キットピーク国立天文台
![]() Overview of some of the telescopes at the Kitt Peak National Observatory | |
![]() ![]() キットピーク国立天文台 アリゾナ州における位置 | |
運営者 | アメリカ国立光学天文台 |
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コード | 695 |
所在地 | キットピーク[*], アメリカ合衆国 |
座標 | 北緯31度57分30秒 西経111度35分48秒 / 北緯31.9583度 西経111.5967度 / 31.9583; -111.5967座標: 北緯31度57分30秒 西経111度35分48秒 / 北緯31.9583度 西経111.5967度 / 31.9583; -111.5967 |
標高 | 2,096 m (6,877 ft) |
ウェブサイト | www.noao.edu/kpno/ |
望遠鏡 | Nicholas U. Mayall Telescope[*], ARO 12m Radio Telescope[*], McMath–Pierce Solar Telescope[*], WIYN 望遠鏡[*] |
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[ウィキデータを編集] |
キットピーク国立天文台(キットピークこくりつてんもんだい、Kitt Peak National Observatory, 略称: KPNO)は、アメリカ合衆国アリゾナ州南部、クウィンラン山(2096m)山頂にある天文台。
ツーソンの南西88km、トホノ・オ=オダム・ネーション(トホノ・オ=オダム族居留地)に含まれるソノラ砂漠の中に所在する。
この天文台はアメリカ国立光学天文台(National Optical Astronomy Observatory, 略称: NOAO)の1部門であるが、アリゾナ大学スチュワード天文台のグループに属するMDM天文台などもある。23台の望遠鏡があり世界でも有数の天文観測機器が集まっている場所である。
1958年にアメリカ国立科学財団(National Science Foundation, 略称: NSF)による国立天文施設および、天文学研究を行う大学の共同施設の場所として選定され、トホノ・オオダムの先住民との間で永久有償貸与の契約が結ばれた。1982年に、キットピークなど3箇所の光学天文台の運営を統合するためにアメリカ国立光学天文台が設立された。すなわち、キットピーク天文台と、ニューメキシコ州サクラメントピーク太陽観測施設、チリのセロ・トロロ天文台が統合された。
キットピーク国立天文台の主要な施設は4 mのマイヨール望遠鏡、3.5mのWIYN望遠鏡の他にも 2.1 m、1.3 m、0.9 m、0.4 m反射望遠鏡がある。世界最大の太陽観測望遠鏡である McMath-Pierce太陽望遠鏡もある。地球近傍天体の探索に91cmの反射望遠鏡が用いられた。
関連項目
- チャナントール天文台
- パラナル天文台
- ラ・シヤ天文台
- セロ・トロロ汎米天文台
- 超大型望遠鏡VLT
外部リンク
Kitt Peak National Observatory - 公式サイト