カセアサウルス亜目
カセアサウルス亜目 Caseasauria | |||||||||||||||||||||
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コティロリンクスの骨格 | |||||||||||||||||||||
地質時代 | |||||||||||||||||||||
ペルム紀 | |||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||
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科、属 | |||||||||||||||||||||
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カセアサウルス亜目(カセアサウルスあもく、カセア亜目。Caseasauria)は、古生代ペルム紀に生息した初期単弓類の絶滅した分類群。真盤竜亜目(Eupelycosauria)とともに盤竜類をなす。
目次
1 特徴
2 分類
2.1 分類表
3 関連項目
4 参考文献
5 外部リンク
特徴
盤竜類の中でも初期に分岐したグループであり、骨格上の特徴などは他のグループとはかなり異なっている。化石記録はペルム紀前期からであるが、その起源は、既知の最古の盤竜類であるアーケオシリスが出現する以前の石炭紀中期頃には真盤竜類とは分岐していたと思われる。このグループが共有する骨格上の特徴は、前後に長く拡大した外鼻孔と、それを取り巻く鼻骨の凸部の形態などである。
分類
初期のエオシリス科とカセア科に分類され、カセア科はエオシリス科から進化したとされる。
- エオシリス科
- 体長1m未満の昆虫食または肉食のグループであり、歯は円錐形の鋭い形で犬歯も持つ。
- カセア科
- 植物食に適化したグループで、小型のものから最大の盤竜類であるコティロリンクスの様なものまで存在する。盤竜類の中でも最後まで生き延びたグループであり、ペルム紀後期に絶滅した。
分類表
単弓綱 Synapsida
盤竜目 Pelycosauria
真盤竜亜目 Eupelycosauria
カセアサウルス亜目 Caseasauria
エオシリス科 Eothyrididae : エオシリス , オエダレオプス
カセア科 Caseidae : カセア , コティロリンクス , エンナトサウルス
- ?Phreatophasma
獣弓目 Therapsida
関連項目
- 絶滅した動物の一覧
参考文献
金子隆一 『哺乳類型爬虫類 : ヒトの知られざる祖先』 朝日新聞社〈朝日選書〉、1998年、68 - 71頁。ISBN 4-02-259709-7。。
外部リンク
- 単弓類(獸形爬虫類)の系統分類