男鹿半島







男鹿半島のランドサット衛星写真。右は八郎潟。スペースシャトル標高データ使用。




男鹿半島の位置(日本内)

男鹿半島

男鹿半島




位置




3つの池が目潟火山のマール。楕円形の戸賀湾は目潟火山より古いタフリング。




八望台から見た二ノ目潟と戸賀港


男鹿半島(おがはんとう)は、秋田県西部にある日本海に突き出た半島。半島部の大半が男鹿市に属する。




目次






  • 1 地理


    • 1.1 半島と火山




  • 2 文化


  • 3 観光


  • 4 関連項目


  • 5 外部リンク





地理


西部に男鹿三山、中央部に寒風山がそびえる。また、半島の南東部の海岸を中心に海食崖が続いている。半島の付け根には八郎潟がある。かつて寒風山は火山島であった。山体の成長とともに北側から米代川、南側から雄物川による土砂堆積によって2本の砂州が伸びて複式の陸繋島となり、中心部が取り残されて汽水湖である八郎潟となった。


交通面では、国道101号が南北に横断しているが、五里合地区などで狭路が多い。秋田市方面からはJR男鹿線が通じている。



半島と火山


寒風山火山は約3万〜1万年前の活動で形成された。先端部にある一ノ目潟、二ノ目潟、三ノ目潟は、マールであり、これを目潟火山と呼ぶ。約3万~2万年前の火山活動である。また、戸賀湾(四ノ目潟とも)は目潟火山より古い時代のタフリングであり、それが海とつながったものである。



文化


古くからなまはげが有名な所として知られている。真山、本山、毛無山は男鹿三山と呼ばれ、古くから山岳信仰の霊場とされている。
戦国時代以降は、戦国大名・安東氏の日本海経由の交易拠点として栄えた。



観光


男鹿温泉郷をはじめ、金崎、戸賀など海岸沿いを中心に温泉がある。北西端にある入道崎は海食崖の岬で、入道埼灯台がある。このほか、八望台といった景勝地もあり、男鹿国定公園に指定されるとともに、日本百景に選定されている。半島内には3つの郷土太鼓のグループがあり、男鹿温泉郷を中心に活動するなまはげ郷神楽は、勇壮な演奏と華麗なパフォーマンスにより、アジア各国、フランスまでその活動の幅を広げている。



関連項目




  • 汽水湖 - 八郎潟は代表的な汽水湖であった。

  • 寒風山


  • 牡鹿半島 - 名前が似ていて、男鹿を「おしか」と読み間違える例が多々ある。



外部リンク







  • 男鹿半島・大潟ジオパーク


  • 日本の火山 目潟 - 産業技術総合研究所 地質調査総合センター


座標: 北緯40度00分24秒 東経139度42分03秒 / 北緯40.00667度 東経139.70083度 / 40.00667; 139.70083









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