学校(現在の島根県立島根中央高等学校)が全日本吹奏楽コンクールで優勝、金賞を飾ったことから、「音楽の町」を宣言している。
目次
1 地理
1.1 隣接する自治体
2 歴史
2.1 沿革
2.2 年表
3 行政
3.1 国・県の行政機関
4 経済
4.1 産業
5 姉妹都市・提携都市
6 地域
6.1 人口
6.2 教育
7 交通
7.1 鉄道
7.2 バス
7.3 道路
8 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
8.1 観光
8.2 温泉
8.3 お祭り
8.4 コンサート・コンベンション施設
9 出身人物
10 その他
11 脚注
12 外部リンク
地理
中国山地の中に位置するため地形が険しい。- 江の川が町を縦貫している。
隣接する自治体
- 大田市
- 江津市
邑智郡美郷町
- 邑智郡邑南町
歴史
江戸時代は石見銀山の影響により天領となっていた。明治時代(1872年)になると邑智郡役所が設置され、この地域一帯の中心地となった。1934年に三江線が町内に到達した。1972年には水害で1497戸浸水(昭和47年7月豪雨)。2002年に邑智町・大和村と邑東合併推進協議会を設立するが、翌年に脱退している。
沿革
1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、川本村・因原村の区域をもって川本村が発足。
1927年(昭和2年)4月1日 - 川本村が町制施行して川本町となる。
1955年(昭和30年)4月1日 - 川下村・三原村・三谷村・邇摩郡大代村と合併し、改めて川本町が発足。
1956年(昭和31年)9月30日 - 祖式村の一部(大字川内・小谷・馬野原)を編入。
1957年(昭和32年)12月31日 - 大字新屋・大屋本郷を大田市に編入。
1958年(昭和33年)11月1日 - 大字北佐木の一部を大田市に編入。
年表
1924年4月 - 島根県立川本農蚕学校(後の島根県立川本農林高等学校)が開校。
1934年11月 - 国鉄三江線石見川越駅~石見川本駅間が開業。
1935年12月 - 三江線石見川本駅~石見簗瀬駅間が開業。
1942年4月 - 島根県立川本高等女学校(後の島根県立川本高等学校)が開校。
1947年5月 - 省営自動車川本自動車区が開設され、川本本線が開業。
1949年4月 - 島根県立川本高等学校と島根県立川本農林高等学校が統合し、島根県立川本高等学校が発足。
1956年1月 - 川下支所が廃止される。
1958年2月 - 川本地区に上水道が完成。
1959年5月 - 川本電報電話局が開局。
1960年
- 3月 - 三谷支所が廃止される。
- 8月 - 川本商工会が発足。
1961年11月 - 川本大橋が竣工し、県営谷戸渡船・町営三島渡船が廃止される。
1963年4月 - 三原支所が廃止され、連絡所となる。
1964年1月 - 因原簡易水道が完成。
1975年
- 3月 - 国鉄バスが新幹線連絡の陰陽連絡特急バスとして「ごうつ号」「銀山号」の運行を開始。
- 8月 - 三江線が全通。
- 11月 - 町花(さつき)、町木(もみじ)を制定。
1981年3月 - 国道261号が開通。
1982年4月 - 町民憲章を制定。
1985年
- 8月 - 川本町役場が開庁。
- 9月 - 「音楽の町」宣言を行う。
1990年11月 - 第3セクターかわもと開発株式会社(現在は清算)を設立。
1992年9月 - 東光台地住宅の分譲開始。
1994年4月 - 邑智郡町村総合事務組合が発足。川本町営スクールバスの運行開始。
1986年10月 - 広島県坂町と姉妹都市提携を締結。
1996年
- 10月 - 悠邑ふるさと会館が完成。
- 11月 - かわもと図書館が開館。
1998年
- 2月 - 戸籍事務をコンピュータ化。
- 4月 - 笹畑クリーンセンターが完成。
2003年
- 3月 - 川本本線・川本北線の一般路線が全廃され、中国ジェイアールバス川本支所が廃止となる。中国電力川本サービスセンターが閉鎖。
- 4月 - 石見交通が川本線の運行開始。合併協議会を離脱。
2005年
- 6月 - 中国ジェイアールバスが江の川号・銀山号を廃止。
- 8月 - イワミツアーが大田~広島間の帰省バス(後に定期化され、石見銀山号として運行)の運行開始。
2007年
- 4月 - 島根県立川本高等学校と島根県立邑智高等学校が統合され、島根県立島根中央高等学校が開校。
- 10月 - 道の駅インフォメーションセンターかわもとがオープン。
2009年3月 - 島根県立川本高等学校が閉校。
2011年4月 - 石見交通が川本線から撤退し、邑南町営バスが路線継承。
2018年4月 - 三江線が全線廃止となり、代替バスの運行開始
行政
- 町長;三宅実(川本町長のページ)
国・県の行政機関
- 島根県川本合同庁舎
- 西部県民センター県央事務所川本駐在
- 西部農林振興センター県央事務所
- 県央県土整備事務所
中国地方整備局浜田河川国道事務所 川本出張所
島根労働局川本公共職業安定所(ハローワーク川本)
島根森林管理署川本森林事務所- 川本区検察庁
- 川本警察署
経済
産業
2000年10月1日の統計によると川本町では第1次産業就業者数が382人、第2次産業就業者数が551人、第3次産業就業者数が1,524人である。
- 特産品
- 鮎
- 真鴨肉
ひまわりせんべい- 江川茶
- 猪肉
- 西条柿
- エゴマ
- あんぽ柿
姉妹都市・提携都市
広島県坂町 - 1986年10月28日姉妹都市提携
地域
人口
川本町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 川本町の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 川本町 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
川本町(に相当する地域)の人口の推移 ► | |
総務省統計局 国勢調査より |
教育
- 小学校
川本町立川本小学校(川本町川本426番地)
- 2012年3月末で川本町立川本西小学校(川本町川下1510番地)と川本町立三原小学校 (川本町南佐木230番地)と川本町立川本小学校(川本町川本426番地)の3校を閉校し、川本町立川本小学校に新設小学校を置いた。
- 中学校
川本町立川本中学校(川本町川本1112番地)
- 高等学校
島根県立島根中央高等学校(川本町川本222番地)
旧島根県立川本高等学校が、2007年4月に美郷町の島根県立邑智高等学校と統合して新設された。
交通
主要な交通路は何れも江の川に沿っている。江の川が削ってできた僅かな土地に道路や鉄道を通すのである。
鉄道
町内に鉄道は存在しない。長らく江の川に沿ってJR西日本三江線が走っていた。列車本数は一日数往復しかなく、中心駅は石見川本駅であった。
西日本旅客鉄道(JR西日本)
三江線
- (江津市) - 因原駅 - 石見川本駅 - 木路原駅 - (美郷町)
バス
路線バス・コミュニティバス
- 石見交通
- 川本町スクールバス
- 邑南町営バス
- 大和観光
高速バス
石見銀山号(石見交通・イワミツアー) - 大田市方面行き、広島市方面行き
道路
国道261号が町の南西部を少し掠めている。
道の駅
- インフォメーションセンターかわもと
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
観光
かわもとおとぎ館
プール・レストラン・ホテルを備える公共施設。2012年4月1日からさんびると山陰管財のグループが指定管理者を務める。
- 仙岩寺
長江寺
獏の頭を収めた木枕がある。
- 正蓮寺
- 温湯城
- 丸山城
温泉
- 町内に湯谷温泉 がある。
お祭り
- 夏祭り「ええなあまつりカワモト」(7月下旬または8月上旬)
- 音楽芸能祭(12月上旬)
- 産業祭(10月下旬)
コンサート・コンベンション施設
悠邑ふるさと会館(カントリヴァホール)
出身人物
菅了法(ジャーナリスト、グリム童話の訳者、衆議院議員、僧侶)
丸磐根(山陰合同銀行頭取)
三上アイ(江の川学園創立者)
宮井一郎(文芸評論家)
その他
郵便番号は以下の通りとなっている。2006年10月16日の再編に伴い、変更された。
川本郵便局:696-00xx、696-85xx、696-86xx、696-87xx、696-12xx
脚注
^ 川本町定住支援パンフレット 川本町 2015年3月21日閲覧
^ 「まち」か「ちょう」か徹底調査 「町」の読み方の謎 西日本新聞、2016年4月8日(2018年4月2日閲覧)。
外部リンク
- 行政
- 川本町公式サイト
- かわもと暮らし情報センター
- 観光
- 川本町観光協会(公式サイト)
- 地図
オープンストリートマップには、川本町に関連する地理データがあります。
島根県邑智郡川本町 (32441A1968) | 歴史的行政区域データセットβ版 - Geoshapeリポジトリ
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