ジョニ・ミッチェル












































ジョニ・ミッチェル
Joni Mitchell

1974 Joni Mitchell.jpg
1974年

基本情報
出生名
Roberta Joan Anderson
生誕
(1943-11-07) 1943年11月7日(75歳)
出身地
カナダの旗 カナダ アルバータ州フォート・マクラウド(英語版)
ジャンル
フォークロック、ロック、ジャズ、アートロック
職業
歌手・シンガーソングライター
担当楽器
ボーカル、ギター、ピアノ、ウクレレ、アパラチアン・ダルシマー、オートハープ
活動期間
1964年 -
レーベル
Hear Music
公式サイト
www.JoniMitchell.com



1974年8月、ユニバーサル・アンフィシアターにて。


ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell、1943年11月7日 - )は、カナダの歌手、シンガーソングライター。本名はロバータ・ジョーン・アンダーソン(Roberta Joan Anderson)。




目次






  • 1 来歴・人物


  • 2 作品


    • 2.1 アルバム


    • 2.2 コンピレーション・アルバム


    • 2.3 シングル


    • 2.4 映像作品




  • 3 その他


  • 4 日本公演


  • 5 脚注


  • 6 参考文献


  • 7 関連項目


  • 8 外部リンク





来歴・人物


カナダ・アルバータ州のフォート・マクラウド(英語版)生まれ。母はスコットランド及びアイルランド系で、父はノルウェー系であった。


1960年代にトロントでフォーク歌手として音楽活動を開始。トロントのフォーククラブでミシガン州出身のアメリカ人のフォーク・シンガー、チャック・ミッチェルと出会う。1965年6月にチャックと結婚し、名字をアンダーソンからミッチェルに変える[1]。二人はデトロイトで音楽活動を行った。1967年初めに離婚し、ニューヨーク市マンハッタン区の南西部に位置するチェルシーに移り住む[2]


1968年3月、『Song to a Seagull』でアルバム・デビュー。1969年、2枚目のアルバム『青春の光と影(Clouds)』の成功により、その名が広く知られるようになった。同アルバムに収録された「青春の光と影(Both Sides, Now)」はジュディ・コリンズほか多くのミュージシャンにカバーされた。


1970年、3枚目のアルバム『レディズ・オブ・ザ・キャニオン』を発表。映画『いちご白書』の主題歌としてバフィ・セント=マリーに歌われた「サークル・ゲーム」のセルフ・カバー、CSN&Yのバージョンで知られる「ウッドストック」、環境問題を題材にした「ビッグ・イエロー・タクシー」などを収録。同アルバムが全英8位を記録してからは、イギリスでも安定した人気を保つようになる。


1971年のアルバム『ブルー』は名盤として評価が高く、『ローリング・ストーン』誌が選んだ「オールタイム・グレイテスト・アルバム500」(2012年版)において女性ソロ・アーティストとしては最高位の30位にランクされた[3]


1972年、リプリーズ・レコードからアサイラム・レコードに移籍。同年11月、アルバム『バラにおくる』を発表。シングルカットされた「恋するラジオ」がヒット。


1974年1月に発表されたアルバム『コート・アンド・スパーク』はアメリカのアルバムチャートで2位、カナダのアルバムチャートで1位を記録した。同アルバムからシングルカットされた「ヘルプ・ミー」は全米7位、「パリの自由人」は全米22位を記録した。


1975年のローリング・サンダー・レヴューに参加。1976年11月、アルバム『逃避行』を発表。レコーディング時にジャコ・パストリアスと出会う。1970年代後半には、パストリアスのほかハービー・ハンコックやラリー・カールトン、ウェイン・ショーター、マイケル・ブレッカー、パット・メセニーなどのジャズ、クロスオーバー系のミュージシャンと多く共演した。


1982年、アルバム『ワイルド・シングス・ラン・ファースト』のレコーディングに参加したベーシストのラリー・クライン(Larry Klein)と結婚。1983年に唯一の日本公演を行っている。1994年、クラインと離婚。


2007年、ハービー・ハンコックがジョニに捧げたアルバム『リヴァー〜ジョニ・ミッチェルへのオマージュ』で、ジョニ本人もゲスト・ボーカリストとして参加。同アルバムはグラミー賞最優秀アルバム賞を獲得した。


音楽だけでなく、多彩な芸術家として写真や絵画など多方面で活動しており、自らCDジャケットをデザインしたアルバムがグラミー賞のベスト・アルバム・パッケージ部門を受賞したほか、個展などでもその才能を遺憾なく発揮している。


近年はモルジェロンズ病という難病を患い、闘病中という[4]



作品


(順位はアメリカでのチャート・Billboard 200最高位)



アルバム



  • 1968年 ジョニ・ミッチェル - Song to a Seagull (Reprise) - 189位

  • 1969年 青春の光と影 - Clouds (Reprise) - 31位

  • 1970年 レディズ・オブ・ザ・キャニオン - Ladies of the Canyon (Reprise) - 27位

  • 1971年 ブルー - Blue (Reprise) - 15位

  • 1972年 バラにおくる - For the Roses (Asylum) - 11位

  • 1974年 コート・アンド・スパーク - Court and Spark (Asylum) - 2位

  • 1974年 マイルズ・オブ・アイルズ - Miles of Aisles (live) (Asylum) - 2位

  • 1975年 夏草の誘い - The Hissing of Summer Lawns (Asylum) - 4位

  • 1976年 逃避行 - Hejira (Asylum) - 13位

  • 1977年 ドンファンのじゃじゃ馬娘 - Don Juan's Reckless Daughter (Asylum) - 25位

  • 1979年 ミンガス - Mingus (Asylum) - 17位

  • 1980年 シャドウズ・アンド・ライト - Shadows and Light (live) (Asylum) - 38位

  • 1982年 ワイルド・シングス・ラン・ファスト - Wild Things Run Fast (Geffen) - 25位

  • 1985年 ドッグ・イート・ドッグ - Dog Eat Dog (Geffen) - 63位

  • 1988年 レインストームとチョークの痕 - Chalk Mark in a Rainstorm (Geffen) - 45位

  • 1991年 ナイト・ライド・ホーム - Night Ride Home (Geffen) - 41位

  • 1994年 風のインディゴ - Turbulent Indigo (Reprise) - 47位

  • 1998年 テイミング・ザ・タイガー - Taming the Tiger (Reprise) - 75位

  • 2000年 ある愛の考察~青春の光と影 - Both Sides Now (Reprise) - 66位

  • 2002年 トラヴェローグ - Travelogue (Nonesuch) -

  • 2007年 シャイン - Shine (Hear Music) - 14位



コンピレーション・アルバム



  • 1972年 The World of Joni Mitchell (オーストラリア及びニュージーランドのみ)

  • 1996年 永遠の愛の歌/ジョニ・ミッチェル・ベスト - Hits - 161位

  • 1996年 永遠の愛の歌/ジョニ・ミッチェル・ベスト2 - Misses

  • 2003年 The Complete Geffen Recordings (1982-1991年作品のCD4枚組ボックス)

  • 2004年 The Beginning of Survival

  • 2004年 ドリームランド - Dreamland - 177位

  • 2004年 Starbucks Artist's Choice

  • 2005年 Songs of a Prairie Girl (リマスター盤)

  • 2009年 アムチトカ - Amchitka: The 1970 Concert That Launched Greenpeace



シングル



  • 1968年 巷の夜 - Night in the City

  • 1970年 ビッグ・イエロー・タクシー - Big Yellow Taxi - 67位

  • 1971年 ケアリー - Carey - 93位

  • 1971年 カリフォルニア - California

  • 1972年 恋するラジオ - You Turn Me On, I'm a Radio - 25位

  • 1974年 ヘルプ・ミー - Help Me - 7位

  • 1974年 パリの自由人 - Free Man in Paris - 22位

  • 1974年 ビッグ・イエロー・タクシー - Big Yellow Taxi (live) - 24位

  • 1975年 フランスの恋人たち - In France They Kiss on Main Street - 66位

  • 1976年 コヨーテ - Coyote

  • 1977年 オフ・ナイト・バックストリート - Off Night Backstreet

  • 1979年 デ・モインのおしゃれ賭博師 - The Dry Cleaner from Des Moines

  • 1980年 ホワイ・ドゥー・フールズ・フォール・イン・ラヴ - Why Do Fools Fall In Love

  • 1982年 Chinese Cafe/Unchained Melody

  • 1982年 (You're So Square) Baby, I Don't Care - 47位

  • 1985年 Good Friends - 85位

  • 1988年 My Secret Place

  • 1988年 Snakes and Ladders - 32位

  • 1991年 Come in from the Cold

  • 1994年 How Do You Stop

  • 1996年 Big Yellow Taxi (リミックス) - 39位 (ダンスチャート)



映像作品



  • 1980年 シャドウズ・アンド・ライト - Shadows and Light

  • 1995年 Refuge of the Roads

  • 1999年 Painting with Words and Music

  • 2003年 Woman of Heart and Mind: A Life Story

  • 2018年 ワイト島のジョニ・ミッチェル 1970 (ライヴ&ドキュメンタリー) - Both Sides Now - Live at The Isle of Wight Festival 1970



その他


「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において2003年は第72位、2011年の改訂版では第75位。


「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第42位[5]


「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第62位。


「Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第36位[6]


1997年にロックの殿堂入り。


1969年から2007年にかけて、グラミー賞を9回受賞している。



日本公演


  • 1976年

4月10日,17日,18日 中野サンプラザ


脚注





  1. ^ “JoniMitchell.com Library: Joni Mitchell: Word, March 2005”. Jonimitchell.com. 2017年8月8日閲覧。


  2. ^ Chelsea Morning by Joni Mitchell Songfacts


  3. ^ Joni Mitchell, 'Blue' | 500 Greatest Albums of All Time | Rolling Stone


  4. ^ Joni Mitchell Talks about Her Battle with Morgellons Disease


  5. ^ Rolling Stone. “100 Greatest Singers: Joni Mitchell”. 2013年5月26日閲覧。


  6. ^ “Rocklist.net...Q Magazine Lists..”. Q - 100 Greatest Singers (2007年4月). 2013年5月21日閲覧。




参考文献



  • ミッシェル・マーサー; 中谷ななみ訳 『ジョニ・ミッチェルという生き方~ありのままの私を愛して』 ブルース・インターアクションズ、2010年6月4日。ISBN 978-486020-387-0。 


関連項目



  • クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング

  • ジャコ・パストリアス

  • ニール・ヤング

  • グラハム・ナッシュ

  • ザ・バンド

  • チャールズ・ミンガス

  • いちご白書

  • ワイト島音楽祭

  • ウッドストック

  • ヒッピー

  • カウンターカルチャー



外部リンク



  • ジョニ・ミッチェル公式サイト

  • ワーナーミュージック・ジャパン - ジョニ・ミッチェル













Popular posts from this blog

MongoDB - Not Authorized To Execute Command

in spring boot 2.1 many test slices are not allowed anymore due to multiple @BootstrapWith

How to fix TextFormField cause rebuild widget in Flutter