著作家








著作家(ちょさくか)とは、文章を書くことを職業とする人。著述家(ちょじゅつか)、文筆家(ぶんぴつか)、作家(さっか)、小説家(しょうせつか)、執筆屋(しっぴつや)、ライター (writer) 、物書き(ものかき)などともいう。




目次






  • 1 著作家に含まれる職業


    • 1.1 公的分類


    • 1.2 分類の例




  • 2 狭義の作家


  • 3 狭義のライター


  • 4 その他


  • 5 関連項目





著作家に含まれる職業



公的分類


総務省の『日本標準職業分類』(平成9年12月改訂)には、大分類「専門的・技術的職業従事者」の下に次の項目がある。



  • 文芸家、著述家


詩歌・戯曲・小説などの文芸作品の創作の仕事に従事するもの及び文学・学術などに関する著作・翻訳の仕事に従事するものをいう。


分類の例


上記『職業分類』の用例を「」付け。狭義での用例は( )内。ウィキポータル「文学」における用例は斜字


  • 著作家・著述家・文筆家・作家・ライター

    • 「文芸家」・文人 ・(文筆家 )・(作家


      • 詩人 - 詩人一覧


        • 歌人 - 歌人一覧


        • 俳人 - 俳人の一覧

        • 漢詩人




      • 脚本家・シナリオ作家 - 脚本家一覧

        • 劇作家

        • 漫画原作者



      • 作家 )- 作家一覧


        • 小説家(作家)- 小説家一覧 ※小説の分類一覧

          • 純文学作家


          • 大衆小説家・娯楽小説家

          • ライトノベル作家一覧


          • 推理作家・探偵小説家 - 推理作家一覧


          • 怪奇小説作家・ホラー小説 - 怪奇小説作家一覧

          • 伝奇小説家


          • 歴史小説作家 - 時代小説・歴史小説作家一覧
            • 時代小説作家



          • 冒険小説作家 - 冒険小説作家一覧

            • アクション小説家

            • スペクタクル・アクション作家一覧




          • SF作家・科学小説家 - SF作家一覧


          • ファンタジー作家 - ファンタジー作家一覧


          • 官能小説家 - 官能小説家一覧

          • 戦記作家一覧

          • 架空戦記作家一覧


          • 児童文学作家 - 児童文学作家一覧




        • 絵本作家 - 絵本作家一覧


        • 随筆家・エッセイスト

          • コラムニスト

          • 旅行作家




        • ノンフィクション作家・ノンフィクションライター
          • ルポライター






    • 「(著述家)」

      • 翻訳家


      • 評論家 - 評論家一覧

        • 文芸評論家

        • ゲームライター



      • ジャーナリスト

      • (ライター)
        • フリーライター





    • 作詞家 - 作詞家一覧

    • コピーライター




狭義の作家


肩書きとして単に「作家」を使う者は、小説家、随筆家、ノンフィクション作家などに多い。



狭義のライター


ライターと呼ばれる職業は、「小説家」や「評論家」などの類型から外れた著述家を指すため非常に幅広く、雑誌や書籍の執筆から広告のコピーの制作、機械のマニュアル、ウェブサイトの文書を書くことまでライターの仕事内容である。また、これらは本来ライターの職域ではないがカメラマン・イラストレーター・DTPオペレーター・ウェブデザイナーの仕事をこなす場合もある。エディター(編集者)の役割を兼ね雑誌記事の企画を立てる、他のライターの仕事をとりまとめる役割などを担当するケースもある。


ライターの社会的な地位は、フリーランサーとして活動するフリーライターと編集プロダクション(下請け会社)に所属するどちらかの形態が一般的である。ライターという言葉は主に前者を指すが、フリーランサーのライターが法人化して編集プロダクションとして起業する場合もあり、両者の区別は曖昧である。なお、編集プロダクションに勤め、編集とライティングの双方をこなすスタッフが編集者ではなくライターという肩書きを使うこともある。


商業誌のライティングにおいては、出版社との関わり方も様々である。出版社の編集者が編集を行い外部のライターに直接依頼をするケースでは、ライターは出版社と直接関わりを持つ。このほか出版社が編集も含めて下請けの編集プロダクションに外注する場合には、編集プロダクション社内のライターが執筆を行う場合、また更に下請けをするライターに依頼する場合など様々である。


一般にライターの仕事とは、「書きたいものを、書く」というものではなく、ある一定の書式などにしたがって書く仕事であると言って良い。そのため文章の才能や表現のオリジナリティ以前に、情報の収集力や企画力、分析力があることが求められる。それゆえ職務の内容や求められる能力は作家よりも記者に近い。例えば、インタビューを中心とした仕事をするライターの仕事はレポーターに近く、「何を聞き、何を書くか」の判断力が重要になっている。


報酬は、作家のように原稿用紙の枚数で換算する場合のほかに、文字数やA4で何枚、雑誌などでは紙面上のページ単価の形式で依頼されることもあるなど、業態によって様々である。



その他



  • オンライン作家


  • アマチュア作家・インディーズ作家・同人作家

  • 覆面作家

  • ゴーストライター



関連項目







  • 執筆者

  • 著作者

  • 断筆

  • 書物

  • 作家

  • 文化人

  • 芸術家

  • 編集者

  • 編集プロダクション








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