ゾイドバトルストーリー




ゾイドバトルストーリーはタカラトミー(旧トミー)から販売されている玩具シリーズ『ゾイド』を元に小学館が刊行した架空戦記。






目次






  • 1 概要


  • 2 あらすじ


  • 3 登場人物


  • 4 年表


  • 5 HMM版ストーリー


  • 6 脚注


    • 6.1 注釈


    • 6.2 出典







概要


ゾイドが誕生した頃、まだ明確にストーリーと連動した展開はなされていなかった。ゾイドシリーズの国内展開が開始された1983年時点の玩具冊子においては、「ゾイドゾーン」と呼ばれる星系とその一惑星であるZP01を舞台とし[1]、戦闘運用がなされる旨の説明が行われながらも[1]、この時点ではまだ戦争やその対立構図を含めた詳細な設定はなされていない。


その後、1984年に店頭販売された冊子においてヘリック共和国とゼネバス帝国の抗争という勢力図および世界観が公開されていく[2]。世界観設定の製作には東映動画の飯島敬等が携わった[3]。同年には「レッド・ホーン」や「マーダ」といった帝国陣営のゾイド商品も発売され、明確な陣営分けが進んでいった。また、学年誌『小学三年生』においては1984年7月号からゾイド商品を用いたジオラマや改造作例が連載開始。後には他の学年誌においても同様の展開がスタートし、ジオラマを用いた簡素なストーリーも掲載されていった。


1985年9月になると、トミーからはより詳細に部族間戦争からヘリック共和国、そしてゼネバス帝国建国、開戦までの経緯から中央大陸戦争序盤(ゼネバスの中央大陸脱出まで)を描いた書籍『HISTORY OF ZOIDS』が発刊[注 1]。翌年、1986年4月に小学館からは『戦闘機械獣のすべて』が刊行される。これらと並行して学年誌において連載されていたジオラマのスチル写真[注 2]とストーリーは再編集され、1987年1月に「ゾイドバトルストーリー」が刊行。1990年の『新ゾイドバトルストーリー』まで全5巻が発売された[注 3]。ストーリー設定はトミーの設定を基本に小学館編集担当者とスフィウスLABとの共同制作。著者は1巻から4巻までは立山誠浩が作中に登場したヘリック共和国陸軍の退役軍人である戦史研究家ロイ・ジー・トーマス元大尉という設定で執筆。続編である『新ゾイドバトルストーリー』も同様に三浦卓嗣とスフィウスLABとの共同制作、三浦氏が共和国軍中央研究所主任研究員である技術将校トミー・ミューラー大佐となって執筆している[注 4]


1999年のゾイド復活に合わせ、『月刊コロコロコミック』では1999年7月号からジオラマ写真を掲載したストーリーが連載(ジオラマ制作は前回と同じスフィウスLABが担当)、ムック本『ゾイド公式ファンブック』として4巻刊行された。著者は小学館のライターである窪内裕である[5]。また、ゾイド製品の箱裏にもバトルストーリーのエピソードが書かれており、第二期ゾイドにおけるRZ・EZシリーズの設定製作はトミーの大河原紀雄が担当した[5][注 5]。ゴジュラスギガからバトルストーリーのエピソードが書かれた小冊子『ゾイドオフィシャルファンブックEX』が付属した。2003年のゾイド生誕20周年記念企画として一万セットの限定発売品として販売された「ゾイド・コア・ボックス」に復刻されたゾイドバトルストーリー全5巻が収録、さらに新編された『Ziヒストリーファイル』という設定資料集も付属された。



SUPER REAL ACTION MAGAZINE ゾイドグラフィックス

1984年から1991年まで店頭販売されていたカタログを兼ねた小冊子。6号までは「ZOIDS情報 HOBBY NEWS」という呼称で発行。独自のストーリーを掲載されているが、小学館版のストーリーとは異なる箇所も多く、ゼネバス皇帝の娘で後に共和国大統領となるエレナ(ルイーズ)はゾイドグラフィックスが初出であるなど重要な記述も含まれている。全21冊でキングゴジュラス登場まで描かれている。

このゾイドグラフィックスという呼称はゾイドシリーズ内で度々登場し、2001年~2003年にかけて店頭配布された全6冊の小冊子や、2007~2008年にかけて発売された玩具と冊子の同梱セット月刊ゾイドグラフィックス等が存在する。



ゾイドバトルコミック

また、ゾイドバトルストーリー1、2巻を元に漫画化した作品と小学館の雑誌にそれぞれ読み切りで掲載した漫画作品を再収録した『ゾイドバトルコミック』が1988年2月に刊行されている。作者はたかや健二、田中てつお、石川森彦である。

ゾイドバトルストーリー3巻をベースとしたたかや健二による同名の漫画作品も「小学三年生」1988年4月号から10月号にかけて掲載されているが、こちらは単行本化されていない。



あらすじ


惑星Zi(旧シリーズ「メカ生体ZOIDS」ではゾイド星)は太陽系第三惑星(地球)からみて銀河系の正反対に位置する恒星系「ゾイドゾーン」の惑星で大気組成こそ地球と似通っているが金属鉱脈が多く露出し、金属イオン濃度の高い海から発生した生命は金属細胞をもつゾイドへと進化。旧シリーズでは中央大陸デルポイにおけるヘリック共和国とゼネバス帝国との戦争(中央大陸戦争)及びヘリック共和国とゼネバス帝国滅亡後の残存勢力を吸収したガイロス帝国との戦争(第一次大陸間戦争)が描かれた。この戦争の最中、飛来した巨大彗星が惑星Ziの衛星に衝突、その破片が降り注いだ。これによってもたらされた大異変により両軍は継戦能力を失い戦争は決着のつかないまま終結した。


新シリーズではそれから数十年後、ガイロス帝国と共和国の再戦(第二次大陸間戦争)、さらにガイロス軍内部から反旗を翻したネオゼネバス帝国による中央大陸の制圧、その後の共和国軍残党とガイロス、そして東方大陸の企業体ZOITECらの同盟とネオゼネバスとの死闘が描かれた。なお、ゾイドバトルストーリーは2004年2月発売の『BZ-021 ジェットファルコン』に付属したゾイドオフィシャルファンブックEX vol.8にてネオゼネバス皇帝ヴォルフ・ムーロアとヘリック共和国軍パイロットであるレイ・グレックとの因縁の対決の決着をもって、一応の完結となっている。



中央大陸戦争

中央大陸を巡りヘリック共和国とゼネバス帝国との戦いが描かれた。


第一次大陸間戦争

ゼネバス帝国が滅び、新たに暗黒大陸のガイロス帝国との戦いが描かれた。


第二次大陸間戦争

大異変後、再び激突したヘリック共和国とガイロス帝国の戦いが描かれた。




登場人物




年表










































































































ZAC暦 出来事
ZAC(ゾイド暦)の起源
ZAC1600年頃 惑星Ziの地殻変動が収束に向かい始める(この頃においても、火山噴火等は存在)[7]
ZAC1693年 地質学者ババホットが中央大陸東端で発生した大地震の調査中に偶然、土中より古代文明の痕跡を発見。古代文字が刻まれた金属板が発見され、発見者の名を取って「ババホットの鉄板」と呼ばれた。「炭素14・年代測定法」による分析の結果、1700年前のものであると判明。これによって惑星Ziにおける文明の起源となり、この時代から1700年ほど前がZAC(ゾイド暦)元年と定義された[8]
ZAC1700年頃 天変地異が収束に向かうにつれ、人口増加が始まる[7]。かつては50以上の部族が存在したが、この頃には風族、海族、鳥族、虫族、火族、砂族、神族、地底族の8つの部族が生き残り、各地で農耕社会を営んだ[9][注 6]
ZAC1703年 考古学者タージ・ビーがババホットの鉄板の古代文字を分析。その記述に基づいて中央大陸南端の岬に古代の巨大神殿の痕跡を突き止め、完全発掘に成功し、多くの出土品が発見された[8]
ZAC1800年頃 度重なる地殻変動が収まり人々の暮らしが安定し始めた[10]
部族間戦争時代
ZAC1850年頃 この頃よりゾイドは家畜として使われ始める[11]。部族間で食料の生産や交易を行う共同体も生まれ始めるが、小規模の領国に対する吸収やその反発も発生し、領地の奪い合いや小競り合いが頻発し始める[7]
ZAC1800年代後期 人口の急増から食料の奪い合いが発生し、紛争が勃発[10]
ZAC1900年頃 各地でゾイドや人間の奪い合いが恒常化し、ゾイドを改造し兵器化、それを用いた争いに発展した[7]
ZAC1897年 風族族長ヘリック・ムーロア誕生。
ZAC1900年頃 文明が発達し、ゾイド核自体に直接、外部からの命令を伝達する方法がとられ、ゾイドの改造が進んだ[11]
ZAC1920年 30前後の領国が林立し、集団意識が芽生える。中央大陸の西側に住む火族、砂族が地底族の指導者ガイロスを盟主に西側領国連合を結成し、6万の大軍を率いて東側へ侵攻。これに対抗するため、東側に住む海族、鳥族は風族族長、ヘリック・ムーロアを盟主に東側安保連合を結成。二大部族間戦争勃発[11]
ZAC1930年 ゾイドに人工部品を用いることによって運動性能を高め、武器を装着するなどゾイドの武装化が進んだ[12]
ZAC1955年 部族間戦争が激化し、国土が荒廃。それを憂いたヘリックは一計を案じて暗黒大陸へ旅立ち暗黒大陸の長をそそのかし、侵攻の手引きをする。暗黒大陸軍の突然の攻撃を受けた中央大陸の部族は混乱し敗走。ガイロス、東側と休戦し、西側軍勢を再編成し反撃するも損害甚大。一方、東側軍勢も西側軍勢に同調し、反撃を開始。その最中、ヘリックが帰還し、ヘリックの呼びかけにより中央大陸全部族の軍隊が統合され、暗黒大陸軍と全面対決[11]
戦争の終結
ZAC1957年 7月25日の夏至の日、中央大陸統合軍、暗黒大陸軍と中央大陸西部高原にて決戦を挑む。暗黒大陸軍、強力な紫外線に晒され弱体化し、緒戦において敗走。ガイロスの手勢が敗走する暗黒大陸軍を撃滅し戦争終結[11]。ヘリックは全部族により王として迎えられヘリック共和国が成立し、中央大陸統一[7]。同年、ヘリックに長男誕生。ヘリックII世(後のヘリック大統領)と命名される。母は風族の貴族ジェナス家の出身[7]。一方、ガイロスは側近二人を連れて旅に出る。その後、ガイロス帝国の建国に関与する[11]。大陸全土の統一後、大量生産、大量消費の時代に入り、産業革命が起こる[12]
ZAC1959年 ヘリックI世王に次男誕生。ゼネバスと名付けられる。母は地底族の指導者、ガイロスの妹[7]
ZAC1960年頃 ゾイド核以外の大半が人工部品となり、ゾイドそのものが大型化し、兵器としての性格を強める[12]
ZAC1960年 ヘリック共和国ゾイド管理局の局員、神族の住居域にある中央山脈麓の渓谷地帯を初めて訪れ、地上では既に絶滅していた恐竜型ゾイドを発見する[12]
ZAC1975年 ヘリックI世王死去。王制を廃止し、ヘリックII世が初代大統領、ゼネバスが国軍最高司令官に就任[7][注 7]
ZAC1978年 ゼネバス、大統領と議会の許可を得ず、大陸外の遠征を画策するが、未然に防がれる[13]。この事件によって兄弟の対立が決定的になる[13]。ゼネバス、大陸統一記念日のパレードの最中、決起。中央大陸西部へ侵攻し、周辺地域を制圧[14]。共和国議会はゼネバスは最高司令官の解任と中央大陸西部辺境へ追放と議決するが、追放先にてゼネバス帝国を建国し、ゼネバスは皇帝を名乗りヘリック共和国からの独立を宣言[14]
中央大陸戦争時代
ZAC1980~2051年

第一次大陸間戦争時代
ZAC2051年~2056年

第二次大陸間戦争時代
ZAC2099年8月~?

企業間戦争
ZAC2230年[15]

東方大陸の地において伝説の古代虎型ゾイドのコアめぐるZOITEC社とZi-ARMS社の抗争が勃発




HMM版ストーリー


コトブキヤから発売されているプラモデルキットシリーズ『HMM(ハイエンドマスターモデル)』の組立説明書においては、ゾイドバトルストーリーやアニメーションシリーズの設定を援用した独自の世界観が掲載されている[注 8]。執筆はプロモデラーのヤマザキ軍曹による[17][16]



あらすじ

太古の昔。古代ゾイド人は戦争に勝利すべく自我を持たせた最強ゾイド・デスザウラーを開発したが、その高い知性によって絶滅寸前にまで追い込まれ、封印後は文明を捨て去る事となった[18]。また、古代ではデスザウラーに対抗するゾイドとしてデススティンガーが開発されていた[19]。ZAC1957年、部族間の戦乱が続く中央大陸において、その一国である「ヘリック王国」は同大陸の他国へ戦争の介入を行い平定。大陸制覇に成功する[20]。そして同王国は1978のヘリック二世の大統領就任とともにヘリック共和国へと移行した[20]。だが、ヘリックの軍備縮小政策にゼネバスは反発し、ゼネバス帝国を建国する[20]。惑星Ziに存在する二大国家であるヘリック共和国とゼネバス帝国は日を追うごとに軍事衝突を深め、その戦いは中央大陸戦争と呼ばれる大戦に発展した[21]。やがてこの戦いはニクス大陸のガイロス帝国も参戦。ガイロス帝国の初代皇帝の座に就いた元地底族長・ガイロスはニクス大陸本国の発展の限界と中央大陸統一による故郷の平定のため、中央大陸に侵略を開始する[22]

だが、ZAC2056年には飛来した隕石と月の衝突に伴う天変地異が発生[23]。同時に磁気嵐が発生し、戦闘は継続不可能となる。また、大異変によって発生した電磁場残留物による電磁場アレルギーにより、幾つかの飛行ゾイドは磁気嵐終息後も運用ができない状況下に置かれた[24]。この惑星Zi大異変によって文明・ゾイドといったありとあらゆるものは失われ、すべてを一からリセットする必要に迫られる[25]。この影響を受けたヘリック共和国・ガイロス帝国はともに自国圏(中央大陸、暗黒大陸)の生活が困難となり、西方大陸の広大な領土と資源を生活の母体とし、移転するべく上陸[23]。ヘリック・ガイロス両国は平和裏に西方大陸の古代遺跡を発掘するが、それが軍事利用が可能であったために協力体制をとりやめ、遺跡争奪戦争を開始[26]。第一次西方大陸戦争が勃発する[27]。同戦争は領土拡大のための侵略戦争であると同時に、大陸に眠るオーバーテクノロジーの争奪戦でもあった[19]。大異変の影響から、前大戦の強力なゾイドが使用不可となったヘリック共和国・ガイロス帝国両軍では、中央大陸戦争時代のゾイドに保護政策をとり、それによって個体数を増やした機体を主戦力とした[28]。西方大陸戦争勃発以前にオーガノイドシステムを発掘し、それを利用したゾイドの量産化に成功したガイロス帝国軍・ギュンター・プロイツェンは西方大陸への上陸作戦においてガイガロスとなる領土の占領に成功。士官から元帥へと昇進し、ガイロス帝国摂政の立場を得る[23]。また、プロイツェンは戦闘行為にのみ生きがいを感じるゾイド乗りであるレイヴンを私兵とした。ガリル遺跡から得られた情報により、デスザウラーのゾイド因子を得たプロイツェンはこれを復活させ、惑星Ziの覇者となる野望を張り巡らせていった[29]

ガイロス帝国ではツェペリン2世の崩御後、ルドルフ・ゲアハルト・ツェペリン3世が即位。共和国との講和を視野に入れつつ、帝国領土の拡大と各地制圧を図った[30]。ただし、ガイロス帝国はオーガノイド技術の発掘からガイロス皇帝の信任を得て元帥となったプロイツェンが事実上の最高権力者となっていた[29]。西方大陸戦争中に士官として同地に着任していたプロイツェンは、古代ゾイド人の遺跡からそのテクノロジーを発見し、デスザウラーの発掘を目論む[18]。戦時中のZAC2101年1月以前にはヘリック共和国・ガイロス帝国の共同で治安維持特務部隊「ガーディアンフォース」が結成[31]。同大戦中にはガイロス帝国摂政であるギュンター・プロイツェンが帝国皇帝の座を狙い、帝都ガイガロスにおいて内乱を引き起こす[28]。プロイツェンはデスザウラーを繰り出すもヘリック・ガイロス両国の連合軍とバン・フライハイトの活躍によって阻止され、西方大陸戦争は終結する[32]。未完成のままデスザウラーとともに散ったプロイツェンは、そのコアと融合しダークカイザーとして復活。古代ゾイド人とともに無の世界の創世を目論む[18]。バン・フライハイトはイブポリスにおいてデスザウラーと交戦し、これを撃破している[33]。その後、西方大陸全土に戦争が拡大し、ヘリック共和国軍はガイロス帝国がデスザウラーを復活させた際に備え、軍備の増強を図る[32]。この戦いは第二次西方大陸戦争と呼ばれ、ZAC2100年10月に終結した[34]

ガイロス帝国軍がエウロぺ大陸から撤退したことにより、西方大陸戦争が終結。その後、西方大陸全土に再び戦乱は拡大し、ヘリック共和国は同帝国を追撃すべく、戦争は暗黒大陸戦争へと移行する。同年7月にはニクス大陸への上陸が行われた[31]。ニクス大陸の戦いにおいてはプロイツェンがブラッディデスザウラーの自爆によって帝都ヴァルハラの破壊を目論むも、被害はルドルフが搭乗するセイバータイガーゴールドの活躍によって大幅に低減された[35]。戦いはギュンター・プロイツェンの反乱を鎮圧したことで終戦を迎える。しかしながら、ヘリック共和国・ガイロス帝国の両国は大戦からプロイツェンの反乱で失われたゾイドの補填と、同国間で再戦に突入した際の軍備調整を視野に入れて新型ゾイドを開発する[36]

ZAC2101年にヴォルフ・ムーロアが中央大陸に侵攻したことにより、戦争はネオゼネバスとヘリック共和国との対決という新たな様相を見せた[35]。戦争が終結し長い年月が経った時代においては、ゾイドバトルと呼ばれる競技が開かれている[31]



脚注



注釈




  1. ^ 1984年に発売された『ゾイド情報 HOBBY NEWS 1 ゾイド創世記』および『レッド・ホーン』、『ゴルドス』の商品パッケージにおいてはゾイド星人(惑星Zi人)の外観は爬虫類人となっていたが、1985年に発刊された『HISTORY OF ZOIDS』以降は地球人と同じ外観に変更された。


  2. ^ ジオラマ写真に登場する兵士の人形は田宮模型のミリタリーミニチュアシリーズのドイツ兵などを改造して用いている。


  3. ^ この『ゾイドバトルストーリー』もヘリック共和国とゼネバス帝国の戦争という背景は先行する書籍と同一だが、一部ゾイドのロールアウト時期は異なる。また、『HISTORY OF ZOIDS』『戦闘機械獣のすべて』の刊行時点では発売されていなかったサーベルタイガーやウルトラザウルス等のゾイドの活躍が盛り込まれており、ゼネバスが中央大陸を脱出するまでの経緯も異なる。


  4. ^ スタッフクレジットは『ゾイドコアボックス』付属のライナーノーツを参照[4]


  5. ^ 大河原紀雄はメディアワークスから刊行されていた『電撃ホビーマガジン』誌において2001年9月号から2003年12月号にかけて掲載されていた記事「SMACK ZOIDS」においてもDr.BABAという名義で参加している[6]


  6. ^ 資料によっては1800年代後半まで50の部族が群雄割拠していたとするものも存在する[10]


  7. ^ ヘリック1世の享年は78歳[7]


  8. ^ 執筆を担当しているヤマザキ軍曹は書籍記事において、HMMの組立説明書における解説はトミーの設定やアニメの設定とは異なる内容でオーダーされたと語っている[16]



出典




  1. ^ ab『メカ生体ゾイド The pre-hysterical monster-machines』トミー、1983年11月、玩具付属冊子。


  2. ^ 『ゾイド情報 HOBBY NEWS 1 ゾイド創世記』トミー、1984年発行、小冊子。


  3. ^ 『80年代こども大全 なつかしのおもちゃ博覧会』 宝島社、2007年7月、46-47頁。ISBN 978-4-7966-5983-3。


  4. ^ 「スペシャルライナーノーツ」『ゾイドコアボックス』小学館、2003年10月24日発売、付属冊子。(ISBN 978-4099410865)

  5. ^ ab『コミックGOTTA』2000年7月号、小学館、543頁。


  6. ^ 「ZOIDS BOOK 2002」『電撃ホビーマガジン』メディアワークス、2002年4月号、付録冊子、4-5頁。

  7. ^ abcdefghi「HISTORY OF ZOIDS」トミー 1985年9月30日初版発行 2-3頁。

  8. ^ ab「Ziヒストリーファイル 013 古代ゾイド人」『ゾイドコアボックス』 小学館 2003年10月24日発売付属冊子。(ISBN 978-4099410865)


  9. ^ 「Ziヒストリーファイル 014-018 部族間紛争時代」『ゾイドコアボックス』 小学館 2003年10月24日発売付属冊子。(ISBN 978-4099410865)

  10. ^ abc「ゾイド公式ファンブック」小学館 2000年3月20日初版発行 78頁。(ISBN 4-09-102830-6)

  11. ^ abcdef「Ziヒストリーファイル 019-023 2大部族紛争時代」『ゾイドコアボックス』 小学館 2003年10月24日発売付属冊子。(ISBN 978-4099410865)

  12. ^ abcd「Ziヒストリーファイル 024-027 部族統一時代」『ゾイドコアボックス』 小学館 2003年10月24日発売付属冊子。(ISBN 978-4099410865)

  13. ^ ab「HISTORY OF ZOIDS」トミー 1985年9月30日初版発行 6-7頁。

  14. ^ ab「Ziヒストリーファイル 029 中央大陸戦争勃発」『ゾイドコアボックス』 小学館 2003年10月24日発売付属冊子。(ISBN 978-4099410865)


  15. ^ 「RZ-073 ワイツウルフ」トミー 2004年4月22日発売 商品パッケージ

  16. ^ ab『グレートメカニックDX19』双葉社、2011年12月、72-73頁。(ISBN 978-4575464627)


  17. ^ コトブキヤHMM ZOIDS 公式ブログ2011年12月24日。

  18. ^ abc『HMM サイコジェノザウラー』コトブキヤ、2013年4月、組立説明書。

  19. ^ ab『HMM EZ-036 デススティンガー』コトブキヤ、2015年12月、組立説明書。

  20. ^ abc『HMM RBOZ-003 ゴジュラス』コトブキヤ、2013年12月、組立説明書。


  21. ^ 『RHI-3 コマンドウルフ』コトブキヤ、2007年6月、組立説明書。


  22. ^ 『HMM DPZ-10 ダークホーン』コトブキヤ、2010年9月、組立説明書。

  23. ^ abc『アイアンコング プロイツェンナイツ』コトブキヤ、2016年8月、組立説明書。


  24. ^ 『HMM RZ-029 ストームソーダー』コトブキヤ、2017年11月、組立説明書。


  25. ^ 『HMM ゴジュラス・ジ・オーガ』コトブキヤ、2016年12月、組立説明書。


  26. ^ 『HMM EZ-024 ジェノザウラー』コトブキヤ、2007年12月、組立説明書。


  27. ^ 『HMM RZ-030 ガンスナイパー』コトブキヤ、2009年10月、組立説明書。

  28. ^ ab『HMM EZ-015 アイアンコング シュバルツ仕様』コトブキヤ、2013年6月、組立説明書。

  29. ^ ab『HMM ジェノブレイカー レイヴン仕様』コトブキヤ、2012年11月、組立説明書。


  30. ^ 『HMM EZ-016 セイバータイガー シュバルツ仕様』コトブキヤ、2009年1月、組立説明書。

  31. ^ abc『HMM RZ-041 ライガーゼロ パンツァー』コトブキヤ、2012年6月、組立説明書。

  32. ^ ab『HMM RZ-031 ディバイソン トーマ仕様』コトブキヤ、2012年12月、組立説明書。


  33. ^ 『HMM RZ-028 ブレードライガーAB バン仕様』コトブキヤ、2009年12月、組立説明書。


  34. ^ 『HMM RZ-042 コマンドウルフAC』コトブキヤ、2008年7月、組立説明書。

  35. ^ ab『HMM EZ-016 セイバータイガーゴールド』コトブキヤ、2011年2月、組立説明書。


  36. ^ 『HMM EZ-035 ライトニングサイクス アーバイン仕様』コトブキヤ、2013年2月、組立説明書。








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