伊勢崎オートレース場
伊勢崎オートレース場 | |
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![]() 伊勢崎オートレース場 メインゲート | |
基本情報 | |
所在地 | 群馬県伊勢崎市宮子町3074 |
座標 | 北緯36度20分1.8秒 東経139度9分50.8秒座標: 北緯36度20分1.8秒 東経139度9分50.8秒 |
電話投票 | 03# |
開設 | 1976年(昭和51年)10月8日 |
所有者 | 東京都競馬株式会社 |
施行者 | 伊勢崎市 |
重勝式投票 | オッズパークLOTO |
公式サイト | http://isesaki-auto.jp/ |
実況 | |
担当 | 森泉宏一 |
ナイター競走 | |
愛称 | ムーンライトナイター |
開催期間 | 4月 - 9月 |
伊勢崎オートレース場(いせさきオートレースじょう)は、群馬県伊勢崎市にあるオートレース場である。
本項では場内に併設されている地方競馬の場外勝馬投票券発売所「offt伊勢崎(オフトいせさき)」、および受託している中央競馬の場外発売「J-PLACE伊勢崎(ジェイプレイスいせさき)」についても記述する。
目次
1 概要
2 高額払戻金の記録
3 中継
4 場外車券売場
5 その他
6 offt伊勢崎・J-PLACE伊勢崎
7 交通
8 脚注
9 関連項目
10 外部リンク
概要
1973年3月に廃止された大井オートレース場(1954年開設。大井競馬場の敷地北側に隣接)の代替地として設置され、1976年(昭和51年)10月8日に初開催された。このため、土地と施設は東京都競馬株式会社が所有しており、伊勢崎市が施設を賃借して開催を行っている。
1989年(平成元年)6月2日よりオートレースでは初めてのナイター競走が開催されたことでも有名である。ナイター競走の開催は公営競技場全体を通じても、1986年7月31日より実施された大井競馬場に次いで2番目であった。
ナイター競走の愛称は当初設けられていなかったが、2006年6月7日より「ムーンライトナイター」の愛称が付けられた[1][2]。決勝戦終了後には花火が打ち上げられる場合がある。マスコットキャラクターの名前は「キラット」。試走誘導員は津布久都が務めているが、ビッグレースになると時折「キラット」がトライアンフに乗って誘導を行うこともある。
バックストレッチ側に大型の表示装置がある。現在の装置は3代目で、北関東最大級の約1600インチの大型液晶ビジョンとなっている。かつては電照式の大型オッズモニターが設置されていた。オートレース場で走路内に大型ビジョンがあるのは川口と伊勢崎のみとなっている。大型ビジョンは競馬発売日にも稼動される。
2007年10月より一般席への入場料が無料となった[3]。全国のオートレース場で、入場料を無料化したのは初めて。
2011年4月以降の開催からは重勝式車券(ランダム方式4連勝勝2連勝単式とセレクト方式5重勝単勝式)がオッズパークにて発売される。オートレースの重勝式は伊勢崎市が管理施行者となっているが、発売を指定する場は1日1場のみのため、他場も開催されている日は伊勢崎を指定しない場合がある。他の開催場を対象にした販売では収益を開催場にも分配するが、伊勢崎での開催は販売収益を全て伊勢崎市が計上する。
高額払戻金の記録
2006年5月22日の第12競走で、オートレース界では最高となる15,721,720円の高額配当を記録した(車券の賭式は三連勝単式で、的中は1票、336通り中331番人気)。
中継
他オートレース場の競走テレビ中継がCS放送のみの製作が大半なのに対し、伊勢崎オートレース場では群馬テレビが製作に携わっている。そのため、かつては司会進行に群馬テレビアナウンサーの植松充伸、淵上詩乃が出演していた。
実況は2017年度からは森泉宏一が担当している。かつては、吉原完、二宮淳一、堂前英男がメインで担当していた。(ただしSG優勝戦日は吉原完や堂前英男が実況することがある。)
また群馬テレビが放送していた頃は植松充伸も実況を担当していた。中継番組の司会は中林久美子が担当している。
CS放送で放映される際に流れる音楽はローランドの業務用フリー音楽となっており、OP,ED曲は「夏の予感」、同社のホームページから試聴、購入可能。
場外車券売場
オートレース石狩 - サテライト石狩(競輪場外)・Aiba石狩(競馬場外)と同一施設。2015年3月14日オープン。
オートレース男鹿 - サテライト男鹿(競輪場外)と同一施設。2015年10月10日オープン。
オートレース六戸 - サテライト六戸(競輪場外)と同一施設。2015年12月23日オープン。
オートレース宮城 - サテライト宮城(競輪場外)と同一施設。2016年8月7日オープン。
オートレースあだたら - サテライトあだたら(競輪場外)と同一施設。2016年8月7日オープン。
オートレース成田 - サテライト成田(競輪場外)・f-keiba成田(競馬場外)と同一施設。2017年5月31日オープン。
かつて新潟県堀之内町に専用場外車券売場のアレッグ越後を設置していたが経営不振により2003年に閉鎖。以後オートレースでは飯塚オートレース場が2012年にオートレース川辺をオープンさせるまで場外車券売場は設置されなかった。
その他
- 2007年5月4日の第6競走で、1号車の金山周平選手の試走タイムが、100mあたり3.37秒と記載されるべきところ、電話投票システム(inet)において誤って3.47秒と表記されたため、レース公正確保の観点から競走不成立となり、当該競走に関わる全ての車券が返還となった。
offt伊勢崎・J-PLACE伊勢崎
offt伊勢崎 (J-PLACE伊勢崎) | |
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基本情報 | |
開設日 | 2013年4月22日 |
施設設置者 | 東京都競馬株式会社 |
管理施行者 | 特別区競馬組合(大井競馬場) |
発売窓口 | 自動発払機9台・有人窓口1窓 |
発売単位 | 全賭式100円以上100円単位 |
最寄駅 | 伊勢崎駅・本庄駅 |
最寄IC | 駒形IC |
2013年4月22日よりグリーンスタンド4階の一部を使い、地方競馬の場外勝馬投票券発売所『offt伊勢崎』が開設された[1]。オートレース場内に競馬の場外発売施設が開設されるのは国内初。大井競馬場など南関東公営競馬全場のほか、他地区地方競馬の広域場外発売も実施される。
なお、2014年3月29日より日本中央競馬会からの委託によりJRAの場外発売・払戻も開始[2][3]。JRA場外発売時は「J-PLACE伊勢崎」と呼称する。
交通
伊勢崎駅からバス・タクシーで約10分。直通の無料送迎バスは本場開催時に往路3便(場外往路2便)で、最終レース頃に復路便あり。他にも伊勢崎駅からの時間はかかる(25-30分ぐらい)もののコミュニティバスがある。
本庄駅から無料送迎バスあり(本場開催往路2便・場外1便。最終レース後復路便あり)。
JRバス関東新宿⇔本庄・伊勢崎線の終点が伊勢崎オートレース場前となっている。ただし新宿行き最終便の発車時刻が18:30なのでナイター開催時は注意。
- バスの便数はいずれも2016年現在。
北関東自動車道駒形インターチェンジより伊勢崎方面へ車で約5分。
北関東自動車道波志江スマートインターチェンジより伊勢崎方面へ車で約15分。- 駐車場4493台収容。
脚注
^ 東京シティ競馬 (2013年2月8日). “オフト伊勢崎の開設について” (日本語). TCK NEWS. 特別区競馬組合. 2013年2月9日閲覧。
^ JRA公式サイト(2014年2月24日)
^ 東京シティ競馬公式サイト(2014年2月24日)
関連項目
- 東京都競馬
- 山の音楽家
外部リンク
- 伊勢崎オートレース場公式サイト
- オフト伊勢崎
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