サントリー












































































































サントリーホールディングス株式会社
Suntory Holdings Limited

ロゴ

Suntory headquarters01s3200.jpg
サントリーホールディングス本社

種類
株式会社
市場情報
非上場
略称
サントリーHD
本社所在地
日本の旗 日本
530-8203
大阪府大阪市北区堂島浜2-1-40
本店所在地
530-8203
大阪府大阪市北区堂島浜2丁目1番40号[1]
設立
2009年2月16日
(持株会社制移行は2009年(平成21年)4月1日)※1
業種
食料品
法人番号
3120001136159
事業内容
グループ会社の管理・経営支援
代表者
佐治信忠(代表取締役会長)
鳥井信吾(代表取締役副会長)
新浪剛史(代表取締役社長)
資本金
700億円
発行済株式総数
6億8713万6196株
売上高
連結:2兆7341億9100万円
単独:1380億円
(2017年12月31日現在)
経常利益
連結:1858億2600万円
単独:945億7700万円
(2017年12月31日現在)
純利益
連結:1795億9100万円
単独:899億5000万円
包括利益:2355億3100万円
(2017年12月31日現在)
純資産
連結:1兆3711億6700万円
単独:6896億3200万円
(2017年12月31日現在)
総資産
連結:4兆3753億5900万円
単独:2兆1801億8100万円
(2017年12月31日現在)
従業員数
連結:3万8017人(10,095人)
単独:449人
(2017年12月31日現在)
決算期
12月31日
会計監査人
有限責任監査法人トーマツ
主要株主
寿不動産株式会社(89.32%)
サントリー持株会(4.69%)
主要株主の項を参照
主要子会社
主な関連企業・団体の項を参照
関係する人物
創業者鳥井信治郎
2代目社長佐治敬三
3代目社長鳥井信一郎
竹鶴政孝
外部リンク
https://www.suntory.co.jp/
特記事項:経営指標は 2014年12月 第6期 有価証券報告書
※1:持株会社は株式移転で2009年に新設された。旧サントリー株式会社(設立時は株式会社壽屋、現サントリースピリッツ株式会社)の設立は、1921年(大正10年)12月1日。
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サントリー (Suntory) は、大阪市北区に本社を置く、日本の洋酒、ビール、清涼飲料水の製造・販売等を行う企業グループの総称およびブランド。事業の主要な部分はアルコール飲料だが、1980年代以降清涼飲料においても一定の地位を築いた。


かつてはサントリー株式会社を中心とするグループであったが、2009年(平成21年)4月1日よりサントリーホールディングス株式会社(英語: Suntory Holdings Limited)を中心とした持株会社制に移行。本項ではこれについても記述する。




目次






  • 1 歴史・概要


    • 1.1 創業


    • 1.2 ブランド名「サントリー」の誕生


    • 1.3 「サントリー」への社名変更


    • 1.4 持株会社制導入以降




  • 2 銀行との関係


  • 3 非上場企業


    • 3.1 上場子会社




  • 4 歴代社長


  • 5 主要株主


  • 6 本社オフィス


  • 7 事業戦略


  • 8 主たる事業


    • 8.1 ウイスキー部門


      • 8.1.1 マスターブレンダー




    • 8.2 ビール類事業


      • 8.2.1 工場所在地




    • 8.3 ワイン事業


    • 8.4 清涼飲料水部門


    • 8.5 健康食品・化粧品事業


    • 8.6 外食・中食事業


    • 8.7 生花事業


    • 8.8 文化・社会活動




  • 9 代表的な銘柄


    • 9.1 ビール


    • 9.2 新ジャンル(第三、第四のビール)


      • 9.2.1 プライベートブランド




    • 9.3 ビールテイスト飲料


    • 9.4 チューハイ


    • 9.5 カクテル


    • 9.6 ハイボール・水割り


    • 9.7 マッコリ


    • 9.8 ノンアルコール飲料


    • 9.9 焼酎・泡盛


      • 9.9.1 甲類焼酎


      • 9.9.2 乙類焼酎


      • 9.9.3 甲類乙類混和焼酎




    • 9.10 ウイスキー


      • 9.10.1 モルト・ウイスキー


      • 9.10.2 グレーン・ウイスキー


      • 9.10.3 ブレンデッド・ウイスキー


      • 9.10.4 スコッチウイスキー


      • 9.10.5 アイリッシュウイスキー


      • 9.10.6 バーボンウイスキー


      • 9.10.7 カナディアンウイスキー




    • 9.11 ブランデー


    • 9.12 ワイン(国産・国内製造)


    • 9.13 ワイン(輸入)


    • 9.14 リキュール・スピリッツ


    • 9.15 健康食品


    • 9.16 その他の銘柄




  • 10 過去にあった代表的な銘柄


    • 10.1 ビール(過去)


    • 10.2 発泡酒(過去)


    • 10.3 第三のビール(過去)


    • 10.4 ビールテイスト飲料


    • 10.5 チューハイ(過去)


    • 10.6 カクテル(過去)


    • 10.7 ウイスキー(過去)


    • 10.8 ワイン(過去)


    • 10.9 その他の果実酒 (過去)


    • 10.10 合成清酒(過去)




  • 11 主な関連企業・団体


    • 11.1 親会社


    • 11.2 酒類事業


    • 11.3 食品事業


      • 11.3.1 清涼飲料水事業


      • 11.3.2 健康食品事業




    • 11.4 外食・加食・花・サービス事業


      • 11.4.1 外食・加食


      • 11.4.2


      • 11.4.3 サービス




    • 11.5 機能会社


    • 11.6 公益法人・学校法人等


    • 11.7 海外事業




  • 12 広告


    • 12.1 サントリーと広告


    • 12.2 スポンサー番組


      • 12.2.1 単独スポンサー


        • 12.2.1.1 現在(単独スポンサー)


        • 12.2.1.2 過去(単独スポンサー)




      • 12.2.2 複数社提供


        • 12.2.2.1 現在(複数社提供)


        • 12.2.2.2 過去(複数社提供)






    • 12.3 CM出演者


    • 12.4 歴代キャンペーンガール


    • 12.5 スポーツ事業(広告)




  • 13 諸問題・騒動


    • 13.1 東北熊襲発言


    • 13.2 「日本海」の「東海」表記


    • 13.3 盗作デザインのトートバッグ




  • 14 その他


  • 15 関連項目


    • 15.1 企業


    • 15.2 人物




  • 16 脚注


    • 16.1 注釈


    • 16.2 出典




  • 17 外部リンク





歴史・概要



創業


1899年(明治32年)2月に、鳥井信治郎が、葡萄酒の製造販売を目的とした鳥井商店(とりいしょうてん)を大阪市に創業。これを母体として、1921年(大正10年)12月1日に株式会社壽屋(ことぶきや)を設立。



ブランド名「サントリー」の誕生


1929年(昭和4年)4月、初めて発売したウイスキーに鳥井信治郎が「サントリー」と名付けた。これは当時発売していた赤玉ポートワインの「赤玉」を太陽に見立ててサン(英語のsun)とし、これに鳥井の姓をつけて "sun" + "鳥井"(とりい)= "サントリー" とした。
創業の基となった赤玉ポートワインに感謝し、太陽を忘れるなと言う思いを込めたものである。
「鳥井さん」(とりい・さん)を逆さにしてサントリーとした、鳥井に三人の男子がいたから「三鳥井」にした、という説も広まっているが、これは誤りである。[2]
創業者の「佐治」さんと「鳥井」さんを合わせて、「サントリー」という説もある。



「サントリー」への社名変更


1963年(昭和38年)3月に、ビール発売を期して新天地に向かう思いを込めて[3]、商品名であったサントリーを社名にも用いて、サントリー株式会社に商号変更した。



持株会社制導入以降


2009年(平成21年)2月16日に、持株会社としてサントリーホールディングス株式会社を株式移転で設立[4]


同年4月1日に、サントリー株式会社が吸収分割と新設分割を行い、コーポレート部門を持株会社に吸収させると同時に、サントリーの各カンパニーや事業部を既存子会社への吸収させるか子会社の新設により独立させて、サントリー酒類株式会社(サントリーしゅるい。酒類事業会社・旧サントリー株式会社)、サントリーワインインターナショナル株式会社(ワイン事業会社)、サントリー食品インターナショナル株式会社(飲料・食品事業会社:当初は「サントリー食品」として設立)、サントリーウエルネス株式会社(健康食品事業会社)、サントリービジネスエキスパート株式会社(ビジネスサポート会社)として、持株会社傘下の完全子会社とし、純粋持株会社制に移行した。事業会社の多くは東京都港区台場2丁目3番3号(サントリーワールドヘッドクォーターズ)が登記上本店・本社所在地となっている。


現在、グループの主要業務はサントリーワールドヘッドクォーターズで行われ、サントリーホールディングスがグループ全体の経営戦略の策定・推進、およびコーポレート機能を担当し[5]、その方針に沿ってグループ企業が事業活動を展開している[6]


2010年(平成22年)時点にて、グループの主要会社で本社が大阪にあるのはサントリーホールディングスだけで[7]、酒類関連企業(サントリー酒類、サントリービア&スピリッツ)や飲料・食品関連企業(サントリー食品インターナショナル、サントリーフーズ)の中核会社は東京に本社を移転[7] したが、サントリーホールディングスの関西財界への影響力は2010年代初旬においても強く残っており[7]、課税等を含めて在阪有力企業の一つとして数えられている。
2017年現在のコーポレート・メッセージは「水と生きる SUNTORY[注釈 1]、またロゴマークも飲料品企業として関わりの深い「水」をモチーフにしたデザインおよびカラー(水色)となっている[8]。過去には「人と自然と響き会う」ということで「響」の文字をモチーフにしたロゴマークと提供クレジットも存在した。なお、響のマークは現在もサントリーのウイスキー瓶に付く蓋の部分にあしらわれている。さらに、それ以前の提供番組でのクレジットの読みは「世界の名酒 サントリー[注釈 2]であり、ロゴマークは楕円の中に「サントリー」表記[注釈 3]であった。



銀行との関係


メインバンクは三和銀行→UFJ銀行→三菱UFJ銀行であり、三和グループ系の三水会及びみどり会にも加盟している一方[9][10]、三井グループの広報を務める団体・三井広報委員会にも加盟していたため三井系の企業とみなされることもあるが、同じ関西系企業の住友グループとの繋がりも非常に強い。事実、多くの住友系企業のビル内部にはアサヒ飲料とサントリーの2社の自動販売機が設置されている。また、住友系と目されているダイキン工業との繋がりも非常に強固であり、特にサントリー及びダイキン工業の先代経営者だった、佐治敬三と山田稔とは個人的にも非常に親しい関係であった。山田の子息がサントリーに入社している事からもその事が伺える。



非上場企業


東京証券取引所や世界の証券取引所に上場しない非上場企業であり、発行済株式数の約9割を、創業家の資産管理会社である寿不動産が所有している。非上場大企業の代表として、上場持株会社のサントリー食品インターナショナルを除き上場していない。


非上場の理由として「酒の醸造には時間が掛かり、短期的な利益を要求される株式公開に馴染まない」「株主に商品の味を左右されたくないから」または「直接的な利益に結びつかないメセナ事業のリストラを要求されるため」と言われている。佐治信忠は結果として「ビール事業が軌道に乗ったのも、株券非公開だったから」と述べている。


一方で、2012年(平成24年)2月8日に行われた、2011年12月期の決算発表の際には、佐治信忠自らが記者会見で、自身の勇退に加えて、会社の資金調達の手段として「上場を次の社長にやってもらう」と発言するなど、今後の会社運営のあり方に含みを残している(ただし、創業家から次期社長である新浪剛史になった後も、非上場のままで現在に至る)[11]



上場子会社


関係会社の中では、外食事業の子会社ダイナックが東京証券取引所第2部に上場している。そして、清涼飲料事業の子会社サントリー食品インターナショナルが、2013年(平成25年)5月29日に東京証券取引所第1部に上場承認され、同年7月3日に正式に上場し、現在に至る。



歴代社長


社長は鳥井姓と佐治姓を名乗っているが、佐治姓は創業者鳥井信治郎の長男・吉太郎が早世のため、二男・佐治敬三が姻族の佐治家を承継した後に同社社長に就任した事による。



  • 初代:鳥井信治郎(1921年〜1961年)

  • 二代:佐治敬三(1961年〜1990年)

  • 三代:鳥井信一郎(1990年〜2001年)

  • 四代:佐治信忠(2001年〜2014年)

  • 五代:新浪剛史(2014年〜)



主要株主





































































株主社名 住所 所有株式数 持株比率

寿不動産株式会社
大阪市北区堂島浜2丁目1番40号 613,818千株 89.32%
サントリー持株会 大阪市北区堂島浜2丁目1番40号 32,229千株 4.69%
株式会社三菱東京UFJ銀行

東京都千代田区丸の内2丁目7番1号
6,871千株 1.00%
株式会社三井住友銀行
東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 6,871千株 1.00%

三井住友信託銀行株式会社
東京都千代田区丸の内1丁目4番1号 6,871千株 1.00%

日本生命保険相互会社
東京都千代田区丸の内1丁目6番6号 6,871千株 1.00%
サントリーホールディングス株式会社(自己株式) 大阪市北区堂島浜2丁目1番40号 3,830千株 0.55%
公益財団法人サントリー生命科学財団
大阪府三島郡島本町若山台1丁目1番1号
3,590千株 0.52%
佐治信忠
東京都港区
652千株 0.09%
鳥井信吾
神戸市東灘区
539千株 0.07%

  • 2014年12月 第6期 有価証券報告書より


本社オフィス


創業当初より、大阪市に本社オフィス(大阪府大阪市北区堂島浜2丁目1-40)を構えていたが、創業90周年を目前に控えた1988年(昭和63年)に、当時の社長であった佐治敬三の意向により、支社機能を東京都港区赤坂の東京支社へと移す。東京支社は中央区日本橋から、東京メトロ・赤坂見附駅の近くにあった元赤坂で国道246号沿いの通称サントリービル(東京都港区元赤坂一丁目2番3号)へと移り変わった。東京ミッドタウンへ移転する前のサントリー美術館も、ここに所在していた。現在、サントリー東京社屋は2005年(平成17年)1月に竣工[12] した、ゆりかもめ・お台場海浜公園駅そばにある「サントリーワールドヘッドクォーターズ」に移転し、実質的に本社業務が執られている。



事業戦略


人口減少に伴う国内市場の縮小を睨み、近年では海外事業の強化のための企業買収が活発になっている。2009年には企業買収総額は約4000億円に上っており、買収資金の多くを銀行借り入れで賄っていることからサントリーの財務体質を懸念する声も上がった[13]




  • 1983年(昭和58年)、グランクリュの格付けを誇るフランスボルドーの名門シャトー・ラグランジュ(英語版)を買収。


  • 1984年(昭和59年)、中国連雲港市に現地法人を設立。


  • 1990年(平成2年)、フランスのシャトー・セント・ジーンを買収


  • 1994年(平成6年)、イギリスのウィスキー醸造所モリソン・ボウモアを買収。ボウモア蒸留所、グレンギリー蒸留所(英語版)オーヘントッシャン蒸留所(英語版)などを傘下に収めた。


  • 2009年(平成21年)、ブラックストーン・グループとライオン・キャピタル(英語版)からオランジーナの銘柄を持つフランスの清涼飲料メーカー、オレンジーナ・シュウェップスを約3500億円で買収。


  • 2014年(平成26年)、ジム・ビームの銘柄を保有していたビーム社全株を総額160億ドルで取得、買収することで合意し[14]、買収後のビーム社はビーム サントリーとしてサントリー酒類のスピリッツ事業と統合する[15]


また合併の動きも存在した。2009年(平成21年)7月13日、大手麦酒メーカーのキリンホールディングスとの間で、持ち株方式による経営統合を計画し、交渉を開始したことを発表[16]。統合すれば、世界最大級の飲料メーカーとなる予定であった。しかし、サントリーの創業家の資産管理会社である寿不動産株式会社が、統合会社の3分の1以上の株式を保有するかなど統合比率などで交渉が難航し[17]、2010年2月8日に「両社の認識が一致せず」[18] との理由により交渉打ち切りが発表された[19]



主たる事業


ワインを除く酒類事業については、従来製造・販売の統括会社「サントリー酒類株式会社(初代)」と、その子会社である販売会社「サントリービア&スピリッツ株式会社」が担当していた。


2014年5月1日(日本時間)にサントリーホールディングス株式会社が米ビーム社の買収を完了し、ビーム社はビーム サントリーに社名変更してアメリカを含めた全世界におけるスピリッツ事業(ウイスキーなど)を統括することとなり、サントリー酒類株式会社(初代)は日本国内市場を担当することとなった[20]。また、同年10月1日付の組織再編に伴って、サントリー酒類株式会社(初代)はスピリッツ事業とビール事業に分割し、同社はスピリッツ事業の専業会社となるとともにビーム サントリーの傘下に入り経営統合。ビール事業は新設の「サントリービール株式会社」に分社化された。併せて、販売会社のサントリービア&スピリッツ株式会社はワイン事業会社のサントリーワインインターナショナル株式会社から営業部門が移管され、酒類の販売部門が統合された[21]


更に、前述の2014年10月の組織再編に伴う事業内容の変更に伴って、2015年1月1日付で、スピリッツ事業製造・正規輸入会社のサントリー酒類株式会社(初代)は「サントリースピリッツ株式会社」に、ワインを含めた酒類販売会社のサントリービア&スピリッツ株式会社は「サントリー酒類株式会社(2代目)」にそれぞれ社名変更した[22]



ウイスキー部門




サントリー山崎蒸溜所


大阪府三島郡島本町に山崎蒸溜所、南アルプス・山梨県北杜市に白州蒸溜所を持ち、日本初の本格的なウイスキー「ホワイト」(発売当初の名は「白札」、1929年出荷開始)や、「サントリー角瓶」(発売当初の名は「サントリーウヰスキー十二年」、1937年出荷開始)をはじめ、「トリスウイスキー」(1946年出荷開始、1960年代「トリスを飲んでハワイへ行こう!!」が流行語に)、「サントリーローヤル」(1960年出荷開始)、「山崎」、「響」などを製造販売している。ウイスキー製造業者としては日本最大手である(2005年現在)。ウイスキー製造立ち上げ時の山崎工場長は後のニッカ創業者竹鶴政孝である。竹鶴は鳥井信治郎の長男・吉太郎の帝王教育も引き受けている。


日本のウイスキーメーカーとしては初めて本格的にロシア市場へ参入し、2006年10月からはロシアの輸入販売代理店「VELD21」を通して、ロシア市場で本格的にウイスキーの販売を開始[23]



マスターブレンダー




  • 鳥井信治郎(初代、1879年-1961年)


  • 佐治敬三(第2代、1961年-2002年。初代・信治郎の二男)


  • 鳥井信吾(第3代、2002年-。初代・信治郎の孫)



ビール類事業




サントリー京都ビール工場




  • 1928年(昭和3年)に、神奈川県横浜市鶴見区の日英醸造(商標名「カスケードビール」)を買収して「新カスケードビール」を製造販売した。


  • 1930年(昭和5年)に、前首相(当時)・田中義一の愛称にちなんで「オラガビール」と改称し、低価格競争を仕掛けたが、大手各社の反撃に遭い、1934年(昭和9年)に、ビール事業からの撤退を余儀なくされる。



  • 1963年(昭和38年)、武蔵野ビール工場でサントリービールを製造、大手三社が寡占状態のビール業界に再進出した。

後に佐治敬三は、ビール業界に再進出した当時の経緯について、「洋酒が絶好調で作れば何ぼでも売れる状態。そんなことでは(=努力しなくても売れることに慣れれば)会社がやがて傾く。だからビールに再進出した」と語っている[注釈 4][24]



  • 1967年(昭和42年)に「純生」を発売、この時「生ビールの定義」や「純生」の商標登録を巡って他のビール会社との間で論争が展開されたが、サントリーの主張が認められる形で終結した(詳細は「生ビール#歴史」を参照)。


  • 1980年代末からのドライ戦争の只中に、麦芽100%ビール「モルツ」を発売し、以降同社の主力ビールとなる。CMでも、1980年代にペンギン(パピプペンギンズ)のアニメCM、1990年(平成2年)にプロ野球OBで作られた球団「MALT'S」のCMで多く話題を提供する。


  • 1994年(平成6年)には、格安の輸入ビールに対抗する手段として、日本で長年休眠状態になっており、当時の酒税法税率が大幅に安く定められていた、酒類の発泡酒を再認識し、麦芽使用量を発泡酒の定義内に収め、低価格化した商品「ホップス」(HOP'S)を発売[25][26]。当初は「節税ビール」と呼ばれたこともあったが、価格の安さと味がビールと小異であったことからヒット商品になり、他社も追随して発泡酒に参入した[26]。ここでも、CMでは、「ホップス」に菅原文太と松方弘樹を起用。「喉の、ホトケさんが、シュワシュワ〜」(菅原)という名台詞を作り、菅原の物真似によく使われ、話題を提供した。


  • 2004年(平成16年)10月にサントリーは社内カンパニー制を導入しているが、ビール事業は40年間赤字続きであるため、利益率の高いRTD(Ready To Drink、低アルコール飲料)事業を含むビール・RTDカンパニーとすることでビール事業のカンパニーの収支をトントンにするという方策が取られた[27](2005年9月1日付でビール・RTDカンパニーとワイン&スピリッツカンパニーは統合され、酒類カンパニーになっている[28])。



  • 2005年(平成17年)全てのビールを天然水仕込に変更。同2005年、「ザ・プレミアム・モルツ」がビールとして日本初のモンドセレクション最高金賞を受賞し、サッポロの「ヱビスビール」を中心とするプレミアムビール市場に一石を投じた。2006-2007年にも、モンドセレクション最高金賞を連続受賞(3年連続最高金賞受賞により「ハイ・クオリティ・トロフィー」を授与されている)。


  • 2007年(平成19年)新ジャンル(第三のビール)である「金麦」を発売。「ザ・プレミアム・モルツ」「金麦」「ジョッキ生」の好調が追い風となる



  • 2008年(平成20年)上半期には、ビールへの参入を行って初めて日本での課税出荷量の業界シェアの第3位を確保[29][30][31]。また1963年から45年目にしてビール事業が初の黒字となる見通しになった[32]


  • 2009年(平成21年)2月3日の2008年12月期連結決算発表により、ビール事業が初の黒字に転じたと発表、過去最高益も更新することになった[33]

  • 2009年(平成21年)7月24日に、イオンとセブン&アイ・ホールディングス向けに、OEMとしてプライベートブランドの新ジャンルを発売。イオンへは「トップバリュ 麦の薫り」を、セブン&アイHDへは「セブンプレミアム THE BREW ノドごしスッキリ」の名称で発売。(「トップバリュ麦の薫り」は2009年12月に生産終了[34]。)

2009年(平成21年)の日本におけるビール類出荷量シェアで、引き続き第3位を維持[35]


  • 2010年2月9日の2009年12月期連結決算発表により、ビール類事業が2年連続の黒字を確保と発表、過去最高益も2年連続で更新した[36]

  • 2012年(平成24年)には、発泡酒はビール類全体の2%までに落ち込み、2012年(平成24年)6月の「MD(マグナムドライ) ゴールデンドライ」の製造出荷を最後に、一旦は発泡酒の販売を販売を終了していた[37]

  • 2014年(平成26年)9月に、プリン体0.00・糖質0設計の「おいしいZERO」を発売したことで、2年3ヶ月ぶりに発泡酒の販売を再開している。

なお先述の通り、サントリーは2014年(平成26年)10月1日付けの組織再編に伴い、「サントリー酒類」からビール関係の部門を再分社化し、新会社「サントリービール株式会社」に委譲することになった[21]






日本国外では、2012年に青島ビールとの合弁会社を設立して、中華人民共和国に進出[38]。合弁は2015年に解消されているが、以後も青島ビールがライセンス供与を受ける形で「三得利」ブランドのビールを製造・販売している。またそれ以外に、日本からの輸出の形で、大韓民国[39]・シンガポール・タイ王国・ベトナムなどでも販売を行っている[40]



  • 2017年(平成29年)3月14日 サントリー武蔵野ビール工場、サントリー京都ビール工場、サントリー利根川ビール工場、サントリー九州熊本工場は、「サントリー〈天然水のビール工場〉」に名称を変更。[注釈 5]


工場所在地



  • サントリー 〈天然水のビール工場〉 東京・武蔵野ブルワリー 東京都府中市(旧称 武蔵野ビール工場)

  • サントリー 〈天然水のビール工場〉 京都ブルワリー 京都府長岡京市(旧称 京都ビール工場)

  • サントリー 〈天然水のビール工場〉 群馬・利根川ブルワリー 群馬県邑楽郡千代田町(旧称 利根川ビール工場)

  • サントリー 〈天然水のビール工場〉 熊本・阿蘇ブルワリー 熊本県上益城郡嘉島町(九州熊本工場[注釈 6]


武蔵野ビール工場では新しいビールの開発も行われており、工場見学が可能である。
なお、松任谷由実の代表曲「中央フリーウェイ」の歌詞に出てくる『ビール工場』とは、中央自動車道脇にある「武蔵野ビール工場」のことである。



ワイン事業


山梨県甲斐市(登美の丘ワイナリー)と長野県塩尻市(塩尻ワイナリー)にワイナリーがある。このうち、登美の丘ワイナリーは事前予約制の工場見学ができる。塩尻ワイナリーは見学不可。


また各国のワインの輸入・販売を行うとともに、荒廃していたボルドーワインの名門シャトーであるラグランジュを買収し立て直す[41] など、中長期的な活動も積極的に行っている。


これらワイン事業の多くは、旧サントリーのワイン事業部を継承した完全子会社である「サントリーワインインターナショナル株式会社」が行っている。



清涼飲料水部門




自動販売機の一例


「サントリーエード」「サントリーウーロン茶」「NCAA」「伊右衛門」「なっちゃんシリーズ」に代表される清涼飲料水も製造販売し、日本有数の飲料会社となる。1997年にはアメリカ合衆国のペプシコ社から日本でのペプシコーラ事業を譲り受けている。なお、持株会社制移行に伴い、清涼飲料水事業は、製造・販売の統括会社として「サントリー食品インターナショナル株式会社」(当初は「サントリー食品株式会社」)が設立された。また、同事業の販売部門の大半は、その子会社であるサントリーフーズ株式会社(東京)に移管された。



  • 黒烏龍茶 - 特定保健用食品


  • スターバックス関連商品 - アメリカのスターバックス社と提携し、コンビニエンスストア販売用として2005年にチルドカップコーヒー「スターバックス・ディスカバリーズ」を、2008年に缶コーヒー「スターバックス・ダブルショット」を発売[42]。チルドカップコーヒーの製造は、タカナシ乳業に委託。2005年9月27日、シアトル(ラテ)とミラノ(エスプレッソ)の二銘柄を、首都圏にて先行発売、同時に爆発的ヒット商品となり品切れが相次いだため、エスプレッソの一時生産・出荷を中止して、生産をラテに集約する事態となった。チルドカップコーヒーは販売エリアやラインナップを拡大しており、沖縄県を除く全国で販売。缶コーヒーは当初関東地方1都6県および甲信越・静岡県[注釈 7] のコンビニエンスストア限定販売だったが、売上が好調であった事から全国に拡大して販売[43]



  • 2009年に買収したフランスのオランジーナ・シュウェップスには、同国で根強い人気を誇る炭酸飲料オランジーナや欧州20カ国で販売される炭酸飲料シュウェップス[44]、果汁飲料のオアシス、トリーナ等のブランドを揃えている。


健康食品・化粧品事業


主にセサミン(ゴマ由来の成分)や黒酢を使用したサプリメント商品を提供。また、これに関連したテレビ通販番組をいくつか持っている。DHAを使用したサプリメント商品など種類が増えている(後述)。


また2010年より、酒類製造で蓄積した酵母研究をもとに開発された、エイジングケア用基礎化粧品「F.A.G.E.(エファージュ)」シリーズの通信販売も行っている(キャッチコピーは「肌は、まだ、まにあう。」)。


これらの事業は「サントリーウエルネス株式会社」が担当している。



外食・中食事業




まい泉 (東京・表参道)


外食産業は、居酒屋「響」「膳丸」「鳥どり」・レストラン「パパミラノ」(上場子会社ダイナックによる運営)や、カフェの「プロント」といった各種飲食店を東京や大阪などに展開している。これらの店舗で取り扱われるビールをはじめとする酒類や、ウーロン茶などのソフトドリンク類は、もっぱらサントリーグループ各社の製品である。また海外ブランドの酒類・飲料が扱われる場合も、同社グループが輸入・ライセンス扱いを行っているものが中心である。なおサンドイッチの「サブウェイ」(2016年から2018年にかけて株式を売却)のように、2018年現在は既に経営から撤退しているものもある。


中食事業にも参入を示し、2008年1月17日には、トンカツ店の「まい泉(まいせん)」を展開し、惣菜・カツサンドなどを販売する井筒まい泉株式会社[45] の買収を発表した[46][47]



生花事業



1989年、サフィニア販売で進出。2002年(平成14年)にサントリー本体から事業を分割。子会社のサントリーフラワーズが引き継いでいる。世界初の青いバラ開発などが有名。



文化・社会活動


元社長・佐治敬三が文化活動に深い理解を示していたこともあり、日本屈指のクラシック音楽ホールとして知られるサントリーホールや、薩摩切子・江戸切子・エミール・ガレといったガラス工芸のコレクションで知られるサントリー美術館、サントリー音楽賞を主催するサントリー芸術財団、サントリー学芸賞を主催するサントリー文化財団などの社会・文化活動に熱心な企業としても知られている。近現代美術の収集で知られたサントリーミュージアムは、2010年(平成22年)12月26日に閉館した。


スポーツの部門ではJリーグの創設当初からのオフィシャルスポンサー(1993年 - 1995年は前期ステージをサントリー・シリーズとして開催。2007年に撤退。[注釈 8])だった他、自社のバレーボール部「サントリーサンバーズ」(本拠地大阪市)、ラグビー部「サントリーサンゴリアス」(本拠地府中市)を保有し、いずれも全国リーグに参加している。



愛鳥運動

Today Birds, Tomorrow Man”(「今日、鳥たちの身に起きていることは、明日は人間の問題になるかも知れない」の意)を掲げ、野鳥の保護に積極的に取り組み、「愛鳥キャンペーン」を展開している。

山梨の白州蒸溜所には「バード・サンクチュアリ」を併設、定期的に探鳥会を開催する等の活動を行っている。かつては広島県大野町(現・廿日市市大野町)にも存在した。


1985年(昭和60年)に開催されたつくば博では、パビリオン「燦鳥館」(さんとりーかん)を出展。愛鳥の精神をアピールした。

東北熊襲発言



元社長・佐治敬三による東北熊襲発言は、文化人として知られていた佐治の教養と人格を疑われることになったと同時に、自社の営業に大いにダメージを与えた。サントリーは東北と九州の両地区で激しい非難に晒され、特に東北地方では全てのサントリー製品が撤去されるほどの事態となった。宮城県がウイスキーの大消費地(全国で2位、1人あたりでは突出して1位)であり、あわせてニッカウヰスキーの主力工場(宮城峡蒸留所)が存在する地域である、と言うこともサントリーとしては大きなダメージであった。


代表的な銘柄





サントリーモルツ(2005年に販売されていた瓶のラベル)


※ 清涼飲料水については、サントリーフーズを参照。



ビール




  • ザ・モルツ(旧・モルツ

    1986年(昭和61年)発売。2015年9月に全面改良を実施し、商品名をザ・モルツに改称した。



  • ザ・プレミアム・モルツ

    2003年(平成15年)5月20日発売。2012年3月13日に発売以来初めてのリニューアルを行った。



  • カールスバーグ
    デンマーク、カールスバーグ社よりライセンスを受け、生産及び販売している。






新ジャンル(第三、第四のビール)





  • ジョッキ 生

    2006年(平成18年)2月21日発売。その他の醸造酒(発泡性)(1)。とうもろこしを原料とする。アルコール分5%。2010年2月2日にジョッキ のみごたえ辛口〈生〉にリニューアルするも、2011年2月15日のリニューアルで名称を戻した。



  • 金麦

    2007年(平成19年)6月19日発売。リキュール(発泡性)(1)。アルコール分5%。ブランド別ビール類販売数量順位にて、2008年・2009年上半期共に第9位と同社で最上位の商品[48]「旨味麦芽」を主原料としてリッチな味わいを実現した。1年に1回程度リニューアルしており、2012年12月のリニューアルでは、まろやかな飲みやすさはそのままに、「旨味麦芽」を1割程度増量し、麦のうまみと口当たりの良さを高めた。後に金麦〈糖質70%off〉も発売しており、青地で区別できる。



  • 金麦〈糖質70%off〉

    2012年(平成24年)4月3日発売。リキュール(発泡性)(1)。アルコール分4%。糖質70%オフながらも、麦の香り・美味しさを楽しめる中身としている。2012年12月下旬のリニューアル(缶のデザインは10月に先行切り替え)で、すっきりとした後口はそのままに、麦のおいしさ・香りを高めた。既存の金麦と区別するため、白地としている。




プライベートブランド



  • セブンプレミアム THE BREW ノドごしスッキリ - セブン&アイグループ限定発売。リキュール(発泡性)(1)

  • ゴールドブリュー のどごし爽快 - CGCとの共同開発商品。リキュール(発泡性)(1)

  • 冴 - ベイシアグループ(カインズホーム)限定発売。その他の醸造酒(発泡性)(1)[49]



ビールテイスト飲料




  • オールフリー

    2010年(平成22年)8月3日発売。アルコール分0.00%に加え、カロリーゼロ、糖質ゼロも実現。当初予定を上回る売れ行きとなった為、発売1週間後の8月10日に販売休止を発表した。その後、生産体制が整ったことから、販売休止から4週間後の9月7日に販売を再開した。[50]



チューハイ




  • -196℃- -196℃で果実を瞬間凍結し原酒に浸透させることで、果実のおいしさを全て封じ込めた製法。糖類ゼロ。

    • ゼロドライ 凍結レモン

    • ゼロドライ 凍結グレープフルーツ

    • ゼロドライ 凍結オレンジ

    • 無糖クリア レモン&ライム

    • 無糖クリア 緑茶(2012年3月21日発売)

    • ストロングゼロ ダブルレモン

    • ストロングゼロ ダブルグレープフルーツ

    • ストロングゼロ ダブルシークァーサー

    • ストロングゼロ ダブル完熟梅(2011年8月30日発売)




  • チューハイ カロリ。-350ml缶あたり77kcalを実現した低カロリーチューハイ。

    • 地中海レモン

    • グレープフルーツ

    • 白桃

    • 巨峰

    • アセロラ(ニチレイアセロラ使用)

    • マンゴー(2012年1月17日発売)




  • ほろよい-アルコール分3%

    • はちみつレモン(東日本大震災の影響により当初の2011年3月発売より延期 2011年7月12日発売)

    • 梅酒ソーダ(2011年9月13日発売)

    • もも

    • りんご

    • 白いサワー

    • ぶどうサワー

    • 白ぶどう

    • アイスティーサワー(2011年2月15日発売)

    • ワインサワー(2012年3月6日発売)

    • レモンジンジャー

    • グレフルソルティ

    • いちご(冬季限定)

    • マンゴーサワー(期間限定)

    • ラムネサワー(初夏限定)




  • こだわり果樹園のお酒(2012年(平成24年)2月21日発売)

    • 瀬戸内レモン

    • 白桃

    • 白ぶどう




  • 烏龍チューハイ(旧:スーパーチューハイ 烏龍茶割り→サントリーチューハイ 烏龍茶割り)

  • サントリーチューハイ ザ・ドライ


  • 鏡月アセロラ(2012年3月6日発売)



カクテル




  • カクテルカロリ。 - 2011年2月製造分よりリニューアル

    • グレープフルーツスペシャル

    • カシスオレンジ

    • マスカットピーチ

    • ピーチオレンジ(2011年9月発売)

    • フルーツレインボーミックス

    • アロエヨーグリート(2012年1月10日発売)




  • ホームメイドスタイル (2016年3月15日発売)[51]

    • はちみつ&レモンピール

    • 漬け込みベリーサングリア

    • ジンジャー&シトラス





ハイボール・水割り



  • 特撰白角水割り

  • スペシャルリザーブ&ウォーター

  • 角ハイボール

  • トリスハイボール

  • ジャックダニエルハイボール



マッコリ



  • ソウルマッコリ - 韓国ソウル長寿(ソウル濁酒製造協会)が製造元。350ml缶と750mlPET、業務用1LPETが販売されている。

  • ソウルマッコリ3%(2012年3月27日発売)



ノンアルコール飲料




  • のんある気分 - アルコール分0.00%、カロリーゼロ、糖類ゼロの炭酸飲料。発売開始当初はカクテルテイストのみのラインナップだったが、その後、ワインテイストの発売を皮切りに、チューハイテイストや果実酒テイストなどにも拡大してラインナップを多彩化することで、通年製品は発売当初の3種類から10種類に拡大しており、これに加えて、時期により1〜2種類の季節限定品も発売されている。また、発売翌年から3年連続(2012年1月〜2014年12月)でインテージMRIによるノンアルコールのカクテルテイスト・チューハイテイスト・梅酒テイスト合計の累計販売金額においてNo.1ブランドとなっている。

    • カクテルテイスト


      • ジンライムテイスト(2011年10月4日発売・2014年2月25日改良・2015年2月24日改良)


      • カシスオレンジテイスト(2011年10月4日発売・2014年2月25日改良・2015年2月24日改良)


      • ソルティドッグテイスト(2011年10月4日発売・2014年2月25日改良・2015年2月24日改良)

      • 華やかなライチ(2013年6月18日発売、夏季限定)

      • 白サングリアテイスト(2013年8月6日発売・2014年8月5日改良・2015年4月14日改良、期間限定)

      • ゆずみつ(2013年9月10日発売、秋季限定)

      • アップルヌーヴォーテイスト(2013年10月22日発売・2014年10月21日改良、季節限定)

      • 桃のスパークリング(2013年12月3日発売・2014年12月2日改良、冬季限定)

      • 南国香るライチ(2013年6月24日発売、夏季限定、「華やかなライチ」の実質的な後継製品)

      • 沖縄シークヮサー(2013年6月24日発売、夏季限定)

      • 洋梨のスパークリング(2014年12月2日発売、冬季限定)

      • いよかんフィズテイスト(2015年1月13日発売、冬季限定)



    • チューハイテイスト

      • 地中海レモン(2012年2月14日発売・2014年2月25日改良・2015年2月24日改良)

      • 地中海グレープフルーツ(2012年5月22日発売・2014年2月25日改良・2015年2月24日改良)



    • ビアカクテルテイスト
      • ビアカクテル&ジンジャー(2012年8月7日発売、夏季限定)


    • 果実酒サワーテイスト


      • 梅酒サワーテイスト(2013年6月18日発売・2014年2月25日改良・同年9月9日改良・2015年2月24日改良、発売当初は「紀州うめ」だったが2014年9月のリニューアルで改名)

      • あんず酒サワーテイスト(2014年1月21日発売・2015年2月24日改良、期間限定、発売当初は「あんず酒サワーテイスト あんず」だったが、2015年2月の再発売時に改名)

      • ゆず酒サワーテイスト(2014年9月9日発売、秋季限定)




    • シードルテイスト

      • リンゴのスパークリング(2012年12月11日発売、冬季限定)

      • 青りんごシードルテイスト(2014年4月22日発売・2015年6月16日改良、初夏限定)



    • ワインテイスト

      • ロゼスパークリングテイスト(2011年12月13日発売、冬季限定)

      • 爽やかシャルドネ(2012年4月23日発売、初夏限定)

      • すっきりロゼ(2012年10月2日発売・2014年2月25日改良・2015年2月24日改良、冬季限定品「ロゼスパークリングテイスト」の実質的な後継製品)

      • シャルドネスパークル(2014年2月25日発売・2015年2月24日改良、初夏限定品「爽やかシャルドネ」の実質的な後継製品)

      • 赤ワインテイスト(2015年3月31日発売、300ml瓶入り)

      • 白ワインテイスト(2015年3月31日発売、300ml瓶入り)






  • フォレスティ 森のソーダ〈レモン&ライム〉 - 2015年6月9日発売。「お酒風味の炭酸飲料」「ノンアルコールソーダ」を謳っている。



焼酎・泡盛



甲類焼酎




  • サントリー樹氷(1978年(昭和53年)から発売され続けるロングセラー商品。現在はスーパー樹氷とお得用サイズの大樹氷の2種類がある)

  • 鏡月グリーン (韓国焼酎) - 韓国ロッテ酒類が製造元。



乙類焼酎



  • 本格麦焼酎「それから」

  • 本格麦焼酎「八重丸」

  • 壱岐焼酎「壱乃國」 - 壱岐の華が製造元。

  • 本格芋焼酎「黒丸」 - 濱田酒造が製造元。

  • そば焼酎「神楽の舞」 - 神楽酒造が製造元。

  • 球磨焼酎「花」 - 福田酒造商店が製造元。

  • 琉球泡盛「美ら島」 - 新里酒造が製造元。

  • 琉球泡盛「天龍蔵」 - 瑞穂酒造が製造元。



甲類乙類混和焼酎



  • 麦焼酎「むぎのか」

  • ジャスミン焼酎「茉莉花(まつりか)」

  • やわらか芋焼酎「はないも」

  • はなうた(麦焼酎・芋焼酎) - 2009年3月31日発売



ウイスキー



モルト・ウイスキー





山崎12年



  • サントリーピュアーモルトウイスキー

    • 山崎蒸溜所 樽出し原酒

    • 白州蒸溜所 樽出し原酒



  • シングルモルトウイスキー(初めの頃は「ピュアモルトウイスキー」と呼ばれていた)


    • 山崎(山崎25年 / 山崎18年 / 山崎12年 / 山崎 / 山崎ミズナラ / 山崎シェリーカスク2010)

      山崎18年は、2005年(平成17年)にサンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション(SWSC)2005で最優秀賞を受賞した。2006年(平成18年)に第37回インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティションのウイスキー部門(スコッチを除く)で最高賞を受賞した。

      山崎12年は、2003年(平成15年)にインターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)2003で金賞を受賞した。




    • 白州(白州25年 / 白州18年 / 白州12年 / 白州)





グレーン・ウイスキー



  • 知多
    2015年発売。サントリーの11年ぶりの新ブランド。ブランド名の「知多」は、蒸溜所がある愛知県知多市に由来。



ブレンデッド・ウイスキー





サントリー角瓶




  • 角瓶(角瓶 / 白角)

    1937年(昭和12年)発売のサントリーのウイスキーの代表。名称は容器の形状に由来している。



  • トリス<エクストラ> / トリス<クラシック>
    半世紀以上にわたって愛されているロングセラーブランド。2010年(平成22年)9月に既存製品を製造終了し「トリス<エクストラ>」を発売し、更に2015年(平成27年)9月には同社のブレンデッド・ウイスキーとしては最低価格帯に位置づけられる「トリス<クラシック>」を発売した。


  • レッド


  • ホワイト

    1929年(昭和4年)に「サントリー白札」として発売された、国産初のウイスキーブランド。


  • オールド

  • スペシャルリザーブ

  • ローヤル


  • 響(響30年 / 響21年 / 響17年 / 響 JAPANESE HARMONY(ノンエイジ) )
    同社が通常販売しているウイスキーの中でもっとも高額な製品。創業90周年を記念して発売された。ブラームス作曲の「交響曲第1番」をイメージして作られた。




スコッチウイスキー



  • ボウモア

  • マッカラン

  • グレンフィディック

  • ラフロイグ

  • バルヴェニー

  • スキャパ

  • オーヘントッシャン

  • グレンギリー

  • マクレランズ

  • バランタイン

  • ロングジョン



アイリッシュウイスキー



  • ターコネル

  • カネマラ

  • ミドルトン

  • タラモアデュー

  • キルベガン



バーボンウイスキー



  • クラフトバーボン

  • ジム・ビーム

  • メーカーズマーク

  • ブッカーズ

  • ベイカーズ

  • ベイゼル ヘイデン

  • ノブ クリーク

  • オールド グランダッド

  • オールド クロウ



カナディアンウイスキー


  • カナディアンクラブ


ブランデー


国産のほか、フランス産のコニャックやアルマニャックといった高級ブランデー、スペイン産ブランデー、またカルヴァドスやグラッパといった輸入のブランデー系蒸留酒も販売している。ここでは、国産のサントリーブランドのブランデーのみを挙げる。



  • サントリー V.O

  • サントリー V.S.O

  • サントリー V.S.O.P(デキャンタ/フロスティボトル/スリムボトル)

  • サントリー X・O(スーパーデラックス/デラックス/スリムボトル)

  • サントリー X・O SILKY

  • サントリー V.S.O.P SILKY



ワイン(国産・国内製造)



  • デリカメゾン デリシャス(赤・白・ロゼ・辛口白・甘口赤)

  • 赤玉スィートワイン(赤・白)

  • 彩食健美

  • シャトーリオン(赤・白)

  • ワインカフェ

  • フルーツワインセレクション

  • 有機栽培ぶどうのおいしいワイン。

  • 酸化防止剤無添加のおいしいワイン。

  • 登美・登美の丘・登美の詩

  • 塩尻 (信州メルロ、信州シャルドネ・特別醸造)



ワイン(輸入)




  • スパークリングワインフレシネ -スペイン

    • コルドンネグロ

    • カルタ・ネバタ

    • セミセコ・ロゼ



  • カルロ・ロッシ -カリフォルニア
    • レッド・ホワイト・マスカット・ロゼ・フレスカート


  • マドンナ -ドイツ

  • バロン ド レスタック -フランス

  • トーレス サングレデトロ -スペイン

  • ジョルジュ デュ ブッフ -フランス

  • ビニャ マイポ -チリ

  • 他、多数



リキュール・スピリッツ




健康食品




  • セサミンEプラス

  • DHA&EPA+セサミンE


  • ローヤルゼリー+セサミンE


  • プロポリス+セサミンE

  • アラビタ


  • グルコサミン&コンドロイチン


  • CoQ10+セサミンE


  • マカ 冬虫夏草配合

  • 青汁

  • 鹿角霊芝

  • コラーゲン

  • クロレラ

  • ブルーベリー


  • イチョウ葉

  • ノコギリヤシ+セサミンE

  • 胡豆昆発酵粒

  • diet's[ダイエッツ]

  • diet's BB[ダイエッツ BB]

  • 火棘

  • 大豆イソフラボン+亜麻リグナン

  • マルチ ビタミン&ミネラル


  • カルシウム&マグネシウム


  • 黒酢にんにく

  • 青汁ゴーヤ


  • ビフィズス菌+キシロオリゴ糖


  • 甜茶400

  • ゴマペプ茶

  • ロコモア



その他の銘柄



  • ハーゲンダッツアイスクリームシリーズ


過去にあった代表的な銘柄


※ 清涼飲料水については、サントリーフーズを参照。



ビール(過去)



  • サントリービール(サントリー参入時のビールで、唯一の熱処理ラガービール)

  • サントリー純生→サントリー生ビール(1967年の発売時にラガーの販売を終了し、以来サントリーは生ビールのみ製造している)

  • サントリー生ビールアワCAN(1985年発売(300ml缶・400ml缶)。飲み口は、イージーオープンエンドを採用し、缶底にあるアワクリップを弾くと泡が発生する製品)

  • ツイスト300(1983年発売。当時一般的だった300mlのリターナブル瓶入りで販売されていた)

  • 冴(麦芽100%のドライビール)

  • サントリードライ

  • ライツ(カロリー30%オフでありながら、アルコール度数は通常並みの4.5%だった)

  • ダイナミック(サントリー初の天然水仕込みビール)

  • サーフサイド[注釈 9]

  • 氷点貯蔵(生)(アイスビール)

  • ビターズ

  • 大地と水の恵み(サントリーで2番目に発売された天然水仕込みビール)

  • 夕涼み(夏季限定)

  • 春一番生ビール

  • 秋が香るビール(初年度(1995年)のみアメリカ製。それ以後(1996 - 1997年)は国産で、ブラウンビールだった)

  • 鍋の季節の生ビール(1995/1996年冬期のみの販売)

  • 冬が旨いうま辛口生ビール(1998年冬期のみの販売)

  • ジアス(淡褐色ビール。サントリー初のステイオンタブ製品)

  • 千都(桂工場醸造製品。関西地域限定発売。関西版プレミアムモルツといえる品質だった)

  • 横濱中華街(武蔵野工場醸造製品。関東地区限定発売。なお中瓶のみでの発売だった)

  • モルトセレクション(コンビニ限定。第1弾はカナダ産、第2弾はイギリス産の麦芽を50%以上使用したオールモルトビール)

  • ザ・ロイヤル・ビター(2012年2月14日・2012年7月17日・2012年2月26日発売。コンビニ限定の数量限定品。「ビターホップ100%使用」による苦味と、「麦芽100%使用」「デコクション製法採用」による旨味とコクが特長。2013年は、深みのある苦味を強化するとともに、仕込条件を最適化することで、いっそう麦の旨み・コクを感じられる、厚みのある味わいを実現した)



発泡酒(過去)



  • ホップス - 1994年10月発売。当時は麦芽使用率50%以上でも税がビールより軽減したことに注目し、麦芽使用率65%で低価格化を実現。

  • ホップス ドライ - 1995年5月発売。上記ホップスの辛口タイプ。マグナムドライのルーツ。

  • スーパーホップス - 1996年5月発売。同年秋の酒税法変更に先駆け、麦芽比率25%未満に対応。

  • スーパーホップス マグナムドライ - 1999年6月10日発売。サントリーのシェア向上に大きく寄与した。後にスーパーマグナムドライにリニューアル。

  • スーパーマグナムドライ - 2002年6月25日発売。名称がアサヒビールとの訴訟問題に発展した影響で、和解案として表記を「Superマグナムドライ」に変更(詳細は「ドライビール#ポスト・ドライ戦争」を参照)。後にマグナムドライにリニューアル。

  • マグナムドライ - 2007年2月6日にMDゴールデンドライへ全面刷新。

  • MDゴールデンドライ - 2007年2月6日発売。2012年6月頃製造終了。マグナムドライの後継商品。アルコール分を6%に高め、大麦を20%増量することで、辛口でありながらコクや飲み応えを両立した。当商品の製造終了に伴い、サントリーは発泡酒事業から全面的に撤退した。

  • 麦の薫り - 1999年2月24日発売。麦芽使用率50%未満の「プレミアム発泡酒」という位置づけだったが、価格の中途半端さが受け入れられなかった。その後、副原料に未発芽の大麦を使用するのが一般的になった。

  • 風呂あがり 生 - 2001年7月発売。

  • ダイエット 生 -2001年10月10日発売。2012年3月中旬製造終了。

  • MD爽快仕込 - 2002年2月発売。クリアでシャープなキレ味。

  • 炭濾過 純生 - 2002年4月発売。新製法として「炭濾過仕上げ」「磨き麦使用」を取り入れ、まろやかで飲みやすい味に仕上げた。

  • Ad生(アドナマ) - 2002年6月発売。缶に広告を載せることで安価な販売価格を実現させていた。

  • 楽膳 - 2003年6月発売。麦芽根を使用。「お腹にたまらない発泡酒」。後に美味楽膳にリニューアル。

  • ゼロナマ - 2008年3月発売。糖質ゼロ。

  • 豊か 生 - 2009年6月2日発売。同社は発泡酒事業の縮小化を行っている。(詳細は「発泡酒#2000年代後半以降の市場縮小」を参照)。しかし売り上げは振るわず同年中に製造を終了している。

  • おいしいZERO - 2014年(平成26年)9月2日発売。プリン体0.00mg・糖質0%の発泡酒で、MDゴールデンドライ製造終了以来、発泡酒市場に再参入となった。現時点では同社発泡酒で最後のレギュラー新商品となっている。



第三のビール(過去)



  • 麦風(ばくふう)(麦芽100%ビールを麦焼酎で割ったビール風味アルコール飲料。小売価格が既存の発泡酒の小売価格とほとんど変わらなかったため1年足らずで販売終了。ちなみにこれの源流にあたるのが後述の「ビーハイ」である)

  • キレ味 生(ビール風味アルコール飲料。主原料に麦芽を含む麦(大麦、小麦)の代わりにとうもろこしを用いる。後発の「ジョッキ 生」シリーズに取って代わられた)

  • ジョッキ のみごたえ辛口 生(2010年2月2日のリニューアル時にジョッキ 生 から名称変更するも、結局2011年2月15日のリニューアルで名称を戻す)

  • ジョッキ 生8(エイト)クリアストロング

  • 「ジョッキ 生」シリーズの限定商品(ジョッキ生の通年販売品は、現在の爽快辛口を含め、すべてその他の醸造酒だが、限定商品はすべてリキュール)

    • 「ジョッキ 黒」(黒ビールタイプ)

    • 「ジョッキ 淡旨(あわうま)」(小麦麦芽使用)

    • 「ジョッキ 夏辛(なつから)」(ビターホップ使用の辛口タイプ)

    • 「ジョッキ 濃旨(こいうま)」(ロースト麦芽使用)

    • 「ジョッキ 春旨(はるうま)」(カスケードホップ使用)

    • 「ジョッキ 芳醇(ほうじゅん)」(ロースト麦芽入り)

    • 「ジョッキ 爽潤(そうじゅん)」(カスケードホップ使用)



  • 「冬道楽」(2008年11月11日 - 冬季限定)(発泡酒時代の同名商品はまろやかさを特徴としていたが、こちらは糖質オフですっきり味だった)

  • スーパーブルー

  • スーパーブルーダイナミック - イオングループ限定発売

  • スーパーブルーエクストラクリア- 2011年発売。近畿限定テスト販売。韓国OBビールで製造。

  • ザ・ストレート- 2009年4月発売。アルコール度数6%で、しっかりした飲みごたえとぐっと来る喉越しを実現していた。

  • トップバリュ 麦の薫り - イオングループ限定発売(2009年12月 生産終了)[52]

  • リラックス - 2010年3月発売。糖質ゼロ・プリン体70%カット(発泡酒ベースの当社「リキュール(発泡性)(1)」比)しつつ、7種類のホップを使用し、香りと豊かなコクが特徴。2010年8月11日にリニューアルし、商品名を「7種のホップ リラックス」に変更。2011年3月製造終了。


  • ストーンズバー〈ローリングホップ〉

    2012年(平成24年)6月19日発売。リキュール(発泡性)(1)。アルコール分4%。ローリング・ストーンズとのタイアップ商品で、爽やかな柑橘系の香りが特徴のホップを使用し、苦味を抑えたすっきりとした味わいに仕上げた。料飲店向けに350ml瓶も発売されたが、売り上げは目標の半分にとどまり、2012年9月に製造終了。



  • 絹の贅沢

    2010年(平成22年)4月20日限定発売。2011年(平成23年)9月13日通年発売。リキュール(発泡性)(1)。アルコール分5%(限定発売時は6%)。アロマホップ100%で、磨き麦(麦の殻を取り除いたものを磨き上げた、精白大麦)を副原料の一部に使用し、熟成期間の基準を3割(限定発売時は5割)長く設定することで、絹のように滑らかな味わいと、アロマホップの華やかな香りを実現した。なめらかな絹をイメージした白をベースカラーに、金色の麦の穂を描くことで、上品で豊かな味わいを表現し、2012年3月6日のリニューアルでは、まゆ玉をモチーフにした輪を施し、いっそう上質感のあるデザインに変更した。京都ビール工場で製造(通年販売化後は利根川ビール工場でも製造)。2011年4月5日より、通年商品として内容量を330mlから350mlに変更し発売を開始する予定であったが、東日本大震災の影響により発売日は4月26日に繰り下げた上で、数量限定品としての発売となった。その後、生産体制が整ったとして同年9月13日に500ml缶を追加して通年発売。2012年3月6日のリニューアル(アロマホップの配合バランスを見直すことで、いっそう華やかな香りを実現)より再び内容量を330mlに変更した(ロング缶は500mlのまま変更なし)が、その後は売り上げが減少し、2013年2月製造終了。



  • CARAMEL BROWN(カラメル ブラウン)

    2012年(平成24年)11月27日発売の数量限定品。リキュール(発泡性)(1)。アルコール分5%。欧州産カラメル麦芽を一部使用することにより実現した甘やかな香りと豊かなコクに、北米産ビターホップ100%使用によるほろ苦さが調和した上質な味わいが特長。



  • グラン ドライ

    2013年(平成25年)3月26日発売。リキュール(発泡性)(1)。アルコール分5%。炭酸ガス圧を当社ビール類史上最高レベルに高めるとともに、濃色麦芽を一部使用し高温で仕込むことで、強い刺激と飲みごたえを、ホップの香りと苦味を絶妙なバランスで効かせることで、キレのよい後口を実現したドライタイプの商品。マグナムドライの実質的な後継製品であった。




ビールテイスト飲料




  • ファインブリュー


  • サントリーファインゼロ - 2009年9月29日発売。アルコール分0.00%



チューハイ(過去)


(一部ブランド名のみ)



  • -196℃

    • クールライム

    • プレミアムレモン(コンビニ限定)

    • プレミアムグレープフルーツ(コンビニ限定)

    • 日向夏(ひゅうがなつ、限定販売)

    • 巨峰ヌーヴォー(2007年11月6日 - 限定販売)

    • パイナップル&グァバ(2008年7月15日 - 限定販売)

    • こだわり果樹園 とちおとめ(いちご)

    • こだわり果樹園 桜&さくらんぼ(2009年、2008年は凍結 桜&さくらんぼだった)

    • こだわり果樹園 甘夏みかん(2009年7月7日 - 限定販売)

    • こだわり果樹園 ルビーグレープフルーツ

    • こだわり果樹園 ブラッドオレンジ

    • こだわり果樹園 南高梅

    • こだわり果樹園 白ぶどう

    • こだわり果樹園 白桃

    • こだわり果樹園 シークァーサー

    • ゼロドライ レモンコーラ(糖質ゼロ、2008年8月5日 - 限定販売)

    • ゼロドライ 柚子(ゆず、糖質ゼロ、2008年11月11日 - 限定販売)

    • ゼロドライ ウメ

    • 秋りんご(2008年8月19日 - 限定販売)

    • 秋梨(2008年8月19日 - 限定販売)

    • 凍結レモン

    • 凍結グレープフルーツ

    • 爽快炭酸 ジンジャードライ

    • 爽快炭酸 ジントニック

    • 爽快炭酸 ブラックパンチ

    • 爽快炭酸 サイダーショット

    • スーパーストロング レモン&ライム(限定発売、アルコール分9%)

    • スーパーショット(限定発売、アルコール分12%)




  • サントリータコハイ(1983年(昭和58年)発売。当初は200ml缶でも販売されていたが、末期には1000ml瓶のみで販売されていた)

    • レモン

    • グレープフルーツ

    • ぶどう




  • ビーハイ(1984年(昭和59年)発売。その名のとおりビールを焼酎で割った商品で、今日の第三のビールのルーツといえる商品であったが成果が出ず製造販売中止となった[53]

  • ダブル搾り

    • レモンダブル

    • グレープフルーツダブル

    • オレンジダブル

    • 桃ダブル

    • 葡萄ダブル

    • 林檎ダブル



  • サントリーチューハイ 沖縄シリーズ(沖縄産果汁・泡盛使用)

    • 沖縄泡盛コーラチューハイ

    • 沖縄アセローラチューハイ

    • 沖縄パイナップルチューハイ

    • 沖縄たんかんチューハイ

    • 沖縄マンゴーチューハイ

    • 沖縄シークヮーサーチューハイ



  • 清涼感

    • 爽やかレモン

    • すっきりグレープフルーツ

    • うるおいピーチ



  • アイスチューハイ

    • レモン

    • グレープフルーツ



  • 青春チューハイ

    • レモン

    • グレープフルーツ

    • ピーチ



  • スーパーチューハイ

    • 元祖シリーズ(1999年3月 - 2002年10月)

      • レモン(1999年3月 - 2002年10月)

      • グレープフルーツ(1999年3月 - 2002年10月)

      • ルビーグレープフルーツ(2001年5月 - 2002年10月)

      • オレンジ(2000年3月 - 2002年3月)

      • 伊予柑(2002年6月 - 2002年10月)

      • うめ(1999年5月 - 2002年3月)

      • うめ酒(2002年3月 - 2002年10月)

      • 青りんご(1999年8月 - 2001年3月)

      • 赤ぶどう(1999年5月 - 2000年3月)

      • 巨峰(2000年3月 - 2002年10月)

      • ブルーベリー(2000年11月 - 2001年6月?)

      • ライチ(1999年11月 - 2002年10月)

      • 白桃(2001年6月 - 2002年10月)

      • あんず酒(2002年3月 - 2002年10月)

      • バナナ(2001年8月 - 2002年3月)

      • パイナップル(2000年9月 - 2002年3月)

      • ドライ(2000年3月 - 、現:サントリーチューハイ ドライ

      • 緑茶割り(2001年5月 - 2002年3月)

      • ウーロン茶割り(2001年5月 - 、現:サントリー烏龍チューハイ



    • スパチュー!シリーズ(2002年10月 - 2005年2月)

      • レモン(2002年10月 - 2005年2月)

      • グレープフルーツ(2002年10月 - 2005年2月)

      • 梅酒(2002年11月 - 2005年2月)

      • 巨峰(2002年11月 - 2005年2月)

      • ライチ(2002年11月 - 2005年2月)

      • 白桃(2002年11月 - 2005年2月)



    • 淡麗シリーズ(2004年 - )

      • 淡麗レモン

      • 淡麗グレープフルーツ





  • スーパーチューハイ スパークリング・ロワイヤル

    • ラ・フランス

    • マスカット オブ アレキサンドリア



  • カロリ。

    • 沖縄パイナップル(2008年5月7日 - 限定販売)

    • 地中海マスカット(2008年1月8日 - 限定販売)

    • 地中海オレンジ

    • クリスタルドライ

    • クリスタルオレンジ

    • クリスタルアップル

    • クリスタルシークヮーサー

    • アセロラ&ローズヒップ

    • ウメ

    • アロエ&マスカット

    • 沖縄シークワーサー

    • サイダークリア



  • カロリ。ゼログリーン

    • レモン&ライム

    • グリーンアップル

    • シークヮーサー

    • アセロラ



  • カロリ。ベジミックスシリーズ

    • ベジミックス アップル×トマト

    • ベジミックス グレープフルーツ×セロリ

    • ベジミックス マンゴー×キャロット

    • ベジミックス ぶどう&紫ニンジン(2008年9月2日 - 限定販売)

    • 愛媛伊予柑(2009年1月6日 - 限定販売)



  • カロリ。250ml缶シリーズ

    • 黒酢りんご

    • 黒糖梅酒

    • ざくろ



  • AWA'S(アワーズ)

    • レモン

    • グレープフルーツ

    • ドライ

    • ライト



  • サントリー烏龍チューハイ(500mlペットボトル入り)

  • 樹氷チューハイ

  • ほろよい(アルコール分3%)

    • レモン


    • 青空りんご(2010年(平成22年)5月11日発売)

    • 冷やしあんず(2010年(平成22年)7月6日発売)

    • 冬みかん(2009年 - 2011年11月発売)



  • -196℃ ゼロドライ(糖類ゼロ)
    • ウメ




カクテル(過去)


(一部ブランド名のみ)



  • ザ・カクテルバー

  • カクテルバーCB

  • カクテルバー CAN

  • スーパーカクテルバー


2007年の「カクテルバーCB ソルティードッグ/スクリュードライバー」の生産終了に伴い、カクテルバーシリーズ13年の歴史に幕を閉じた(但しカクテルバーのコンクタイプは2008年現在も生産されている)。


  • ザ・グレートカクテルズ

  • ヨーグルトフィズ(1992年に200ml缶で発売。プレーン味といちご味の2種類が存在した)

  • バカンスクーラー(同じく1992年に250ml缶で発売。ラムベースの缶入りカクテル。すっきりレモン味とわくわくオレンジ味の2種類が存在した)

  • スーパーリッキー(1994年に350ml缶で発売。ジンベースとウォッカベースの2種類が存在した)

  • 果実酒房(1996年に200mlボトルで発売。梅酒・あんず酒・すもも酒の3種が存在した。現在は1.8Lのコンクタイプでのみ販売されている)

  • ビアカクテル(同じく1996年に発売。発売当時はベリー&ビア・レモン&ビア・ジンジャー&ビアの3種類で発売。1996年10月にライム&ビア・オレンジ&ビア、1997年3月にグレープフルーツ&ビア・アップル&ビアが追加された。なお実際の品名は「発泡酒」であった)

  • ヘルシー素材のお酒(1998年にアロエ・カリン・プルーンの3種で発売。2001年まで発売)

  • すっきり酒(1999年3月に発売。桃・梅・杏の3種類。2000年秋ごろまで販売)

  • みずみずしいお酒(1999年4月発売。無炭酸で同社のミネラルウォーター「南アルプスの天然水(現:サントリー天然水 南アルプス)」を使用したニアウォーター風の味付け。同社初の500mlペットボトル入りカクテルでフレーバーは桃・白ぶどう・ライチの3種類だった。2000年秋ごろまで販売。)

  • カクテルパーラー

  • カクテルラテ

  • カシスハート

  • H(アッシュ)(2000年に発売。クリアドライとスパイシーの2種類が存在した)

  • アレックス

  • Be-Cool

  • グレープフルーツを発酵させたお酒シリーズ

    • グレフル

    • ピングレ

    • キョホグレ

    • ももグレ

    • レモグレ

    • カシグレ

    • ライグレ



  • 銀座カクテル

    • 完熟マンゴ

    • 贅沢ピーチ

    • メロン

    • ラ・フランス

    • パイン

    • ストロベリー

    • チェリー

    • グァバ(2008年6月3日 - 夏季限定)

    • スパークリング グリーンアップル(2008年7月29日 - 夏季限定)

    • グレープ

    • グレープフルーツ

    • スパークリング ピーチ

    • スパークリング マスカット



  • カクテルカロリ。

    • ソルティードッグ(2008年9月16日のリニューアルでミックスソルティードッグに変更された)

    • ブルーハワイ(2007年・2008年6月3日 - 夏季限定)

    • マンゴーラッシー(2007年・2008年6月3日 - 夏季限定)

    • カシスヌーヴォー(2007年11月6日 - 数量限定)

    • ホワイトピーチベリーニ(2007年12月4日 - 冬季限定)

    • フレンチ キス(2007年12月4日 - 冬季限定)

    • ピンクフルーツバスケット(2008年4月22日 - 初夏限定)

    • イエローフルーツバスケット(2008年4月22日 - 初夏限定)

    • ジャパニーズ ピーチブロッサム(2008年7月15日 - 夏季限定)

    • アジアン ジャスミンライチ(2008年7月15日 - 夏季限定)

    • アメリカン クランベリーレモネード(2008年7月15日 - 夏季限定)

    • フルーツミックスカーニバル(2008年10月28日 - 秋季限定)

    • ホワイトミモザ(2008年12月2日 - 冬季限定)

    • ストロベリーフロスト(2008年12月2日 - 冬季限定)

    • パイナップルサンシャイン(2011年8月2日発売 - 夏季限定)

    • オレンジスプモーニ

    • ミックスソルティードッグ

    • ベリーミックス スプモーニ

    • スクリュードライバー

    • 柚子モスコーミュール

    • ライチシトラスミックス

    • カシスグレープ

    • ファジーネーブル

    • クリスタルフルーツシャワー



  • とっておき果実のお酒

    • 山梨産の巨峰酒

    • 福島産の白桃酒

    • 北海道産の夕張メロン酒



  • ザ・カクテルバーコンクタイプ

    • ジントニック

    • モスコミュール

    • ソルティードッグ

    • カシスソーダ

    • ピーチフィズ



  • マカディア スパークリング

  • ちゅらディア スパークリング

  • ルジェカシス オレンジ スパークリング

  • ヨーグリート スパークリング

  • スカイブルー

  • ザ・カクテルバー 限定復刻版(2011年7月26日発売)

    • スクリュードライバー

    • ブルーハワイ





ウイスキー(過去)



  • ローハイド
    1960年代にNETテレビで放映されていた同名の西部劇からとった製品。同社はこの番組のスポンサーでもあったため、バーボンウィスキー風のドライな味で売り出した。


  • サントリーゴールド
    1960年代に発売。750mlでアルコール度数42度でありながら、当時の広告では「ハードな琥珀の液体」を謳い文句にしていた。のちに容量が150ml増えたサントリーゴールド900が発売されている。野坂昭如が歌ったCMソング「ソ・ソ・ソクラテス」(作詞:仲畑貴志、作曲:桜井順。CDでは2007年発売『桜井順CM WORKS(1957-2007)』(ウルトラ・ヴァイヴ)、2011年発売の『野坂歌大全I〜桜井順を唄う』(ウルトラ・ヴァイヴ/ソリッド・レコード)に収録)でも知られている。


  • サントリーインペリアル

    1964年に社名が寿屋からサントリーに変わったのを記念して発売される。その「帝王」という名に相応しく、熟成されたモルト・ウイスキーのみを厳選してつくられ、さらに高級カットガラスとして知られるボヘミア・ガラス製のデキャンターで発売されたため、当時としてはローヤル以上の価格で販売され、市場に出回らない幻のウイスキーとしてその名を知られた。また同じくインペリアルでブランデーも存在した。2006年の新スローガン「水と生きる」の制定に伴う製品一覧見直しにより、生産終了となっている。


  • サントリー ザ・ウイスキー

  • サントリーカスタム

    1968年に高級ソフトウイスキーとして発売される。1年後に発売されたリザーブの後塵を拝する形で消滅するが、名前自体はその後1980年代にウイスキーではなく、新たにスピリッツとして復活する。



  • サントリーリザーブ(リザーブ・シルキー / スペシャルリザーブ10年 / スペシャルリザーブ12年 / リザーブ10年 シェリー樽仕上げ)


    1969年に発売。

    リザーブ・シルキーは、1984年にリザーブの別バージョンとして発売される。リザーブの持つマイルド&スムースな味わいを基調としながらも、白いラベルとクリアボトルで発売されたこともあり、従来のリザーブとはまた違ったイメージを持つウイスキーに仕上がる。当時放映されたCMにはマット・ディロンが出演していた。



  • サントリーセレクト

    1971年に発売。アルコール度数39度の2級酒として発売される。価格は当時の価格で700円とリーズナブルだったが、レッドと差別化が計れず、数年で製造中止となる。


  • サントリーQ

    1983年に新世代向けのカジュアルなウイスキーとして発売される。ライトかつスムースな口当たりを売りにし、当時若い世代を中心にカフェバーで流行していたカティ・サークに対抗した、緑色のボトルが特徴。CMにMTVで隆盛を極めていたニュー・ロマンティックの代表的アーティストとして知られるデュラン・デュランを起用。250mlボトル、500mlボトル、1000mlボトルと3種のタイプが存在した。今も地方の酒屋で稀に見かけられることもある。


  • サントリー21

    1984年にサントリーQと同じく、ライト&スムースタイプのウイスキーとして発売。キャッチコピーは「ハタチを過ぎたら21」で、同じくブランデーも発売されていた。過去に放映されたCMにはフランス出身の姉妹ピアニストとして知られるラベック姉妹が出演し、長いグランドピアノに座って連弾を披露している。


  • サントリークラシック
    同じく1980年代中期に発売。当時ニッカウヰスキーから発売され、ヒットしていた「ニッカピュアモルト」シリーズに対抗し、丸みを帯びたボトルデザインで発売された。その後1980年代後期から1990年代始めにかけて起こったナチュラルウィスキーブームで注目を集める。


  • OLD CLUB HOUSE
    同様に1980年代中期発売。“オールド”との記載があるように、当時はゴルフブームで、同社も大会などに積極的に協賛していた経緯などから“ゴルフ場のクラブハウスで飲むオールド”という位置づけだった様である。ボトルは平らなカタチをしており、当時の酒税法にもとづいて、2級表記になっている。当時放映されたCMにはジョン・ローンが出演していた。またこのウイスキーは2000年頃まで販売され続けていた息の長い製品でもあった。


  • サントリーコブラ
    1980年代発売。容量は1000mlとラベルに大きく表記され、正面にアメリカン・コミック風のイラストが描かれていた。平らなカタチのボトルで、この製品も当時の酒税法にもとづき、2級表記になっている。


  • サントリーエルク
    同じく1980年代に発売。“森がつくったウイスキー”をコンセプトにした製品。サントリーQと同じく緑色のボトルで、ラベルにフクロウやイヌワシ、キツツキやリスなどの森に住む生物が描かれていた。


  • ローヤル12年/プレミアム15年

  • サントリークレスト12年

    1989年にサントリー創業90周年を記念して発売される。酒齢12年の年月を経たモルトウイスキーとグレーンウイスキーを使用し、当時発売されたブレンデッド・ウイスキーとしては贅を尽くした製品として話題を呼んだ。当時放映されたCMにはショーン・コネリーが出演したことでも知られる。しかし1995年にローヤルが同じく酒齢12年以上のモルトとグレーンを中心にリニューアルされたことで、存在が曖昧となり、差別化しにくくなったことで製造量が減少、2006年にサントリーの新スローガン「水と生きる」の制定に伴う製造一覧見直しにより、インペリアルと共に生産終了となった。


  • サントリープレステージ
    同じく1989年にサントリー創業90周年を記念して、数量限定で発売される。山崎蒸留所から厳選されたモルトとグレーンで完成されたウイスキーで、18年と25年の2種類が存在した。


  • Smokey&Co.(スモーキー&カンパニー)

    1991年に新タイプのウイスキーとして発売される。5匹の笑う犬が描かれたラベルが特徴。金色ラベルのナチュラルメロウ、臙脂色のラベルのスーパースモーキー、緑のボトルのファインミントの3種類が存在した。


  • サントリー冷撰洋酒

    1993年に300mlボトルで発売。黒いラベルの淡麗辛口と白いラベルの超淡麗辛口の2種類が発売され、当時加藤茶と三浦友和が親子という設定で共演したCMも話題を呼んだ。この頃サントリーは「ウイスキーは冷蔵庫へ」のキャッチフレーズで知られる「リザーブ&ウォーター」に代表されるように、あらかじめ水割りにした製品を製造し、その手軽さが受けたことで売り上げを伸ばし、ギフトCMもつくられたが、数年後には下火になり、その後製造中止に至っている。


  • サントリー座

    1998年に発売されたサントリー膳と同じく、和食に合うウイスキーとして2000年に発売される。樽の蓋に杉を利用した原酒が特徴でくつろぎのシーンに合うウイスキーとして発売されるが、膳との差別化に失敗し、2002年を最後に製造中止となる。


  • サントリーピュアモルトウイスキー ミレニアム

  • サントリーウイスキー ミレニアム15年
    ミレニアム / ミレニアム15年とも、西暦2000年を記念して1999年9月21日に数量限定で発売。


  • AQUA VITAE(アクアヴィーテ)

    2005年に500mlボトルで発売。その名の通り、ラテン語で「生命の水」の名にあやかり、AとVの金色のアルファベットロゴを配したクリアタイプのボトルデザインが特徴。ウイスキーの樽から生まれる「樽ポリフェノール」を200mg配合したいわゆる実験型の製品として発売されたが、2007年を最後に生産終了。


  • サントリー膳
    和食にも合う淡麗旨口の晩酌向けピュアモルトウイスキー。杉を一部の樽に用い、竹炭で濾過することで飲みやすくした。真田広之を起用したテレビCMも話題となった。1998年から2010年まで生産された。


  • 響 / 響17年50.5

  • 山崎50年 / 山崎35年
    山崎50年は完全予約制50本限定商品として2005年5月11日から1本100万円(消費税別途)の定価で予約販売を行ったが、翌5月12日に全て予約完売の人気商品なり、その後2007年9月11日に同じく50本限定で再度発売されたが、こちらもその日の内に予約完売となった。さらには2011年12月13日に150本限定で三度発売された。


  • 三四郎
    コンセプトは「のどごし爽快ウイスキー三四郎」。


  • 無頼派

  • 膳丸
    和食に合うウイスキーとして2005年に発売される。


  • 北杜12年(2004年(平成16年)6月22日発売) / 北杜50.5°

  • ジャックダニエル


  • アーリータイムズ
    長年に渡りサントリー→サントリー酒類を輸入元として、販売されてきたが、2012年9月に2013年1月1日以降この2商品はアサヒビールへ輸入元を変更する手続きを取り、代わりに2013年1月1日以降ニッカウヰスキーが長年輸入元だったジム・ビームの輸入元を取得した。



  • ワイルドターキー
    2017年まで輸入元。2018年からは明治屋が輸入販売元となった。




ワイン(過去)


  • サントリーレゼルブ

    1980年にサントリーから発売された代表的ワイン。家庭で楽しめるワインとして、ロングセラーになった。とんねるずが出演し、呪文のように「アカレゼルブ、シロレゼルブ、ロゼレゼルブ…」とつぶやく代表的なCMの他に、小林麻美や藤谷美和子、賀来千香子(賀来はCM内で分かれて三上博史と共演)の他に、古田敦也・中井美穂夫妻といったタレントらがCMに出演している。2006年にデリカメゾンに移行するカタチで製造中止になった。


※ このほか1980年代には、200ml缶で発売されたワイン「キサラ」なども存在したが、1年足らずで発売中止になっている。その他、200ml缶で発売され、田原俊彦がCMに出演した「サントリーシードル」といった製品も発売されていた。



その他の果実酒 (過去)



  • 香梅酒(シャンメイチュウ)- 1992年発売。

  • マカディア - 2004年に「健康リキュール」第1弾として発売。

  • ちゅらディア - 2005年に前出のマカディアに続き、「健康リキュール」第2弾として発売。



合成清酒(過去)


  • 千代田
    寿屋時代の1932年に発売。1959年に森永醸造(現・福徳長酒類)に譲渡した。



主な関連企業・団体



※ 市町村名のかかれていないものは、東京都都心23特別区内にあるもの。

※サントリーグループ会社案内及び、グループ企業一覧を元に作成。(2019年1月現在)



親会社



  • 寿不動産株式会社(大阪市北区:鳥井・佐治一族の実質的管財会社。2009年4月1日現在、サントリーホールディングス株の89.33%を保有し、サントリーホールディングスの親会社となっている)


酒類事業




  • ビーム サントリー --蒸留酒事業会社。2014年1月にビーム社の株式を買収し、サントリーが親会社となった。後述のサントリースピリッツを含む、蒸留酒部門の世界統括機関となる。( アメリカ合衆国・イリノイ州ディアーフィールド)

  • サントリースピリッツ -- 国内のスピリッツ事業会社。旧サントリー株式会社。2009年4月1日に旧酒類カンパニーだけを残してサントリー酒類(初代)に商号変更した完全子会社。2014年10月1日をもってビーム サントリー傘下の蒸留酒部門専業となり、2015年1月1日から現社名[54]


    • サントリーアライド -- ウイスキー・ブランデー・スピリッツ・リキュールの輸入・販売。


    • サングレイン -- グレーンウイスキー(原酒)・スピリッツなどの製造。サントリーウイスキー知多の製造。(知多市)


    • 大隅酒造 -- 乙類焼酎(原酒)・スピリッツなどの製造(曽於市)




  • サントリーBWS -- 国内酒類全体戦略の立案・実行・推進。

  • サントリービール -- ビール事業会社。2014年10月1日よりサントリー酒類株式会社(初代)のビール事業を分社化して発足。
    • 九州サントリーテクノプロダクツ -- サントリー九州熊本工場における酒類・清涼飲料の製造作業請負。(上益城郡嘉島町)


  • サントリーワインインターナショナル -- ワイン事業会社。1998年10月7日設立の完全子会社。2009年4月1日にサントリーのワイン事業部を吸収分割で承継。

    • ファインズ -- ファインワインの輸入・販売。


    • 岩の原葡萄園 -- 1890年に日本のワインの先駆者・川上善兵衛が創設したぶどう園。ぶどうの栽培およびワインの製造・販売。(上越市)


    • モンテ物産 -- イタリアワイン・食品の専門商社。



  • サントリー酒類 -- スピリッツ・ビール類・ワインなど酒類の国内販売。

    • 沖縄サントリー -- 沖縄県におけるサントリー取扱いの酒類の販売。(那覇市)




食品事業



清涼飲料水事業




健康食品事業




  • サントリーウエルネス -- 健康関連事業。2009年4月1日に旧健康食品事業部持株会社を新設分割で独立させた完全子会社。


  • コネクト -- ハーブ・基礎化粧品。



外食・加食・花・サービス事業



外食・加食




  • ダイナック -- 飲食店「響」「膳丸」「鳥どり」などの経営・東京証券取引所2部上場、61.7%出資。


  • プロントコーポレーション -- 「プロント」の経営およびフランチャイズ展開。


  • 井筒まい泉 -- とんかつ等の小売・レストラン運営。


  • ハーゲンダッツジャパン -- 「ハーゲンダッツアイスクリーム」の製造・販売。40%出資。






  • サントリーフラワーズ -- 花苗・鉢花、野菜苗・野菜青果及び切花の開発・生産・販売。


サービス




  • サン・アド -- テレビCM、新聞、雑誌、ポスター、カタログ、PR誌、SPツールなど広告・宣伝・販促の企画・制作。


  • サントリー興産 -- 不動産賃貸・管理(サントリー本社ビル、サントリーアネックスビル、アクア堂島ビル、駐車場ほか)。(大阪市北区)


  • サントリーマーケティング&コマース -- 酒類関連備品販売(酒販店・飲食店向け)・企業の販促支援・代行 (キャンペーン企画・景品提案・配送・事務局運営等)・ワイン等酒類の店頭、通信販売。


  • サントリーパブリシティサービス -- サントリーの工場でのご案内、サントリーホールなどのレセプション業務、各種セミナー、イベント企画運営、マーケティング支援、商業複合施設等でのインフォメーション業務、公共文化施設運営・管理など。



機能会社




  • サントリーMONOZUKURIエキスパート -- サントリーグループ共通の「ものづくり(研究・開発・生産・調達・ロジスティックス・品質保証)」業務。


  • サントリービジネスシステム -- サントリーグループ共通のシェアードサービス・システムの提供等。


  • サントリーシステムテクノロジー -- IT専門機能会社。情報インフラや業務アプケーションの設計・構築・運用、デジタルマーケティング、先端技術のビジネス適用等(大阪市北区)


  • サントリーグローバルイノベーションセンター -- グループ全体の基盤研究を担う会社。2013年 (平成25年)4月1日にR&D部門の一部を独立。


  • サントリーコーポレートビジネス -- 法人向けの販売・販促。


  • サントリーコミュニケーションズ -- サントリーグループのマーケティングコミュニケーション業務。


  • サントリーコーヒーロースタリー -- コーヒー豆の焙煎等。2001年にユニカフェとの合弁会社として「サンカフェ」を設立。2017年に現社名へ変更。[55](海老名市)


  • サントリーモルティング -- 麦芽の製造・保管。1961年に「関東麦芽」として設立。2000年に「カンバク」へ社名変更。2017年に現社名へ変更。[56](宇都宮市)


  • サントリーロジスティクス -- 製品の運送・保管。(大阪市北区)


  • サンリーブ -- 店頭販促。



公益法人・学校法人等




  • 公益財団法人サントリー芸術財団

    • サントリー美術館

    • サントリーホール



  • 公益財団法人サントリー生命科学財団

  • 公益財団法人サントリー文化財団


  • 社会福祉法人邦寿会


  • 学校法人雲雀丘学園 (歴代理事長はサントリー社長がつとめている)


  • 公益信託サントリー愛鳥基金



海外事業




  • 三得利(中国)投資有限公司 -- 中国グループ会社のホールディングカンパニー。(上海)


  • 匯源三得利(上海)飲料有限公司 -- 中国における清涼飲料の製造・販売。(上海)


  • 三得利分析技术(上海)有限公司 -- 原料・製品分析、サプライヤー監査・指導等による品質保証活動。(上海)



広告



サントリーと広告


創業者の鳥井信治郎も広告が好きだった[57]。また開高健、山口瞳、柳原良平もサントリーの宣伝部に所属していた(前述の3名は後に独立し、サン・アドへ移行して、広告の企画立案ならびに、当時サントリーから発売されていたPR誌「洋酒天国」の編集を手掛ける)。戦前には片岡敏郎の手による赤玉ポートワインの広告が有名となり、戦後はテレビの普及とともにテレビCMの広告を次々と打ち出した。



  • 主な広告として「トリスを飲んでHAWAIIへ行こう!」や、京都の街を子犬が歩く姿を撮影したトリス、サミー・デイヴィスJr.のスキャットや、カンヌ国際広告祭でグランプリを受賞したサントリーホワイト、アルチュール・ランボーやアントニオ・ガウディやグスタフ・マーラーを題材にしたサントリーローヤル、アニメのペンギンが松田聖子の「SWEET MEMORIES」を歌ったサントリー缶ビール、椎名誠(彼とサントリーの結びつきは非常に強い)と猫が出演したサントリー生ビール、近年では長塚京三と田中裕子が出演していた新オールドなどの広告がある。

  • 一部のCMについては白州蒸溜所内に併設された白州ウイスキー博物館のビデオ・ライブラリーや、電通本社 (東京都港区)にあるアド・ミュージアム東京で視聴が可能である。

  • また、毎年成人の日(1999年(平成11年)までは1月15日)には『新成人おめでとう』、4月1日[58] には『新社会人おめでとう』という、伊集院静が書いたコラムが各新聞社の広告欄に掲載される事でも有名である[59]


  • 2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)により、その後しばらく民放の企業出稿による商品CMが軒並み自粛となり、ACジャパン(社長の佐治敬三が、大阪の財界人に呼びかけて設立した「関西公共広告機構」が前々身)のテレビコマーシャルに差し替えられた中、いち早くテレビCM放映を再開。同年4月6日より、震災からの復興をテーマとして、当時同社グループのCMに出演していた総勢71名の俳優・歌手[注釈 10] が、坂本九のヒット曲である『上を向いて歩こう』『見上げてごらん夜の星を』の両曲(編曲・山下宏明)を、リレー形式で歌う『サントリー企業イメージのテレビCM』が放映された。



スポンサー番組



単独スポンサー



現在(単独スポンサー)



  • 人生最高レストラン(TBS)


  • 美味旬感(テレビ朝日、「サントリーウエルネス」名義)



過去(単独スポンサー)



  • パパは何でも知っている(日本テレビ)


  • みんなでスコール(日本テレビ)


  • 笑待席(日本テレビ)


  • 夜の笑待席(日本テレビ)


  • 金曜娯楽館(日本テレビ)後期はパイオニアに変更。


  • 料理天国(TBS)一社提供だったが、後年は同社を含む複数社提供となった。


  • チューボーですよ! → 新チューボーですよ!(TBS)


  • 新・せんみつ湯原ドット30(TBS)無印時代は複数社提供だが、「新」時代に一社提供に変更。


  • すばらしい味の世界(テレビ東京)


  • 味の招待席(朝日放送)


  • おーい!わが家(フジテレビ)


  • 風来坊(フジテレビ)


  • サントリー スポーツ天国(フジテレビ)


  • テレビ・私の履歴書(テレビ東京)

  • M.I.X(日本テレビ)当時水曜夜9時55分からの3分間番組。その後も同枠についてはスポンサーを継続し、「夜光虫」「PARTYしようよ」と1999年2月まで続く。

  • ワインメール(フジテレビ/2000年10月 - 12月)


  • プレミアムスウィッチ(日本テレビ)

  • サントリーの天気予報 - 民放草創期のクレイアニメによる天気予報


  • 人生、ハレどき(テレビ東京、週替わりで「サントリーオールフリー」などの名義)


  • ハイボール万歳(BS-TBS、月曜午後8時54分〜午後9時、「角ハイボール」または「ジム ビーム ハイボール」名義)


  • 超達人店 ビール探訪(BS日テレ、水曜午後8時54分〜午後9時、「ザ・プレミアムモルツ」名義)


  • 憧れの名店 夢と音の多重奏(BSジャパン、月曜午後9時50分~午後9時55分(2017年9月までは木曜8時55分~午後9時→土曜午後6時25分~午後6時30分)、「ザ・プレミアムモルツ」(番組上ではザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム)名義)


  • トリス・ジャズ・ゲーム(文化放送)


  • 百万人の音楽(TBSラジオ)


  • サントリー・なるほどコール 赤坂5丁目分室(TBSラジオ・小堺一機のサタデーウィズ→久米宏 ラジオなんですけど内コーナー)


  • サントリー・サウンドマーケット(FM東京系列全国ネット/1982年4月 - 1992年3月)


  • ラジオ・パラノイア(FM東京)


  • SUNTORY ROCK ARENA(TOKYO FM系列全国ネット/2001年4月 - 2002年3月)


  • 田中麗奈のSUNTORY MUSIC ARENA(TOKYO FM系列全国ネット/2002年4月 - 2003年9月)


  • ミュージック・スコープ(TOKYO FM)


  • サントリー・サタデー・ウェイティング・バー(TOKYO FM系列全国ネット、土曜午後5時/1992年4月 - 2013年3月)


  • サントリー・健康三ちゃん(TBSラジオ・土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界内コーナー)

  • SUNTORY J-HITS TOP 20(FM802、土曜午後1時〜午後2時55分)



複数社提供



現在(複数社提供)

主に日本国内について記載。サントリー食品インターナショナル(サントリーフーズ)のCMも含まれることもある。●は60秒以上のスポンサー、その他は30秒。



日本テレビ系



  • NEWS ZERO→news zero ※2012年10月から2018年9月までは隔日前半ナショナルセールス、2012年9月までは中盤ナショナルセールスで火曜日、水曜日、2011年9月までは木曜日も提供していた。2018年10月からは水曜日の中盤ナショナルセールス。


  • 人生が変わる1分間の深イイ話(2017年10月 - )※一時期降板し、復帰。


  • 超問クイズ! 真実か?ウソか?(2018年4月 - )


  • 笑点(一時期PT時あり)


  • 世界の果てまでイッテQ!●(2010年10月 - 、水色のカラー表示)


  • 行列のできる法律相談所(2017年4月 - )



TBS系



  • 日曜劇場●(2009年10月から、90秒)


  • 新・情報7DAYS ニュースキャスター(当初60秒、2009年10月10日から上記日曜劇場の提供の為30秒へ縮小、TBS、別パートで同業者のアサヒビールもスポンサー。)


  • オールスター感謝祭● ※23時台中盤頃(90秒、本来なら人生最高レストランが放送されるが休止に伴う振替)


  • マスターズゴルフ中継


  • 中日クラウンズ●(CBC制作)



フジテレビ系



  • フジテレビ月曜21時連続ドラマ●(一時降板時期あり)


  • ホンマでっか!?TV※同業者の日本コカ・コーラ、キリンビールもスポンサー。


  • 梅沢富美男のズバッと聞きます!●


  • さんまのお笑い向上委員会(2018年5月から、30秒)

  • FNSの日



テレビ朝日系



  • 報道ステーション※毎週木曜日(〜2013年9月)→(2013年10月〜)毎週金曜日(もともとは水曜日で2007年10月は従来の毎週水曜日に加えて木曜日にも提供された。2011年4月~一時期月金の帯に提供枠拡大していて、その後2011年12月までは火曜と木曜の週2日提供していた。)


  • 芸能人格付けチェック(2016年4月5日)



テレビ東京系


  • 出没!アド街ック天国


  • WBS※PT



この他にも3ヶ月限定スポンサーなど短期間限定でスポンサーにつくことも多い。



過去(複数社提供)



CM出演者


  • ★は先述した震災復興CMにも出演。




歴代キャンペーンガール





  • 1988年(昭和63年) - 原田貴和子(原田知世の姉)


  • 1989年(平成元年) - 田島都


  • 1990年(平成2年) - 鈴木京香


  • 1991年(平成3年) - 畑知子


  • 1992年(平成4年) - 中村綾


  • 1993年(平成5年) - 及川麻衣


  • 1994年(平成6年) - 遠野舞子


  • 1995年(平成7年) - 高田ゆき


  • 1996年(平成8年) - かのこ(神山洋子)、白鳥智恵子






  • 1997年(平成9年) - 七森美江、白鳥智恵子


  • 1998年(平成10年) - 須之内美帆子、北原まゆ


  • 1999年(平成11年) - 斎藤繭子、釈由美子


  • 2000年(平成12年) - 小谷亜希子、黒羽夏奈子


  • 2001年(平成13年) - 本橋里紗、仙川明


  • 2002年(平成14年) - 城山未帆、千尋


  • 2003年(平成15年) - 尾上綾


  • 2004年(平成16年) - 安田美沙子




2004年(平成16年)を最後に終了した。



スポーツ事業(広告)




  • 日本プロサッカーリーグ(1993-2007年までオフィシャルスポンサー。1993-95年はステージスポンサー<第1ステージ>、1993-2004年<除・1996年>はチャンピオンシップも兼務)


  • 鹿島アントラーズ(オフィシャルスポンサー)


  • 川崎フロンターレ(オフィシャルスポンサー)


  • 横浜F・マリノス(オフィシャルパートナー)




  • 読売ジャイアンツ(毎年夏に「ザ・プレミアム・モルツ」の読売ジャイアンツラベルの缶を発売。創業者・経営者の鳥居・佐治一族も熱狂的な巨人ファンで有名)


  • サントリーサンバーズ(Vリーグ・男子 大阪市)


  • サントリーサンゴリアス(ジャパンラグビートップリーグ 府中市 (東京都))



諸問題・騒動



東北熊襲発言


1988年(昭和63年)2月28日、当時の社長・佐治敬三が述べた「東北は熊襲の産地。文化的程度も極めて低い」との差別発言が問題となり、国会の予算委員会でも取り上げられる事態となった。東北地方で不買運動が起こるなど、この問題は後年まで同地方で尾を引くことになった。




「日本海」の「東海」表記


2011年(平成23年)4月、サントリー公式ウェブサイト内の『鏡月グリーン(韓国焼酎)』商品紹介ページにおいて、商品名の由来を紹介する文章中で「日本海」を「韓国 / 東海(日本海)」と表記し公開していた。これがきっかけとなって商品関連サイト[65]の炎上、抗議の続出という事態となり、同社は同年8月19日に該当表記を削除した上で、謝罪文を掲載した。なお同社は、過去(確認される限り、2001年が最古)[66]にも同商品の広告で「東海(日本海)」の表記を行なっており、2005年(平成17年)には抗議を受けて表記を一旦訂正している[67]




盗作デザインのトートバッグ


2015年8月、キャンペーンでプレゼントしていた佐野研二郎デザインのトートバッグについてデザインが盗作であるとして商品の取り下げ、中止を行った[68]



その他



  • 本社ビルが完成した1971年(昭和46年)より、夏場に屋上で「サントリービアガーデン」を営業しており、大阪の風物詩となっている。


  • 伊豆急行が開業した頃、新商品発売記念行事の一環として「スコールカー」と名付けた食堂車1輌を同社に寄贈した。


  • 1985年(昭和60年)に茨城県筑波郡(現・つくば市)で開かれた科学万博-つくば'85に『燦鳥館』(サントリー館)を出展した。

  • また1990年(平成2年)には、大阪府大阪市で開催されたEXPO'90-花の万博に、『サントリー館』を出展した。


  • 日本生活協同組合連合会との提携により「コープ・ダイエット生」350ml缶を全国の生協へ供給している。内容は通常のダイエット生と同一であるが、缶や6本パックの包装に「co-op」のロゴが印字され、通常商品より少し安く販売されている。


  • 渋谷公会堂の施設命名権を渋谷区から電通を介して2006年(平成18年)10月1日からの5年間4億2千万円で購入し「渋谷C.C.Lemonホール」となった。


  • PlayStation 2のゲームソフト「龍が如く」・「龍が如く2」の作中では、サントリーの協賛により、サントリーの清涼飲料水及び酒が実名で販売されていて買うことが出来る。


  • 2011年(平成23年)春に実施予定の8時だヨ!全員集合コラボキャンペーン第1弾は、東日本大震災により2012年春に延期。(賞品は温泉宿宿泊券)

  • 2018年8月17日に公式バーチャルYouTuber「燦鳥ノム」のデビューを発表した[69]



関連項目



  • サントリー学芸賞

  • サントリーミステリー大賞

  • サントリーミュージアム

  • サントリーホール

  • サントリー美術館

  • サントリー不易流行研究所

  • サントリー1万人の第九


  • サントリーオープンゴルフトーナメント ※ 2007年(平成19年)で大会終了

  • 宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント

  • サントリーカップ全日本バレーボール小学生大会

  • ニューイヤー駅伝

  • 青いバラ

  • サントリーTVショッピング

  • 洋酒天国

  • ゆびスポットボトル


  • マッサン - サントリーの前身である鳥井商店(→壽屋)をモデルとした「鴨居商店」として登場



企業




  • スモカ歯磨 - 当初壽屋が製造販売していた。

  • 鴻池運輸

  • ブリタニカ・ジャパン

  • 阪急阪神東宝グループ

  • 読売新聞グループ本社

  • 東京ドーム

  • パレスホテル


  • 日本テレビ放送網(日本テレビホールディングス)


  • TBSテレビ(東京放送ホールディングス)



人物




  • 竹鶴政孝 - 寿屋山崎蒸溜所初代工場長。


  • 片岡敏郎 - 壽屋元広告部長。

  • 久保田孝 - 壽屋元広告部。久保田宣伝研究所(現・宣伝会議)創設者。


  • 山口瞳 - 元社員。PR雑誌「洋酒天国」の編集や、コピーライター。


  • 開高健 - 元社員。PR雑誌「洋酒天国」の編集や、コピーライター。


  • 柳原良平 - 元社員。PR雑誌「洋酒天国」の編集や、コピーライター。


  • 仲畑貴志 - サン・アドに在籍していたコピーライター。1980年代には糸井重里らと共に、コピーライターブームの旗手として、活躍したことでもその名を知られる。


  • 一倉宏 - 元社員。現在もコピーライター、作詞家として活躍。


  • 伊集院静 - 作家・作詞家。毎年4月1日の各新聞の広告欄に掲載される広告のコラム『新社会人おめでとう』を執筆している。

  • 椎名誠


  • 清宮克幸 - ラグビーチーム・サントリーサンゴリアス元監督(現:ヤマハ発動機ジュビロ監督)。


  • 斎藤由香 - 広報誌『サントリークォータリー』の編集を経験。


  • 佐藤真海 - 義足の女子陸上選手。子会社社員。


  • 山田健 - 「サントリー世界のワインカタログ」の編集長。


  • 橋本忠夫 - 取締役、サントリー食品工業社長、サントリーロジスティクス取締役会長を歴任。多摩大学経営情報学研究科長。



脚注


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注釈





  1. ^ 東日本大震災による東京電力の福島第一原子力発電所が水素爆発に伴う放射能が漏れた事により、関東一円の水源が放射能が検出された事でスローガンを打ち出せる状態ではなくなったため、一時期は削除されていた。


  2. ^ ただし1963年2月以前は『洋酒の壽屋


  3. ^ こちらも1963年2月以前は楕円の中に「洋酒の壽屋」


  4. ^ 1988年頃、NHKのインタビューによる。


  5. ^ 新名称は下記工場所在地に記載


  6. ^ 「サントリー九州熊本工場」は、清涼飲料の製造も行っているハイブリッド工場として2017年3月14日以降も名称を継続使用


  7. ^ サントリーにおいては、関東で地域限定もしくは先行販売を行う際、基本的にこの「1都10県」の枠組みをエリアとする。サントリー社内の組織区分において、静岡県は「東海北陸支店」(名古屋市)の管轄となっているが、経済的な地域の実情を鑑みて、組織上の区分と商品展開上の区分は異なっている。


  8. ^ 現在Jリーグの飲料部門スポンサー(トップパートナー)は日本コカ・コーラ


  9. ^ 1995年にセブンイレブン・ジャパンと共同開発し、セブンイレブンやイトーヨーカドーなどの店舗で販売されたが、当時流通最大手のダイエーからの反発を招き、一時ダイエー全店舗でサントリー全製品撤去という騒動が起こった。なお、コスト削減のためにアメリカでOEM生産していた。


  10. ^ 同社一社提供の「チューボーですよ!」(新チューボーですよ!)司会の堺正章や、震災により中止となったキャンペーン出演予定だった加藤茶・仲本工事も出演。


  11. ^ ただし第9話までは非提供、第10話・第11話では仮提供扱いとなっている(詳細は秘密結社鷹の爪 カウントダウン#サントリーの非提供問題についてを参照のこと。)




出典





  1. ^ サントリーホールディングス株式会社国税庁法人番号公表サイト


  2. ^ 社名の由来と「三鳥井」の誤りは、2018年5月23日にTBS系列で放送された水トク!『世界超絶映像ハンター 【日本初!世界の衝撃過ぎる映像★一挙公開SP】』で取り上げられた、西軽井沢ケーブルテレビにおける鳥井社長(当時)のインタビューで、社長が語っている。


  3. ^ こだわりのビール事業で活路を見出した サントリーの「やってみなはれ」経営〔2〕 日経BPネット 2009年4月20日


  4. ^ 持ち株会社サントリーHD社長に佐治信忠氏 4月に新体制 MSN Sankei Web・2009年1月19日


  5. ^ 企業概要:サントリーホールディングス株式会社 サントリー公式サイト


  6. ^ グループ企業紹介 サントリー公式サイト

  7. ^ abc井岡秀行 (2010年2月9日). “サントリー 交渉相手探し困難に…関西財界は安堵の声” (日本語). 関西発. YOMIURI ONLINE 読売新聞. 2010年2月14日閲覧。


  8. ^ “コーポレートメッセージ サントリー企業情報”. サントリー. 2014年4月28日閲覧。


  9. ^ 六大企業集団の無機能化 (PDF) - 同志社大学学術情報検索システム内のページ。筆者は経済学者の田中彰。


  10. ^ メンバー会社一覧 - みどり会


  11. ^ “サントリー社長、勇退言及 ミネラルウオーター伸び最高益”. Sankei Biz (産経新聞社). (2012年2月9日). http://www.sankeibiz.jp/business/news/120209/bsc1202090503007-n1.htm 


  12. ^ 作品紹介 - サントリー東京新社屋(サントリーワールドヘッドクォーターズ) 安井建築設計事務所


  13. ^ サントリー 交渉相手探し困難に…関西財界は安堵の声 2010年2月9日 読売新聞


  14. ^ “UPDATE 3-サントリーHD 、米ウイスキー大手買収で合意 総額1兆6500億円”. ロイター (2014年1月14日). 2014年1月17日閲覧。


  15. ^ “サントリーHDが日本ウイスキーを世界へ、米ビームの買収完了”. ロイター (2014年5月1日). 2014年6月25日閲覧。


  16. ^ キリン、サントリー統合へ 酒類・飲料で世界最大級に msn産経ニュース 2009年7月13日


  17. ^ キリン・サントリー:統合暗雲 創業家持ち株が火種 比率交渉歩み寄り、見通し立たず 毎日jp・毎日新聞 東京朝刊 2010年1月28日


  18. ^ 【キリン社長・破談会見】(1)「認識一致せず、独立性が担保できない」「残念だ」 msn産経ニュース 2010年2月8日


  19. ^ キリン社との経営統合交渉の終了について サントリーホールディングス ニューリリース 2010年2月8日


  20. ^ サントリーホールディングス(株)による米ビーム社株式取得完了について - サントリーホールディングス・2014年5月1日

  21. ^ ab組織変更と役員人事のお知らせ(サントリーニュースリリース2014年9月25日 同9月26日閲覧)


  22. ^ サントリー酒類(株)サントリービア&スピリッツ(株)社名変更のお知らせ(サントリーニュースリリース2014年11月5日 2015年2月1日閲覧)


  23. ^ 日本ウイスキーがウオツカ天国に挑戦状!? msn産経ニュース 2007年10月27日


  24. ^ 佐治の著書「へんこつ なんこつ - 私の履歴書」(単行本:ISBN 978-4532161231、文庫本:ISBN 978-4532190224)にも同様の趣旨が記述されている(こだわりのビール事業で活路を見出した サントリーの「やってみなはれ」経営 - 1 / 2 日経BPネット 2009年4月20日)


  25. ^ 神奈川における酒造の歴史「発泡酒」

  26. ^ ab商標審決公報 不服2008-4257 商願2007- 36439拒絶査定不服審判事件(確定日:2009年1月15日) 商標審決データベース


  27. ^ 週刊ダイヤモンド 2004.12.20 企業レポート サントリー 目標は売上高三兆円! 佐治社長が仕掛ける組織改革、M&A戦略


  28. ^ サントリニュースリリースNo.9245(2005.9.1)


  29. ^ 清水律子 (2008年7月10日). “UPDATE2: 上半期ビール類出荷、サントリーが初めて3位に浮上・首位はアサヒ<2502.T> | マネーニュース | 最新経済ニュース | Reuters”. ロイター. 2008年7月17日閲覧。


  30. ^ “サントリー、ビール事業で悲願の3位…値上げ先送りが奏功 : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)”. 読売新聞 (2008年7月10日). 2008年7月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年7月17日閲覧。


  31. ^ 望月麻紀 (2008年7月10日). “ビール類:出荷量、サントリーが初の3位 シェア13%、サッポロ抜く--今年上半期 - 毎日jp(毎日新聞)”. 毎日新聞. 2008年7月17日閲覧。


  32. ^ J-CASTニュース 2008.6.24 サントリーのビール部門 45年かけて黒字化へ


  33. ^ 産経ニュース 2009.2.3 サントリー過去最高益 ビールの初黒字が貢献


  34. ^ 週刊ダイヤモンド 鳴り物入りで投入も半年で消滅イオンの100円第3のビール


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  36. ^ サントリー「新しい相手探す」将来、株式上場も 47NEWS 2010年2月9日


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  38. ^ 中国のビール会社・青島(チンタオ)ビールとの合弁会社事業開始について - サントリーホールディングス・2013年4月30日


  39. ^ プレミアム・モルツを販売 サントリー 韓国2位と提携 - InnovationS-i・2010年12月7日


  40. ^ [1] - AsiaX・2011年3月7日


  41. ^ サントリーワインインターナショナル株式会社による紹介


  42. ^ スターバックス、缶コーヒー第2弾「スターバックス ダブルショットR」を新発売 IBTimes 2008年10月08日


  43. ^ 【こうして生まれた ヒット商品の舞台裏】スタバ缶コーヒー 女性も支持 msn産経ニュース 2009年3月19日


  44. ^ 日本ではライバルの日本コカ・コーラが販売。


  45. ^ 井筒まい泉株式会社


  46. ^ Suntory News Release No.9995〜井筒まい泉株式会社の全株取得について〜


  47. ^ トンカツ「まい泉」をサントリーが買収 msn産経ニュース 2008年1月17日


  48. ^ “ビール業界「第3」の争い、キリン3年ぶり首位”. YOMIURI ONLINE(読売新聞) (2009年7月11日). 2009年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年2月6日閲覧。


  49. ^ 名前の由来は平成初期(1989年度以降の数年間)に発売した同名のビール系一般商品。


  50. ^ 公式ホームページのおしらせより


  51. ^ “手作り感覚のカクテルシリーズ サントリースピリッツ”. 朝日新聞 (2016年2月12日). 2016年2月17日閲覧。


  52. ^ 元々は1998年に発売された発泡酒で、当時“スーパーホップスと比較して、2倍の麦芽を使った”という触れ込みがなされていた。


  53. ^ こだわりのビール事業で活路を見出した サントリーの「やってみなはれ」経営〔4〕 日経BPネット 2009年4月20日


  54. ^ “サントリー酒類(株) サントリービア&スピリッツ(株) 社名変更のお知らせ”. サントリー (2014年11月5日). 2015年1月12日閲覧。


  55. ^ https://www.suntory.co.jp/cr/company/


  56. ^ https://www.suntory.co.jp/malting/company/outline.html


  57. ^ 広告批評1996年12月号「日本の広告をつくった五十人」35ページにて記述あり。


  58. ^ 4月1日が土曜日・日曜日の場合には、その翌日の4月2日・翌々日の4月3日に掲載される。


  59. ^ このコラムは山口瞳時代から続いているものである。


  60. ^ 実際には中村正人と西川隆宏もCMに出演していたのでDREAMS COME TRUE全体で出演していた。


  61. ^ CM内で『1、2、サントリービール!』というダジャレを披露していた


  62. ^ 伊藤園「TULLY'S COFFEE BARISTA'S CHOICE」のCMにも並行して出演していた。

  63. ^ abc出演しているソフトバンクモバイル「白戸家」シリーズを意識したセリフやシーンがある。


  64. ^ メンバーのうち錦戸亮はセブンアップクリアドライのCMに出演していた。


  65. ^ Amazon.comなど通信販売サイトのレビュー欄等。『Amazonレビューが企業への不満表明の場に 今度はサントリー製品』 ITmediaニュース 2011年8月19日


  66. ^ http://web.archive.org/web/20011230023921/http://www.suntory.co.jp:80/sho-chu/kgt/index.html


  67. ^ サントリー「東海」表記で謝罪 焼酎紹介サイトで「日本海」と併記 JCASTニュース 2011年8月19日


  68. ^ サントリーオールフリー「夏は昼からトート」キャンペーン、一部賞品の取り下げおよび発送中止について[リンク切れ]


  69. ^ サントリー初の公式VTuber「燦鳥ノム」119歳、きょうデビュー ITmedia NEWS




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