ボズ・スキャッグス
ボズ・スキャッグス Boz Scaggs | |
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基本情報 | |
出生名 | William Royce Scaggs |
生誕 | (1944-06-08) 1944年6月8日(74歳) |
出身地 | ![]() |
ジャンル | アダルト・コンテンポラリー |
職業 | シンガーソングライター |
担当楽器 | 歌・ギター |
活動期間 | 1960年代前半 - 現在 |
共同作業者 | スティーヴ・ミラー・バンド TOTO |
公式サイト | http://www.bozscaggs.com/ |
ボズ・スキャッグス(William Royce Scaggs, 1944年6月8日 - )は、アメリカのミュージシャン。1970年代後半から1980年代にかけて流行した、アダルト・コンテンポラリーを代表するシンガー。
目次
1 人物
2 ディスコグラフィ
2.1 スティーヴ・ミラー・バンド
2.2 ソロ・アルバム
2.2.1 スタジオ・アルバム
2.2.2 ライヴ・アルバム
2.2.3 コンピレーション・アルバム
3 日本公演
4 関連項目
5 脚注・出典
6 外部リンク
人物
1944年オハイオ州カントン生まれ[1]。少年時代をオクラホマ州やテキサス州で過ごす[1]。12歳のときにギターを始め、セント・マークス・スクールでスティーヴ・ミラーと出会う。彼にギターを習いながらヴォーカリストとしてバンド活動を始めた。2人は共にウィスコンシン大学に進み、大学時代もブルース・バンドを組んだ。
1960年代前半、白人によるリズム&ブルースが盛んだったイギリスのロンドンへ渡る。いくつかのバンドでプレイした後、ソロとしてヨーロッパを遠征中スウェーデンのポリドール・レコードの目にとまり、1965年にデビュー作『ボズ』を発表する。
帰国後、サンフランシスコを拠点に活動し、スティーヴ・ミラー・バンドのファースト・アルバム『未来の子供達』とセカンド・アルバム『セイラー』にギタリストとして参加。いずれの作品でも、一部の曲ではリード・ボーカルも兼任した[2][3]。これで評価を得たボズは、1969年にアトランティック・レコードからアメリカでのデビューを果たすが、しばらくはセールスに恵まれなかった。
R&B色が濃い音楽を発表し続けていたボズであったが、1976年、ファンキーでクロスオーバー的な洗練されたサウンドの『シルク・ディグリーズ』を発表。これが全米2位を記録し、500万枚以上を売り上げた。アルバムからも「ロウ・ダウン」(全米第3位)、AORのスタンダード曲「ウィ・アー・オール・アローン」の大ヒットを放つ(このアルバムに参加したセッション・ミュージシャンたちは、後にTOTOを結成)。次作の『ダウン・トゥー・ゼン・レフト』、『ミドル・マン』も続いてヒットした。
1980年に、トヨタ・クレスタの初代モデルのCMソングに、「You Can Have Me Anytime」(邦題:「トワイライト ハイウェイ」)が採用された。
その後、ヒットチャートからはしばらく遠ざかっていたが、1988年発表のアルバム『アザー・ロード』の収録曲「Heart of Mine」が、そのミュージック・ビデオの効果もあり、翌1989年に大ヒット、カムバックを果たした。『アザー・ロード』は日本ではオリコン洋楽チャートで1988年5月30日付から通算3週1位を獲得した[4]。日本では未だに根強い人気を誇っている。
ピーター・セテラがエイミー・グラントとデュエットした曲「Next Time (I Fall)」など、メローで大人向けのバラード音楽が流行し、ボズの「Heart of Mine」のヒットをきっかけに日本で、AOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)という語がその年の暮れに発生した。1990年のジャパン・ツアーに際して日本の広告代理店はAORという語とボズ=AORの代表という宣伝をテレビで流した。これにより、日本においてAORというひとつのジャンルを形成するに至る。なお、AOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)は日本独自の呼び方で、アメリカではAC(アダルト・コンテンポラリー)、MOR(ミドル・オブ・ザ・ロード)などと呼ばれる。
2003年の『バット・ビューティフル』以降はジャズ・スタンダードに傾倒を始め、ジャズ・セットでのツアーも行っている。
2013年、スティーヴ・ジョーダンをプロデューサーに迎え、メンフィスのロイヤル・スタジオで録音したアルバム『メンフィス』を429レコードよりリリース。3月23日付Billboard 200チャートで初登場17位を記録した。
ディスコグラフィ
スティーヴ・ミラー・バンド
- 1968年 未来の子供達 - Children of the Future
- 1968年 セイラー - Sailor
ソロ・アルバム
スタジオ・アルバム
- 1965年 ボズ - Boz
- 1969年 ボズ・スキャッグス&デュアン・オールマン - Boz Scaggs
- 1970年 モーメンツ - Moments
- 1971年 ボズ・スキャッグス&バンド - Boz Scaggs & Band
- 1972年 マイ・タイム - My Time
- 1974年 スロー・ダンサー - Slow Dancer
- 1976年 シルク・ディグリーズ - Silk Degrees
- 1977年 ダウン・トゥー・ゼン・レフト - Down Two Then Left
- 1980年 ミドル・マン - Middle Man
- 1988年 アザー・ロード - Other Road
- 1994年 サム・チェンジ - Some Change
- 1996年 フェイド・イントゥ・ライト〜ラヴ・バラード・アルバム - Fade into Light(日本限定発売)
- 1997年 カム・オン・ホーム - Come On Home
- 2001年 ディグ - Dig
- 2003年 バット・ビューティフル - But Beautiful
- 2005年 フェイド・イントゥ・ライト〜ラヴ・バラード・アルバム 2 - Fade into Light(1996年盤に「ラヴT.K.O.」及びボーナスDVDを追加した内容)
- 2008年 スピーク・ロウ - Speak Low
- 2013年 メンフィス - Memphis
- 2015年 ア・フール・トゥ・ケア - A Fool to Care
ライヴ・アルバム
- 2004年 グレイテスト・ヒッツ・ライヴ - Greatest Hits Live
コンピレーション・アルバム
- 1980年 ヒッツ - Hits!
- 1992年 ボズ・ザ・バラード - Boz the Ballade
- 1997年 マイ・タイム〜ボズ・スキャッグス・アンソロジー(1969-1997) - My Time: A Boz Scaggs Anthology
- 2006年 ヒッツ - Hits!(1980年の同名盤に5曲追加)
- 2011年 プレイリスト:ヴェリー・ベスト・オブ・ボズ・スキャッグス - Playlist: The Very Best of Boz Scaggs
日本公演
1978年
- 2月3日 横浜文化体育館、4日,5日 大阪 フェスティバルホール、7日 東京 日本武道館、9日 名古屋市公会堂
- 1980年
- 10月8日 横浜文化体育館、9日 大阪 フェスティバルホール、10日 名古屋市民会館、12日 神戸市立中央体育館、14日,15日,20日 東京 日本武道館、16日 名古屋市民会館
1983年 Hot Live 1983 with マイケル・マクドナルド、ジョー・ウォルシュ
- 10月10日 大阪スタヂアム、15日,16日 東京 国立代々木競技場 第一体育館
1985年 EXPO'85 Live
- 3月7日 名古屋市民会館、3月9日 福岡サンパレス、3月11日,12日 大阪 フェスティバルホール、3月13日 東京 NHKホール、3月15日 東京 日本武道館、17日 矢田部 科学万博つくば'85 エキスポプラザ
- 1988年
- 6月30日 横浜文化体育館、7月8日,9日,10日 東京 日本武道館
1988年 KIRIN DRY GIGS'88 with ビリー・ジョエル、アート・ガーファンクル他
- 7月24日 東京ドーム
1990年 DRY GIGS'90 with ダリル・ホール&ジョン・オーツ、ドゥービー・ブラザーズ、シーラE、ジョニー・ギル
- 7月15日 東京ドーム
1991年
- 5月28日,29日 大阪 フェスティバルホール、31日,6月1日,2日 東京 NHKホール
- 1993年
- 3月22日 東京 中野サンプラザ、24日 川崎市産業文化会館、27日 東京 渋谷公会堂、28日 東京 NHKホール
- 1994年
- 7月12日 横浜 神奈川県民ホール、13日 浦和市文化センター、14日 大阪 サンケイホール、16日 メルパルクホール広島、17日 福岡サンパレス、19日 名古屋 愛知厚生年金会館、20日 大阪 フェスティバルホール、22日,23日,24日 東京 NHKホール、26日 仙台サンプラザ、27日 盛岡 津南文化センター、30日 浦安 東京ベイNKホール
- 1995年
- 1997年
- 10月4日 東京 NHKホール、7日 東京 赤坂BLITZ、8日 横浜 神奈川県民ホール
- 2001年
- 12月2日 東京 NHKホール、4日 大阪厚生年金会館、5日 東京 赤坂BLITZ
- 2003年
- 5月5日,6日,8日~10日 名古屋ブルーノート
- 5月12日,13日,15日~17日 大阪ブルーノート
- 5月19日,20日,22日~24日 福岡ブルーノート
- 5月26日,27日,29日~6月1日 ブルーノート東京
- 2004年
- 5月10日,11日,13日~15日 福岡ブルーノート
- 5月17日,18日,20日~22日 名古屋ブルーノート
- 5月24日,25日,27日~29日 大阪ブルーノート
- 5月31日~6月2日,4日~6日 ブルーノート東京
- 2005年
- 11月13日~15日,17日~19日 ブルーノート東京
- 11月21日,22日 名古屋ブルーノート
- 11月24日~26日 大阪ブルーノート
- 11月28日 仙台サンプラザ
- 12月1日 札幌 北海道厚生年金会館
- 2006年
- 10月3日 名古屋ブルーノート
- 10月5日~7日 大阪ブルーノート
- 10月9日~15日 ブルーノート東京
- 10月17日 モーションブルー・ヨコハマ
2008年 TOTOとのジョイントツアー
- 3月20日,21日 東京 JCBホール、22日 パシフィコ横浜 国立大ホール、24日,25日 大阪 フェスティバルホール、3月27日 名古屋 センチュリーホール、29日 東京国際フォーラム ホールA
- 2013年
- 11月18日,19日 東京 渋谷公会堂、20日 尼崎 あましんアルカイックホール、22日 名古屋市公会堂、24日 広島 上野学園ホール
- 2015年
- 6月5日 仙台 東京エレクトロンホール宮城、8日 札幌 ニトリ文化ホール、10日,11日 東京 Bunkamuraオーチャードホール、13日 尼崎 あましんアルカイックホール、15日 名古屋市公会堂、16日 金沢 本多の森ホール
関連項目
- ボビー・コールドウェル
- スティーリー・ダン
- スティーヴ・ミラー・バンド
- ブルー・アイド・ソウル
- TOTO
- フェントン・ロビンソン
脚注・出典
- ^ abAnkeny, Jason. “Boz Scaggs - Biography & History”. AllMusic. 2017年7月23日閲覧。
^ “Children Of The Future”. Steve Miller Band Official Site. 2017年7月23日閲覧。
^ “Sailor”. Steve Miller Band Official Site. 2017年7月23日閲覧。
^ オリコンのデータ協力による “全曲、80年代の週間オリコンチャートNo.1” の洋楽コンピが登場!、ソニーミュージック、2017年8月8日。
外部リンク
- ボズ・スキャッグス・オフィシャル・ウェブサイト(英文)
- ソニーミュージック公式サイト