梅木真美




















































梅木 真美
基本情報
ラテン文字
Mami Umeki
原語表記
うめき まみ

日本の旗 日本
生年月日
(1994-12-06) 1994年12月6日(24歳)
身長
175cm
選手情報
階級
女子78㎏級
所属
綜合警備保障
段位
参段
世界ランキング
10位











 
獲得メダル







































































女子 柔道

世界選手権
2015 アスタナ 78kg級
2017 ブダペスト 78kg級

ワールドマスターズ
2018 広州 78㎏級

グランドスラム
2017 エカテリンブルグ 78kg級
2018 大阪 78㎏級
2016 バクー 78kg級
2016 東京 78kg級
2019 パリ 78kg級

アジア大会
2014 仁川 78kg級

アジア柔道選手権
2015 クウェートシティ 78kg級

ユニバーシアード
2013 カザニ 78kg級

世界ジュニア
2011 ケープタウン 78kg級


2015年5月18日現在
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梅木 真美(うめき まみ、1994年12月6日 - )は、大分県玖珠郡九重町出身の日本の女子柔道選手。階級は78kg級。身長175cm。バスト107cm。リーチ174cm。握力は右40kg、左40kg。血液型はAB型。組み手は左組み。段位は参段。得意技は大外刈、寝技(とりわけ三角絞)[1][2][3][4]。母親はバレーボールのカネボウの一員として実業団で活躍していた(旧姓)橋口英子[5][6]




目次






  • 1 人物


  • 2 中学まで


  • 3 高校時代


  • 4 大学時代


  • 5 社会人時代


  • 6 世界ランキング


  • 7 柔道スタイル


  • 8 主な戦績


  • 9 有力選手との対戦成績


  • 10 脚注


  • 11 外部リンク





人物



中学まで


山間部で畜産業を営む一家の三女として生まれた。幼少の頃から牛の世話をしたり、敷地内にある田んぼで藁を積んだりと実家の手伝いに勤しんでいた。淮園小学校3年の時に、地元の道場で師範を務めていた駐在に、体の大きさを見込まれて勧誘されたことがきっかけで、ここのえ柔道クラブにおいて柔道を始めることになった。体が大きかったために男子とよく練習させられたのは嫌なことだったという。一方、この当時は小学校の綱引きクラブにも所属しており、女子8人制では九州大会で2位になったこともあった。なお、小学校には徒歩で1時間もかけて通っていた[2][3][7][8]


中学は柔道の強豪校で知られる隣の熊本県にある小国中学へ進んだ。夏になると道場を締め切ってストーブをつけながら稽古を積んでいたこともあって練習が嫌でたまらなかったという[3]。2年生の時には県大会の決勝で敗れて全国中学校柔道大会に出場できなかった。3年生の時には県大会に勝って全国中学校柔道大会の70kg級に出場すると、準決勝で帝京中学3年の吉田佳央理に払腰で有効を取られて3位だった[1][2]



高校時代


2010年には女子柔道の強豪校で知られる熊本県立阿蘇中央高等学校へ進学して寮生活を送ることになった。1年の時には7月の金鷲旗の準々決勝で東京の淑徳高校と対戦するが、大将戦で63kg級の3年生である太田晴奈に袈裟固で敗れてチームはベスト8にとどまることになった。8月のインターハイ団体戦では準々決勝で大阪の星翔高校と対戦して3年生の安井佳奈と引き分けるも、チームメイトの金子岬加が敗れたことでベスト8に終わった。しかしながら、個人戦では78kg級に出場すると、決勝で敬愛高校3年の濱砂香澄を隅落で破るなど初戦から6試合オール一本勝ちで1年生にして優勝を果たした。この際に監督の松岡静也は、「ロンドン五輪を目指すには、ここで優勝するしかなかった。体幹の強さと心はピカイチ。世界チャンピオンになれる」「オリンピックで金メダルを獲れる選手だ」とコメントした[3][9]。10月の国体少年女子の部では熊本県チームの大将で出場すると、決勝で愛知県チームの大成高校1年の藤原恵美を有効で破ってチームを優勝へ導いた。11月の講道館杯では初戦で山梨学院大学4年の生田茜に有効で敗れ、12月のエクサンプロヴァンスジュニア国際では決勝で地元フランスのマリーヌ・エルに敗れて2位だった[1]


2年の時には5月のフランスジュニア国際の決勝で地元フランスのモルアン・パリゾを大外刈で破るなどオール一本勝ちで優勝した。6月の韓国ジュニア国際では決勝でカザフスタンのユリヤ・オラズバイエワを横四方固で破るなどこれまたオール一本勝ちで制した。7月の金鷲旗決勝では敬愛高校と対戦すると、大将戦で1年生の岡史生を合技で破って、1年先輩の吉村静織などとともにチームの初優勝に貢献することとなった[10][11]。今回の優勝で阿蘇高校は高校選手権、インターハイに次いで高校3大タイトルをようやく獲得した。また、秋からは阿蘇清峰高校と統合して阿蘇中央高校と名称を変更することで、現校名で最後のチャンスをものにすることにもなった[12]。8月のインターハイの団体戦では決勝で富山の高岡龍谷高校と対戦して3年生の濱本舞美を大内刈で破るも、チームメイトの吉村と金子が敗れたことで2位にとどまった。個人戦ではチーム事情により1階級上の78kg超級に出場するものの、準々決勝で鹿児島南高校3年の稲森奈見に一本背負投で敗れて5位だった。9月の全日本ジュニアでは決勝で環太平洋大学1年の濱砂を指導2で破って優勝した。10月の国体少年女子の部では前年に続いて決勝で愛知県チームと対戦するが、藤原に崩袈裟固で敗れて2位にとどまった。続く世界ジュニアでは決勝で韓国のユン・ヒョンジと対戦すると、先に大腰で技ありを取られるものの、その後得意の三角絞で絞め落として逆転勝ちを収めた[13][14]。なお、この当時は部内で色々な問題が持ち上がり、一部の生徒は他校へ転向すると、監督も内藤寿是に代わることになった[15][16][17]。2012年3月の全国高校選手権個人戦には無差別に出場すると、準決勝で淑徳高校2年の橋本珠未に判定で敗れて3位だった。団体戦では決勝で埼玉栄高校と対戦すると、大将戦で小針由江と引き分けとなるが、1年後輩の土井雅子が敗れたことで2位に終わった[17]


3年の時には6月に右膝を手術した。それから間もない7月の金鷲旗では準々決勝で東京の渋谷教育学園渋谷高校と対戦すると、大将戦で1年生の朝比奈沙羅に技ありで敗れてベスト8にとどまった。8月のインターハイ個人戦では前年に続いて78kg超級に出場するものの、2回戦で朝比奈に払腰で敗れた。団体戦では決勝で渋谷教育学園渋谷高校と対戦して中堅戦で朝比奈に横四方固で敗れるも、チームメイトの土井と上村綾香が勝利したことでチームは優勝することになった。9月の全日本ジュニアでは決勝で山梨学院大学1年の西田香穂を有効で破って2連覇を果たした。続くアジアジュニアでは、決勝で前年の世界ジュニアに続いてユン・ヒョンジを縦四方固で破るなどオール一本勝ちで優勝した。10月の国体少年女子の部では決勝で東京チームと対戦して朝比奈と引き分けるも、チームメイトの土井が代表戦で勝利して、今大会2年ぶりの優勝を果たすことになった。11月の講道館杯では準々決勝でコマツの岡村智美に大内刈で敗れると、3位決定戦でもミキハウスの穴井さやかに指導2で敗れて5位に終わった。12月にはワールドカップ・チェジュに出場すると、準決勝で韓国の鄭敬美に有効で敗れるも、3位決定戦でモンゴルのバトトゥルガ・ムンフトゥヤを上四方固で破って3位になった。2013年2月のヨーロッパオープン・ソフィアでは準決勝でフランスのオドレー・チュメオに技ありで敗れるが、3位決定戦で大阪体育大学2年の日髙美沙希を横四方固で破って3位になった[1]



大学時代


4月からは環太平洋大学へ進学した[18]。いくつもの大学へ出稽古に行った中で環太平洋大学は一番きつかったことから、当初は絶対行きたくないと思っていた。しかしながら、母親から「どうせやるなら一番きついところでやるのがいいんじゃない」とアドバイスを受けたことや、総監督である1992年バルセロナオリンピック71kg級金メダリストである古賀稔彦に「俺と一緒に世界一になろう」と口説かれたことで、環太平洋大学で古賀や監督の矢野智彦の指導を受けることに決めた[2][3][19]


1年の4月には選抜体重別に出場するが、初戦でコマツの佐藤瑠香に技ありで敗れた。6月には優勝大会の決勝で山梨学院大学と対戦すると、大将戦で3年生の井上愛美に払腰で敗れたものの、チームメイトである4年生のヌンイラ華蓮らが勝利したことでチームは優勝した。7月にロシアのカザニで開催されたユニバーシアードでは準決勝でハンガリーのヨー・アビゲールに有効で敗れるが、3位決定戦でドイツのマイケ・ツィーヒを横四方固で破って3位になった。9月の全日本ジュニアでは淑徳高校1年の浜未悠を崩上四方固で破って3連覇を達成した。学生体重別では広島大学3年の重永聡美を合技で破って優勝した。10月の学生体重別団体では決勝で東海大学と対戦すると、高校の先輩である3年の瀬川直莉を大内刈で破るなど4戦全て一本勝ちしてチームの優勝に貢献した。11月の講道館杯では準々決勝で岡村に小外掛で敗れるが、その後の3位決定戦で西田を三角絞で破って3位になった。2014年2月のヨーロッパオープン・ローマでは決勝でイギリスのナタリー・パウエルを払腰で破るなどオール一本勝ちで優勝した[1]


2年の4月には選抜体重別に出場するが、準決勝で岡村に技ありで敗れた。6月の優勝大会では決勝で前年に続いて山梨学院大学と対戦するが、大将戦で井上と引き分けに終わるなどしてチームも2位にとどまった。7月のグランドスラム・チュメニでは準決勝でアメリカのケイラ・ハリソンに有効で敗れると、3位決定戦でも岡村に有効で敗れて5位に終わった。9月に韓国の仁川で開催されたアジア大会では初戦で北朝鮮の薛京と対戦するが、会場全体が薛京を応援する異様な雰囲気の中で力を出し切れず技ありを取られて敗れたものの、その後の3位決定戦でモンゴルのバトトゥルガを上四方固で破って3位になった[2]。アジア大会の5日後に開かれた学生体重別では、決勝で帝京大学3年の赤嶺麻祐を小外掛で破って2連覇を成し遂げた[20]。10月の学生体重別団体では準々決勝で帝京科学大学と対戦するが、大将戦で3年生の谷村美咲に合技で敗れてチームも5位に終わった。11月の講道館杯では決勝まで進むと、予てより目標にしてきた高校の4年先輩で元世界2位である了徳寺学園職員の緒方亜香里を指導2で破って初優勝を果たした[21][22]。12月のグランドスラム・東京では初戦で韓国のパク・ユジンに指導2で敗れた。2015年2月のヨーロッパオープン・オーバーヴァルトでは決勝で自衛隊体育学校の濱田尚里を釣込腰で破って優勝した[23]


3年になると、4月の選抜体重別では準決勝で三井住友海上の高山莉加に大内刈で敗れて3位に終わるものの、実績を考慮された上で世界選手権代表に選ばれた[2][24][25]。全日本選手権では準々決勝でミキハウスの山部佳苗に足車で敗れて5位だった。5月のアジア柔道選手権では決勝で薛京をGSに入ってから腕挫三角固で破るなどオール一本勝ちして優勝を飾った[26]。6月のグランプリ・ブダペストでは準々決勝でハリソンに指導1で敗れると、その後の3位決定戦でもドイツのルイーゼ・マルツァンに大腰で敗れて5位だった。優勝大会では3回戦で筑波大学と対戦すると、大将戦で藤原に有効で勝つもチームは敗れた[2]。8月にカザフスタンのアスタナで開催された世界選手権では予想外の活躍で決勝まで進むと、スロベニアのアナマリ・ベレンシェクをGSに入ってから横四方固で一本勝ちして優勝を飾った。IJFワールド柔道ツアーの対象大会であるグランドスラムやグランプリでは一度も3位以内に入ったことさえなかったにもかかわらず、IJFワールド柔道ツアー最上位の世界選手権に初出場で勝利を収めることになった。大会後の優勝インタビューでは、「優勝の瞬間は世界一の実感がなかったけど、金メダルを取れてうれしい。寝技に持ち込んだらしつこく攻めようと思っていた。スタミナには自信があった。」と語った。また、今大会で毎試合前に入念な戦略を授けていた古賀は、「(梅木の愛称である)猛牛が『闘牛』になりましたね」とコメントした[7][19][27][28][29][30]。9月には世界選手権で優勝したことにより、出身地の九重町から町民栄誉賞が贈られることになった[31]。さらには県民栄誉賞にあたる県賞詞も贈られた[32]。10月の体重別団体では準々決勝で帝京大学と対戦して勝利するも、チームは敗れて5位にとどまった[1]
12月のグランドスラム・東京では準々決勝で2014年の世界チャンピオンであるブラジルのマイラ・アギアルに上四方固で一本勝ちするも、準決勝でハリソンに指導1で敗れると、3位決定戦でも世界選手権決勝で破ったベレンシェクに有効で敗れて5位にとどまり、自身21回目の誕生日を勝利で飾ることはできなかった[33]。2016年2月のグランドスラム・パリでは2回戦でモンゴルのプレブジャルガル・ルハムデグドに技ありを取られて敗れた[34]


4年の時には4月の選抜体重別の準決勝で先輩の緒方に指導1で敗れて3位に終わったものの、実績で2016年リオデジャネイロオリンピック代表には選出された[35][36]。代表決定後の会見では、「金メダルを取れるように、自分の力をしっかり発揮してきたいです。前に出て勝ちにいきます」とコメントした[37][38]
5月にはグランドスラム・バクーに出場するが、準決勝でオランダのフーシェ・ステーンハイスにGSに入ってから指導を取られて3位にとどまった[39][40]。続いてワールドマスターズにも出場予定だったが、左膝内側側副じん帯損傷のため出場を取り止めた[41]。迎えた8月のリオデジャネイロオリンピックでは初戦となる2回戦でハンガリーのヨーから指導2と有効を取られると終了間際にも有効を追加されて、1勝もできずにオリンピックの舞台を去ることとなった[42]。この結果に柔道を辞めたくなったが、周囲の支えもあって立ち直ることができたという[3]。10月には体重別団体に出場すると、決勝の東海大学戦で一本勝ちするなどして、チームの優勝に貢献した[43]。12月のグランドスラム・東京では準決勝で佐藤に有効で敗れて3位だった[44]。2017年2月のグランプリ・デュッセルドルフでは決勝でフランスのマドレーヌ・マロンガと対戦すると技ありを先取されるが、その後横四方固で逆転勝ちするなど、今大会を得意の寝技でオール一本勝ちして優勝を飾った[45][46]



社会人時代


2017年4月からは綜合警備保障の所属となった[1][3]。体重別では決勝で濱田を払腰の技ありから後袈裟固で破るなど得意の寝技でオール一本勝ちして今大会初優勝を飾り、世界選手権代表に選出された[47][48]。5月のグランドスラム・エカテリンブルグでは準決勝で今まで2連敗していたヨーを腕緘で破ると、決勝でもパウエルを腕緘で仕留めるなどしてオール一本勝ちでグランドスラム大会を初制覇した[49]。9月の世界選手権では準々決勝までの3試合を得意の寝技で一本勝ちすると、準決勝でオランダのマリンド・フェルケルクを技ありで破るが、決勝ではリオデジャネイロオリンピック銅メダリストであるアギアルに指導2でリードされると、GSに入った直後に小内刈で技ありを取られて2位にとどまった[50]。12月のグランドスラム・東京では準決勝でステーンハイスに袈裟固で敗れると、3位決定戦でも佐藤に開始早々の小外刈で敗れて5位に終わった[51]


2018年2月のグランドスラム・パリでは準々決勝で地元のマロンガに合技で敗れると、その後の3位決定戦でも濵田に片羽絞で敗れて5位だった[52]。4月の体重別では初戦で三井住友海上の高山莉加に合技で敗れた。この際に、「これが自分の実力。寝技のチャンスを狙おうとしたけど…。出だしがいつも遅いのが課題。意味のある負けになるよう、しっかり振り返りたい」とコメントした[53][54]。6月の実業団体2部では初戦の了徳寺学園戦で緒方に反則負けするが、代表戦で緒方に払腰で一本勝ちするなどしてチームの優勝に貢献した[55]。8月のグランプリ・ブダペストでは決勝で高山を谷落で破るなどオール一本勝ちして優勝した[56][57]。続く実業個人選手権では決勝で高山に技ありで敗れて2位だった[58]。11月の講道館杯では決勝で山梨学院大学4年の泉真生を小外掛で破って優勝した[59]。続くグランドスラム・大阪では準決勝で世界チャンピオンとなった濵田を小外刈で破るも、決勝で佐藤に横四方固で敗れて2位だった[60]。12月のワールドマスターズでは準々決勝でオランダのフーシェ・ステーンハイスに反則勝ちすると、準決勝でマロンガを崩上四方固、決勝で佐藤を合技で破ってオール一本勝ちで優勝した[61][62]


2019年2月のグランドスラム・パリでは準々決勝で中国の陳飛に技ありで敗れるも、その後の3位決定戦で佐藤を横四方固で破って3位になった[63]



世界ランキング


IJF世界ランキングは5110ポイント獲得で4位(19/2/18現在)[64]


  • 世界ランキングの年度別変遷






















2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
順位
70 75 25 7 12 6 4

(出典[1]、JudoInside.com)。



柔道スタイル


梅木は左組み手から相手の奥襟を掴んで得意の大外刈や払腰を仕掛ける。高校では立ち技より寝技の練習に時間を割いていたこともあって、寝技も得意にしている。特に三角絞めや三角絞めからの抑えこみを試合ではよく見せる。かくの如き柔道スタイルは、梅木の高校の先輩でもある緒方によく似ていると梅木本人も自覚している。
なお、外国選手は腕力が強いので力で対抗し過ぎないように自分の組み手を作っていくことも一方で心がけている。
高校時代にはコーチなどから、「組み手がうまい。相手によって奥襟の取り方を変えるなど、頭を使った柔道をする」と評されていた。
大学の総監督である古賀氏は「試合終盤までスタミナが切れず、寝技に持ち込める。国内ならどの選手でも抑え込む力がある」と語っている。
他方、立ち上がりが遅く、ケンカ四つの相手には引き手が不十分となり、もたつく傾向にあるとの指摘がなされている。
また、梅木は課題として「動きを止めてしまう悪い癖を修正し流れの中での組み手を磨いています」という[2][10][20][22][65][66]



主な戦績

























































































































































































































































































































年月 大会 成績

2009年8月
全中 3位(70kg級)

2010年7月
金鷲旗 5位

2010年8月
インターハイ 個人戦 優勝 団体戦 5位

2010年10月
国体 少年女子の部  優勝

2010年12月
エクサンプロヴァンスジュニア国際 2位

2011年5月
フランスジュニア国際 優勝

2011年6月
韓国ジュニア国際 優勝

2011年7月
金鷲旗 優勝

2011年8月
インターハイ 個人戦 78kg超級 5位 団体戦 2位

2011年9月
全日本ジュニア 優勝

2011年10月
国体 少年女子の部  2位

2011年10月
世界ジュニア  優勝

2012年3月
全国高校選手権 個人戦 無差別 3位 団体戦 2位

2012年7月
金鷲旗 5位

2012年8月
インターハイ 団体戦 優勝

2012年9月
全日本ジュニア 優勝

2012年9月
アジアジュニア  優勝

2012年10月
国体 少年女子の部  優勝

2012年11月
講道館杯
1/5位

2012年12月
ワールドカップ・チェジュ
1/3位

2013年2月
ヨーロッパオープン・ソフィア
1/3位

2013年6月
優勝大会
1/3位

2013年7月
ユニバーシアード
1/3位

2013年9月
全日本ジュニア 優勝

2013年10月
学生体重別 優勝

2013年11月
学生体重別団体 優勝

2013年11月
講道館杯 3位

2014年2月
ヨーロッパオープン・ローマ
1/優勝

2014年4月
選抜体重別
1/3位

2014年6月
優勝大会
1/2位

2014年7月
グランドスラム・チュメニ
1/5位

2014年9月
アジア大会
1/3位

2014年9月
学生体重別
1/優勝

2014年10月
体重別団体
1/5位

2014年11月
講道館杯 優勝

2015年2月
ヨーロッパオープン・オーバーヴァルト
1/優勝

2015年4月
選抜体重別
1/3位

2015年4月
全日本選手権
1/5位

2015年5月
アジア柔道選手権
1/優勝

2015年6月
グランプリ・ブダペスト
1/5位

2015年8月
世界選手権
1/優勝

2015年10月
体重別団体
1/5位

2015年12月
グランドスラム・東京
1/5位

2016年4月
選抜体重別
1/3位

2016年5月
グランドスラム・バクー
1/3位

2016年8月
リオデジャネイロオリンピック
1/2回戦(初戦)敗退

2016年10月
体重別団体
1/優勝

2016年12月
グランドスラム・東京
1/3位

2017年2月
グランプリ・デュッセルドルフ
1/優勝

2017年4月
選抜体重別
1/優勝

2017年5月
グランドスラム・エカテリンブルグ
1/優勝

2017年9月
世界選手権
1/2位

2017年12月
グランドスラム・東京
1/5位

2018年2月
グランドスラム・パリ
1/5位

2018年6月
実業団体2部
1/優勝

2018年8月
グランプリ・ブダペスト
1/優勝

2018年8月
実業個人選手権
1/2位

2018年11月
講道館杯 優勝

2018年11月
グランドスラム・大阪 2位

2018年12月
ワールドマスターズ 優勝

2019年2月
グランドスラム・パリ
1/3位

(出典[1]、JudoInside.com)。



有力選手との対戦成績


(2019年12月現在)






























































国籍 選手名 内容

日本の旗

緒方亜香里
2勝2敗

日本の旗

濱田尚里
3勝1敗(うち3戦1本勝ち)

日本の旗

佐藤瑠香
2勝4敗(うち2戦1本勝ち)

アメリカ合衆国の旗

ケイラ・ハリソン
3敗

フランスの旗

オドレー・チュメオ
1敗

ブラジルの旗

マイラ・アギアル
1勝1敗(うち1戦1本勝ち)

朝鮮民主主義人民共和国の旗

薛京
2勝1敗(うち1戦1本勝ち)

スロベニアの旗

アナマリ・ベレンシェク
1勝1敗(うち1戦1本勝ち)

ドイツの旗

ルイーゼ・マルツァン
1勝1敗

ハンガリーの旗

ヨー・アビゲール
1勝2敗(うち1戦1本勝ち)

(参考資料:ベースボールマガジン社発行の近代柔道バックナンバー、JudoInside.com等)。



脚注




  1. ^ abcdefghi「柔道全日本強化選手名鑑 2018」近代柔道 ベースボールマガジン社、2018年4月号

  2. ^ abcdefgh「解体新書 梅木真美」近代柔道 ベースボールマガジン社、2015年7月号、30-33頁

  3. ^ abcdefg著名な柔道選手インタビュー 梅木真美


  4. ^ 広報ここのえ 2月号


  5. ^ 【柔道】世界ジュニア 女子・梅木(阿蘇中央高)が初出場 熊本日日新聞 2011年10月27日号


  6. ^ 総体優勝の梅木真美さん、九重町長に報告 大分合同新聞 - 2010年08月22日

  7. ^ ab20歳の「猛牛」梅木真美、女子78キロ級初頂点  日刊スポーツ 2015年8月29日


  8. ^ ようこそ先輩~梅木真美選手来校


  9. ^ 梅木オール1本1年女王/総体柔道 日刊スポーツ 2010年8月13日

  10. ^ ab阿蘇、得意の寝技で初制覇果たす サンケイスポーツ 2011年7月23日


  11. ^ 梅木真美強い!阿蘇が初優勝 日刊スポーツ 2011年7月23日


  12. ^ 阿蘇有終 現校名で最後の大会 女子初V 選手、監督 高らかに校歌 西日本新聞 2011年7月25日


  13. ^ 王子谷ら日本勢が3階級制覇 日刊スポーツ 2011年11月7日


  14. ^ 「世界ジュニア選手権 2011」近代柔道 ベースボールマガジン社、2011年12月号 40頁


  15. ^ 県北の高校でもセクハラ 日常的暴力で"指導" 山鹿のホテルでラブラブか 熊本県民新聞 2011年10月


  16. ^ 女生徒と同室で就寝の教諭ら、熊本県教委が処分 読売新聞 2011年11月9日

  17. ^ ab「第34回全国高等学校柔道選手権大会」近代柔道 ベースボールマガジン社、2012年5月号


  18. ^ 女子柔道部|体育会|IPU・環太平洋大学

  19. ^ ab【世界柔道】古賀秘蔵っ子・梅木、初出場で快挙の金  スポーツ報知 2015年8月29日

  20. ^ ab「全日本学生体重別選手権」近代柔道 ベースボールマガジン社、2014年11月号


  21. ^ 17歳阿部が初優勝=朝比奈は連覇-講道館杯柔道 時事通信 2014年11月8日

  22. ^ ab梅木、高校の先輩倒して頂点「ずっと目標にしていた」/柔道 サンケイスポーツ 2014年11月8日


  23. ^ 78キロ超級の田知本愛と78キロ級の梅木が優勝/柔道 サンケイスポーツ 2015年2月16日


  24. ^ 海老沼、中矢ら選出=世界選手権代表-柔道 時事通信 2015年4月5日


  25. ^ 女子柔道部・梅木真美選手が世界代表に


  26. ^ 梅木、長島、高木が優勝 柔道アジア選手権 日刊スポーツ 2015年5月15日


  27. ^ 梅木真美、金メダル獲得…世界柔道78キロ級  読売新聞 2015年8月28日


  28. ^ 世界柔道・談話  時事通信 2015年8月28日


  29. ^ 梅木、初出場で金!20歳の“モー娘”が快挙達成! スポーツニッポン 2015年8月29日


  30. ^ World Championships 2015, Astana


  31. ^ 柔道・梅木選手に町民栄誉賞授与へ 世界選手権初Vで九重町 大分合同新聞 2015年9月3日


  32. ^ 世界柔道 78キロ級V梅木に県賞詞 大分合同新聞 2015年9月10日


  33. ^ 世界女王の梅木、誕生日飾れず「実力不足。悔しい」/柔道 サンケイスポーツ 2015年12月6日


  34. ^ Paris Grand Slam 2016 - France DAY 2


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外部リンク



  • 日本オリンピック委員会・リオオリンピック(梅木真美)

  • 梅木真美 - 国際オリンピック委員会 (英語)Edit on Wikidata

  • 梅木真美 - Sports Reference (Olympic results) (英語)Edit on Wikidata

  • 梅木真美 - JudoInside.com (英語)Edit on Wikidata

  • 梅木真美 - 国際柔道連盟 (英語)Edit on Wikidata

  • UMEKI Mami






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