日本郵趣協会
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本部事務局(切手の博物館) | |
団体種類 | 公益財団法人 |
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設立 | 1946年7月25日 |
所在地 | 東京都豊島区目白1丁目4番23号 切手の博物館4階 北緯35度43分6.19秒東経139度42分20.79秒座標: 北緯35度43分6.19秒 東経139度42分20.79秒 |
法人番号 | 3013305001717 |
主要人物 | 理事長 福井 和雄 |
活動地域 | ![]() |
主眼 | 日本及び世界各国の郵便切手類の歴史及び郵便制度の研究を通して、郵便切手文化の向上発展に資するとともに未来に継承していき、もって心豊かな潤いのある社会創造に寄与すること |
活動内容 | 郵趣に関する普及啓発、展覧会、学術調査研究等を通して文化振興に寄与する事業 |
ウェブサイト | http://yushu.or.jp |
公益財団法人日本郵趣協会(にほんゆうしゅきょうかい、英: Japan Philatelic Society Foundation、略称: JPS)とは、日本及び世界各国の郵便切手類の歴史及び郵便制度の研究を通して郵便切手文化を継承していくとともに、心豊かな潤いのある社会創造に寄与することを目的としている公益財団法人。日本最大の郵趣組織。
目次
1 沿革
2 主な事業
2.1 普及啓発事業
2.2 展覧会事業
2.3 出版事業
2.4 学術調査研究事業
2.5 国際文化交流事業
2.6 流通促進事業
2.7 顕彰事業
2.8 地域支援・人材育成事業
2.9 公益事業資金の造成
3 評議員
4 役員
5 所在地
6 連携組織
7 外部リンク
沿革
1945年に日本郵趣文化協会として発足準備、1946年7月25日に設立。1982年に旧郵政省所管の財団法人として認可、中央省庁再編に伴い2001年より総務省所管、2011年4月1日に公益財団法人化。初代理事長は水原明窗、2005年4月より福井和雄が理事長に就任。
主な事業
普及啓発事業
- 4月の切手趣味週間に合わせて、全国の郵便局、学校、博物館など公共施設を中心として、日本及び世界各国の郵便切手類を展示する「全国ミニ切手展」を開催している。
- 郵便切手文化情報の発掘、収集を行うとともに、その結びつきを図り、国民の資源として共有・活用する基盤づくりのため、誰でもが参加・交流できる「切手のつどい」を開催している。
- 郵便切手文化を普及するため、誰でもが参加・交流できる「切手オリエンテーション」を開催している。
- 郵便切手類の歴史や文化を身近に感じ親しんでもらうため、体験型ワークショップ「切手はり絵」、「切手水はがし」などを実施している。
- 最新の日本切手の内容、意匠、データ及び展覧会、出版物、講座・セミナーなどに関する情報をホームページに掲載し、迅速性を要する情報をメールマガジンにより配信している。
展覧会事業
- 全国規模の展覧会として、毎年ゴールデンウィークに各種イベントを行うスタンプショウ、毎年秋に競争出品を公募して審査する全国切手展 、ユース層向けの全国ユース切手展を開催している。
- 競争作品を公募するコンクール形式の展覧会への出品を促進するため、出品公募前には作品の添削・助言などを行い、審査発表後には作品への助言を開催している。
出版事業
日本郵趣出版によって行われている。
万国郵便連合(UPU)加盟約190の国と地域から発行されている郵便切手類に関する内容、意匠、データ並びに郵便制度に関する研究をもとにして、各種出版物を発行している。- 主な出版物には、世界各国の新切手情報を掲載している『郵趣』(月刊)、新切手情報や消印情報を掲載している『郵趣ウィークリー』(週刊)、専門研究の『郵趣研究』(隔月刊)などの雑誌、『さくら日本切手カタログ』『日本切手専門カタログ』などのカタログがある。
学術調査研究事業
- 専門分野ごとの共通テーマを中心に学術調査研究を深めていく場として、全国規模の組織として多角的な研究を行う部会、地域規模の組織として研究情報交換を行う例会を開催している。
- 展覧会形式により、専門分野別の研究成果会を開催している。
国際文化交流事業
- 自国の歴史・文化を伝える「小さな外交官」と形容される郵便切手類を通して、各国郵政機関及び海外郵趣組織との協働による国際文化交流を実施している。
流通促進事業
- 文化的及び歴史的資料として貴重な国民的財産である郵便切手類を拡散・劣化させることなく、次世代へ着実に継承するため、「JPSオークション」を実施している。
顕彰事業
- 日本及び世界各国の郵便切手類及び郵便制度に関して、その普及啓発並びに調査研究に貢献した功労者を顕彰するため、中島健蔵・水原明窗記念賞、国際大賞(トレーシー・ウッドワード記念賞)、郵趣活動賞、郵趣文献賞、小倉謙賞、住野正顕賞などの顕彰事業を実施している。
地域支援・人材育成事業
- 地域市民が行う郵便切手文化の公益的活動への助成や情報・ネットワーク支援を図るとともに、地域での文化活動を担うボランティアの醸成と人材育成を実施している。
公益事業資金の造成
- 展覧会などに対する寄附金を募り、益金は広く社会一般に還元する事業のために充当している。
評議員
- 評議員会長:大髙正志(会社役員)
- 評議員:泉麻人(コラムニスト)、安藤裕(元会社員)、植村峻(財団法人印刷朝陽会事務局長)、大沢秀雄(筑波技術大学准教授)、太田隆啓(元会社員)、小宮山賢(早稲田大学教授、日本公認会計士協会副会長)、柘植久慶(作家、評論家)、中下裕子(弁護士)、村岡安廣(全国銘産菓子工業協同組合理事長)、本山芳尚(財団法人切手の博物館理事長)
役員
- 理事長:福井和雄(代表理事、出版委員長)
- 副理事長:玉木淳一(普及委員長)
- 専務理事:落合宙一(業務執行理事、国際委員長)
- 理事:池原郁夫(展覧会委員長)、稲葉良一(エキスパート委員長)、鈴木瑞男(地方本部統括)、山口充(流通促進委員長)
- 監事:鈴木清(公認会計士)、百合野正博(同志社大学教授)
所在地
- 本部:〒171-0031 東京都豊島区目白1-4-23
JR山手線目白駅徒歩3分- JR山手線、東京メトロ東西線、西武新宿線各高田馬場駅徒歩7分
- 東京メトロ副都心線雑司が谷駅徒歩13分
連携組織
- 切手の博物館
- 逓信総合博物館
- 日本郵趣出版
- 郵趣サービス社
外部リンク
- 切手情報サイト:公益財団法人日本郵趣協会
日本郵趣協会 (@kitteclub) - Twitter