ダイハツ・アルティス





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ダイハツ・アルティス

DAIHATSU ALTIS AXVH70N 001.jpg
5代目モデル

販売期間
2000年-2010年(初代-3代目)
2012年-(4、5代目)
製造国
日本の旗 日本
ボディタイプ
4ドアセダン
先代
ダイハツ・アプローズ
別名
トヨタ・カムリ(OEM供給元)
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アルティスALTIS )は、トヨタ自動車が製造し、ダイハツ工業が販売している普通自動車である。




目次






  • 1 概要


  • 2 歴史


    • 2.1 初代(V20N型・2000年-2001年)


    • 2.2 2代目(V30N型・2001年-2006年)


    • 2.3 3代目(V40N型・2006年-2010年)


    • 2.4 4代目(V50N型・2012年-2017年)


    • 2.5 5代目(XV70N型・2017年 - )




  • 3 車名の由来


  • 4 脚注


  • 5 関連項目


  • 6 外部リンク





概要


ダイハツでは最上級車種(フラッグシップカー)である。ダイハツ史上、普通乗用車(3ナンバー)として発売された車種は、アルティス歴代モデルと、後期型ラガーの一部グレード(唯一のダイハツ製3ナンバー)に存在したのみで、4代目の発売後にもメビウス(プリウスαのOEM)が発売される程度と同社の3ナンバーは非常に珍しいといえよう。


その中身は、親会社であるトヨタのカムリのOEMである。カムリはグローバルカーとして世界中で販売されているが、アルティス自体は国内専用車である。


4代目からハイブリッド専用車となった。なお、同社では2006年から2010年まで軽商用車ハイゼットカーゴをベースにした商用ハイブリッドカーを発売していたが、同社における乗用ハイブリッドカーの発売は軽自動車を含めて今回が初となった(なお、同社はハイゼットでの失敗から軽のHVには否定的である)。



歴史


日付の次の()はカムリからの遅れ。



初代(V20N型・2000年-2001年)


























































ダイハツ・アルティス(初代)
SXV2#N型

SXパッケージ フロント

Daihatsu altis sxv20n sxpaxkage 2 f.jpg

SXパッケージ リア

Daihatsu altis sxv20n sxpaxkage 2 r.jpg

販売期間
2000年3月-2001年9月
乗車定員
5人
ボディタイプ
4ドアセダン
エンジン
5S-FE型 直4 DOHC 2.2L
駆動方式
FF / 4WD
変速機
4速AT
サスペンション
前:マクファーソンストラット
後:ストラット
全長
4,760mm
全幅
1,785mm
全高
1,420 - 1,430mm
ホイールベース
2,670mm
別名
トヨタ・カムリ(6代目)
先代
ダイハツ・アプローズ
-自動車のスペック表-


  • 2000年3月 - 新発売。カムリに搭載されていた2500cc・V6エンジンは搭載されず2200ccの5S-FE型のみの搭載である。ボディも、カムリに採用されていたワゴンはなく、4ドアセダンのみの設定である。初代は6代目カムリの後期モデル(1999年9月 - 2001年9月)がベースとなっている。グレードはアルティス独自に設定された「SLパッケージ」および「SXパッケージ」の2グレードで、事実上の先代モデルであるアプローズのグレードを引き継いでいる。




2代目(V30N型・2001年-2006年)


























































ダイハツ・アルティス(2代目)
ACV3#N型

2代目アルティスと同型の7代目カムリ
(後期型 2004年7月 - 2006年1月)

2004-2006 Toyota Camry.jpg

販売期間
2001年9月-2006年1月
乗車定員
5人
ボディタイプ
4ドアセダン
駆動方式
FF / 4WD
変速機
4速AT
サスペンション
前:マクファーソンストラット
後:ストラット
全長
4,815mm
全幅
1,795mm
全高
1,490 - 1,500mm
ホイールベース
2,720mm
姉妹車
トヨタ・カムリ(7代目)
製造事業者
トヨタ自動車
プラットフォーム
トヨタ・Kプラットフォーム
-自動車のスペック表-



  • 2001年9月 - フルモデルチェンジ。カムリのフルモデルチェンジに合わせて一新された。エンジンは2400ccの2AZ-FE型に変更された。グレードはアルティス独自の「SL」および「SXパッケージ」の2グレード。


  • 2004年7月 - マイナーチェンジ。内外装の変更が行われた。





3代目(V40N型・2006年-2010年)










































































ダイハツ・アルティス(3代目)
ACV4#N型

フロント

DAIHATSU-ALTIS1.jpg

リア

DAIHATSU-ALTIS2.jpg

販売期間
2006年1月-2010年2月
乗車定員
5人
ボディタイプ
4ドアセダン
エンジン
2AZ-FE型 直4 DOHC 2.4L
駆動方式
FF/4WD
最高出力
123kW(167PS)/6000rpm
最大トルク
224N・m(22.8kg・m)/4000rpm
変速機
5AT
サスペンション
前:ストラット式コイルスプリング
後:ストラット式コイルスプリング
(スタビライザー付)
全長
4,815mm
全幅
1,820mm
全高
1,470 - 1,480mm
ホイールベース
2,775mm
車両重量
1,500 - 1,590kg
姉妹車
トヨタ・カムリ(8代目)
製造事業者
トヨタ自動車
プラットフォーム
トヨタ・Kプラットフォーム
-自動車のスペック表-



  • 2006年1月 - フルモデルチェンジ。エンジンは引き続き2AZ-FE型が使用されるが、出力は前モデルより向上しており、カムリ同様に159→167馬力となっている。また、これもカムリ同様、横幅がセルシオ並に拡大された。グレードはカムリでは中間グレードにあたる「G リミテッドエディション」1種類のみ。


  • 2007年7月2日 - マイナーチェンジ。カムリの一部改良に合わせて、ボディカラーにシルバー・グレー・ベージュが追加された。これに伴い、今まで設定されていたターコイズメタリックと、レッドが廃止されている。また、内装の木目調パネルの色がブラウンに変更された。


  • 2009年1月13日(同日) - マイナーチェンジ。カムリのマイナーチェンジにあわせ、ボディカラーにベージュメタリックとダークグリーンマイカを追加し、内外装を一新した。また、2WD車にはVSCとTRCを追加し、高い安全性を確保したほか、自動防眩ルームミラーとAUX端子も装備された。


  • 2010年2月 - 同社のラインナップから消滅。それとともに同社におけるノッチバックセダンは一時消滅した。





4代目(V50N型・2012年-2017年)














































































ダイハツ・アルティス(4代目)
AVV50N型

前期型 フロント

DAIHATSU ALTIS AVV50N 01.jpg

前期型 リヤ

DAIHATSU ALTIS AVV50N 02.jpg

後期型(2015年10月 - 2017年7月)
リヤ

DAIHATSU ALTIS AVV50N 01 2017.02.jpg

販売期間
2012年5月 - 2017年7月
乗車定員
5人
ボディタイプ
4ドアセダン
エンジン
2AR-FXE型 直4 DOHC 2.5L
駆動方式
FF
モーター
2JM型 交流同期電動機
最高出力
エンジン:118kW(160PS)/5700rpm
モーター:105kW(143PS)
最大トルク
エンジン:213N・m(21.7kg・m)/4500rpm
モーター:270N・m(27.5kg・m)
変速機
電気式無段変速機
サスペンション
前:ストラット式コイルスプリング
後:ストラット式コイルスプリング
全長
4,825mm(前期)
4,850mm(後期)
全幅
1,825mm
全高
1,470mm
ホイールベース
2,775mm
車両重量
1,540kg
姉妹車
トヨタ・カムリ(9代目)
製造事業者
トヨタ自動車
プラットフォーム
トヨタ・Kプラットフォーム
-自動車のスペック表-



  • 2012年5月10日(約8か月後) - 約2年のブランクを経て、3代目までと同様、カムリのOEM供給を受け販売開始。本代からハイブリッド専用車となった。ハイブリッドシステムにカムリと同じリダクション機構付THS II(ハイブリッド車専用2.5Lエンジンと交流同期電動機の組み合わせ)が採用されており、JC08モードで23.4km/L(平成27年度燃費基準+20%達成)の優れた低燃費を実現している。外内装はエンブレム類の変更以外はカムリとほぼ同じで、他のダイハツ車がリア右側に装着されている車名エンブレムはカムリと同じくリア左側に装着されており、トヨタのハイブリッド車に装着されている「HYBRID SYNERGY DRIVE」エンブレムもそのまま装着されている。グレードは「HYBRID"G Package"」のみのモノグレード展開で、メーカーオプションとして、ステアリングスイッチ、HDDナビゲーションシステム&音声ガイダンス機能付カラーバックガイドモニター、USB/AUX端子を追加した「ナビパッケージ」が設定されている。

  • 2012年9月4日(翌日) - 一部改良。クルーズコントロールとリアプライバシーガラス(スモーク)を標準装備するとともに、車両の左右後方からの車両接近を検知する「ブラインドスポットモニター」をメーカーオプションに追加。ボディカラーはレッドマイカメタリックを追加し全8色となった。


  • 2013年9月2日(同日) - 一部改良。ボディカラーはオリーブマイカメタリックと入れ替えでダークブルーマイカを追加。さらに、リア左右席ELR付3点式シートベルトにプリテンショナー&フォースリミッター機能を追加した。


  • 2014年9月9日(同日) - マイナーチェンジ[1]。フロント周り(グリル・モール・バンパー・ヘッドランプ)やリア(バンパー・コンビランプ)、メーターやセンタークラスターといった外観・内装のデザインを変更し、新デザインのメーターには4.2インチTFTカラーのマルチインフォメーションディスプレイも装備。リアコンビランプはデザイン変更に加えLED化もされた。


  • 2015年夏 - メーカーオプションのナビを廃止(カムリでは設定継続)。

  • 2015年10月6日(同日) - 一部改良[2]。フロントグリルの色を濃緑から黒に変更するとともにリアバンパーメッキモールを追加、レジスター上部のメッキ加飾を廃止して左右下部からのL字型メッキ加飾に変更、シフトレバーのブーツ化、ウインドシールドガラスとフロントサイドガラスにIRカット機能を追加、運転席サンバイザーにカードホルダーを追加するなど、内外装の意匠変更や快適装備の充実を行った。





5代目(XV70N型・2017年 - )














































































ダイハツ・アルティス(5代目)
AXVH70N型

フロント

DAIHATSU ALTIS AXVH70N 001.jpg

リヤ

DAIHATSU ALTIS AXVH70N 002.jpg

販売期間
2017年7月10日 -
乗車定員
5名
ボディタイプ
4ドアセダン
エンジン
A25A-FXS型:
2,487cc 直列4気筒直噴DOHC
駆動方式
前輪駆動
モーター
3NM型:
交流同期電動機
(永久磁石式同期型モーター)
最高出力
エンジン:
131kW (178PS)/5,700rpm
モーター:
88kW (120PS)
システム最高出力:
155kW (211PS)
最大トルク
エンジン:
221N・m (22.5kgf・m)/
3,600-5,200rpm
モーター:
202N・m(20.6kgf・m)
変速機
電気式無段変速機
サスペンション
前:マクファーソンストラット式コイルスプリング
後:ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング
全長
4,885mm
全幅
1,840mm
全高
1,445mm
ホイールベース
2,825mm
車両重量
1,570-1,600㎏
製造事業者
トヨタ自動車
ベース車両
カムリ(10代目)
プラットフォーム
GA-Kプラットフォーム
-自動車のスペック表-


  • 2017年7月10日(同日) - 再発売後初のフルモデルチェンジ[3]

    • 4代目同様、外内装はエンブレム類の変更のみで10代目カムリとほぼ共通で、ボディカラーも10代目カムリと共通である。

    • 10代目カムリ同様、4代目ではリア左側に配置されていた車名ロゴがバックドアガーニッシュ上に移動。同時に、登場から一貫して同一だった書体も初めて変更されている。

    • ハイブリッドシステム用バッテリーをリアシート下に移動したことでトランク容量を拡大し、2代目以来となる全面トランクスルーを復活。

    • エンジンをA25A-FXS型に置換したことで、JC08モード燃費を28.4km/Lに向上し、「平成32年度燃費基準+50%」を達成した。

    • ダイハツ車では初導入となる「Toyota Safety Sense P」を標準装備した(なお、ダイハツでは同様のシステムを「スマートアシスト」の名称としているが、アルティスではカムリ同様に「Toyota Safety Sense」となる)。また、本車のフルモデルチェンジにより、ダイハツにおけるTNGAが初採用となった。[4]

    • グレード体系はカムリと異なり「G」のみのモノグレード体系となる。なお、メーカーオプションナビは設定されておらず、それゆえにカラーヘッドアップディスプレイも設定されない。



  • 2018年8月1日(同日) - 一部改良。


    • インテリジェントクリアランスソナーが新たに標準装備されたほか、ドアミラーはLEDサイドターンランプ付オート電動格納式(メッキ加飾・運転席側ワイドビュー・ヒーター付)に変更。ボディカラーは赤系の「エモーショナルレッド」を「エモーショナルレッドII」に差し替えた。

    • なお、カムリで新たに追加された「WS」相当のスポーティグレードはアルティスでは設定されず、従来通り「G」のみのモノグレード体系となる。







車名の由来



  • 「Altitude、地位が高い」から。

  • 「アルティス」は、9代目以降のカローラセダンの東南アジア仕様車のサブネーム(「カローラアルティス」)である。車名の書体ならびにエンブレムは4代目まで全く同じものを採用していた。



脚注





  1. ^ ダイハツ普通乗用車「アルティス」マイナーチェンジ 内外装意匠の魅力向上と先進・快適装備を追加 (PDF) - ダイハツ工業株式会社 ニュースリリース 2014年9月9日


  2. ^ ダイハツ普通乗用車「アルティス」内外装意匠の質感向上と快適装備を追加 (PDF) - ダイハツ工業株式会社 ニュースリリース 2015年10月6日


  3. ^ “「アルティス」をフルモデルチェンジ” (PDF) (プレスリリース), ダイハツ工業株式会社, (2017年7月10日), https://www.daihatsu.com/jp/news/2017/20170710-1.pdf 2017年7月10日閲覧。 


  4. ^ ただし、公式サイト内やカタログ文中ではこのことについては「低重心パッケージ」と紹介されているだけで、名称そのものは出てこない。




関連項目



  • ダイハツ工業

  • トヨタ自動車


  • トヨタ・カムリ - OEM供給元

  • ダイハツ・アプローズ


  • ダイハツ・メビウス - アルティスに次ぐ同社のハイブリッド車。トヨタ・プリウスα(2列シートモデル)のOEMで、コンパーノワゴン以来44年ぶりのステーションワゴン。3ナンバー。



外部リンク


  • アルティス|カーラインナップ【ダイハツ】







































































































































































































































































































































































































































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