THE BOOM
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THE BOOM | |
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出身地 | ![]() |
ジャンル | ロック ポップ・ロック[1] ミクスチャー・ロック[1] 民族音楽 J-POP ブラジル音楽 沖縄音楽 サンバ オルタナティブ・ロック インディー・ロック(初期) スカ プログレッシブ・ロック |
活動期間 | 1986年 - 2014年 |
レーベル | ソニーミュージック 東芝EMI FIVE D plus よしもとアール・アンド・シー |
公式サイト | theboom.jp |
メンバー | 宮沢和史(ボーカル・ギター) 小林孝至(ギター) 山川浩正(ベース) 栃木孝夫(ドラムス) |
THE BOOM(ザ・ブーム)は、日本の4人組ロックバンド。1986年に結成し、2014年に解散した。
目次
1 概要
2 メンバー
2.1 主なサポートメンバー(順不同)
3 経歴
3.1 結成〜ホコ天時代
3.2 デビュー〜島唄
3.2.1 1989年
3.2.2 1990年
3.2.3 1991年
3.2.4 1992年
3.3 ブラジル音楽〜活動休止
3.3.1 1993年
3.3.2 1994年
3.3.3 1995年
3.3.4 1996年
3.3.5 1997年
3.4 ソロ活動〜島唄リバイバル・ヒット
3.4.1 1998年
3.4.2 1999年
3.4.3 2000年
3.4.4 2001年
3.4.5 2002年
3.4.6 2003年
3.5 デビュー15周年〜GANGA ZUMBA
3.5.1 2004年
3.5.2 2005年
3.5.3 2006年
3.5.4 2007年
3.5.5 2008年
3.6 デビュー20周年〜25周年(解散)そしてその後
3.6.1 2009年
3.6.2 2010年
3.6.3 2011年
3.6.4 2013年
3.6.5 2014年
3.6.6 2016年
3.6.7 2017年
3.6.8 2018年
3.6.9 2019年
4 作品
4.1 シングル
4.2 その他のシングル
4.3 オリジナルアルバム
4.4 ミニアルバム
4.5 ベスト・アルバム
4.6 リミックスアルバム
4.7 その他のアルバム
4.8 DVD・ビデオ
4.9 書籍
5 出演
5.1 NHK紅白歌合戦出場歴
6 脚注
7 外部リンク
概要
1986年11月結成。「THE BOOM」というバンド名は、「常に流行に左右されず自分たちの音楽を貫いていけるように」という逆説で、ヴォーカルの宮沢和史による命名である。1987年(昭和62年)7月26日より、原宿のホコ天でバンド活動を始める。1988年(昭和63年)12月18日、ソニーのオーディションに合格、翌1989年(平成元年)5月21日、シングル「君はTVっ子」とアルバム『A Peacetime Boom』でメジャーデビュー。代表曲は「星のラブレター」(1989年)、「島唄」(1993年)、「風になりたい」(1995年)など多数。結成から解散までの28年間で(途中数回の活動休止はあったものの)1度のメンバーチェンジもなかった。1980年代後期のバンドブームでおびただしい数のバンドがデビューする中、ライブでの跳んだり、踊ったり、ステージから観客席に飛び込むなど、派手なパフォーマンスで人気を博した。1990年代初頭まではわりとオーソドックスなロックバンドだったが、1990年(平成2年)に発表した3枚目のアルバム『JAPANESKA』を転機に、音楽性の幅を広げていく。とりわけ、THE BOOM =「島唄」として広く認知されているため、一般には沖縄のイメージが強いが、初期は陽気で軽快なスカ、90年代前半は沖縄、中盤はブラジル、現在は歌謡曲といった変遷をたどり、それ以降はスカ・ロック・フォーク・沖縄民謡・ブラジル・や演歌の要素を生かしつつ独自の世界を作っており、同時期に複数のジャンルに挑戦している。自身のライブで前座として、ほるすたいんづという架空のバンドで演奏することがある。メンバーはボーカル(宮沢)がバター、ギター(小林)がカマンベール、ベース(山川)がカルビ・クッパで、ドラム(栃木)が吉野屋ヒレカツ。オリジナル楽曲は「乳牛なんて」など(CD化はされていない)。1997年(平成9年)にソニー・ミュージックから東芝EMIへ所属レコード会社を移籍している。公式ファンクラブは「MOOBMENT CLUB」(MOOBMENTのBは、正しくは左右反転の字)である。BOOMを逆から書いたMOOBとMOVEMENTをかけたもの。2006年(平成18年)より活動を休止していたが、2008年(平成20年)にavex内FIVE D plusへと所属レコードを再移籍し、2009年(平成21年)よりデビュー20周年を記念して、正式に活動が再開された。2014年(平成26年)5月21日にはデビュー25周年をむかえたが、2014年3月31日に公式ウェブサイトにて、2014年12月いっぱいで解散することを発表[2][3][4]、12月17日の日本武道館でのラストライブをもって解散した。
メンバー
宮沢和史(みやざわ かずふみ、1966年(昭和41年)1月18日 - ):ボーカル、ギター。通称:MIYA
山梨県甲府市出身。甲府市立千塚小学校、甲府市立北中学校、山梨県立甲府南高等学校、明治大学経営学部卒業。THE BOOMのほぼ全ての楽曲を作詞・作曲している。ソロミュージシャンとしても活動し、2006年より、GANGA ZUMBA(ガンガズンバ)のリーダー兼ボーカルも務めている。世界各地を旅し、その土地にある音楽のエッセンスをロックに融合して独自の音楽を生み出している。シンガーソングライターとして、楽曲提供も多数。また、過去には俳優としてミュージカル・映画・テレビドラマにも出演。妻はタレントでパーソナリティの光岡ディオン(1994年に結婚)。3人の子供がいる。ビートたけしの大ファン。詳細は本人の項目を参照のこと。
小林孝至(こばやし たかし、1965年(昭和40年)12月26日 - ):ギター。通称:TAKASHIくん、しーたか王子
山梨県甲府市出身。甲府市立羽黒小学校、甲府市立北西中学校、山梨県立甲府東高等学校卒業。東京写真専門学校中退。1996年に「HEY!HEY!HEY!」にTHE BOOMがチャンプとして出演した際、ダウンタウンの松本人志から「高橋君」と間違えて呼ばれていた(松本が「タカシ」の部分を「タカハシ」と聞き間違えて覚えた可能性がある)。
山川浩正(やまかわ ひろまさ、1965年(昭和40年)5月11日 - ):ベース。通称:YAMAちゃん
山梨県甲府市出身。山梨県立甲府東高等学校、東京写真専門学校卒業。BOOMではベーシストであるが、ギター、ドラム、ボーカルとすべてをこなせるマルチミュージシャンでもある。BOOMの活動と並行して、一時的にヒートウェイヴにも在籍した。2008年までロクセンチの準メンバーとしても活動。2014年2月に1型糖尿病を発症、以降は療養を続けながら音楽活動をしていた。現在はおおたけしたちに参加中。元妻は音楽ジャーナリストであり、THE BOOMの本『君がいっぱい』シリーズの著者でもある小杉之子。
- 栃木孝夫(とちぎ たかお、1958年(昭和33年)7月11日 - ):ドラム。通称:栃やん
東京都江東区にて双子の弟として生まれる。千葉県出身。千葉県立船橋高等学校、千葉大学工学部卒業。他のメンバーよりも若干年上ではあるものの、温和な性格でメンバーからもファンからも親しまれている。ライブでボーカルとして1曲披露することがあるが、本人は照れながら歌っている。宮沢曰く、今までサポートメンバーとして活動していたらしく20周年にはれて正式メンバーとなった。
主なサポートメンバー(順不同)
伊藤直樹(いとう なおき):パーカッション。
朝本浩文(あさもと ひろふみ):キーボード。
斉藤久美(さいとう くみ):コーラス。
坂東次郎(ばんどう じろう):ギター。
今福健司(いまふく けんじ):パーカッション。
鶴来正基(つるぎ まさき):キーボード。
南流石(みなみ さすが):振り付け&コーラス。
ルイス・パジェ(るいす ぱじぇ):トランペット。
上野一郎(うえの いちろう):ベース。
町田昌弘(まちだ まさひろ):ギター。
オーノカズナリ(おーの かずなり):マニピュレーター&コーラス。
大城クラウディア(おおしろ くらうでぃあ):コーラス。
経歴
結成〜ホコ天時代
1986年11月、現在のメンバーでTHE BOOM結成。1987年7月26日、原宿のホコ天にてライブ活動開始。1988年12月18日、SONYレコードのオーディションに合格。
デビュー〜島唄
1989年
5月21日、シングル「君はTVっ子」およびアルバム「A PEACETIME BOOM」の同時発売でメジャーデビューした。
9月5日、初の全国ツアー「署名ライブ」を開始。これは全国のレコード店で行った「THE BOOMに来てほしい」という署名をもとに、それが多かった場所に彼らが行き、ライブを行うというもの。
12月1日、2ndアルバム「サイレンのおひさま」とシングル「気球に乗って」を同時発売。
1990年
1月30日、本格的な全国ツアー「サイレンツアー」スタート。
7月26日、ホコ天でライブを始めてからちょうど3年のこの日、初の日本武道館公演「いつものボクたちが、いる。」を開催。武道館の真ん中にセットを作り、メンバーはそこで演奏。その周りを約11,000人のファンが囲んだ。
9月21日、3rdアルバム「JAPANESKA」発売。翌日22日より「TOUR JAPANESKA」スタート。約半年かけて全国73ヶ所を回るという大規模なツアー。
1991年
3月21日、アマチュア時代の楽曲を再アレンジしたミニ・アルバム「D.E.M.O.」発表。
6月17日、ツアー「出前ツアー」開始。普段ツアーでは行かないような場所を回る。
8月11日、香川県にて夏祭りライヴを行う。
1992年
1月22日、4thアルバム「思春期」発売。後の代表曲「島唄」が収録されたアルバムである。1月31日よりツアー「SPECIAL」をスタートする(7月まで)。
8月8日、大阪での「夏祭り'92」を最後に年内の活動休止。活動再開予定も未定という、グループ始まって以来の事態となった。メンバーは各自ソロ活動。ボーカルの宮沢はシンガポールのミュージシャンであるディック・リーの誘いでミュージカル「ナガランド」に出演し、アジア各国を回った。この経験が翌年のアルバム「FACELESS MAN」の下地となる。
9月21日、初のベスト・アルバム「THE BOOM」発売。
12月12日、シングル「島唄(ウチナーグチ・ヴァージョン)」を沖縄限定で発売。泡盛のCMでタイアップされたことや大河ドラマなどでの沖縄ブームに乗り、「島唄」の人気に火がつき始める。
ブラジル音楽〜活動休止
1993年
2月25日、ツアー「気に入った曲ができたから」をスタートし、本格的な活動復帰。
6月21日、シングル「島唄 (オリジナル・ヴァージョン)」を全国発売。150万枚を超える大ヒットを記録。
8月21日、5thアルバム「FACELESS MAN」発売。
9月4日、「FACELESSMAN TOUR」スタート。
10月23日、宜野湾海浜公園野外劇場で行われた喜納昌吉&チャンプルーズプロデュースによる「ニライカナイ祭 アース・ミュージック・フェスティバル」に出演。
12月31日、第35回日本レコード大賞に出演、「島唄」で「ベストソング賞」受賞。また、紅白歌合戦にも出場し、「島唄」をウチナーグチ・ヴァージョンで歌う[5]。
1994年
- 1月にツアー終了後、宮沢はジャマイカのアーティスト、ヤミ・ボロとユニットMIYA&YAMIを結成。
- 3月21日、MIYA&YAMIのシングル「神様の宝石でできた島」が発売となり、ヒットする。
8月10日、新潟で行われた「日本海夕日コンサート」に出演。
11月20日より、アルバム発売に先駆けて「極東ツアー」スタート。翌日、6thアルバム「極東サンバ」発売。
1995年
3月24日、「風になりたい」をシングルカットし、ヒットする。
8月26日、沖縄戦終結50周年を迎え、一般公募した歌詞に宮沢が曲をつけてできた「太陽アカラ 波キララ」を那覇市主催のイベント「天に響め さんしん3000」で披露。沖縄限定でシングル化された。
10月6日、「ミュージックステーションスペシャル」に出演。「風になりたい」に続いて、ポエトリーディングソング「手紙」を初披露。
1996年
- 5月、THE BOOM初の海外公演。ブラジルにて3都市4公演のコンサートを行う。
7月1日、7thアルバム「TROPICALISM -0°」を発表。
7月23日、3ヶ月にわたる長期ツアー「TROPICALIZE TOUR」を開始。
12月19日より、ツアーの総集編「TROPICALIZE TOUR FINAL」を行う。
1997年
1月14日、「TROPICALIZE TOUR FINAL」終了。- 1月22日、ベスト・アルバム「THE BOOM 2」発表。
- 1月下旬、フランス・カンヌで行われた「国際音楽見本市(ミデム)」に出演。
- 3月21日、ベスト・アルバム「THE BOOM 2 (BLUE)」発表。
7月6日、ドイツのテュービンゲンにて「ビバ・アフロ・ブラジル'97」に出演。
7月10日、スイス・モントルーで開催されたモントルー・ジャズ・フェスティバル」に出演。これを最後にしばらくグループとしての活動休止。各メンバーはソロ活動に入る。
ソロ活動〜島唄リバイバル・ヒット
1998年
3月5日、ボーカルの宮沢が長野パラリンピックの開会式にてテーマソング「旅立ちの時」を歌う。その他、ツアー、シングルおよびアルバム発売と精力的に活動。
6月29日、6月末で閉鎖することになった日清パワーステーションで開催された記念ライブ"NISSIN POWER STATION LAST DAYS"2日目にTHE BOOMとして飛び入り出演。「気球に乗って」「島唄」「なし」の3曲を演奏する。- 11月、THE BOOMとしてのニューアルバム制作のため再集結。レコーディング開始。
1999年
4月28日、シングル「月に降る雨」発売を機に、活動再開(その後も宮沢和史のソロ活動は続いている)。
5月12日、8thアルバム「No Control」発売。
5月18日に大阪城ホール、5月21日には日本武道館にてデビュー10周年記念ライブ「いつものボクたちが、いる。1999」を開催。
6月25日よりツアー「No Control Tour」を開始。
12月31日、大阪城ホールにて“COUNT DOWN LIVE 1999 - 2000”を開催。
2000年
9月15日、アルバム発売前に「LOVIBE TOUR」をスタートさせる。
10月4日、9thアルバム「LOVIBE」発売。
2001年
10月5日、自身で立ち上げたレーベルよりシングル「神様の宝石でできた島/島唄」をリリース。
2002年
- 4月頃、極東の地・アルゼンチンで「島唄」がアルフレッド・カセーロというマルチタレントに日本語のままカヴァーされ、大ヒットしているというニュースが伝えられる。
5月22日、「島唄」の復刻版である「島唄 Shima Uta」を前所属のレコード会社ソニーミュージックよりリリース。アルゼンチンでの「島唄」ヒットが日本でも話題となったこと、またワールドカップでのアルゼンチンの応援歌となったことから「島唄」の再ブームが巻き起こり、10万枚を売り上げるリバイバルヒットとなる。
6月19日、10thアルバム「OKINAWA〜ワタシノシマ〜」発表。- 8月、MEET THE WORLD BEATにMr.Childrenの代打(ボーカル桜井の体調不良による)として出場、トリを飾る。
- 12月31日、紅白歌合戦で「アルフレッド・カセーロ & THE BOOM」で出場、93年以来の紅白出演を果たす。
2003年
- グループとしての活動は主に全国野外ツアーのみ。
8月6日、29枚目のシングル「風になりたい (Samba.Novo)」を発売。
デビュー15周年〜GANGA ZUMBA
2004年
5月5日に大阪城ホール、5月8日に日本武道館にて、デビュー15周年記念ライブ「ありがとう」を開催。
6月30日、11thアルバム「百景」発売。
9月11日より、4ヶ月にわたるツアー「日本百景」を行う。
2005年
6月18日、ツアー“Field of Songs”を開催。
8月3日、これまで発売した中から選出された12枚のアルバムをデジタル・リマスタリングのボーナストラック付きのCDとして、格安で再発。また、アルバム1枚につき1枚ずつ付いてくる応募券を3枚集めた応募者全員に、メンバーのトークCDが無料でプレゼントされた(現在は締め切っている)。- 年末には久々のライブハウスツアー“MORE THE BOOM”を行った。
2006年
- BOOMとしての活動は行われず、メンバーは各自ソロ活動を行う。ボーカルの宮沢は新バンドGANGA ZUMBAを結成。
- この年の中学校英語教科書に「島唄」が採用された。
2007年
- 各メンバーはソロ活動を行う。宮沢はGANGA ZUMBAや楽曲提供などを継続。山川は日本のアコースティックバンド、ロクセンチに参加。小林は小林旭のアルバムの全曲をアレンジ(栃木、山川も曲に参加している)。
2008年
- デビュー19周年を迎えた5月21日、宮沢の弾き語りライブ「寄り道 2008 森の夢」の原宿クエストホール公演にて、シークレットゲストとしてTHE BOOMのメンバーが登場。メンバー全員がステージ上で揃うのは2年半年ぶりのことであった。その日は「中央線」を演奏。
9月15日に横浜赤レンガパークで開催された「10,000 SAMBA! 〜日伯移民100周年記念音楽フェスタ〜」に出演。またこのとき、所属レコード会社がavexに変わったことも宮沢から発表された。
9月24日に発売された上田現のトリビュートアルバムSirius〜Tribute to UEDA GEN〜にTHE BOOMとして参加。
12月31日、「第59回NHK紅白歌合戦」の番組中の企画「ブラジル移民100周年」に「宮沢和史 in ガンガ・ズンバ&ザ・ブーム」名義で出演した。
デビュー20周年〜25周年(解散)そしてその後
2009年
5月9日、栄ミナミ音楽祭にメインアクトとして出演。宮沢個人として出演予定であったが、アンコールで「THE BOOM」としてメンバーと共に「夢から醒めて」を含む3曲をサプライズ演奏。
5月20日、約6年ぶりのニューシングル「夢から醒めて/All of Everything」と、ベスト・アルバム「89-09 THE BOOM COLLECTION 1989-2009」を同時発売。
5月23日、大阪城野外音楽堂、5月30日に日比谷野外大音楽堂にてデビュー20周年記念ライブを開催。
7月9日より全国ツアー『THE BOOM 20th Anniversary Live Tour 2009 My Sweet Home』を開催。
10月7日、約5年ぶりのニューアルバム「四重奏」を発売。
2010年
- 宮沢が「日本をもう1度見つめなおし、演歌や民謡を取り入れたい」と、これからの方向性を発表。9月29日、コラボ企画三部作と題し、その第一部にあたる「蒼い夕陽」を発売。この曲ではGO!GO!7188のメンバー・ユウと共演した。
2011年
3月2日、石川さゆりとコラボしたシングル「暁月夜〜あかつきづくよ〜」を発売。
4月23日より全国ホールツアー「THE BOOM平成二十三年 春夏公演『光』」を開催。
8月27日、山梨県甲府市にて野外でのフリーライブ「平成二十三年 夏まつり よっちゃばれ」を開催。この模様はニコニコ生放送でも完全生中継された。また、このライブ中に山梨県知事より、メンバー全員がやまなし大使に任命された。
11月23日、2年ぶりのニューアルバム「よっちゃばれ」を発売。
12月24日に渋谷公会堂、12月25日に岸和田市立浪切ホールにて、アルバム発売記念ライブ「THE BOOM歳末御礼公演 『平成よっちゃばれ!』」を開催。
2013年
- この年は様々な音楽番組に出演しボーカルの宮沢はダウンタウンデラックスに出演しグループとしてはミュージックフェア、THE MUSIC DAY 音楽のちからに出演するなど活発的なメディア露出もした。
3月20日、「島唄 (オリジナル・ヴァージョン)」発売から20年を記念して、新たにレコーディングしたシングル「島唄 (島唄20周年記念シングル)」を発売。
4月20日より全国ホールツアー「THE BOOM CONCERT TOUR 2013『24』」 開催。
6月19日、アルバム「世界でいちばん美しい島」を発売。
2014年
3月31日、年内で解散することを発表[2][3]。
5月21日、新たにレコーディングされた「星のラブレター (デビュー25周年記念シングル)」を発売。
9月17日、25周年記念アルバム『THE BOOM HISTORY ALBUM 1989-2014〜25 PEACETIME BOOM〜』を発売。
9月19日より最後の全国ツアー「25 PEACETIME BOOM」を開催。
12月17日、日本武道館での解散ライブ「THE BOOM FINAL 20141217」を以って解散。
2016年
3月31日、公式ウェブサイト、公式Facebookページも閉鎖。
2016年現在、解散から1年、宮沢和史は2016年1月31日のZeep Diver Cityでのソロ公演を最後に表舞台での音楽活動を休止。小林孝至は主に楽曲提供や編曲などの活動を中心としながら、ギターや作曲家の講師としても活動。山川浩正はロックバンド1-GATAを結成。アーティファクトミュージックスクールの講師として参加。栃木孝夫もソロ活動中。
2017年
- 1月、昨年から活動休止中だった宮沢和史が公式Twitterにて少しずつ歌唱の活動を再開していくと発表。
5月24日、J-POPコンピ「エース」7inchiプロジェクト第3弾としてシングル「風になりたい」がアナログ・シングル化されて発売される。
小林孝至は自身を中心とした音楽プロジェクトTakashi+を始動。同プロジェクトではi don't like mondaysのギタリスト兆志とのギターコラボを始め、ドイツのインディーズラップグループとのコラボなど行っている。
2018年
この年、宮沢和史は島唄で様々な音楽番組に出演。THE MUSIC DAYや9月17日のミュージックステーションウルトラフェスにも出演し宮沢自身での出演は初でありTHE BOOM以来9年ぶりに出演し島唄を25年振りに同番組で披露した。
2019年
5月21日、デビュー30周年記念日を迎える
作品
シングル
君はTVっ子(1989年5月21日)
星のラブレター(1989年9月21日)
気球に乗って(1989年12月1日)
釣りに行こう(1990年3月21日)
逆立ちすれば答えがわかる(1990年7月21日)
恐怖の昼休み(1991年5月22日)
みちづれ(1991年11月21日)
それだけでうれしい(1992年5月2日)
島唄 (ウチナーグチ・ヴァージョン)(1992年12月12日)
月さえも眠る夜(1993年4月21日)
島唄 (オリジナル・ヴァージョン)(1993年6月21日)
真夏の奇蹟(1993年7月21日)
有罪(1993年11月21日)
Berangkat-ブランカ-/carnaval-カルナヴァル-(1994年7月1日)
帰ろうかな(1994年10月21日)
風になりたい(1995年3月24日)
手紙(1995年12月13日)
時がたてば(1996年5月22日)
中央線(1996年6月21日)
月に降る雨(1999年4月28日)
大阪でもまれた男(1999年5月12日)
故郷になってください(1999年10月8日)
いつもと違う場所で(2000年3月16日)
口笛が吹けない(2000年10月4日)
神様の宝石でできた島/島唄(2001年10月5日)
島唄 Shima Uta(2002年5月22日)
この街のどこかに(2002年6月5日)
僕にできるすべて/朱鷺-トキ-(2002年12月4日)
風になりたい (Samba.Novo)(2003年8月6日)
夢から醒めて/All of Everything (2009年5月20日)
My Sweet Home (2009年7月22日)
蒼い夕陽(2010年9月29日)
暁月夜〜あかつきづくよ〜(2011年3月2日)
島唄 (島唄20周年記念シングル)(2013年3月20日)
星のラブレター (デビュー25周年記念シングル)(2014年5月21日)
その他のシングル
THE BOOM SAKANA BOOKS 1〜5(1992年11月21日)
- 写真家が撮影した写真と、BOOMの2曲入りシングルCD(新曲ではない)が一緒になった、「CD付き写真集」。限定版で発売された。各シリーズの内容は以下の通り。
- あなたを好きでいた時もあるよ
- 僕が、そばにいたい
- 僕からあなたへ
- なぜそんなに悲しい目をするの?
- 届けておくれ、私の愛を
からたち野道/そばにいたい/中央線(1993年10月1日)
- ソニーの企画盤。3曲ともリミックス・ヴァージョンで収録。8cm縦長ジャケットシングル(通常のシングル)であるが、「ミニアルバム」扱いとなっている。
太陽アカラ 波キララ(1995年・現在非売品)
- 沖縄で1000枚限定として発売されたCD(まれにインターネットオークションに出品されることがある)。シングルは現在非売品だが、アルバム『OKINAWA〜ワタシノシマ〜』に収録。
紙飛行機(1999年・2014年)
- 野音など以前のライブではたびたび演奏されていたがCDには収録されていなかった曲。1999年12月31日に大阪城ホールでの“COUNT DOWN LIVE 1999-2000”にて発売する福袋に封入するCDとして録音された。解散ライブ「THE BOOM FINAL」にてグッズとして復刻盤が発売された。
光(2004年5月5日・非売品)
- 2004年5月5日、THE BOOM デビュー15周年ライブ“ありがとう”大阪城ホール公演の入場者に配布されたプレゼントCD。アルバム『百景』に収録されている。
24時間の旅(2004年5月8日・非売品)
- 2004年5月8日、THE BOOMデビュー15周年ライブ“ありがとう”日本武道館公演の入場者に配布されたプレゼントCD。2004年、J-WAVE春のキャンペーンソング。アルバム『百景』に収録されている。
THE STORY(2005年・非売品)
- 2005年に再発されたアルバムに付いてくる応募券を3枚集めた応募者全員に、無料でプレゼントされたトークCD。再発されたアルバムの思い出やエピソードを発売順に語っている。収録時間は60分以上と長時間である。
オリジナルアルバム
A PEACETIME BOOM(1989年5月21日)
サイレンのおひさま(1989年12月1日)
JAPANESKA(1990年9月21日)
思春期(1992年1月22日)
FACELESS MAN(1993年8月21日)
極東サンバ(1994年11月21日)
TROPICALISM -0°(1996年7月1日)
No Control(1999年5月12日)
LOVIBE(2000年10月4日)
OKINAWA〜ワタシノシマ〜(2002年6月19日)
百景(2004年6月30日)
四重奏(2009年10月7日)
よっちゃばれ(2011年11月23日)
世界でいちばん美しい島(2013年6月19日)
ミニアルバム
D.E.M.O. (1991年3月21日)
ベスト・アルバム
THE BOOM (1992年9月21日)
THE BOOM 2 (1997年1月22日)
THE BOOM 2 (BLUE) (1997年3月21日)
Singles + (1999年2月18日)
STAR BOX EXTRA THE BOOM (2001年12月4日)
SHIMA UTA -Grandes Exitos-(2002年9月19日)
Singles+α(2003年1月1日)
89-09 THE BOOM COLLECTION 1989-2009(2009年5月20日)
リミックスアルバム
REMIX MAN(1993年12月12日)
REMIX MAN '95(1995年4月21日)
その他のアルバム
Samba do Extremo Oriente (1996年2月5日)
- 1994年に発売されたアルバム『極東サンバ』のブラジル・リリース盤。
BOOMANIA〜THE BOOM SPECIAL BEST COVERS〜(2009年7月22日)
- 豪華アーティストがTHEBOOMの楽曲をカヴァーするトリュビュートアルバム。
THE BOOM HISTORY ALBUM 1989-2014〜25 PEACETIME BOOM〜(2014年9月)
- デビュー25周年記念アルバム。それまでに発表してきた楽曲の中から厳選された25曲をニューレコーディングして収録。
『百景』、『OKINAWA〜ワタシノシマ〜』以外のアルバムと、『REMIX MAN』+『REMIX MAN'95』、MIYA&YAMIの『LOVE IS DANGEROUS』は2005年にボーナストラックを収録した上でデジタル・リマスタリングして再発されている。
DVD・ビデオ
- PICK ME UP(1990年6月21日)
- きのう聞かせた僕の歌(1991年1月1日)
- いつものボクたちが、いる(1991年7月25日)
- 13800km出前ツアー'91〜'92(1992年5月21日)
- '92夏祭りat大阪万博記念公園お祭り広場(1992年12月21日)
- FILMs(1993年10月21日)
- "FACELESS MAN" LIVE Vol.1(1994年3月21日)
- "FACELESS MAN" LIVE Vol.2(1994年3月21日)
- Beat(1995年2月22日)
- 極東ツアー(1995年7月21日)
- BRASIL samba do Extremo Oriente Tour(1996年10月2日)
- TROPICALISM-0°LIVE(1997年6月21日)
- Clips+(1999年4月1日)
- いつものボクたちが、いる。1999(VHS1999年10月10日、DVD2004年5月5日)
- No Control LIVE(2000年7月5日)
- THE BOOM TOUR 2002-2003“この空のどこかに”VOL.1〜MAY to JUL 2002(2002年8月28日)
- THE BOOM TOUR2002-2003“この空のどこかに”VOL.2〜SUMMER 2002(2002年11月7日)
- THE BOOM TOUR2002-2003“この空のどこかに”VOL.3〜SOMEWHERE IN THE SKY(2003年2月17日)
- THE BOOM SPECIALLIVE 渋谷La mama 2004年5月24日(2004年10月1日) - アルバム『百景』の初回特典として、応募者全員にプレゼントされたスペシャルDVD(募集は既に終了)
- THE BOOM デビュー15周年記念ライブ“ありがとう”(2004年11月2日)
- THE BOOM LIVE DVD BOX Vol.1 '90〜'93(2004年12月1日)
- THE BOOM LIVE DVD BOX Vol.2 '94〜'97(2005年2月2日) - デビュー15周年を記念して作られた、DVD-BOX.過去に発売されたVHS作品の、「PICK ME UP」から「TROPICALISM-0°LIVE」(「きのう聞かせた僕の歌」と「Beat」を除く)までの10作品を5本ずつDVD化し、更に特典DISCを1本ずつ加えた、計6本入りとなっている(Vol.1、Vol.2両方共に)。
- 10,000 SAMBA 〜LIVE FROM BRASIL TO JAPAN〜(2008年12月3日)
- THE BOOM 20th Anniversary Live Tour 2009 "My Sweet Home"(2010年5月19日)
- THE BOOM CONCERT TOUR 2013 "24"(2014年5月21日)
THE BOOM FINAL(2015年3月18日)
書籍
- 君がいっぱい 1〜3
- the Other Side of THE BOOM
- BOOM BOOK 1〜6 (1989年 - 1997年)
出演
NHK紅白歌合戦出場歴
年度/放送回 | 回 | 曲目 | 出演順 | 対戦相手 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1993年(平成5年)/第44回 |
初 | 島唄 | 19/26 | 中村美律子 | |
2002年(平成14年)/第53回 |
2 | 島唄(Shima Uta) | 17/27 | Every Little Thing | アルフレッド・カセーロ &THE BOOMとして出場 |
2008年(平成20年)/第59回 |
特別出演 | 島唄〜ブラジル移民 100周年記念バージョン |
- | - | 特別企画枠。「宮沢和史 in ガンガ・ズンバ & THE BOOM」として出場 |
- ミュージックステーション
FNS歌謡祭 宮沢のみ- HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP
- 日本レコード大賞
- うたばん
- THE MUSIC DAY 音楽のちから
- 24時間テレビ
- 注意点
- 出演順は「出演順/出場者数」で表す。
脚注
- ^ abキューブミュージック
- ^ ab“THE BOOM、年内で解散 28年の活動に幕 (THE BOOM)”. ORICON STYLE (オリコン). (2013年3月31日). http://www.oricon.co.jp/news/2035775/full/ 2014年3月31日閲覧。
- ^ abファンの皆様へ(THE BOOM Official site、2014年3月31日)
^ “THE BOOMが年内で解散「日本一幸せなロックバンドでした」”. ナタリー (ナターシャ). (2014年3月31日). http://natalie.mu/music/news/113358 2014年4月1日閲覧。
^ 出場歌手別視聴率(関東地区)は、福山雅治、藤井フミヤ、石川さゆりと並ぶ53.6%であった(2位)。紅白歌手別視聴率ベスト10
外部リンク
- 公式ウェブサイト
THE BOOM (@boom_info) - Twitter
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