大阪大谷大学短期大学部
| 大阪大谷大学短期大学部 | |
|---|---|
大阪大谷大学短期大学部 | |
| 大学設置 | 1950年 |
| 創立 | 1930年 |
| 学校種別 | 私立 |
| 設置者 | 学校法人大谷学園 |
| 本部所在地 | 大阪府富田林市錦織北3丁目11番地1号 |
| 学部 | 学科を参照 |
| ウェブサイト | 大阪大谷大学短期大学部公式サイト |
大阪大谷大学短期大学部(おおさかおおたにだいがくたんきだいがくぶ、英語: Osaka Ohtani College)は、大阪府富田林市錦織北3丁目11番地1号に本部を置く日本の私立大学である。1950年に設置された。
目次
1 概観
1.1 大学全体
1.2 建学の精神(校訓・理念・学是)
1.3 教育および研究
1.4 学風および特色
2 沿革
3 基礎データ
3.1 所在地
3.2 当時の交通アクセス
3.3 象徴
4 教育および研究
4.1 組織
4.1.1 学科
4.1.1.1 学科の変遷
4.1.2 専攻科
4.1.3 別科
4.1.3.1 取得資格について
4.1.4 附属機関
5 学生生活
5.1 部活動・クラブ活動・サークル活動
5.2 学園祭
5.3 スポーツ
6 大学関係者と組織
6.1 大学関係者組織
6.2 大学関係者一覧
6.2.1 大学関係者
6.2.2 出身者
7 施設
7.1 キャンパス
8 対外関係
8.1 姉妹校
8.2 系列校
9 社会との関わり
10 卒業後の進路について
10.1 就職について
10.2 編入学・進学実績
11 参考文献
12 関連項目
13 公式サイト
14 出典および注釈
概観
大学全体
- 大阪大谷大学短期大学部は、かつて大阪府富田林市内にあった日本の私立短期大学。学校法人大谷学園により1950年 に大谷女子短期大学(おおたにじょしたんきだいがく 英称:Otani Women’s Junior College)として設置され、最大4学科を擁していたが、最終時には生活創造学科のみの 1 学科体制で共学となっていた。前身は旧制女子専門学校の大谷女子専門学校。
建学の精神(校訓・理念・学是)
- 大阪大谷大学短期大学部の学是は「報恩感謝」となっていた。
教育および研究
- 大阪大谷大学短期大学部には生活創造学科が設置されており、ファッション・食生活・住居・インテリア・教養総合の専攻領域のカリキュラムと、13 品目のキャリアアッププログラムが自由に組み合わせるシステムが特徴となっていた。
学風および特色
- 大阪大谷大学短期大学部は京都の大谷大学などと同じ浄土真宗の教えに基づいていた。
釈迦の生誕を祝う「花まつり」や「報恩講」と称した宗教的行事が行われているところに特色があった。- 学生の一大イベントとして、ファッションショーがあった。
- 毎年、12月には服飾研究家の市田ひろみによる「世界の民族衣装」と称したイベントが催されていたほか、「平安の装い」と称したイベントなど旧来より服飾に関する教育や研究に力がいれられていた様子がうかがえた。
ニュージーランド語学研修が行われていた。
沿革
1930年 - 大阪市住吉区(現・阿倍野区)共立通2丁目に大谷女子専門学校を設立。校地は大谷高等女学校(現・大谷高等学校)および翌1931年に南御堂から当地へ移転する大谷女学校(現・東大谷高等学校)と隣接。
- 国文科(1938年廃止)
- 技芸科
1931年 - 家政科を新設。
1944年 - 数学科を新設(1948年廃止)。家政科を保健科に改称。
1945年 - 保健科を家政科に復称。
1946年 - 技芸科を被服科に改称。
1948年 - 英語科を新設。
1950年 - 大谷女子短期大学に改編。
- 被服科
- 家政科
- 英語科
1969年 学科名を変更する。
- 被服科→被服学科
- 家政科→家政学科
- 英語科→英語英文学科
1983年 富田林市にキャンパスを移転する。
1989年 被服学科を生活文化学科に改称。
1992年 国際文化学科を新設(学生数:130[1])。
2001年 学科の改組が行われる。
- 家政学科→生活科学科
- 英語英文学科+国際文化学科→海外コミュニケーション学科
2005年 大谷女子大学短期大学部と改められる。生活文化学科・生活科学科・海外コミュニケーション学科が統合され生活創造学科となる。
2006年 大阪大谷大学短期大学部と変更。男子学生の募集が開始される。
2011年度をもって学生募集を終了。
2012年度をもって閉学[2]。
基礎データ
所在地
- 大阪府富田林市錦織北3丁目11番地1号
当時の交通アクセス
近鉄長野線滝谷不動駅から徒歩利用。
南海高野線金剛駅からスクールバス(学内者向け)もあった。
象徴
- 大阪大谷大学短期大学部のカレッジマークは大学と同じものが使用されていた。
教育および研究
組織
学科
- 生活創造学科。ファッション・食生活・住居・インテリア・教養総合の専攻領域のカリキュラムと、13 品目のキャリアアッププログラムが自由に組み合わせるシステムが特徴となっていた[3]。
学科の変遷
- 被服科→被服学科→生活文化学科[4]→生活創造学科
- 家政科→家政学科→生活科学科[4]→生活創造学科
- 英語科→英語英文学科[5]→海外コミュニケーション学科[4]→生活創造学科
- 国際文化学科[5]→海外コミュニケーション学科[4]→生活創造学科
専攻科
- なし
別科
- なし
取得資格について
受験資格
- 製菓衛生師
- 二級建築士
- フードスペシャリスト
認定資格
児童英語インストラクター認定資格
教職課程
中学校教諭二種免許状が設置されていた。
家庭:かつての家政学科にて設置されていた。
保健:かつての家政学科にて設置されていた。
英語:かつての英語英文学科にて設置されていた。
- 当初は中学校教諭ほか高等学校教諭免許状の教職課程を併設[6]。
家庭・保健:かつての家政科・服飾科にて[6]。
英語:かつての英語科にて[6]。
附属機関
- 図書館
学生生活
部活動・クラブ活動・サークル活動
- 大阪大谷大学短期大学部のクラブ活動
- 体育系:ソフトボール・バスケットボール・バドミントン・テニスほか[3]。
- 文化系:情報処理・茶道・華道・美術・ボランティアほか[3]。
学園祭
- 大阪大谷大学短期大学部の学園祭は「志学祭」と呼ばれ、大学と合同で行われていた。
スポーツ
ソフトボール部が、2004年1部リーグで全国大会優勝を勝ち取るという実績をもっていた。また、バスケットボール部が関西女子学生リーグで1部昇格とインカレ出場という成績を残していた[3]
大学関係者と組織
大学関係者組織
- 大阪大谷大学短期大学部には、旧来の大谷女子短期大学を含めて「成光会」と称した同窓会組織がある。
大学関係者一覧
大学関係者
左藤義詮:初代学長
左藤恵:元本短大学長- 草場宗春:現学長
出身者
桶村久美子 - 元 朝日放送アナウンサー。1968年英語科卒業。
北村京子 - 新作落語の台本を書く傍ら、放送作家として活躍。1984年家政学科卒業。
陀保二三佳 - 俳優から講談師に転身。上方講談師・旭堂小二三。1997年国際文化学科卒業。- 本堂亜紀
施設
キャンパス
- 短期大学部独自のキャンパスがあった。
対外関係
姉妹校
- 大谷大学
- 大谷大学短期大学部
系列校
- 大阪大谷大学
- 大谷中学・高等学校
- 東大谷高等学校
- 大谷幼稚園
社会との関わり
- 公開講座が催されていた。
卒業後の進路について
就職について
- 生活文化学科:甲子産業・ダイトー光芸・泉州銀行・日本アパレルシステムサイエンスほか[7]
- 家政学科:熊谷組・樋口松之助商店・朝日放送・大阪市立中学校及び奈良県公立中学校教諭ほか[7]
- 英語英文学科:三菱東京UFJ銀行・全日本空輸・関西電力ほか[7]
- 国際文化学科:日立金属・コクヨほか[7]
- 生活創造学科:パル・日清食品・リビングショップ・西日本旅客鉄道・三井住友銀行ほか[7]
編入学・進学実績
- 系列の大阪大谷大学以外では以下の実績があげられる。
- 生活文化学科:大阪芸術大学・神戸松蔭女子学院大学ほか[7]
- 家政学科&生活科学科:大阪産業大学・帝塚山学院大学ほか[7]
- 英語英文学科:大阪女子大学・愛知学院大学・大谷大学・龍谷大学・桃山学院大学・関西学院大学ほか[7]
- 国際文化学科:立命館大学ほか[7]
- 生活文化学科:大阪芸術大学・神戸松蔭女子学院大学ほか[7]
参考文献
- 『全国学校総覧』
- 『日本の私立短期大学』(日本私立短期大学協会発行:1980年)
- 『進学年鑑』(『私大コース』シリーズ別冊)
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』(文部省高等教育局技術教育課監修)
- 『短期大学教育』第49号(日本私立短期大学協会発行:1992年)
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『全国短期大学受験要覧』(廣潤社)
- 『全国短期大学案内』(教学社)
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
- 『短大蛍雪』(2000年5月臨時増刊。旺文社)
- 『OHTANI OSAKA 大谷女子短期大学 CAMPUS GUIDE1999』
- 『大阪大谷大学短期大学部 2007』
関連項目
- 製菓衛生師養成施設
- 短期大学の一覧
公式サイト
- 大阪大谷大学
出典および注釈
^ 1993年度版『全国学校総覧』77頁より。
^ 大谷女子大学短期大学部卒業生のみなさまへ大阪大谷大学ホームページ
- ^ abcd『大阪大谷大学短期大学部 2007』より。
- ^ abcd募集は2004年度入学生まで。
- ^ ab募集は2000年度入学生まで。
- ^ abc『教員養成課程認定大学短期大学一覧』(1955年)65頁「大谷女子短期大学」の項より。
- ^ abcdefghi『OHTANI OSAKA 大谷女子短期大学 CAMPUS GUIDE1999』より
| ||||||||||||||
この項目は、ウィキプロジェクト 大学のテンプレートを使用しています。
