カナダ国王
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カナダ女王 Queen of Canada | |
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カナダ国王の紋章 (1994年に修正) | |
現当主 | |
エリザベス2世 1952年2月6日より | |
詳細 | |
敬称 | 女王陛下 |
第一順位継承者 | ウェールズ公チャールズ[1] |
初代 | ヴィクトリア |
成立 | 1901年1月1日 |
宮殿 | リドー・ホール、オタワ シタデル、ケベック・シティー |
ウェブサイト | canadiancrown.gc.ca |
カナダ国王(カナダこくおう、英語: Monarchy of Canada)は、カナダの国家元首たる君主である。イギリス国王が兼ねる。
1952年以降の国王は、イギリス女王であるエリザベス2世(第6代)。
目次
1 概要
2 カナダ女王の正式な称号
3 歴代カナダ君主(国王・女王)の一覧
4 脚注
5 関連項目
概要
カナダの主権者であり、カナダ議会の長、カナダ軍最高司令官。イギリス国王が兼ねる。カナダ首相の推薦に基づいてカナダ総督を任命し、通常イギリスに住まう国王がカナダの首都オタワに滞在していない限りは総督が大権を代行する。更にその大権も不文憲法であるカナダの憲法の規定するウェストミンスター・システムに強く拘束されるため、国王の地位は名目上のものである。
イギリス国王とカナダ国王の君主としての法人格が異なるのみならず、カナダの連邦と各州でも国王は別々の法人格を持つ。すなわちカナダ国王には、連邦に加えて10の州に対する11の法人格があることになる。各州政府における国王の大権はそれぞれの州に置かれる副総督に代行される。
カナダへの帰化と、カナダにおける議員や裁判官などの主要な公職や軍人・警察官への就任は、国王への忠誠を宣誓することが要件の一つである。州によっては弁護士資格取得の要件の一つでもある。
カナダ女王の正式な称号
英: Elizabeth the Second, by the Grace of God, of the United Kingdom, Canada and Her other Realms and Territories Queen, Head of the Commonwealth, Defender of the Faith
仏: Elizabeth Deux, par la grâce de Dieu Reine du Royaume-Uni, du Canada et de ses autres royaumes et territoires, Chef du Commonwealth, Défenseur de la Foi
神の恩寵による、連合王国、カナダならびにその他の諸王国および諸領土の女王、イギリス連邦の元首、信仰の擁護者、エリザベス2世
歴代カナダ君主(国王・女王)の一覧
代 | 氏名 | 即位日 | 退位日 | |
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1 | ヴィクトリア | (1837年6月20日) | 1901年1月22日 | |
2 | エドワード7世 | 1901年1月22日 | 1910年5月6日 | |
3 | ジョージ5世 | 1910年5月6日 | 1936年1月20日 | |
4 | エドワード8世 | 1936年1月20日 | 1936年12月11日 | |
5 | ジョージ6世 | 1936年12月11日 | 1952年2月6日 | |
6 | エリザベス2世 | 1952年2月6日 | (在位) |
脚注
^ Department of Canadian Heritage. “Crown in Canada > Royal Family > His Royal Highness The Prince of Wales”. Queen's Printer for Canada. 2013年8月1日閲覧。
関連項目
- イギリス王室
- イギリス連邦
- 英連邦王国
- 同君連合
モントリオールオリンピック - エリザベス2世自らがカナダ国王として開会を宣言した。
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