ミネルバ (ガンダムシリーズ)








ミネルバ (Minerva) は、テレビアニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する架空の戦艦。




目次






  • 1 概要


  • 2 特徴


  • 3 武装


  • 4 艦載機


  • 5 劇中での活躍


  • 6 名称の由来


  • 7 脚注


  • 8 関連項目





概要































諸元
ミネルバ
艦籍番号 LHM-BB01
分類 惑星強襲揚陸艦
全長 約350m
武装 陽電子破砕砲QZX-1「タンホイザー」
2連装高エネルギー収束火線砲XM47「トリスタン」×2
42cm通常火薬3連装副砲M10「イゾルデ」
40mmCIWS×12
ミサイル発射管×多数
宇宙用ミサイル「ナイトハルト」
地上用ミサイル「パルジファル」
迎撃用ミサイル「ディスパール」
魚雷発射管×4
魚雷「ウォルフラムM25」
アンチビーム爆雷
ジャミング弾
特殊装備
デュートリオンビーム送電システム
艦長
タリア・グラディス

C.E.73にプラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルが主導して開発されたセカンドステージシリーズの運用艦として開発され、ユニウス条約締結締結後初となるザフトの新鋭艦。


実際に開発と建造に関わっていたデュランダルは、ヘブンズベース攻略戦においては旗艦として自ら乗船するなど、ミネルバが「戦後のザフト軍の象徴」もしくは「アークエンジェルに代わる平和の象徴」となることを望んでいたようである。[要出典]



特徴


過去に開発されたザフト系統の戦艦とは大きく異なる構造となっており、武装には陽電子砲やビーム砲、多数のミサイル発射口やCIWSを搭載している。単独での大気圏突入能力や巨大な可変翼、底部に巨大な推力装置を装備による大気圏内での飛行や垂直離着陸を可能とするなど、外見や武装は第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦を生き残った地球連合軍の強襲機動特装艦アークエンジェル級を参考としている。その一方、機動性はナスカ級やエターナルなどザフトが開発した高速宇宙艦艇の流れを汲んでおり、劇中でも艦長のタリア・グラディスに「足自慢」と評されている。


このほかにも第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦後に開発され、セカンドステージシリーズに共通して採用されたデュートリオンビーム送電システム発信機やインパルスガンダム専用カタパルト、CICと一体化する可変式戦闘ブリッジを採用するなど、歴代のザフト艦艇には無い新システムを多数採用した試験艦としての意味も持ち合わせている。



武装




陽電子破砕砲 QZX-1「タンホイザー」

艦首中央に格納される陽電子砲で、本艦最強の武装。発砲時はハッチが開いて砲身が前方にせり出す。かすめただけでガーティ・ルーを小破させる威力がある。

2連装高エネルギー収束火線砲 XM47「トリスタン」

艦尾両舷に各1基ずつ格納される2連装ビーム主砲。右舷が1番砲、左舷が2番砲。アークエンジェル同様、並列式に装備されているため、片舷集中運用は不可能。

42cm火薬式3連装砲 M10「イゾルデ」

艦首中央に格納される副砲。使用時は3連装の砲塔がせり上がり、砲身が伸長する。通常弾のほか、ジャミング弾の発射も可能である。

40mmCIWS

艦体各所にされる近接防御機関砲。敵機及びミサイル迎撃に威力を発揮する。


ミサイル発射管

艦の両舷に多数設置される4連装ミサイル発射管。用途別に数種類のミサイルを選択し、発射する。

  • 宇宙用ミサイル「ナイトハルト」

  • 地上用ミサイル「パルジファル」

  • 迎撃用ミサイル「ディスパール」






魚雷発射管

魚雷「ウォルフラムM25」を装填し、射出する。水上艦艇としても運用できる本艦特有の兵装である。



艦載機



  • ZGMF-X56S インパルス

  • ZGMF-1000 ザクウォーリア[1]

  • ZGMF-1000 ザクウォーリア(ルナマリア・ホーク専用機)

  • ZGMF-1001 ザクファントム(レイ・ザ・バレル専用機)


  • ZGMF-601R ゲイツR×2



  • ZGMF-X23S セイバー

  • ZGMF-X2000 グフイグナイテッド (ハイネ・ヴェステンフルス専用機)

  • ZGMF-X42S デスティニー

  • ZGMF-X666S レジェンド



劇中での活躍


アーモリーワンにおいて進水式を控えての停泊中、カオス、アビス、ガイアのセカンドステージシリーズMSがファントムペインにより強奪され、急遽その追撃任務に着く。


ユニウスセブン落下テロ事件において、ユニウスセブンの地球への落下阻止に投入され、ユニウスセブンの破片をタンホイザーで破砕しながら地球へ降下する。地球連合とプラントとの関係が緊張していく中、カーペンタリア基地ではセイバーを、ディオキアではグフイグナイテッドを、ジブラルタル基地ではデスティニーとレジェンドを受領するとともに、各地を転戦する。


オーブ侵攻戦の後、月のアルザッヘル基地でレクイエムを発動させたロード・ジブリールを討つべく、カーペンタリア基地から再び宇宙へ上がる。


メサイア攻防戦において、レクイエムの1次中継ステーションを巡る戦闘ではアークエンジェルを追い詰めるも、タンホイザーの一撃をムウ・ラ・フラガ(ネオ・ロアノーク)搭乗のアカツキに防御されたうえ、タンホイザー本体を破壊されたことで甚大な被害を受ける。


最終決戦では月面上空でアークエンジェルと正面から交戦するが、アークエンジェルが一瞬の隙を突いてバレルロールを敢行し、背面飛行で上空に占位する。直上への攻撃手段を持たないため、為す術も無くアークエンジェルの斉射を受けて主砲ビームとMSカタパルトを損傷したうえ、機関部へインフィニットジャスティスのファトゥム-01の体当たり(小説版ではムラサメのビーム)を受けて大破し、月面へ不時着する。その後、乗員は退艦したことが副長アーサー・トラインに後を任せるタリアの台詞からうかがえるが、終戦後の動静(曳航修理や退役・除籍など)は不明。



名称の由来


艦名の「ミネルバ」はローマ神話のミネルウァが由来。このほかにも各種武装は、ドイツの音楽家リヒャルト・ワーグナーの音楽劇のタイトルから命名されている。



脚注





  1. ^ 正式配備されたものではなく、アーモリーワン襲撃時にデュランダルと極秘で会談していたオーブ連合首長国代表カガリ・ユラ・アスハとその護衛アレックス・ディノが搭乗し、ミネルバに収容された機体である。




関連項目


  • ガンダムシリーズの登場艦船及びその他の兵器一覧




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