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この項目では、仏教用語としての瑜伽について説明しています。
- ヨーガ全般については「ヨーガ」をご覧ください。
- 仏教学派については「瑜伽行唯識学派」をご覧ください。
- 由加山(瑜伽山)、瑜伽大権現および倉敷市児島由加地区については「由加山」をご覧ください。
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瑜伽(ゆが)は、仏教におけるサンスクリット語「yoga योग」の音写語で、感覚器官が自らに結びつくことによって心を制御する精神集中法や、自己を絶対者に結びつけることによって瞑想的合一をはかる修行法をいう。最近の心身の健康法としてのヨーガもこれに由来する。
概要
原義は「結びつくこと」「結びつけること」の意で、「相応」と訳される。
仏教では、瑜伽行派(Yogaacaara योगचार)において、このような実践方法が重んじられ、独自の体系のもとに記述された。語の用例としては、上述のほかに、『南海寄帰内法伝』 に、中観派に対する瑜伽行派の呼称として「瑜伽」という語が使われ、それに準じた用例も多いが、今日ではあまり用いられない。
現今では瑜伽行派・唯識派、または原音で「ヨーガーチャーラ派」というのが一般的である。
相応に5義ある。
- 境…一切法の自性
- 行…定慧などの行
- 理…安立・非安立の二諦
- 果…無上菩提の果を得る
- 機…薬病が相応するようなもの
顕教では理相応をとる。密教では行相応の義をとる。瑜伽三密がこれである。
関連項目
- 瑜伽行唯識学派
- 瞑想
- 観想
- 禅
用賀、用賀駅:地名の由来は「瑜伽」であるとの説がある。
- ヨーガ
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唯識
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