東武日光線
























































































Tōbu Tetsudō Logo.svg 日光線

シンボルマーク

東武日光線を走る特急「日光」
東武日光線を走る特急「日光」

基本情報

日本の旗 日本
所在地
埼玉県、群馬県、栃木県
起点
東武動物公園駅
終点
東武日光駅
駅数
26駅
路線記号
TN
路線色
オレンジ
開業
1929年4月1日
最終延伸
1929年10月1日
所有者
東武鉄道
運営者
東武鉄道
使用車両
使用車両の節を参照
路線諸元
路線距離
94.5 km
軌間
1,067 mm
線路数
複線
電化方式
直流1,500 V 架空電車線方式
閉塞方式
自動閉塞式
保安装置
東武形ATS
最高速度
120 km/h
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日光線(にっこうせん)は、埼玉県南埼玉郡宮代町の東武動物公園駅と栃木県日光市の東武日光駅を結ぶ、東武鉄道の鉄道路線である。ラインカラーはオレンジ色、駅ナンバリングの路線記号はTN




目次






  • 1 概要


    • 1.1 路線データ




  • 2 歴史


    • 2.1 年表




  • 3 運行概況


    • 3.1 運行本数




  • 4 列車種別


    • 4.1 特急


    • 4.2 急行・区間急行(南栗橋駅 - 東武日光駅・新藤原駅間)


    • 4.3 急行・準急(南栗橋駅 - 半蔵門線・田園都市線直通)


    • 4.4 区間急行・区間準急(南栗橋駅 - 東武スカイツリーライン内発着)


    • 4.5 普通


    • 4.6 AIZUマウントエクスプレス


    • 4.7 過去の列車種別


      • 4.7.1 快速・区間快速


        • 4.7.1.1 快速


        • 4.7.1.2 区間快速


        • 4.7.1.3 かつての準快速








  • 5 使用車両


    • 5.1 自社車両


    • 5.2 他社からの乗り入れ車両


    • 5.3 かつて使用されていた車両


      • 5.3.1 自社車両


      • 5.3.2 他社からの乗り入れ車両






  • 6 女性専用車


  • 7 駅一覧


    • 7.1 待避可能な途中駅


    • 7.2 留置線のある駅


    • 7.3 廃駅


    • 7.4 過去の接続路線




  • 8 PASMO導入について


  • 9 脚注


  • 10 関連文献


  • 11 関連項目


  • 12 外部リンク





概要


伊勢崎線(東武スカイツリーライン)の東武動物公園駅から分岐して東武日光駅に至る路線で、ラインカラーはオレンジであるが、駅名標など各駅の標識類ではオレンジと赤紫()を用いている。新栃木駅からは宇都宮線が、下今市駅からは鬼怒川線が分岐し、それぞれの路線に直通する列車も多く設定されている。特に鬼怒川線に直通する特急列車が多数設定されている。新栃木以南では地域内輸送、沿線地域から東京方面への通勤通学路線としての側面が強いが、国際観光都市日光を訪れる観光客の足としての役割も大きい。


このほか栗橋駅で東日本旅客鉄道(JR東日本)の宇都宮線(東北本線)と、栃木駅で両毛線とそれぞれ接続する。また、2006年3月のダイヤ改正までに、栗橋駅構内でJR宇都宮線と東武日光線の間に渡り線が設けられ、同改正よりJR新宿駅方面と東武日光駅・鬼怒川線鬼怒川温泉駅方面とを直通運転する特急列車の運行が開始された。


途中、鹿沼市内から東武日光駅までは当線建設以前に開業していたJR日光線と並行し、東北本線(東京駅・新宿駅 - 宇都宮駅)と合わせて東京方面と日光方面を結ぶ競合路線として、両社とも優等列車を増発してその速度と旅客サービスが競われてきた。現在は特急列車の直通運転によって両社の関係が対立から協調へと変わっている。


新鹿沼駅付近を境とし、その南側は関東平野の中央を縦貫する平坦区間、北側は足尾山地と関東平野の境界部の25‰の勾配が連続する区間で、最北端の終点・東武日光駅の標高は構内で538mに達する。また明神駅 - 下今市駅間には東武の地上線で唯一のトンネルがある(全長40m)。一方の平坦区間では線形は良く、100系「スペーシア」とJR253系による特急列車は一部区間で120km/h運転を行っている。なお、日光線は東武鉄道の路線で唯一、全線が複線である。



路線データ



  • 路線距離:94.5km


  • 軌間:1067mm

  • 複線区間:全線複線

  • 電化区間:全線電化(直流1500V)

  • 駅数:26(起・終点駅含む)


  • 閉塞方式:自動閉塞式

  • 保安装置:東武形ATS

  • 最高速度:120km/h(100系・JR東日本253系使用の特急)

  • 最長編成およびホーム長(いずれも20m車)

    • 東武動物公園駅 - 南栗橋駅間の各駅 : 10両

    • 栗橋駅 - 下今市駅間の各駅、東武日光駅 : 6両

    • 上今市駅 : 4両





歴史


1929年の開業時より電化・複線で開業し、伊勢崎線浅草駅(初代、現在のとうきょうスカイツリー駅)からの直通運転が実施された。大正時代の最初の計画では佐野線葛生駅付近より日光への延伸を意図したが、山越えのルートとなるため、杉戸駅(現在の東武動物公園駅)より分岐し北上するルートとした経緯がある。なお、葛生案を断念した後、一時期は大桑(伊勢崎線花崎駅付近)より分岐して北上し、藤岡駅に至るというルート案も立てられた。しかし、これでは人口の少ない地帯を走る状況となるため、かつて日光街道の宿場町であり、人口の多い幸手・栗橋・古河を通過するルートが選ばれたという説もある[要出典]


電車による100kmを超える長距離運行は、1930年代から1940年代においては大阪電気軌道・参宮急行電鉄上本町 - 宇治山田間(後の近畿日本鉄道大阪線・山田線)と並ぶものだった。


第二次世界大戦中は観光地へ向かう不要不急線とみなされて一部区間を単線化し、小泉線と熊谷線に設備の一部を転用したとされる。


また、開業時から1950年代にかけては、先に開業していた国鉄日光線と東京(上野・浅草・新宿) - 日光間における輸送を競い合い、東武側では特急に5700系や1720系「DRC」を、国鉄側では準急 - 急行にキハ55系や157系など当時の水準では破格とも言えるほどの豪華車両を投入していた。


かつては東武日光駅で路面電車(日光軌道線)に接続しており、いろは坂の下にある日光軌道線の終点馬返駅では坂上の明智平に至るケーブルカー(日光鋼索鉄道線)、さらに明智平ロープウェイへと接続していたが、路面電車は1968年2月25日、ケーブルカーは1970年4月1日に廃止され、明智平ロープウェイのみが営業している。


国鉄側が1982年に日光線の定期優等列車を廃止した後、1991年のバブル崩壊以降の景気低迷や、円高に伴う海外旅行の一般化などによる観光客の減少もあって、日光・鬼怒川方面への輸送が伸び悩みを見せるようになったため、2006年からはJR東日本との直通運転も開始している。これらの競争および直通運転の詳細は、日光 (列車)を参照されたい。


半蔵門線直通運転が開始された後の2006年のダイヤ改正では、伊勢崎線と同様に、日中時間帯に運転されていた浅草発着の準急は半蔵門線に直通する急行に置き換わり、南栗橋駅で系統分割がなされた。また、日中に運転されていた快速は区間快速に格下げされた。朝夕ラッシュ時に運転されていた準急は区間急行に種別変更されて残されたが、2013年のダイヤ改正で早朝と深夜の1便を除いて系統分割された。2017年のダイヤ改正では快速と区間快速が南栗橋駅発着の急行と区間急行への置き換えと先述の1便の分割が行われ、南栗橋駅以北から伊勢崎線に直通する一般列車が廃止された。



年表



  • 1919年(大正8年)12月18日 鉄道敷設免許状下付(栃木県上都賀郡鹿沼町-同県同郡日光町)[1]


  • 1929年(昭和4年)


    • 4月1日 杉戸 - 新鹿沼間開業[2]

    • 7月1日 東武和泉駅を静和駅に改称[3]


    • 7月7日 新鹿沼 - 下今市間開業[4]


    • 10月1日 下今市 - 東武日光間開業[5]


    • 11月1日 柳生駅、明神駅開業。




  • 1931年(昭和6年)

    • 11月1日 新大平下駅開業。

    • 12月10日 北鹿沼駅開業。



  • 1935年(昭和10年)7月21日 新古河駅開業。これまでの新古河駅を新古河荷扱所に改称。


  • 1943年(昭和18年)1月19日 - 1945年(昭和20年)6月21日 不要不急線扱いを受け、合戦場駅以北を単線化[6]

  • 1945年(昭和20年)8月8日 上今市 - 東武日光間に東武野口駅が開業。同月中に廃止。


  • 1955年(昭和30年)9月15日 下今市 - 東武日光間が複線に復旧。


  • 1956年(昭和31年)3月24日 明神 - 下今市間が複線に復旧。


  • 1958年(昭和33年) モハ5310形とモハ3210形を用い、観光用「準快速」列車として使用を開始する。なお「準快速」列車の名称は後に6000系の運用開始による「快速」統一まで運行される。


  • 1963年(昭和38年)


    • 6月22日 下小代 - 明神間が複線に復旧。


    • 9月21日 板荷 - 下小代間が複線に復旧。




  • 1964年(昭和39年)


    • 3月1日 従来車の置き換え用の快速専用車両として6000系の運用を開始。


    • 5月1日 北鹿沼 - 板荷間が複線に復旧。


    • 5月31日 座席指定席を快速列車の一部車両に導入。




  • 1965年(昭和40年)9月18日 新鹿沼 - 北鹿沼間が複線に復旧。


  • 1969年(昭和44年)5月1日 栗橋 - 新古河間の新古河荷扱所を廃止し新古河信号所とする。


  • 1973年(昭和48年)7月20日 合戦場 - 新鹿沼間が複線に復旧。これにより全線複線に復旧。


  • 1976年(昭和51年) 快速列車の座席指定席を廃止。


  • 1981年(昭和56年)


    • 3月16日 杉戸駅を東武動物公園駅に改称。

    • 9月15日 栗橋駅 - 新古河駅間の新古河信号所廃止。




  • 1983年(昭和58年)7月21日 ダイヤ改正を実施。一部の特急が新栃木・新鹿沼に停車。


  • 1985年(昭和60年)11月15日 快速列車に6000系の車体更新車両である6050系の運用を開始。


  • 1986年(昭和61年)


    • 8月26日 杉戸高野台駅、南栗橋駅開業。南栗橋 - 曳舟間で上り準急列車の10両編成運転開始。1990年に業平橋駅(現・とうきょうスカイツリー駅)まで延長する。


    • 10月9日 野岩鉄道会津鬼怒川線開業に伴い、快速列車の運転区間を同線会津高原駅(現・会津高原尾瀬口駅)まで延長。




  • 1987年(昭和62年)7月21日 通勤快速を廃止。


  • 1990年(平成2年)10月12日 会津鉄道会津線会津高原 - 会津田島間電化に伴い、快速列車の運転区間を会津田島駅まで延長。


  • 1997年(平成9年)3月25日 板倉東洋大前駅が開業。群馬県に初めて当路線の駅が設置された。あわせてダイヤ改正を以下の内容で実施。

    • 業平橋 - 南栗橋間で下り準急列車と新設された区間準急列車の10両編成運転開始。

    • 東武動物公園 - 新大平下間はノンストップで運行していた快速列車が、開業した板倉東洋大前駅に停車。




  • 2000年(平成12年)5月11日 栃木駅高架化。


  • 2003年(平成15年)3月19日 営団地下鉄(現・東京メトロ)半蔵門線経由で東急田園都市線中央林間 - 南栗橋間直通通勤準急・区間準急(現:急行・準急)運行開始。


  • 2006年(平成18年)


    • 3月18日 ダイヤ改正を以下の内容で実施。


      • 栗橋駅構内にJR宇都宮線(東北本線)との連絡線を設置し、JR新宿 - 東武日光・鬼怒川温泉間で特急列車の直通運転を開始。

      • 有料列車の種別を特急に統一。準急を区間急行に、半蔵門線直通の通勤準急を急行に、区間準急を準急にそれぞれ種別変更。区間快速を新設。

      • 昼間時における南栗橋駅での分断ダイヤを開始。快速・区間快速をのぞき、一般列車で南栗橋駅を跨ぐ際は同駅で対面乗り換えとなる。

      • 東武動物公園 - 新栃木間の下り終電を約10分繰り下げて、新栃木行きは北千住駅22:49発、南栗橋行きは北千住駅0:02発とする。




    • 12月16日 5050系のさよなら運転を新栃木 - 東武日光間で実施。




  • 2007年(平成19年)11月1日 栃木 - 新栃木間で栃木駅発着の宇都宮線直通普通列車のワンマン運転を実施。


  • 2009年(平成21年)6月6日 ダイヤ改正により、区間急行の運転区間を浅草 - 新栃木間に短縮。


  • 2011年(平成23年)


    • 3月11日 東北地方太平洋沖地震が発生したため、東京メトロ日比谷線・東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線・野岩鉄道会津鬼怒川線・会津鉄道会津線との相互直通運転および特急の運転が休止。


    • 3月14日 東北地方太平洋沖地震による発電所の停止に伴う電力供給逼迫のため、東京電力が輪番停電(計画停電)を実施。これに伴い、この日から東京メトロ日比谷線・東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線・野岩鉄道会津鬼怒川線・会津鉄道会津線との相互直通運転および特急の運転が休止。


    • 3月20日 野岩鉄道会津鬼怒川線・会津鉄道会津線との相互直通運転が再開。


    • 3月22日 特急スペーシア「きぬ」の運転が再開。


    • 3月28日 東京メトロ日比谷線との相互直通運転が再開。


    • 4月2日 東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線との相互直通運転が再開。


    • 4月11日 東北地方太平洋沖地震の余震とみられる巨大地震が発生したため、東京メトロ日比谷線・東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線・野岩鉄道会津鬼怒川線・会津鉄道会津線との相互直通運転および特急の運転が休止。


    • 4月29日 JR線直通特急「日光」「きぬがわ」「スペーシアきぬがわ」の運転が再開される。


    • 6月4日 JR線直通特急のうち、JR車で運転されている「日光」「きぬがわ」の使用車両を485系から253系に置き換えの上、2編成に増強。これに伴い、189系での代走が終了した。


    • 6月27日 経済産業省による電力使用制限令により、平日の日中時間帯の南栗橋 - 新栃木間で毎時1本の普通列車を運休。




  • 2012年(平成24年)


    • 3月17日 駅ナンバリング導入。AIZUマウントエクスプレスのうち、1往復が東武日光駅まで乗り入れ開始。


    • 5月22日 東京スカイツリータウン開業に伴い、平日における日中時間帯の一部列車運休を解除。




  • 2013年(平成25年)3月16日 ダイヤ改正を以下の内容で実施。

    • 東京メトロ日比谷線との相互直通運転区間を南栗橋駅まで延長。

    • 区間快速が東武動物公園 - 新大平下間で快速運転となる。

    • 日中の区間快速を2時間間隔に半減。

    • 南栗橋 - 新栃木間の普通列車がすべて4両編成に短縮。

    • 朝ラッシュ時の区間急行がすべて南栗橋発着になり8両編成に短縮。これに伴い同駅での増解結作業を廃止。

    • 夕ラッシュ時の区間急行を廃止。

    • 新栃木発着の区間急行が初電・終電の1往復のみになる。




  • 2015年(平成27年)


    • 9月10日 関東・東北豪雨による下小代駅構内の土砂流入および新鹿沼 - 北鹿沼間の土砂流出に伴い[7]、南栗橋 - 東武日光間が不通となる[8]


    • 9月11日 南栗橋 - 新鹿沼間、下今市 - 東武日光間で運転再開[8]


    • 9月18日 全線で運転再開[9][10]




  • 2017年(平成29年)

    • 4月1日 幸手桜まつりの開催に合わせて、幸手駅に一部の特急けごん・きりふり、快速・区間快速が臨時停車(同月2・8・9日にも臨時停車)[11]


    • 4月21日 ダイヤ改正を以下の内容で実施[12][13]

      • 特急列車「リバティけごん」「リバティきぬ」「リバティ会津」運転開始。

      • 全線で快速・区間快速を廃止、南栗橋駅以北に急行・区間急行を新設。

      • 南栗橋駅で特別料金不要の一般列車を全列車系統分離。

      • 東武日光駅 - 鬼怒川温泉駅間直通列車を増発。

      • 南栗橋 - 新栃木間の下り終電を約8分繰り下げて、南栗橋駅23:45発とする。







運行概況


埼玉県北部・栃木県南部と東京都心を結ぶ通勤路線という一面と、日光・鬼怒川温泉・南会津方面への観光路線という一面を持ち、有料の特急列車と特別料金不要の速達列車である急行・区間急行列車が運行されている。特急列車は伊勢崎線浅草駅から東武日光駅・鬼怒川線方面に直通する。


南栗橋始発・終着で東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線(渋谷・中央林間方面)直通の急行・準急列車が、東京メトロ日比谷線(中目黒方面)直通の普通列車が多数運転されている。


特別料金不要の一般列車は、全列車が南栗橋駅で系統分離されているため、全線を直通運転する列車は存在しない。



運行本数


日中1時間あたりの運行本数は以下のようになっている(2017年4月21日現在)。






























































日中の運行パターン
種別\駅名
伊勢崎線内

東武動物公園

南栗橋

栃木
新栃木

下今市

東武日光
運行範囲
特急
浅草←
0-2本
浅草←
0-2本
→鬼怒川温泉・会津田島
急行
中央林間←
2本

普通
中目黒←
2本


1本


2本
→東武宇都宮

1本

1-2本


列車種別



特急




東武100系 特急「スペーシア」


以下の列車が運行されている。詳細は各列車記事をそれぞれ参照のこと。下今市駅 - 東武日光駅間には鬼怒川線へ直通する特急との「連絡列車」も設定されている。



  • 東武線内発着

    • 「けごん」・「リバティけごん」

    • 「きぬ」・「リバティきぬ」

    • 「しもつけ」

    • 「きりふり」


    • 「ゆのさと」(臨時列車)



  • 野岩鉄道・会津鉄道直通列車
    • 「リバティ会津」


  • 野岩鉄道直通列車

    • 「尾瀬夜行」(臨時、夏期運行)

    • 「スノーパル」(臨時、冬期運行)



  • JR東日本線直通列車

    • 「日光」(・「スペーシア日光」)

    • 「きぬがわ」・「スペーシアきぬがわ」




1973年以前は伊勢崎線・日光線内の途中停車駅が下今市駅だけであり、1957 - 1986年には浅草駅 - 東武日光駅間をノンストップで走る「けごん」も設定されていたが、1973年のダイヤ改正から上り全列車が北千住駅に停車[14]するようになったのち1986年からは上下全列車が下今市駅に停車するようになり、その後も新栃木駅[15]、新鹿沼駅、春日部駅と停車駅が増え、現在は日光・鬼怒川方面に直通する全列車が栃木駅以北の各主要駅(新栃木駅は除く)に停車している。


2006年から2017年にかけて平日夜間に1本運行されていた浅草駅発南栗橋駅行き「きりふり」は、東武動物公園駅 - 南栗橋駅間で各駅に停車していたため、乗車時の特例(特別料金が不要となる)が設けられていた。



急行・区間急行(南栗橋駅 - 東武日光駅・新藤原駅間)


2017年4月21日ダイヤ改正において新設。南栗橋駅 - 東武日光駅・新藤原駅間で運行され、南栗橋駅で浅草方面の急行・区間急行・準急・区間準急・普通と接続する。車両は快速・区間快速から引き続き6050系で運用されるが、有効長と運用の関係から4両での運転となっている。


急行は下りのみ朝時間帯に4本、区間急行は上りのみ朝と夕方に各3本の6本が運行されている。停車駅は2017年4月20日までの快速・区間快速の停車駅に南栗橋駅・栗橋駅を追加したものとなる[12]








































































南栗橋 - 東武日光間急行・区間急行停車駅(2017年4月21日改正)
種別 
南栗橋
栗橋
板倉東洋大前
新大平下
栃木
新栃木
合戦場
家中
東武金崎
楡木
樅山
新鹿沼
北鹿沼
板荷
下小代
明神
下今市
上今市
東武日光
急行

区間急行



急行・準急(南栗橋駅 - 半蔵門線・田園都市線直通)


南栗橋駅から東京メトロ半蔵門線経由で東急田園都市線中央林間駅まで運行される。急行・準急は伊勢崎線(東武スカイツリーライン)内の停車駅に違いがあるが、日光線内は各駅に停車する。急行は東武動物公園駅基準で9 - 22時台、準急は急行が運転されない時間帯に運転される。多くの列車が南栗橋駅で新栃木駅発着の普通列車に接続する。


なお、東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線乗り入れの関係で10両編成で運行される。そのため、10両編成に対応していない新栃木方面へは乗り入れられない(ただし、一部の駅をのぞいて将来10両編成に対応できるようになっている[要出典])。


2003年3月19日の半蔵門線直通列車の運行開始時から2006年3月17日までは、急行は通勤準急としてラッシュ時のみ、準急が区間準急としてラッシュ以外の時間帯に設定されていた。






区間急行・区間準急(南栗橋駅 - 東武スカイツリーライン内発着)


いずれも浅草駅・北千住駅 - 南栗橋駅間で運転される。区間急行・区間準急は伊勢崎線(東武スカイツリーライン)内の停車駅に違いがあるが、日光線内は各駅に停車する。区間急行については下りは東武動物公園駅基準で6 - 10・23 - 24時台に運転される。6両編成が基本だが朝ラッシュ時などは8両編成で運転される場合もある。かつては10両編成でも運転されており、新栃木方面から来る区間急行の連結・切り離し作業が南栗橋駅で行われていた。


区間急行はかつて準急を称して終日運行されており、東武日光駅や東武宇都宮駅を発着する直通列車も設定されていた。しかし、1990年頃より系統分離が進み、準急が区間急行に改称された2006年3月18日からは昼間時の設定ならびに東武宇都宮線への直通が廃止、2009年6月6日からは新栃木駅より先、東武日光方面との直通も廃止された。


さらに、2013年3月16日からは特急・快速・区間快速をのぞく列車が原則として南栗橋駅で系統分離され、南栗橋駅を直通して運行される列車は6050系による新栃木駅発着の1往復のみとなり、10000系列・30000系による運用は事実上廃止された。また、早朝下りと夜間上り各1本のみ東武日光駅発着で運転されていた区間急行は快速列車用の6050系限定運用であったことや、下りは快速運行前に、上り列車は区間快速運行終了後に運行されていたことから、快速列車の一部として扱われる場合もあった。また、上り列車は下今市駅で会津鉄道会津線会津田島駅発の列車と併結していた。また新栃木駅で連結・切り離し作業を行う列車(東武日光駅・東武宇都宮駅発着;当時は準急として運転)も存在していた。


そして、2017年4月21日からは「リバティ」運行開始に伴い快速・区間快速が廃止され6050系の浅草駅への乗り入れ運用が終了となったため、新栃木駅発着の区間急行も、浅草駅 - 南栗橋駅間の区間急行と南栗橋駅 - 新栃木駅間の普通に分割された。


区間準急は1997年3月25日に運転を開始。新栃木方面直通で設定されたことはない。主に、北千住駅 - 南栗橋駅間で30分おきに運転されていた。2003年3月19日から運行開始した半蔵門線直通列車のうち、現在の準急に相当する列車に区間準急の種別名が振られ、1時間に1本のみが南栗橋駅 - 中央林間駅間の直通運転を行っていた(このほか、1時間に2本は東武動物公園駅発着があり)。2006年3月18日からは浅草駅・北千住駅発着系統の種別となったが日光線の設定が大幅に減少した。また、北千住行きも2009年6月6日に廃止されたが2013年3月16日より平日朝に南栗橋発が1本再設定され、2017年4月21日より土休日朝に変更された。


平日朝の上り区間急行と下り区間準急に地下鉄半蔵門線直通車両(30000系の直通対応車または50050系)が間合い運用される列車が1本存在したが、2013年3月16日より当該列車が急行となったことでこの運用は廃止された。



普通


以下の系統が運行されている。



(北千住駅方面 - )東武動物公園駅 - 南栗橋駅間(主に日比谷線直通)

東京メトロ日比谷線直通列車が1時間に2本ほど運行されている。昼間時には伊勢崎線(東武スカイツリーライン)直通の急行とあわせ、この区間を各駅に停車して運行する列車は1時間に4本設定されている。日比谷線直通列車は2003年3月19日から南栗橋発の上り1本のみ設定されていたが、2013年3月16日より南栗橋行きの下りも開始され、運行本数も増えた。日比谷線直通運転開始前の2003年3月18日までは普通列車の設定自体が1日数本のみであり、準急などの種別がこの区間の普通列車の役割を担っていた。

日比谷線直通列車以外の普通列車は非常に少ない。南栗橋発の上り最終は浅草行きで設定されている(土休日は22時台にも1本ある)。

2017年4月20日までは、毎日早朝の下り1本(東武動物公園発新栃木行き203列車)が南栗橋駅を越えて直通する唯一の普通列車として設定されていたが、翌21日のダイヤ改正により、浅草発東武動物公園行き区間急行2701列車が南栗橋行きに延長されるのに合わせて南栗橋発に短縮された。

南栗橋駅 - 東武日光駅間

4両編成または2両編成で運行される。大部分の列車が南栗橋駅で東京メトロ半蔵門線直通急行に接続をとっている(一部、接続列車が東京メトロ半蔵門線直通準急や浅草駅発着の区間急行となる列車あり)。昼間時は1時間に南栗橋駅 - 新栃木駅間で2本(30分間隔)、新栃木駅 - 東武日光駅間で1本(60分間隔)での運行となる。また、下今市駅から鬼怒川線方面に直通する列車もある。

宇都宮線のワンマン列車との接続が考慮されている。

2013年3月15日までは6両編成での運行であり区間急行が運行される時間帯の設定はなかった。2011年夏には東日本大震災の影響による電力需要抑制への対応として、昼間時間帯の一部普通列車を運休しており、2012年3月時点でも「節電の影響により」一部列車の運休は継続中であったが、この措置は同年5月22日の東京スカイツリーグランドオープンに合わせて解消された。また、2006年3月17日までは早朝・夜間の一部列車をのぞき普通列車の設定はされておらず、終日運行されていた新栃木駅発着の(旧)準急が南栗橋駅 - 新栃木駅間の各駅停車の役割を担っていた。

2017年4月21日からは、一部の新栃木駅発着の列車が南栗橋駅まで延長され、また2013年3月15日以来となる鬼怒川線 - 下今市駅 - 東武日光駅間の列車が再設定され増発される。

栃木駅 - 新栃木駅( - 東武宇都宮駅)間

東武宇都宮線へ直通するワンマン列車。4両編成で、昼間時には1時間に2 - 3本程度運行される。栃木駅での特急列車との接続を考慮し、栃木駅 - 新栃木駅間の1駅間のみ日光線に乗り入れている。なお、東武宇都宮駅行きの下り1本のみ南栗橋駅発で設定されている。

下今市駅 - 東武日光駅間

鬼怒川線方面発着の特急列車に接続する「特急連絡列車」が運行されている。「下今市駅接続の連絡列車」を参照。




AIZUマウントエクスプレス



2012年3月17日より会津鉄道から「AIZUマウントエクスプレス」が鬼怒川線経由で下今市駅 - 東武日光駅間に1日2往復乗り入れている。種別は『快速』であるが、後記の快速と異なり、日光線内は各駅に停車する。



過去の列車種別



快速・区間快速




快速・区間快速で運用されていた東武6050系




浅草駅5番線に掲示されていた快速・区間快速発車案内板(2009年6月6日改正時点)
2009年7月撮影


快速・区間快速は特急を補完する列車と位置付けられ、浅草駅 - 東武日光駅間と鬼怒川線・野岩鉄道線経由で会津鉄道線の会津田島駅間で運行され、定期列車の全便で6050系が使用された。


快速は1965年、専用車両となる6000系の登場により、従来の準快速と従前の(観光)快速を統合する形で運行を開始した。当初は一部有料の座席指定席が設けられていたが廃止された。


1997年3月25日に板倉東洋大前駅が開業するまでは、東武動物公園 - 新大平下間の40.1kmをノンストップで運転していた。これは一般列車がノンストップで運転される距離としては、関東私鉄では最長のものであった[16]


2006年3月18日からは昼間時以降の快速が廃止され、新設の区間快速(日光線内各駅停車)がこの時間帯に運行されるようになった。2013年3月16日からは区間快速の快速運転区間が新大平下駅以南までに拡大したが、2時間間隔の運行へと減便された。


運用上、始発駅基準で下りは17時以降、上りは19時以降に出発する列車はなかった。


下今市駅・鬼怒川公園駅・新藤原駅で編成の増解結が行われていた。時間帯によって多少異なるが、主な編成パターンは下記の通りになっていた。





























快速・区間快速の編成パターン
 


← 浅草


東武日光・会津田島 →

号車
6
5
4
3
2
1
行先
東武日光
鬼怒川公園
新藤原
会津田島
会津高原尾瀬口
東武日光
新藤原

2009年6月5日までは下り列車の進行方向前寄りが東武日光行、後寄りが鬼怒川温泉方面行だった。


かつては下今市駅での分割・併合が行われず、鬼怒川線内も6両編成で運行する快速があった。当該列車は下今市駅で東武日光方面への快速連絡列車と接続したほか、大谷向駅・大桑駅・小佐越駅はホーム長が4両分のみであったため、当該駅では後ろ2両のドアを開けないようにする必要が生じた。このため、前から4両目にも車掌が乗務し、当該駅では前4両のみドア開閉を行っていた。










































































































































































































































浅草 - 下今市間の停車駅の変遷
停車駅
浅草





スカイツリ丨
北千住
春日部
東武動物公園

南栗橋
栗橋

板倉東洋大前

新大平下
栃木
新栃木

新鹿沼

下今市
備考
快速
1965年
× ×

1997年

板倉東洋大前駅開業
2006年

日中は全列車区間快速に格下げ
2013年

とうきょうスカイツリー駅停車、上り定期列車廃止
急行
2017年

南栗橋以南の直通運行を廃止し、種別名を変更
区間快速
2006年

新設
2013年

とうきょうスカイツリー駅停車、新大平下まで快速運転化
区間急行
2017年

南栗橋以南の直通運行を廃止し、種別名を変更
臨時
2017年

多客時のみ運行


  • 凡例 ●:停車 ▼:下り列車のみ停車 ▲:上り列車のみ停車 〇:臨時列車のみ停車 ×:未開業 ―:通過 =:運行しない

  • 東武動物公園駅は1981年3月15日まで杉戸駅と称した。

  • とうきょうスカイツリー駅は2012年3月16日まで業平橋駅と称した。



快速

無料列車では最速達であり、廃止直前時点で定期列車としては下り4本のみ運行されていた。所要時間は浅草駅 - 東武日光駅間で2時間程度(表定速度は約70km/h)、浅草駅 - 会津田島駅間で約3時間半である。


観光シーズンの休日には浅草駅・北千住駅・東武動物公園駅・南栗橋駅 - 東武日光・鬼怒川温泉方面の臨時列車も運転されている(南栗橋駅発着は急行に接続する)。臨時列車では8000系・10000系・30000系などの通勤形車両(ロングシート車両)が使用されることがある。


また、2007年のゴールデンウィークからは、かつての急行りょうもう専用車両である1800系が使用されることもあった。


過去には臨時列車や団体専用列車・修学旅行専用列車格のものとして「たびじ」や「林間学校」の愛称を与えられるものもあった。


区間快速運行開始以前は上下列車ともに設定があり、朝の浅草駅行きの上り2本のみが新大平下駅までの区間を各駅停車で運行していた。2006年3月18日からは浅草駅行き上り定期列車は新大平下駅までの区間を各駅停車で運行するもののみが残存した。2013年3月16日より区間快速の停車駅が見直され、この2本が新ダイヤにおける区間快速の停車駅と同じとなったことから、列車種別が区間快速に変更され、浅草駅行きの上り定期列車が廃止された。


2017年4月21日ダイヤ改正で臨時列車のみの設定となり、南栗橋駅発東武日光駅行きの急行に置き換えられた。ゴールデンウィークに運転する臨時列車はかつての快速停車駅に加え南栗橋駅と栗橋駅にも停車する[17]。そのため、駅のポスターや発車標および駅員による放送、6050系の種別では「快速」と案内されずに「臨時」と案内されている(1800系は当初から「臨時」)。



区間快速

浅草駅 - 新大平下駅間を快速と同じ停車駅で運行し、新大平下駅 - 東武日光駅・会津田島駅間では各駅に停車する。所要時間は浅草駅 - 東武日光駅間で約2時間30分程度、浅草駅 - 会津田島駅間で4時間台である。快速同様に、下り列車は下今市駅で東武日光駅行き編成と会津田島駅(新藤原駅)行き編成を切り離し、上り列車では東武日光駅発編成と会津田島駅(新藤原駅)発編成を連結する。


区間快速は2006年3月18日から設定され、浅草駅 - 東武動物公園駅間を快速運転し日光線内を各駅に停車する種別として設定された。東武動物公園駅 - 新栃木駅間における快速通過駅での停車本数増加と、新栃木駅 - 東武日光駅間の普通列車の取り込みを目的としていたため、2013年3月15日までは、昼間時の栗橋駅 - 静和駅間の快速通過駅の停車本数が前後のダイヤと比べて1時間あたり1本分多かった。また、新栃木駅 - 東武日光駅間では特急以外の昼間時の運行列車が1時間あたり1本の区間快速のみとなっていた。


こちらも2017年4月21日ダイヤ改正で廃止となり、東武日光駅(朝1本のみ新藤原駅)発南栗橋駅行きの区間急行に置き換えられた。



かつての準快速

この列車の前身としては、1958年 - 1965年に運行された準快速・快速が挙げられる。


前者は、当初準急Aと称されたが、これには長距離運行を前提としたセミクロスシート改造車であるモハ3210形・クハ250形が使用され、後者には急行用とされたモハ5310形・モハ5320形・5800形が使用されたとされる。そのため、停車駅・運用法などで変化させていたが、ともに車両の陳腐化などにより、6000系の快速列車へ移行した。


ただし、夏期など繁忙期には前述の専用車両では所定の運用ができず、戦前製造のデッカー車のうち、長距離運用に整備がされていないロングシート車両が使用されたとされる。このあたりは、後年前記の快速に8000系を使用するものに通ずるが、8000系の場合列車便所こそないものの座席としてはそれなりに座り心地がよく使用することができたとされる。また、中には荷物室合造車が連結されることがあったといわれる。


準快速列車の停車駅は浅草駅・北千住駅・春日部駅・杉戸駅(現・東武動物公園駅)・新大平下駅(一部列車のみ停車)・栃木駅からは各駅停車であった。2013年3月16日改正ダイヤでの区間快速停車駅とほぼ同じである。


「準快速」の名称は廃止後、九州旅客鉄道(JR九州)が2004年に採用するまで、日本では使用されなかった。



使用車両


下記に記載されていない車両についても、回送や試運転などで当線内を走行する場合があるが、本節では省略する。


当路線では新鹿沼以北で連続勾配区間が存在するが、当路線より条件の厳しい区間の存在する近鉄大阪線、南海高野線、神戸電鉄などと異なり、抑速ブレーキ付きでなければ入線できないといった確たる制約は、開通時(旧性能車の時代)より存在しない。この点は西武秩父線と共通する。ただし、抑速ブレーキ付き新性能車の登場以降は、抑速ブレーキのない車両(2010年現在は8000系と1800系のみ)は専ら普通列車や臨時列車としての入線が主となっている。



自社車両




  • 100系(特急「けごん」、「きぬ」、「スペーシア日光」「スペーシアきぬがわ」用)


  • 350系(特急「きりふり」、「ゆのさと」、「しもつけ」、「スノーパル」用)


  • 500系(特急「リバティけごん」、「リバティきぬ」、「リバティ会津」、「尾瀬夜行」用)


  • 634系(臨時特急「スカイツリートレイン」用)

  • 6050系


  • 8000系(東武宇都宮線直通ワンマン対応車)

  • 10000系・10030系・10080系


  • 20000系・20050系・20070系(日比谷線直通専用)


  • 20400系(東武宇都宮線直通ワンマン対応車)


  • 30000系(半蔵門線・田園都市線直通対応)


  • 50050系(半蔵門線・田園都市線直通対応)


  • 70000系(日比谷線直通専用)



他社からの乗り入れ車両




  • 野岩鉄道
    • 6050系100番台(東武鉄道6050系と同型、共通運用)



  • 会津鉄道

    • 6050系200番台(東武鉄道6050系と同型、共通運用)


    • AT-700形・AT-750形(AIZUマウントエクスプレス、下今市 - 東武日光間1日2往復)




  • 東京地下鉄


    • 08系(急行・準急、東武動物公園 - 南栗橋間)


    • 8000系(同上)


    • 13000系(普通、東武動物公園 - 南栗橋間)


    • 03系(同上)




  • 東京急行電鉄


    • 5000系(2代)(急行・準急、東武動物公園 - 南栗橋間)


    • 8500系(同上)


    • 2020系(同上)




  • 東日本旅客鉄道(JR東日本)

    • 253系(「日光」・「きぬがわ」、栗橋 - 東武日光・鬼怒川温泉間)




かつて使用されていた車両


当線の開業時から昭和20年頃まで使用されていた機関車、電車ならびに貨車は省略している。



自社車両



  • 1700系・1720系


  • 1800系(日光線内では臨時列車のみの運用)

  • 300系

  • 3000系・3070系

  • 5050系

  • 5700系

  • 6000系

  • 7300系

  • 7800系



他社からの乗り入れ車両


  • JR東日本


    • 189系(「彩野」)

    • 485系




女性専用車



  • 平日初列車から押上駅に9:20までに到着する上り東京メトロ半蔵門線直通急行・準急の進行方向最後尾車両(実施区間は始発駅 - 東京メトロ半蔵門線渋谷駅間)(東京メトロ半蔵門線内は9:30を過ぎた時点で女性専用車両の扱いは取りやめとなる)

  • 平日朝7:30 - 9:00に北千住駅に到着する上り区間急行の進行方向最後尾車両(実施区間は南栗橋 - 北千住間)

  • 尾瀬夜行・スノーパルなどの下り夜行列車の最後尾車両(実施区間は野岩鉄道・会津鉄道も含め全区間)



駅一覧



  • 東武動物公園 - 南栗橋間の準急・区間準急は全駅に停車する(表中では省略)。特急列車については、「けごん」・「リバティけごん」・「きぬ」・「リバティきぬ」、「きりふり」、「しもつけ」を、快速「AIZUマウントエクスプレス」は列車記事を参照。半蔵門線直通の急行・準急と浅草方面からの区間急行・区間準急は東武動物公園 - 南栗橋間のみ、東武日光方面の急行・区間急行は南栗橋 - 東武日光間のみ運転。

  • ●:停車、|:通過

  • 線路 … 全線複線










































































































































































































































































































駅番号
駅名
駅間キロ
累計キロ

区間急行

急行
接続路線
所在地
東武動物公園から
浅草
から
 
直通運転区間

TS 伊勢崎線(東武スカイツリーライン)浅草駅まで
○急行・準急… Z 東京メトロ半蔵門線経由 DT 東急田園都市線中央林間駅まで
○普通(一部電車を除く)… H 東京メトロ日比谷線中目黒駅まで
TS-30

東武動物公園駅
-
0.0
41.0



東武鉄道:TSTI 伊勢崎線(東武スカイツリーライン)(直通運転:上記参照)

埼玉県

南埼玉郡宮代町
TN-01

杉戸高野台駅
3.2
3.2
44.2




北葛飾郡杉戸町
TN-02

幸手駅
2.6
5.8
46.8




幸手市
TN-03

南栗橋駅
4.6
10.4
51.4




久喜市
TN-04

栗橋駅
3.5
13.9
54.9



東日本旅客鉄道:東北本線(宇都宮線)・湘南新宿ライン(栃木方面から一部の特急のみ新宿駅まで直通運転)・上野東京ライン
TN-05

新古河駅
6.7
20.6
61.6




加須市
TN-06

柳生駅
3.0
23.6
64.6



TN-07

板倉東洋大前駅
2.0
25.6
66.6




群馬県
邑楽郡板倉町
TN-08

藤岡駅
3.9
29.5
70.5




栃木県

栃木市
TN-09

静和駅
7.8
37.3
78.3



TN-10

新大平下駅
2.8
40.1
81.1



TN-11

栃木駅
4.8
44.9
85.9


東日本旅客鉄道:両毛線
TN-12

新栃木駅
3.0
47.9
88.9


東武鉄道:TN 宇都宮線
TN-13

合戦場駅
2.1
50.0
91.0



TN-14

家中駅
2.4
52.4
93.4



TN-15

東武金崎駅
4.2
56.6
97.6



TN-16

楡木駅
4.6
61.2
102.2




鹿沼市
TN-17

樅山駅
3.0
64.2
105.2



TN-18

新鹿沼駅
2.6
66.8
107.8



TN-19

北鹿沼駅
3.0
69.8
110.8



TN-20

板荷駅
5.1
74.9
115.9



TN-21

下小代駅
3.6
78.5
119.5




日光市
TN-22

明神駅
2.8
81.3
122.3



TN-23

下今市駅
6.1
87.4
128.4


東武鉄道:TN鬼怒川線(南栗橋駅・新栃木駅方面、東武日光駅方面の双方向から直通あり)
鬼怒川線方面直通運転区間
○新藤原駅・野岩鉄道会津鬼怒川線経由会津鉄道会津線会津田島駅まで
TN-24

上今市駅
1.0
88.4
129.4



栃木県日光市
TN-25

東武日光駅
6.1
94.5
135.5


東日本旅客鉄道:日光線(日光駅)


待避可能な途中駅


特に記載の無い駅は両方向の列車の待避が可能である。




  • 東武動物公園駅(下りのみ)

  • 杉戸高野台駅

  • 南栗橋駅

  • 板倉東洋大前駅

  • 新大平下駅


  • 新栃木駅(上下共用)


  • 東武金崎駅(通過線)


  • 新鹿沼駅(上下共用)


  • 下今市駅(日光線のみ)


かつては、幸手駅(上下共用)、藤岡駅、板荷駅(通過線のみ)、下小代駅(上下共用)に待避線が設けられていたが、幸手駅は南栗橋駅へ、藤岡駅は板倉東洋大前駅へ待避機能が集約され、板荷駅はホーム延長、下小代駅は使用頻度の減少により撤去された。



留置線のある駅




  • 東武動物公園駅(伊勢崎線用)


  • 南栗橋駅(南栗橋車両管区を併設。半蔵門線直通列車、および、日比谷線直通列車は当駅が終着である)


  • 栃木駅(春日部方に留置線がある。日光線・宇都宮線列車の新栃木方面への折り返しに使われる)


  • 新栃木駅(南栗橋車両管区新栃木出張所を併設。南栗橋工場出場車の試運転の折り返しにも使われる)

  • 下今市駅



廃駅



  • 新古河荷扱所((旧)新古河駅)
    • 栗橋 - 新古河間 1929年4月1日、旅客駅「新古河駅」として開業。1935年7月21日、新「新古河」駅開業により荷扱所化、1969年5月1日信号所化、1981年9月15日廃止。


  • 東武野口駅
    • 上今市 - 東武日光間 1945年8月8日開業、同月廃止。




過去の接続路線


  • 東武日光駅:東武日光軌道線


PASMO導入について


日光線では、2007年3月18日からSuicaとの相互利用が可能なICカード「PASMO」を導入しているが、自動改札機を導入していない駅については簡易ICカード改札機を設置して対応している。



脚注


[ヘルプ]




  1. ^ 「鉄道敷設免許状下付」『官報』1919年12月19日 (国立国会図書館デジタルコレクション)


  2. ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1929年4月6日(国立国会図書館デジタルコレクション)


  3. ^ のちに、旧駅名と同じ名称の東武和泉駅が、1935年9月20日に伊勢崎線の駅として開業した。


  4. ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1929年7月12日(国立国会図書館デジタルコレクション)


  5. ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1929年10月11日(国立国会図書館デジタルコレクション)


  6. ^ 合戦場駅以北の単線化で回収されたレールの一部は、熊谷線に利用されていた。


  7. ^ 大雨の影響による復旧作業の進捗状況について (PDF)”. 東武鉄道 (2015年9月11日). 2015年9月13日閲覧。

  8. ^ ab台風第18号及び第17号による大雨等に係る被害状況等について(第8報) (2015/09/11 12:00現在) (PDF)”. 国土交通省 (2015年9月11日). 2015年9月13日閲覧。


  9. ^ 東武鬼怒川線・日光線が再開 水害で運休、連休に間に合う - 日本経済新聞、2015年9月19日


  10. ^ 東武線 9月18日(金)以降の運転計画について (PDF)”. 東武鉄道 (2015年9月18日). 2015年9月18日閲覧。


  11. ^ 幸手市 権現堂桜堤「幸手桜まつり」の開催に合わせて、東武日光線 幸手駅に特急列車が臨時停車します! (PDF)”. 東武鉄道 (2017年3月16日). 2017年3月29日閲覧。

  12. ^ ab4月21日(金) ダイヤ改正を実施!東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線・鬼怒川線など【特急列車以外の一般列車】 (PDF) - 東武鉄道、2017年2月28日


  13. ^ 2017年4月21日(金)ダイヤ改正を実施! 東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線・東武アーバンパークライン 【特急列車概要】 (PDF) - 東武鉄道、2017年1月18日


  14. ^ 1997年から下りも全列車停車。


  15. ^ 2001年以降は原則として栃木駅停車に移行し、現在は通勤時間帯の始発・終着列車および臨時列車のみ停車。


  16. ^ 全大手私鉄でも京阪特急の京橋 - 七条間44.0kmに次ぐものであった。


  17. ^ GWに臨時列車を運転します。 東武鉄道 2017年4月25日




関連文献


  • 益子輝男、為国孝敏、中川三朗「戦後における東武鉄道と日光, 鬼怒川地域の観光との関連についての史的考察」、『土木史研究』第17巻、土木学会、1997年、 495-500頁、 doi:10.2208/journalhs1990.17.495。


関連項目


  • 日本の鉄道路線一覧


外部リンク


  • 東武鉄道公式サイト

    • 日光線

    • 日光・鬼怒川 観光交通情報






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