おもちゃ王国
株式会社 おもちゃ王国(おもちゃおうこく)は、岡山県玉野市に本拠を置く日本の企業。同名のテーマパークグループ「おもちゃ王国」の設置・運営・フランチャイズ管理を主業務としている。
目次
1 企業概要
1.1 沿革
2 運営テーマパーク
2.1 現在運営しているテーマパーク
2.2 以前運営していたテーマパーク
2.3 キャラクター
2.4 おもちゃ王国(本部)
3 脚注
4 関連項目
5 外部リンク
企業概要
元々のスタートが「テーマパーク跡地」(閉園した王子ファンシーランド跡地)を利用した運営。このことにより初期費用を低く抑えることに成功。また、それ故に経営難あるいは閉鎖された遊園地やテーマパークの再建に対して強いノウハウを持つ。
運営テーマパークのテーマは、企業(パーク)名の通り「おもちゃの王国」すなわち「世界のあらゆるおもちゃを揃えた『玩具博物館』を兼ねた遊園地」である。そのため、なつかしのおもちゃから最新のおもちゃまで世代を超えて楽しむことができるアトラクションも数多い。
NHK教育テレビのキャラクターやタカラトミー(リカちゃん、トミカ、プラレールなど)、河田(ダイヤブロック)、田宮模型、サンリオなど、様々な玩具メーカーの協力を得て展示やアトラクションを作っている。
2006年7月からは、バンダイ・バンプレストのスポンサードネットの対象から外された山陽放送が放映を見送っていた「ウルトラマンメビウス」を番組販売購入扱いで数か月遅れで放映することになり、夏休み期間中の集中放送での番組スポンサーを引き受けた。
沿革
1995年 - 親会社であるサンヨープレジャーが、玉野市に在する第三セクター『玉野レクリエーション総合開発』の運営していたテーマパーク『王子ファンシーランド』の跡地を買い上げ。その運営のために「株式会社 おもちゃ王国」が設立される。社長は高谷茂男(サンヨープレジャー社長を兼務)
1999年 - 軽井沢おもちゃ王国 開園
2000年 - 東条湖おもちゃ王国 開園
2001年 - 城島おもちゃ王国 開園
2003年 - 東京ドームシティおもちゃ王国 開園
2004年 - レオマおもちゃ王国 開園
2005年 - 高谷社長の岡山市長選出馬に伴う退任
2006年 - 南知多おもちゃ王国 開園
2010年 - ニューレオマワールドの経営権が大江戸温泉物語に移行したのに伴い、レオマおもちゃ王国閉園。運営会社のレオマユニティーも大江戸温泉物語に株式を売却。
2011年 - 東京ドームとのフランチャイズ契約終了に伴い、東京ドームシティおもちゃ王国閉園[1]。
運営テーマパーク
現在運営しているテーマパーク
- おもちゃ王国
- おもちゃ王国 - 玉野市。総本部。直営パーク。
- 東条湖おもちゃ王国 - 兵庫県加東市にあるフランチャイズパーク。旧東条湖ランド。
- 軽井沢おもちゃ王国 - 群馬県嬬恋村にあるフランチャイズパーク。旧軽井沢プレイランド。
- 南知多おもちゃ王国 - フランチャイズパーク。名鉄系 南知多ビーチランド内。
- おもちゃ大使館 - アルネ・津山内に屋内型遊技場としてある。
以前運営していたテーマパーク
- おもちゃ王国
- レオマおもちゃ王国 - 直営パーク。ニューレオマワールド内。ただし、運営は別会社(レオマユニティー)で2010年7月営業終了。
- 東京ドームシティおもちゃ王国 - フランチャイズパーク。東京ドームシティ内。2011年1月19日営業終了。
- 城島おもちゃ王国 - フランチャイズパーク。城島高原パーク内。2017年1月8日営業終了。
- その他
岡山スカイガーデン - 直営パーク。ただし運営は別会社で2007年5月に営業終了(サンヨープレジャー)。
キャラクター
- シーゲルン1世
- おもちゃ王国の王様。知恵の本を読むのが趣味。名前は前社長の「茂男」に由来。
- ハート姫
- フランス人形の姫。お淑やかではあるが、内緒で自由になりたいときはステッキで変身する。
- ピンキー
- うさぎのぬいぐるみ。リンゴや花の蜜といった甘いものが大好きな所謂甘党。
- ブレイブ
- わんぱくで少し怒りん坊だが正義感が強く勇ましいおもちゃの兵隊。青の制服が目印。好きなものはパレードや祭り。テンダーとは双子の関係。
- テンダー
- 少し臆病な心優しいおもちゃの兵隊。赤の制服が目印。ブレイブとは双子の関係。
- ベロベロミドリン
- 見た目は緑色のボール。王様の大の仲良し。
おもちゃ王国(本部)
- 706-0153 岡山県玉野市滝1640-1
- 営業時間 10:00-17:00
- 休園日 毎週火曜日(年末年始を除く。ただし春夏冬休みやゴールデンウィーク期間中は無休)
- 入園料 大人800円、小人600円(小人:2歳~小学生まで)2歳未満は無料
- 乗り物利用料・園内遊具 1回250円(一部遊具を除く)
- 園内パビリオン入場料 無料(おもちゃ博物館のみ有料)
- 駐車場 無料(1500台分)
- アクセス
- JR岡山駅と天満屋バスセンターからバスで80分(運賃片道1000円)、宇野駅からバスで25分(運賃片道480円)
- JR岡山駅・JR宇野駅より両備バス玉野渋川特急が運転(土日祝・春夏冬休みとゴールデンウィーク期間中のみ)
- JR岡山駅前からタクシーで約70分、片道運賃約7700円
岡山市内より約25km- 倉敷市内より約35km
脚注
^ 遊びの創造ランド『東京ドームシティ おもちゃ王国』営業終了のお知らせ[リンク切れ]東京ドーム・後楽園ロコモティヴプレスリリース 2010年12月1日
関連項目
サンヨープレジャー 親会社。岡山県及び周辺地域にて玩具店『こどもや』を経営。
ファジアーノ岡山 2008年のアップウェアスポンサー。
玉野競輪場 毎年度、『おもちゃ王国杯争奪戦』と銘打った開催が行われている。
FC吉備国際大学Charme 2017年よりパンツ部スポンサー。
外部リンク
おもちゃ王国 総合ホームページ
両備ホールディングス 玉野渋川特急バスを運行している会社(夏休み等の長期休暇時のみおもちゃ王国まで乗り入れる)
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