松坂俊夫
松坂 俊夫(まつさか としお、1930年5月15日 - 2006年3月14日[1])は、日本の文学研究者。山形県に関係する文学作品を中心に、日本近代文学について多数の評論を発表している[2]。
朝鮮生まれ。山形師範学校在学中、蒲生芳郎、藤沢周平と同人誌を刊行。師範学校卒業後は、山形県立山形中央高等学校教諭などを経て、1977年から山形女子短期大学教授を務めた。教え子に池上冬樹などがいる。
1995年、第41回齋藤茂吉文化賞を受賞した[2]。
著書
樋口一葉研究 教育出版センター 1970- やまがた文学への招待 郁文堂書店 1972
- やまがた文学風土誌 東北出版企画 1975
川端康成「掌の小説」研究 教育出版センター 1983.10 (以文選書)
田沢稲舟-作品の軌跡 山形女子短期大学出版部 1992.3- 樋口一葉-作家の軌跡 東北出版企画 1996.11
- やまがた本の郷土館 1-2巻 みちのく書房 1997
- やまがた文学のある風景 みちのく書房 2000.8
参考
- 「川端康成の人間と芸術」(教育出版センター、1971)巻末
出典・脚注
^ “著名人の訃報・葬儀スケジュール”. インターリンク (2006年3月16日). 2011年11月19日閲覧。
- ^ ab“齋藤茂吉文化賞受賞者41-50回”. 山形県. 2011年11月19日閲覧。