機動戦士ガンダムSEED DESTINYの登場人物
機動戦士ガンダムSEED DESTINYの登場人物(きどうせんしガンダムシード デスティニーのとうじょうじんぶつ)では、アニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する架空の人物を列挙する。
前作『機動戦士ガンダムSEED』から引き続き登場している人物は、『機動戦士ガンダムSEEDの登場人物』及び各人物の項を参照。
目次
1 プラント / ザフト
1.1 ミネルバクルー
1.1.1 シン・アスカ
1.1.2 ルナマリア・ホーク
1.1.3 レイ・ザ・バレル
1.1.4 タリア・グラディス
1.1.5 アーサー・トライン
1.1.6 メイリン・ホーク
1.1.7 ヴィーノ・デュプレ
1.1.8 ヨウラン・ケント
1.1.9 ショーン、デイル
1.1.10 マッド・エイブス
1.1.11 チェン・ジェン・イー
1.1.12 バート・ハイム
1.1.13 マリク・ヤードバーズ
1.1.14 ハイネ・ヴェステンフルス
1.1.15 アビー・ウィンザー
1.2 その他
1.2.1 ギルバート・デュランダル
1.2.2 キングT@KED@
1.2.3 グラスコー
1.2.4 サトー
1.2.5 マール
1.2.6 サラ
1.2.7 ミーア・キャンベル
1.2.8 ヨアヒム・ラドル
1.2.9 ヨップ・フォン・アラファス
1.3 前作からの引き継ぎ(プラント / ザフト)
1.3.1 イザーク・ジュール
1.3.2 ディアッカ・エルスマン
2 地球連合軍
2.1 イアン・リー
2.2 ジョゼフ・コープランド
2.3 ネオ・ロアノーク
2.4 イサワ、ハラダ
2.5 ミラー、ジョーン
2.6 ルーカ
2.7 ロード・ジブリール
2.8 ダイダロス基地司令官
2.9 ロゴスメンバー
2.10 エクステンデッド
2.10.1 アウル・ニーダ
2.10.2 スティング・オークレー
2.10.3 ステラ・ルーシェ
3 オーブ連合首長国
3.1 アマギ
3.2 イケヤ、ゴウ、ニシザワ
3.3 ウナト・エマ・セイラン
3.4 ソガ
3.5 タツキ・マシマ
3.6 トダカ
3.7 馬場(ババ)
3.8 ユウナ・ロマ・セイラン
3.9 前作からの引き継ぎ(オーブ)
3.9.1 カガリ・ユラ・アスハ
3.9.2 エリカ・シモンズ
3.10 レドニル・キサカ
4 アークエンジェル / クライン派
4.1 ヒルダ、マーズ、ヘルベルト
4.2 前作からの引き継ぎ(アークエンジェル / クライン派)
4.2.1 キラ・ヤマト
4.2.2 アスラン・ザラ
4.2.3 ラクス・クライン
4.2.4 マリュー・ラミアス
4.2.5 アンドリュー・バルトフェルド
4.2.6 アーノルド・ノイマン
4.2.7 コジロー・マードック
4.2.8 ダリダ・ローラハ・チャンドラII世
4.2.9 ミリアリア・ハウ
4.2.10 マーチン・ダコスタ
4.2.11 トリィ
4.2.12 ハロ
5 民間人
5.1 マユ・アスカ
5.2 コニール・アルメタ
6 脚注
6.1 注釈
6.2 出典
7 関連項目
プラント / ザフト
ミネルバクルー
シン・アスカ
声 - 鈴村健一
- 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の主人公。ザフトの新造戦艦ミネルバのMSパイロット。
詳細は「シン・アスカ」を参照
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ルナマリア・ホーク
- 声 - 坂本真綾
- ザフトの新造戦艦ミネルバのMSパイロット。
詳細は「ルナマリア・ホーク」を参照
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レイ・ザ・バレル
- 声 - 関俊彦
- ザフトの新造戦艦ミネルバのMSパイロット。
詳細は「レイ・ザ・バレル」を参照
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タリア・グラディス
- 声 - 小山茉美
- ザフトの新造戦艦ミネルバの艦長。
詳細は「タリア・グラディス」を参照
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アーサー・トライン
- 声 - 高橋広樹
ザフトの新造戦艦ミネルバの副長。- 人種:コーディネイター、生年月日:C.E.47年1月4日、星座:山羊座、血液型:B型、年齢:26歳、身長:172cm、体重:63kg
- 地位に見合った能力を持つが黒服の士官に似合わないひょうきんな物腰で落ち着きがなく、何かにつけて「えーっ!」と叫ぶのが口癖である。モルゲンレーテ社で整備員として働いていたマリューに見惚れたり、ラクス・クライン(ミーア)のディオキア基地での慰問ライブでノリノリになるなど、人間味のある姿を見せた。ミネルバの艦橋では普段は席がなく艦長席の横に立ったままが定位置だが、遮蔽モードに移行した時のみ彼の席が出現する。、ヘブンズベース攻防戦では、艦長席に座り攻撃命令を行う。メサイア攻防戦において、アークエンジェルとの交戦により戦闘不能になったミネルバを、艦長のタリアから総員退艦の指揮を一任された。
- 『FINAL PLUS』のラストでは、他のクルー達と共にランチに搭乗して脱出し、崩れ去ったメサイアを見届け敬礼した。
- HDリマスター版の後日談ではタリアの遺児であるウィリアムに遺品を届けた後に、彼の後見人となることを決意した。また、再会したアスランがラクス、カガリ、メイリンの三人と男女の仲であったと脱線した方向で解釈するほか、ウィリアムの母への卑屈な態度への悩みを「キラみたい」と呆れられた。
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メイリン・ホーク
- 声 - 折笠富美子
- ザフト新造戦艦ミネルバの管制官。
- 人種:コーディネイター、誕生日:C.E.57年6月12日、星座:双子座、血液型:A型、年齢:16歳、身長:160cm、体重:45kg
ザフトの最新鋭戦闘戦艦ミネルバの管制官。同艦所属の赤服エリートパイロットルナマリア・ホークの実妹。歳若いが高度なハッキング能力を有する。普段は無邪気で可愛らしい性格をしているが、いざという時には優れた機転と度胸を見せる。- ルナマリアを姉として、かつ女性として尊敬する一方で、「ザフトの赤服」であり、社交性・運動神経の優れた姉にコンプレックスを感じている面もある(小説3巻・アスランが脱走する際の独白参照)。外出許可が出た際は街で美容品を大量に購入するなど、ファッションに強い関心を見せている。
- ミネルバのクルーとして序盤から登場。アスランにはミネルバ着任当初から好意を抱き、地球降下後、ジブラルタル基地において、アスランを危険分子とみなしたデュランダル議長に排除対象とされたアスランを成り行きから手助けし、基地のメインコンピューターをハッキングして港から脱出するように見せかけて共に逃走。脱出する際に奪ったグフイグナイテッドに搭乗し基地から共に脱走したところを、シンの搭乗するデスティニーとレイの搭乗するレジェンドにより撃墜されたものの、潜伏していたレドニル・キサカに救出されて一命を取り止め、アークエンジェルに搬送される。
- ザフトによるオーブ侵攻戦が始まると、アスランからアークエンジェルを降りるよう勧められたが、彼の傍にいることを望んだ。最終決戦のメサイア攻防戦では、エターナルの管制官として停戦を迎えている。
- FINAL-PLUS「選ばれた未来」ではオノゴロ島の慰霊碑からアスランと歩くシーンが描かれている。また、『スペシャルエディション 完結編 『自由の代償』』では、ザフトの制服を新たに着ているキラの側にザフト時の制服で登場している。
- 『THE EDGE』ではアスラン、シン、ルナマリアが違う物を見ていることを感じ取るほかにアークエンジェルの件で憔悴しきったアスランを気遣ってアークエンジェルがまだ無事という可能性の電文を伝えている。
- HDリマスターBlu-ray BOX2の特典CD「OMAKE quarters」Vol.2『選んじゃった未来』でのアスランとアーサーの会話から、戦後はアスランと共にオーブ軍に属していることが判明した。
- ※ BOX2ブックレットでのアスランの紹介欄に「メイリンと共にオーブ軍」との記述がある。
- アークエンジェルの管制官ミリアリア・ハウと、キャラクターソング「Please」を出している。
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ヴィーノ・デュプレ
- 声 - 小田久史
- ザフトの新造戦艦ミネルバのメカニック。
- 髪の赤いメッシュが特徴。同じメカニックであるヨウランとは、良く一緒におり、パイロットのシンとも仲が良い。
- しかし、シンがアスランとメイリンの搭乗するグフイグナイテッドを脱走兵として撃墜した事には納得出来ず、愚痴をこぼしていたがヨウランに静止される。
- その後も、シンの心境をある程度理解しようとしたためか、彼に不満を漏らすことなく、普通に接していた。
- 漫画版「THE EDGE」においてはレクイエムとデスティニーの違いに言及したシンに対し「大違いだよ!デスティニーが打たれたらシンが死ぬだろ!」と答え、戦闘に疲弊しながらも仲間を想う描写が追加されている。
- レクイエム攻防戦でミネルバが航行不能となった折、生死は不明だったが、FINAL PLUSで追加されたカットの中に脱出艇に乗っている彼の姿が確認できる。
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ヨウラン・ケント
- 声 - 杉田智和(スペシャルエディションでは浪川大輔)
- ザフト新造戦艦ミネルバのメカニック。
- やや黒い肌が特徴。ヴィーノと仲が良く、共に行動していることが多い。第1話でステラとぶつかった時のドサクサでステラの胸を掴んでしまったシンのことを『ラッキースケベ』と言った。ユニウスセブン落下テロ事件の際には『(ユニウスセブンが地球に落ちるのは)しょうがないっちゃしょうがない』、『不可抗力』などと不謹慎な発言をし、カガリを激昂させてしまった。
ミーアが扮したラクスを気に入っており、「前々から今みたいな方がいいんじゃないかと思ってた」「胸、結構あんのなー。今度のあの衣装のポスター、俺、絶対欲しい」との発言もしている。婚約者とされるアスランに嫉妬し「(わざと整備不良を起こすために)セイバーのケーブルの2、3本でも引っこ抜いといてやろうか」などと、これまた不謹慎な発言もしているが、さすがに実行したりはしなかった。- シンがアスランとメイリンの搭乗するグフイグナイテッドを脱走兵として撃墜したことには、複雑な感情を抱いたようだが、ヴィーノが不満を漏らそうとしたのを「そのことは言うな」と、やや大人びた発言で静止している。
- レクイエム攻防戦でミネルバが航行不能となった折、ヴィーノの方はFINAL PLUSで追加されたカットの中で脱出艇に乗っている姿が確認できるが、ヨウランは描かれておらず、ヴィーノが整備兵のものと思われる手袋を握りしめて泣いていることから、戦死したとも思われる。
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ショーン、デイル
ゲイツRのパイロット。- ショーンはカオスに撃墜され、デイルは隠れていたところをアビスに攻撃されて撃墜されてしまった。
- デイルはルナマリアに名前を呼ばれるのみの登場で、ショーンはルナに名前を呼ばれる他にもメイリンによりロストが報告され、アスランがザフトに復帰するきっかけの一つにもなっている。
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マッド・エイブス
- 声 - 楠大典
- ザフト新造戦艦ミネルバのメカニックのリーダー。
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チェン・ジェン・イー
- 声 - 泰勇気
- ザフトの新造戦艦ミネルバのブリッジ要員。火器管制を担当。
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バート・ハイム
- 声 - 野島健児
- ザフト新造戦艦ミネルバのブリッジ要員。索敵を担当。
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マリク・ヤードバーズ
- 声 - 諏訪部順一
- ザフト新造戦艦ミネルバのブリッジ要員。操艦を担当。
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ハイネ・ヴェステンフルス
- 声 - 西川貴教
- ザフトの新造戦艦ミネルバに配属されたFAITH所属のMSパイロット。本編(回想を除く)第9,19,21〜23話、OP2,4クール、ED2〜4クールに登場する。
- 人種:コーディネイター、生年月日:C.E.52年9月19日、年齢:21歳、血液型:A型、身長:178cm、体重:63kg
第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦に参加したエースパイロットであり、フォックスノット・ノベンバーでは、パーソナルカラーのオレンジ色に塗装された専用のブレイズザクファントムに搭乗し、多大な戦果を挙げている(スペシャルエディション及びリマスター版第9話)。この時の戦果からFAITHに選出されている。前作に登場するミゲル・アイマンはハイネにあやかり、自機のパーソナルカラーを同じオレンジ色に染めていた。
デュランダルの護衛としてディオキアに向かった際、グフイグナイテッドのパイロットとしてミネルバに配属され、ミネルバのMSパイロットたち(シン、レイ、ルナマリア)の指揮を執るようになる。その気さくな態度でシンらほかのパイロット達とすぐにうち解けているが、戦いに関してはシビアな一面を持ち合わせており、オーブとの戦いに迷うアスランに「割り切れよ…今は戦争で俺たちは軍人なんだからさ。でないと、死ぬぞ」と、現実を直視するよう忠告している。その後、ボスポラス海峡での戦闘においてステラの搭乗するガイアを圧倒するが、キラのフリーダムの乱入により戦闘能力を奪われた後、ガイアのグリフォンブレイドによって乗機を真っ二つにされ、戦死した。ハイネの死後、彼を慕う者が部隊にかかわらずザクウォーリアの右肩を橙色に塗装したオレンジショルダー仕様にし、本篇ではジュール隊所属として第44話の第1次レクイエム攻防戦などに登場した。それについてのキャッチコピーは、「オレンジショルダーは同志の証し」。- 福田監督のインタビューでは「ハイネはシンとアスランをつなぐ重要な役」と語られていた。
- 『SEED DESTINY』の小説版や漫画版ではハイネが戦死する状況が異なっており、小説版ではアスランをガイアのビームサーベルから、高山版の漫画ではシンをガイアの放つビームライフルから庇い戦死している。ジ・エッジではテレビ版と同じくガイアのグリフォンブレイドにて戦死した。登場の仕方もそれぞれ異なっており、漫画ジ・エッジでは部下数名(ハイネ隊)と共にガルナハン基地攻略戦にミネルバ隊と共に参加している。その後、ハイネ隊はジュール隊に配属され、目立った戦死者や被害のない状態で終戦まで奮戦した。小説版ではディオキアで議長を護衛後、ミネルバ隊に配属された。
- ハイネ専用デスティニーガンダム(型式番号:ZGMF-X42S-REVOLUTION)を開発するプランにおいては、デスティニーを主力MSとして効果的に運用するための特殊部隊「コンクルーダーズ」の一員に選ばれ、ハイネ専用に調整されたデスティニーも建造された。しかし、MS完成直前にハイネが戦死したため、機体配備及び部隊編成は幻となってしまった。
- 名前のハイネ (Heine) は、彼を演じた歌手の西川貴教 (T.M.R) がバンド「Luis-Mary」に所属していた時に名乗っていた「灰猫 (Haine)」に由来している[1]。名字のヴェステンフルス (WestenFluss) は、ドイツ語で「西川」の訳。
アビー・ウィンザー
- 声 - 根谷美智子
メイリンに代わり、ザフトの新造戦艦ミネルバに配属された補充兵。- 業務はメイリンと同じ通信とMS管制。メイリンに比べ実戦慣れしておらず、クルーの要求に応えきれない部分がある。
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その他
ギルバート・デュランダル
- 声 - 池田秀一
プラント最高評議会議長。
詳細は「ギルバート・デュランダル」を参照
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キングT@KED@
- 声 - 竹田青滋(毎日放送プロデューサー)
- ミーアのマネージャー。
- いつもサングラスをかけており、関西弁で話す。ディオキア基地でミーアが慰問コンサートを行った際は、ライブ仕様のザクウォーリアを演出した。ミーアがラクスの影武者だという真実を知っており、バルトフェルドとラクスがシャトルを乗っ取った時には、思わずミーアが影武者だと言うことを暴露しかけてしまい、ミーアからひんしゅくを買った。
- ミーアの死後の動向は不明。
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グラスコー
- 声 - 西前忠久
ラクスとバルトフェルドのシャトル強奪事件の調査を専任された部隊長。
ストライクフリーダムにより部隊は壊滅する。
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サトー
- 声 - 山口太郎・『STARGAZER』では中多和宏
- ユニウスセブン落下テロ事件を起こしたテロリスト。
血のバレンタイン事件で親しい間柄の女性が犠牲者となり、ヤキン・ドゥーエ戦役では戦友を亡くしたことで、ナチュラルへの強い敵対心を持っている。そのため、停戦を維持しようとするプラントの政策を認めず、コーディネイターを新たな種と考えてナチュラルを滅ぼそうというパトリックの考えに賛同している。同様の考えを持つザフト脱走兵達と共に、戦争の発端になった血のバレンタイン事件が起こったユニウスセブンを地球へ落下させ、ナチュラルの抹殺を企てた。- サトー達のグループは、黒系統で塗装されたジンハイマニューバ2型に搭乗し、地球への被害を抑えるためにユニウスセブンを破砕しようとしたザフト部隊への妨害を行った。サトーは、破砕作業とその妨害排除に参加していたシンとアスランに対して戦闘を仕掛け、アスランが行なおうとしていた最後の破砕作業を阻止しようとする。しかし、アスランを道連れに狙った行動はシンによって防がれ、サトーはジンハイマニューバ2型ごと、地球へ落下するユニウスセブンの残骸に激突して死亡した。
- アランという戦友と、クリスティという恋人がいた模様。
- 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY』では、血のバレンタイン事件で娘を亡くしたテロリストとして描かれている。
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マール
- 整形する前のミーアのマネージャー。
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サラ
- 声 -山田美穂
ミーアのマネージャー。- しかしその正体は、デュランダルによって送り込まれた暗殺部隊の一人でもある。
オーブを批判する演説を本物のラクス・クラインの介入によって、失敗したミーアに付き添う。その後、コペルニクスの別邸で彼女を言葉巧みに唆して、暗殺するよう仕向けた[注 1]。その後、待ち伏せした野外コンサートホールにてラクスと共に行動したアスラン達と交戦する。手榴弾でミーアもろとも始末しようとしたが、逆に撥ね返されて[注 2]足元で爆発し、重傷を負う。最後の悪あがきに、ラクスを撃とうとしたが、気づいたミーアが庇って失敗。アスランによって止めを刺され、死亡する。
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ミーア・キャンベル
- 声 - 田中理恵
ラクス・クラインに瓜二つの少女。- 人種:コーディネイター、生年月日:C.E.56年7月2日、星座:蟹座、血液型:O型、年齢:17歳、身長:160cm、体重:47kg
- 瓜二つなのは整形によるもので、整形前の素顔は細目でソバカス顔。髪の毛の色も本来は紫が掛かった灰色である。ラクスと異なり、髪飾りは星形で、ややバストが大きい。髪はウェーブがかかっておらず、ラクス以上に鮮やかなピンク色になっている。コスチュームもラクス以上に露出度の高いハイレグとなっている。性格は天真爛漫で快活。自らもラクスの大ファンで、コンサートの際は彼女の持ち歌をアップテンポにアレンジしたものを歌唱している。
ハロは赤く、英語を喋る。- 整形前から声色がラクスと同じであったため、プラント議長ギルバート・デュランダルにプロパガンダ要員としてスカウトされ、ラクスに扮装して活動することになる。しかし、ラクスを完璧に演じることはできないようで、ミーアがラクスを演じるようになってからは、ラクスが安っぽいアイドルになったと感じる人間もいた[3]。
- ラクスと婚約者同士のアスランには、過剰なまでに大胆に振る舞う。ミーア自身もアスランに個人的な興味と憧れを抱いており、ディオキアのホテルで寝泊りしていたアスランにベビードール姿で夜這いをかけ、キスを迫ろうとしたこともある[注 3]。
オーブとザフトの激戦の後、テレビ放送されたカガリの演説への対抗のためにオーブを批判する演説を行うが、本物のラクスに電波ジャックで乱入されたことによって失敗した結果、デュランダルによってコペルニクスで軟禁生活を強いられることになる。その後、側近としてミーアを監視していたサラによってラクスの暗殺をそそのかされ、助けを求める手紙を付けた赤いハロでラクスを誘き寄せようとするが「敵である自分(ラクス)に助けを求めるのはおかしい」と看破していたラクスはアスラン達と共に行き、ミーアも予想外であったアスランの同行に動転する。ラクスに銃を向けるもアスランによって阻止され、ラクスの言葉によって自らの行為を過ちと認識し、彼女達と和解した。しかし、その場に乱入したサラ率いる暗殺部隊とキラ達との銃撃戦後、瀕死の状態であったサラが放った銃弾からラクスを庇い、致命傷を負ってしまう。最後は憧れていたラクスと想いを寄せていたアスランに看取られながら、静かに息を引き取った。ミーアの死を目の当たりにした皆のそばで彼女の持ち物を調べたラクスによって、カバンから発見された日記からミーアの歌への想いやラクスへの感情が判明した。遺体はアスラン達によりアークエンジェルへと移送され、キラやアスラン達の手によって質素ながらも告別式が行われた。- 小説版ではラクスによるディオキア基地のシャトル強奪事件で、シャトルに「本物のラクスがいる」と認識した際に彼女への憧れを覗かせる。しかし、それと同時に現在の自分が受けている名声や歓声を奪えるのもラクスであるという考えに思い当たり、更にその歓声を奪い取った自分をラクスが許すはずがないとの強迫観念も重り、ラクスへの恐怖を急激に自覚する。アスランがジブラルタル基地で逃亡を図った際にも、自分が手にしていた歓声を失うことを恐れるあまりに逃亡を拒否するという葛藤が描かれた。
- 自分の本来の顔には劣等感を抱いていた模様で、ラクスの替え玉を演じる理由の一つになっていた模様。また、アスランに対してもラクスと並行して憧れていたことが描かれている。
- 『THE EDGE』ではアークエンジェルを討たれたことで傷心状態になったアスランに気を持ち直して貰おうとシャトルの件を伝え、少なくともラクスだけはアークエンジェルにいないから無事と伝えたのだが、逆にそれがラクスも死んだと思わせれば都合が良いというデュランダルの思惑にアスランが気付く結果となってしまった。
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ヨアヒム・ラドル
- 声 - 高塚正也
- ザフトマハムール基地司令官。
ガルナハン解放戦において、ラドル隊として旗艦デズモンドに乗艦し、僚艦ミネルバと共に作戦を成功に導いた。艦長クラス及び司令官クラスが着用する黒色の軍服を着用している。
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ヨップ・フォン・アラファス
- 声 - 吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)
ラクス・クライン暗殺計画の実行部隊アッシュ隊の隊長。監督によると、その技量はアニメ『ケロロ軍曹』のケロロ小隊と同等であるとされる。- ラクス暗殺を目的に(ギルバート・デュランダルの命令によるものかは本編中では不明)、プラント本国でも配備が遅れている最新型MS・アッシュや実行部隊を率いてアスハ邸に攻撃を仕掛ける。ラクスらを地下に追い詰めるものの、キラ・ヤマトの操縦するフリーダムガンダムによって部下の全機が戦闘不能に陥り、自身の機体も行動不能に陥るまでに損傷させられる。その後は部下共々機密保持のために機体を自爆させ、死亡した。こういったヨップらの行動やデュランダルがラクスの偽物としてミーアを立てていたことが、キラがザフトへの不信を持つことに繋がった。
- 原作本編中では名前を呼ばれないが、エンディングのクレジットにはフルネームが記されている。
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前作からの引き継ぎ(プラント / ザフト)
イザーク・ジュール
- 声 - 関智一
- ザフト軍ジュール隊隊長で、前作に登場した「クルーゼ隊」の元エリートパイロット。
詳細は「イザーク・ジュール」を参照
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ディアッカ・エルスマン
- 声 - 笹沼尭羅(当時は笹沼晃)
- ザフト軍ジュール隊隊員で、前作に登場した「クルーゼ隊」の元エリートパイロット。隊の隊長であるイザークとは「クルーゼ隊」の頃からの旧友。
詳細は「ディアッカ・エルスマン」を参照
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地球連合軍
イアン・リー
- 声 - 西前忠久
- 地球連合軍ファントムペインに所属する宇宙戦艦ガーティ・ルー艦長。階級は少佐。
- 上官の命令に忠実な職業軍人で、直属の上司であるネオを補佐する。アーモリーワンからのMS奪取作戦において母艦を指揮し、追撃してきたミネルバと激しい戦闘を繰り広げながら、月基地へ帰投を果たす。
レクイエム攻防戦において、乗艦していたジブリールもろともレジェンドのビームスパイクにブリッジを貫かれ、戦死した。- エクステンデッドに対しては、「揺り籠に戻す必要があるパイロット」として、やや否定的な意見を述べている。
- 小説版ではアニメと同じ役割であるが、ダイダロス脱出の際にはロード・ジブリールに非難の目を向けていた。レジェンドに発見され、対モビルスーツ戦闘を命じようとした瞬間にブリッジを破壊され、戦死した。
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ジョゼフ・コープランド
- 声 - 楠大典、『スペシャルエディション』では中田譲治
大西洋連邦大統領。
地球連合内部では穏健派として知られており、当選時の公約は「プラントも含めた地球圏統一国家樹立」。反プラント・反コーディネイター思想を持つ人物ではなく、プラントとの戦争には積極的ではなかった。しかし、地球各国に絶大な影響力を持つロゴスの支援を受けて当選した人物であり、ロゴスからの指示を、ある時は役人のように粛々と、ある時は気が進まないながら渋々と従った。ロゴスの傀儡という立場であるためか、ロゴス幹部からは大西洋連邦の「小僧」とも呼ばれる描写がある。開戦初頭のプラントへの攻撃が失敗し、戦闘が膠着化するにつれ、ロゴスやジブリールと距離を置き始め、黒海への部隊派遣を断っている。- デュランダルによるロゴス打倒宣言からヘブンズベース攻防戦にかけては、大西洋連邦内の反戦気運の高まりから静観していたが、レクイエム攻防戦ではフォーレ防衛の月艦隊を発進させたアルザッヘル基地の司令部で険しい表情を浮かべている姿が確認できるため、あくまで地球連合軍ロゴス派として行動していたと思われる。しかし、ジブリールから「臆病者」と言われている事からコープランド自身はレクイエム発射にはあまり賛同していない様子が窺える。
- ジブリールの死後、月面アルザッヘル基地に赴いていた際、カガリのデスティニープラン反対のテレビ演説に影響され、アルザッヘルから残存した地球連合軍月艦隊を出撃させるが、デュランダルによるレクイエムの攻撃を受け、死亡した。
- 小説版では前半の描写はアニメ本編と大差はないが、戦争に対して積極的ではない一面が強調されている。ロゴスの存在がデュランダルに暴露されると反ロゴスの暴徒から逃れるために姿をくらませたとの記述があるため、月面のアルザッヘル基地に居たのは、暴動から避難していたためと思われる。ダイダロス基地陥落後のデスティニー・プラン発表後に、事実上敗戦した連合軍部がプラントに対する抵抗を示していた事に関して「袂を分かつ」と表現されていたことから、アルザッヘルの地球連合軍月艦隊の出撃はコープランドの意思ではなかった模様(報道されていた会見も軍部批判だと思われる)。しかし、デュランダルからは「小物」と侮られ、連合の掌握どころか軍部の突出を止める力すら持っていないコープランドには価値がないとして切り捨てられてしまい、原作アニメ同様にレクイエムを撃ち込まれ、アルザッヘルで死亡した。
- スペシャルエディション版では黒海への部隊派遣を断る際の口調が原作以上に辛辣となり、明確にジブリールを罵る様な言葉となっている。
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ネオ・ロアノーク
- 声 - 子安武人
- 地球連合軍ファントムペイン隊長。顔の半分を覆う仮面を着用している。
詳細は「ムウ・ラ・フラガ」を参照
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イサワ、ハラダ
- 地球連合軍ファントムペインに所属するダガーLのパイロット。アーモリー・ワンを襲撃し、奇襲とはいえ少数ながらザフトのモビルスーツ隊を圧倒した。
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ミラー、ジョーン
- (ミラーのみ声 - 杉田智和)
- 地球連合軍ファントムペインに所属するダガーLのパイロット。ミネルバを追いつめるが、両名ともレイに撃墜された。
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ルーカ
- 小説版2巻に登場した地球連合軍の兵士。階級は曹長。
インド洋前線基地に所属し、前線基地建設任務に従事していたが、現地住民を強制徴用して働かせていることに後ろめたさを感じていた。故郷に妻子を残している。- 同郷出身者であり、故郷に「エリザベス」という婚約者を残してきているウィンダムパイロットの中尉(アニメでも撃墜時に「エリザベス」と叫んで死亡するパイロットが存在する)と親しい間柄。
- ファントムペインにウィンダム部隊が徴用され、インパルスが基地内に侵入すると通常兵器で攻撃するが、逆に攻撃され、戦死した。
- 基地が攻撃された際に逃げようとした現地住民を銃撃した地球連合軍兵士に掴みかかるなど良識のある人物であった。
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ロード・ジブリール
- 声 - 堀秀行
ムルタ・アズラエルの後を継いだブルーコスモスの新盟主。- 人種:ナチュラル、生年月日:C.E.42年10月1日、星座:天秤座、血液型:A型、年齢:31歳、身長:181cm、体重:70kg
- アズラエルの死後に弱体化した組織を立て直している。アズラエルとの直接的な関係は描かれなかったが、彼と同様にコーディネイターを強く憎んでいる(ただしアズラエルとは違い、劇中では何故彼がコーディネイターを憎悪するに至ったかという描写は無い)。また、大西洋連邦大統領ジョゼフ・コープランドとの結び付きが強く、彼を使って「プラン」と呼ばれるコーディネイター殲滅計画を画策していた。世界を裏で操る軍産複合体ロゴスのメンバーとしても活動している。第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦で死亡したと思われていたムウ・ラ・フラガを密かに回収し、彼にネオ・ロアノークとしての記憶を植え付けた張本人。ネオの率いる特殊部隊ファントムペインの黒幕的な存在でもある。
- ユーラシア西部に自らの邸宅を構えており、幾つものモニターが地下の秘密基地に設置されており、ここで他のロゴスメンバーと連絡を取り合っている。モニターを眺めながら膝に抱いた猫を撫で、ワイングラスを掲げるなど、一見紳士的だが、ヒステリックで激昂しやすい性格の持ち主で、気に入らないことがあると物に当たる場面も描かれた。また追いつめられると感情をむき出しにする精神的な脆さ、保身のために仲間や部下を裏切ったり見捨てるなど、器量が狭く自己中心的で非道な部分がアズラエルと共通している。尚甘く見ていたとは言え、アズラエルが自ら最前線に赴いていたのに対し、彼は決して矢面に立たず、他力本願に偏るというより卑劣で悪辣な振る舞いを貫徹した。
- 開戦直後のプラントへの核攻撃に失敗して以降、地球連合内での発言力は徐々に衰えていき、戦力であるエクステンデッドの一人であるアウルを失った際には、新たに完成した大型戦略MSデストロイを配備させ、反対運動の強い幾つかの都市を壊滅状態に追い込む。しかし、ベルリンでのザフト・アークエンジェルとの戦いでデストロイは破壊され、ネオも行方不明となり、ファントムペインは事実上壊滅に追い込まれてしまう(ジブリールがアークエンジェルの参戦に気付いていたかは不明だが、小説版では虎の子の「デストロイ」が「フリーダム」に堕とされたとの認識を有している)。
- 後に、ギルバート・デュランダルの演説によって自らを含むロゴスの存在やこれまでの所業を暴露されたことで、屋敷を暴徒に襲われて逃走を余儀なくされる。ヘブンズベースで態勢を立て直そうとするが、ヘブンズベース攻防戦において、切り札であった量産型デストロイ5機を含むほとんどの戦力を失い、他のロゴスのメンバーを見捨てて潜水艦で脱出した。
オーブのセイラン家に匿われて潜伏するが、それもすぐにザフト軍に察知され、オーブはザフト軍と交戦状態になる。ウナト、ユウナと共に脱出する予定であったが、現れない彼らに業を煮やすとセイラン家のシャトルで脱出し、レクイエムを使用するために月面ダイダロス基地にたどり着く。しかし、余裕がなくなっており、真偽は別に反デュランダルを掲げたラクスをコーディネイターであるにも拘わらず味方と思い込みコンタクトをとろうとする本末転倒を晒すが、同時に双方を支持しない意思が表明されたために彼女を引き入れることは諦めた模様。- ダイダロスに着いたジブリールは形勢逆転を図るため、レクイエムによってプラントの首都、アプリリウスを攻撃しようと目論むもジュール隊の奮闘により照射がずれ、プラント数基を破壊させるも結果的には失敗する。続けて第2射を目論むが、デュランダルによりザフト軍のほとんどの戦力が招集され、先陣に立ったミネルバの奇襲に遭い阻止されてしまう。形勢不利と感じ、またも部下を見捨てて脱出を図るが、レイのレジェンドによる攻撃によって、乗艦したガーティー・ルーの艦橋(ブリッジ)ごと討たれて戦死した。
- 小説版では地球連合軍とプラントの戦争と対立を日和見しているロゴスの老人たちに対する苛立ちが強調されている。また、ヘブンスベースやオーブ、ダイダロスからの逃亡の際には自身の安全を最優先にした行動を取りながらも、逃亡の際に協力したオーブ軍人達やダイダロス基地司令官の打算や保身の姿勢にはうんざりしており、地球とナチュラルの未来から自分は生き延びなければならないとかなり独善的な思考に陥っており、その思考は死亡する直前まで変わらなかった。デュランダルからは世界の悪意を一身に受け、デスティニープラン導入を促した最も献身的な協力者と称されてしまっており、結局アズラエルやパトリック同様利用されていただけに過ぎなかった。
- 一部の漫画版やゲーム『スーパーロボット大戦L』ではシン・アスカがジブリールを討つ展開となっており、コミックボンボン版では、シンの乗るデスティニーの高エネルギービームライフルでレクイエムのコントロール・ルームを貫かれ、死亡(その際自分がデュランダルの掌で踊らされていたことに気づき、愕然としていた)。月刊マガジンZ版では、デスティニーのフラッシュエッジ2がガーティー・ルーのブリッジに直撃して死亡、『スーパーロボット大戦L』では本作のオリジナル組織に見捨てられて逃げようとしたところをデスティニーのフルウエポンコンビネーション(主要武器を使った連続攻撃)で撃墜されている。
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ダイダロス基地司令官
- 声 - 今村直樹
- 地球連合軍月面軍事拠点「ダイダロス」基地司令官で、地球連合軍ロゴス・ブルーコスモス派に所属。階級章から少将であると思われる。EDクレジットでは単に「司令官」と表記されている。
- 連合軍の全方位軌道間戦略砲「レクイエム」を建造し、オーブから逃亡したロード・ジブリールを受け入れ、レクイエムによるプラント本国直接攻撃やダイダロス、レクイエム攻防戦の指揮を取った。「優しい政治家」により自分たちが苦労して築いたレクイエムが死蔵されていた現状に不満を持っていたようで、レクイエムによるプラント攻撃を明言したジブリールを頼もしく思っていた。
- しかし、ミネルバのダイダロス攻撃で基地が陥落寸前に陥るとジブリールは降伏宣言と同時にレクイエム発射を命じて、逃亡。自身は命令に従事したが、レクイエム発射直前にシン・アスカが破壊した停泊中のネルソン級戦艦の爆発に巻き込まれ、基地司令部ごと消滅して戦死した。
ロゴスメンバー
- 画面中に登場したロゴスのメンバーは、アダム・ヴァミリア、アルヴィン・リッター、グラハム・ネレイス、セレスティン・グロート、ダンカン・L・モッケルバーグ、ブルーノ・アズラエル、ラリー・マクウィリアムズ、ルクス・コーラー。
- このうち、アダム、ダンカン、セレスティン、ネレイス(死亡順)は民衆の襲撃により死亡。残りのメンバーもヘブンズベース陥落に伴いザフトに拘束された。
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エクステンデッド
詳細は「生体CPU#エクステンデッド」を参照
アウル・ニーダ
- 声 - 森田成一
- 地球連合軍ファントムペインに所属するアビスのパイロット。
スティング・オークレー
- 声 - 諏訪部順一
- 地球連合軍ファントムペインに所属するカオスのパイロット。
ステラ・ルーシェ
- 声 - 桑島法子
- 地球連合軍ファントムペインに所属するガイアのパイロット。
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オーブ連合首長国
アマギ
- 声 - 千葉進歩
オーブ海軍の士官。階級は一尉。- 当初はトダカの副官として、オーブ黒海派遣軍の旗艦タケミカズチに乗艦する。黒海、クレタ島沖海戦において、タケミカズチは大破し、沈没を待つばかりとなるが、アマギはトダカと一緒に沈み行く艦と運命を共にする意向を申し出るが逆に、「もうその命が無いものと思うなら、他の将兵を連れてカガリ達のアークエンジェルに移乗し、戦争を終わらせられるよう尽力せよ」と言う旨諭され、これによりタケミカズチを退艦。救命ボートから多くの将兵と共に、沈みゆくタケミカズチを敬礼で見送った。
- その後、覚悟を決めたその他の将兵を率いてアークエンジェルに乗艦する。アマギ自身はCIC指揮官の任に就き、エンジェルダウン作戦やオーブ攻防戦では砲雷の指揮を執った。アークエンジェルがオーブ軍第2宇宙艦隊へ編入後は艦を降り、クサナギに乗艦する。以後、終戦まで、副操縦士兼CIC管制官を務めた。
- 小説版においても役割は本編に準じているが、黒海派遣軍の際には度々ユウナに対する激しい憤りが強調されている。フリーダムによるカガリ・ユラ・アスハ拉致の際にはトダカと共にオーブ軍イージス艦に搭乗しており、潜航するアークエンジェルに対する攻撃を具申する場面が追加されている。
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イケヤ、ゴウ、ニシザワ
- 声 - 望月健一(イケヤ)、小田久史(ゴウ)、高橋裕吾(ニシザワ)
- オーブ海軍に所属するムラサメのパイロット。階級は全員、一尉。
- オーブ黒海派遣軍としてミネルバと戦闘を行い、その後、アマギらと共に機体ごとアークエンジェルに移乗した。デストロイによるヨーロッパの無差別殺戮の際にはカガリのストライクルージュと共に出撃する。息の合った3機の連携攻撃で、デストロイの護衛に付いていたカオスを撃墜する事に成功した。また、オーブ攻防戦において、バルトフェルド専用ムラサメに搭乗したキサカと共にカガリの搭乗するアカツキの援護を行う。アークエンジェルがオーブ軍第2宇宙艦隊に編入後の配置は不明だが、宇宙に上がった後、終戦までムラサメのパイロットを務めた。
- 『SEED DESTINY』の小説版では、メサイア攻防戦において、イケヤ、ゴウ、ニシザワの3人はネオ(ムウ)が搭乗するアカツキと共に戦闘を行うが、ニシザワ機はグフイグナイテッドと斬り合いになった際、機体が損傷した。生死については公表されていない。
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ウナト・エマ・セイラン
- 声 - 松本大
オーブ宰相であり、ユウナの父親。- 五大氏族であるセイラン家の当主[4]であり、オーブ代表首長カガリを宰相として補佐している。実質的にオーブの政治を取り仕切っており、戦争に対して中立の立場を唱えているが、大西洋連邦寄りの政治家であり、世界安全保障条約への締結の際には加盟を推進した。前大戦の英雄として人気が高いカガリを政治家的な能力よりも実権を握るための利用対象として見做しており[5]、ユウナをカガリに政略結婚で嫁がせ、自身の影響力の保持を図ろうとしたが、キラにカガリをさらわれてしまう。その後、大西洋連邦の要請によりオーブ軍艦隊を地中海に派遣した。
- ブルーコスモスの盟主ジブリールをオーブ内に匿った当人であり、オーブ攻防戦が開始された際、ジブリールと共にシャトルで脱出するはずだったが、他の政府要人と共にシェルター内に避難していた時に、ジオグーンに突入され、シェルターが崩壊し、死亡した。
- 『SEED DESTINY』の小説版では世界が反ロゴスに向かい、オーブ近海に艦隊が並ぶなか、自身の邸宅を訪ねてきたジブリールを内心疎みつつ(オーブに関係するロゴス幹部の紹介で顔を合わせたことはあるが、この様な事を頼られる様な間柄ではないと記述されている)も、プラントの戦勝によって連合寄りの自身が失脚する可能性や連合軍部を掌握しているジブリールの権力を前に半ば屈する形で匿っていた。前大戦の戦後処理に携わった政界関係者が責任から辞職したため、自身を含め防衛戦経験を持つ官僚が存在しない事や、それまで問題の先送りで政界を渡ってきた故に非常時への対処が見つからず狼狽。ザフトと離反した地球連合軍によるオーブ侵攻が始まった際にはそれまでイエスマンだった他の閣僚から激しく責められており、そのまま軍部への迎撃命令や国民への避難命令を後回しにして、真っ先に行政府地下の対策シェルターに逃げ込んだ卑劣な側面も描かれている。
- 『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 Δ ASTRAY』では作戦の為オーブのファントムペインの駐留を認めつつ、同部隊に対する嫌悪感を見せていた。
- 『SEED DESTINY MSV戦記』では、隠し財産として価値の落ち辛いイリジウムやプラチナのインゴットを相当数所持していた事が判明している[6]。
月刊マガジンZ版では、ジブリールに同行して逃亡しようとしたが、ジブリールに用無しと見なされ、ジブリール側についたオーブ軍人らに暗殺された。
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ソガ
- 声 - 西前忠久
- オーブ軍の一佐。
- オーブ攻防戦において、カガリが到着するまで国防本部でユウナの補佐官的職務についていた。ユウナ拘束の命令を受けた際には、左ストレートをユウナに放っている。オーブ攻防戦ののちにクサナギ艦長となる異例の大抜擢を受け、メサイア攻防戦において、その沈着な指揮で、ネオ・ジェネシスによる攻撃を免れたオーブ軍艦隊、議長を裏切ったザフト艦隊と共に、レクイエムの破壊に関与し、終戦までその任を務めた。
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タツキ・マシマ
- 声 - 西松和彦
- オーブ閣僚の一人。
世界安全保障条約への加盟の前には、ウナト、ユウナと共にカガリを説得しようとした。- 最期は、ウナトら閣僚と共にシェルター内に避難していた時に、ジオグーンに突入され、シェルターが崩壊し、死亡した。
- 小説版ではオーブ首長の一人。
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トダカ
- 声 - 一条和矢
- オーブ海軍の一佐。
オーブ解放作戦の際に家族を失った直後のシンを保護し、プラントへの移住を勧めている。フリーダムに搭乗したキラが式場からカガリを連れ去った際には、対応は慎重を要することを理由に攻撃は行わずアークエンジェルにカガリを託し潜行する姿を敬礼して見守った。その後、オーブ黒海派遣軍の司令として空母タケミカズチに乗艦し、黒海、クレタ沖海戦においてミネルバと闘うが、シンの搭乗するソードインパルスの攻撃によって撃沈される。その際ユウナを壁に叩き付け、撃沈直前に部下に退艦を命令し、アマギらに「志(こころざし)あらばアークエンジェルへ行け」と命令した。シン同様、トダカもまた乗艦を沈めようとする敵機のパイロットが、かつて自分が保護した少年であることを最期まで知らないままであった。
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馬場(ババ)
- 声 - 花田光、高塚正也(スペシャルエディション)
- オーブ軍に所属するムラサメのパイロット。階級は一尉。
- オーブが世界安全保障条約に加盟したことを知らずに入国しようとしたアスランのセイバーに対し、緊急発進したムラサメで迎撃する。その後、オーブ黒海派遣軍に配属され、黒海、クレタ島沖海戦においてミネルバと戦闘になった際には、部下の多くを失って敗北が確定的となる。そのことを悟った馬場は覚悟を決めてムラサメごとミネルバに特攻し、その副砲「M10イゾルテ」の破壊に成功するも落命した。
- オーブ軍の戦闘停止命令に来たカガリのストライクルージュを強引に排除するなど、オーブを出る際に死ぬ覚悟をしている男気溢れるパイロットである。
- ミネルバを攻撃する際に、一度はブリッジに照準を合わせるものの、戦闘停止の介入に来たキラのフリーダムに銃を破壊され、特攻に戦術を変更した。
- 劇中において、オーブの日系の名前で実際に表記が漢字なのは馬場のみであるが、理由については不明。『DESTINY』の小説版やゲーム『機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合vs.Z.A.F.T.II』では名前がカタカナ表記になっている。
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ユウナ・ロマ・セイラン
- 声 - 野島健児
- 五大氏族であるセイラン家の跡取り。22歳。
- 父親はオーブ宰相ウナト・エマ・セイラン。親同士が決めたカガリの婚約者でもある。なお、月刊マガジンZ版では、カガリとは「いとこ」の関係にある[注 4]。
ユニウスセブン落下テロ事件を受けて、オーブにも大西洋連邦が中心となった地球連合加盟各国との世界安全保障条約への参加を求められ、中立の維持を主張するカガリに対して、ユウナは他の首長と共に、条約拒否により孤立化、輸出によって成り立っている経済が崩壊することの危険を説き、条約の締結を承諾させる。その後、ミネルバと連合の戦いを見て感情的な物言いをするカガリに対して「国はあなたのオモチャではない」と叱りつける。時を同じくしてカガリとの結婚式を執り行うことを決め[注 5]、当日は盛大なパレードを行なうが、式の最中にフリーダムで乱入してきたキラにカガリを略奪されてしまう。その際、軍人たちは追跡・攻撃が可能であるにもかかわらず、敬礼しつつ見送るなど、軍人からの支持はあまり得られていないようである。- 条約の締結に伴い、ミネルバがオーブを出航した際は、その情報を地球連合軍に提供し、共にザフト軍を討つべく、総司令官として空母タケミカズチを旗艦とする大艦隊を率いて、黒海での戦闘を指揮する。その際に当面の作戦内容よりも作戦名を気にするなど、軍人としての適性は低いことを露呈した。当初は優勢に戦局を進めていたが、シンのインパルスにより、艦隊は次々と撃沈される。トダカに殴り飛ばされ部下に抱えられて戦線を離脱しオーブ艦隊は壊滅した。
- その後、ジブリールがオーブに匿われて潜伏しているとして、デュランダルから引渡しを要求されるが、ジブリールよりオーブへの核攻撃を示唆され、また明確な物証がなければ攻撃を受けないとの読みから「そのような人物はオーブ内に存在しない」との声明を発表するが[注 6]、ザフトはすでに物証を得ており、声明を無視する形でザフトによるオーブ侵攻戦が開始された。攻撃を受けるとは考えていなかったため、オーブ側は満足な迎撃体制を整えることが出来ず、その上、民間人避難などの対応もなされなかった。この後ユウナは国防本部でオーブ軍の指揮を取るが、戦況は芳しくなかった。アカツキで応援に駆けつけたカガリの来援を喜ぶも、彼女をオーブ国家元首として認めた瞬間に国家反逆罪で逮捕・拘束の命令が出され、その場で殴り倒され取り押さえられる。拘束され避難用のシェルターへ送られる事となり連行されるが、シェルターの入り口付近で隙をつき護送兵を押しのけて逃走を図ろうとした時に、上空で撃墜されて落下して来たグフイグナイテッドの下敷きとなって死亡した。
- 小説版ではウナトに対してカガリの事を度々フォローしているが、その発言すらもどこか小馬鹿にした様な態度である、失脚時にはあんな小娘に考える力などあるはずがないと思っている等、カガリを侮っている事が度々強調されている。また、意識的に責任を誰かに押し付ける事を常に考えている節があり、クレタでの戦闘中には失敗した場合はトダカ一佐に責任を押し付ける事を内心で決めており、オペレーション・フューリーでオーブにザフトが侵攻した際にもソガ一佐に責任を押し付けようとしていた。また、失脚時にもカガリがセイラン家にザフトのオーブ侵攻の責任を不当に押し付けようとしていると考えていた。自分の事を特別な存在であると自負しており、失脚時にはその事を理解しない兵士たちから逃れる様に逃亡を図ったが、その直後に撃墜されたグフが目の前に迫り、死は平等に降り注ぐ事を自覚する前に下敷きになり死亡するという結末を迎える。
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前作からの引き継ぎ(オーブ)
カガリ・ユラ・アスハ
- 声 - 進藤尚美
- 前作のもうひとりのヒロインで、オーブ連合首長国首長。先代の代表だったウズミ・ナラ・アスハは(義理の)父親であり、前作の主人公キラ・ヤマトは双子の弟である。
詳細は「カガリ・ユラ・アスハ」を参照
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エリカ・シモンズ
- 声 - 柳沢三千代
- オーブのモルゲンレーテ社に勤務し、かつてオーブの主力MSだったM1アストレイの主任設計技師を務めた女性。
詳細は「機動戦士ガンダムSEEDの登場人物#エリカ・シモンズ」を参照
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レドニル・キサカ
- 声 - 千葉一伸
- タッシル出身のオーブ軍人で、カガリの部下。
詳細は「機動戦士ガンダムSEEDの登場人物#レドニル・キサカ」を参照
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アークエンジェル / クライン派
ヒルダ、マーズ、ヘルベルト
クライン派に所属するドムトルーパーのパイロット。
- ヒルダ・ハーケン(Hilda Harken)
- 声 - 根谷美智子
- 年齢:22歳。
- ヘルベルト・フォン・ラインハルト(Herbert Von Reinhard)
- 声 - 楠大典
- 年齢:26歳。
- マーズ・シメオン(Mars Simeon)
- 声 - 諏訪部順一
- 年齢:26歳。
シーゲル・クラインに賛同した旧クライン派のパイロットであり、戦後はシーゲルの娘ラクスのために人類の平和な未来を目指し戦闘に参加した。ヒルダ達はドムトルーパーに搭乗し、3機による連続攻撃「ジェットストリームアタック」で敵機を撃破した。MS搭乗時は黒色のザフトノーマルスーツを着用する。ヘルメットはザフトに広く普及しているタイプである。また、平常時もザフトの軍服を着用しており、ヒルダが赤服、ヘルベルトとマーズは緑である。搭乗するドムトルーパーには左肩部と右脚部に識別用のナンバリングが施されており、ヒルダが「003」、ヘルベルトが「004」、マーズが「009」になっている。作戦立案はマーズが行い、ヘルベルトがその案を煮詰め、ヒルダが実行リーダーを担当する。- 監督である福田己津央はインタビューにおいて、ヒルダのデザインは眼帯をとると『機動戦士ガンダム』に登場するマチルダ・アジャンと同じ顔であり、初代ガンダムへのオマージュであると語っている[8]。そしてヒルダは実は同性愛者で、ラクスを愛しているという隠し設定がある。これは、スペシャルエディション4でキラとラクスの抱擁を目撃した時に顔をしかめる(男女の恋愛を嫌悪する)という形で表現され、のちにインタビューによって監督が明らかにした[要出典]。
- また、福田はインタビューにおいて、ヘルベルトが釘を咥えているのは機甲戦記ドラグナーの悪役「グン・ジェム隊」の一員であるガナンのオマージュであると語っている[8]。また、ヘルベルトが釘を銜えているのは体内の鉄分不足を補うためであり、それは前大戦時の怪我の後遺症が原因だと補足する資料も存在する[9]。
- マーズはオーブ降下時にはザフトの増援と誤認したオーブ軍のMSに照準を向けられ、直後ラクス・クラインの鶴の一声によって命拾いした裏設定があるとされる[9]。
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前作からの引き継ぎ(アークエンジェル / クライン派)
キラ・ヤマト
- 声 - 保志総一朗
- 前作「機動戦士ガンダムSEED」の主人公で、1年半にも及ぶ戦争を停戦へと導いた英雄機フリーダムのパイロット。
詳細は「キラ・ヤマト」を参照
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アスラン・ザラ
- 声 - 石田彰
- 元ザフトのエースパイロットで、前大戦で多大な悲劇をもたらした大量破壊兵器「ジェネシス」を破壊したジャスティスのパイロット。前作に登場した元プラント最高評議会議長パトリック・ザラは実の父親であり、キラ・ヤマトの親友。
詳細は「アスラン・ザラ」を参照
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ラクス・クライン
- 声 - 田中理恵
- 前作のヒロインで、プラント国民の間で絶大な人気を誇る歌姫。前作に登場した元プラント最高評議会議長シーゲル・クラインの一人娘であり、キラ・ヤマトの恋人。
詳細は「ラクス・クライン」を参照
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マリュー・ラミアス
- 声 - 三石琴乃
- 元地球連合軍の女性士官で、前大戦で三隻同盟の一翼をなした「アークエンジェル」の艦長。
詳細は「マリュー・ラミアス」を参照
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アンドリュー・バルトフェルド
- 声 - 置鮎龍太郎
- 前大戦で三隻同盟の一翼をなした「エターナル」の艦長。かつては「砂漠の虎」の異名を持ち、元ザフト軍バルトフェルド隊隊長を務めたエースパイロットで、現在はクライン派の一員。
詳細は「アンドリュー・バルトフェルド」を参照
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アーノルド・ノイマン
- 声 - 千葉一伸
- 元地球連合軍の士官で、アークエンジェルの操舵手。
詳細は「機動戦士ガンダムSEEDの登場人物#アーノルド・ノイマン」を参照
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コジロー・マードック
- 声 - 中嶋聡彦
- アークエンジェルの整備担当。
詳細は「機動戦士ガンダムSEEDの登場人物#コジロー・マードック」を参照
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ダリダ・ローラハ・チャンドラII世
- 声 - 鳥海勝美
- 元地球連合軍の下士官で、オペレーター担当。
詳細は「機動戦士ガンダムSEEDの登場人物#ダリダ・ローラハ・チャンドラII世」を参照
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ミリアリア・ハウ
- 声 - 豊口めぐみ
- キラの通うカレッジの友人で、アークエンジェルのオペレーター担当。戦後は戦場カメラマンとして各地を回っていたが、ラクスが宇宙に上がったことで自らの意思で再び再乗船した。
詳細は「機動戦士ガンダムSEEDの登場人物#ミリアリア・ハウ」を参照
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マーチン・ダコスタ
- 声 - 笹沼尭羅
- 元ザフト軍バルトフェルド隊の副官で、現在はクライン派の一員としてラクスやバルトフェルドを補佐する。
詳細は「機動戦士ガンダムSEEDの登場人物#マーチン・ダコスタ」を参照
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トリィ
- 声 - 進藤尚美
- キラが所有する鳥型のペットロボット。ライムグリーン色で、「トリィ」という単語の電子音で鳴く。元々はアスランがつくったもので、彼がコペルニクスからプラントへ帰る際にキラにプレゼントしたもの。
詳細は「機動戦士ガンダムSEEDの登場人物#トリィ」を参照
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ハロ
- 声 - 三石琴乃
- ラクスが所有する小型の球形ロボット。発語能力はシンプルで、関西弁や「オマエモナー」など、限られたボキャブラリーで意思表示をする。こちらも元々はアスランがつくったものである。
詳細は「機動戦士ガンダムSEEDの登場人物#ハロ」を参照
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民間人
マユ・アスカ
- 声 - 坂本真綾
- シンの妹。
- 両親、兄のシンと共にオーブで暮らしていた。C.E.70年に地球連合・プラント間で戦争が起きてもその生活に大きな変化はなかったが、オーブ解放作戦において、戦況が激化したことで家族は港への避難のため山中の道を急いでいた最中に、携帯を落としたからと言う理由で駄々をこねて両親を引きとめた事が原因で近隣で行なわれたフリーダムとカラミティによる戦闘の流れ弾に巻き込まれ(どちらの発砲による着弾かは劇中の描写では曖昧にされている)、両親と共に命を落とした。この際、マユが落とした携帯電話を拾うため、家族から離れた位置にいたシンは生き残ることになった。この時のピンク色の携帯電話はシンにとってかけがえのない形見となり、ザフトの軍人となってからもしばしばマユや両親との幸せな日々を思い出している。
コニール・アルメタ
- 声 - 笹本優子
- ユーラシア西部・ガルナハンで反連合活動をしているレジスタンスに所属している少女。14歳。
- 地球連合の圧政に苦しめられているガルナハンを救うため、連合の陽電子砲台「ローエングリンゲート」の陥落作戦を実行するミネルバとラドル隊に協力。アドバイザーとして、ゲートの攻略法を伝える。アスランは彼女を『ミス・コニール』と呼んだ。当初はシンと反発し合い、彼に不信感を抱くが、シンの活躍によって作戦が成功した後は和解した。オペレーション・フューリー後、本物のラクスの演説が放映されてデュランダルへの疑惑と不信が論じられる中、彼女はガルナハンを解放してくれたザフトとデュランダルを支持し、デュランダルの元にいるラクス(ミーア)こそが本物のラクスだと主張した。FINAL PLUSにも出演しており(台詞はない)、陥落するメサイアの様子をテレビで見ていた。
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脚注
注釈
^ 本人は面従腹背の態度を取っているらしく、ミーアがアスランの存在に気づいて駆け寄ろうとするのを見て、舌打ちしながら『あの馬鹿』と吐き捨てていた。
^ 『本編』では、はっきりと描写されていないが、『小説版』ではメイリンが放った銃弾によるものと記してある[2]。
^ HDリマスター版ではベビードールの生地がシースルーへ、丈が短めへ変更されて構図によっては乳首や生尻が覗くなど、ノーブラかつノーパンであることが明確に描かれている。
^ カガリは養女であるため両者に血縁関係はない。
^ 『アニメージュ』では、ウズミがなぜカガリを当時五大氏族でないセイラン家に嫁がせようとしたかの理由についてスタッフサイドから、「婚約はウズミの生前にセイラン親子の側から言い出し、セイラン親子はその既成事実を利用した」と言った意味の説明がされており、婚約はウズミ側の承諾があったか否かははっきりしていない。
^ セイラン家はロゴスと強い繋がりを持っていたため、国内からの追及を恐れて匿った[7]。
出典
^ 『機動戦士ガンダムSEED RGB ILLUSTRATIONS “DESTINY”』角川書店、2006年8月、68頁。(ISBN 9784048539920)
^ 後藤リウ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY 5 選ばれた未来』角川スニーカー文庫、2006年4月1日初版発行、190頁。(ISBN 9784044291129)
^ 小説版より。
^ アスキーメディアワークス「電撃データコレクション機動戦士ガンダムSEED DESTINY 下巻」
^ プラモデルキット「1/60 PG ストライクルージュ」解説より
^ ホビージャパン「機動戦士ガンダムSEED DESTINY モデルVOL.2 DESTINY MSV編」より。
^ 『アニメコミックス 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 11』講談社、2005年11月、193頁。(ISBN 978-4063102147)
- ^ ab『グレートメカニックスDX25』双葉社、2013年6月、24-25頁、ISBN 978-4575464757。
- ^ ab『機動戦士ガンダムSEED RGB ILLUSTRATIONS “DESTINY”』角川書店、2006年8月、41頁。(ISBN 9784048539920)
関連項目
- ガンダムシリーズの登場人物一覧
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