蔵王駅
蔵王駅* | |
---|---|
![]() 駅舎 | |
ざおう Zaō | |
◄茂吉記念館前 (4.0km) (5.3km) 山形► | |
所在地 | 山形県山形市大字松原387 北緯38度12分21.59秒 東経140度18分13.14秒 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■奥羽本線(山形線) |
キロ程 | 81.8km(福島起点) |
電報略号 | サオ カヰ(改称前) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,045人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1911年(明治44年)12月5日 |
備考 | 業務委託駅 * 1951年に金井駅から改称[1]。 |
蔵王駅(ざおうえき)は、山形県山形市大字松原にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)奥羽本線の駅である。「山形線」の愛称区間に含まれている。
目次
1 歴史
2 駅構造
2.1 のりば
3 利用状況
4 駅周辺
5 その他
6 隣の駅
7 脚注
8 関連項目
9 外部リンク
歴史

駅リニューアル前
かつては、駅周辺の日本石油山形油槽所(既に閉鎖)や、日本セメント蔵王サービスステーション、北日本くみあい飼料山形工場などへ続く専用線が駅から分岐していた。そのため山形新幹線乗り入れに伴う改軌の際には下り線のみ当駅と隣の山形駅の間が三線軌条化されていたが、貨物取扱い廃止に伴い狭軌用のレールは撤去された。
1911年(明治44年)12月5日 - 国有鉄道奥羽本線の金井駅(かないえき)として開業。一般駅。
1951年(昭和26年)3月1日 - 蔵王駅に改称[1]。
1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物の取扱を廃止。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東日本と日本貨物鉄道(JR貨物)が継承。
1996年(平成8年)11月 - 東北総合サービスによる業務委託駅となる。
1998年(平成10年)
7月1日 - 石油輸送終了。
9月29日 - 貨物列車発着の最終日。セメント輸送終了。
1999年(平成11年)7月1日 - JR貨物の駅が廃止され、貨物の取扱が終了。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅。かつては貨物列車の発着があったため構内は広いが、線路はほとんど取り払われ、側線が数本残されているのみである。駅舎とホームの間やホームの裏手には、かつて線路が敷かれていた名残の、広い空き地がある。駅舎と2つのホームは跨線橋で結ばれている。のりばは駅舎側(東側)が1番線、もう一方が2番線である。駅舎は石積みの柱がある古くからのものである。
山形駅が管理し、JR東日本東北総合サービスが業務を受託する業務委託駅。POS端末・自動券売機が設置されている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 |
■山形線 |
上り |
福島方面 |
2 |
■山形線 |
下り |
山形・新庄方面 |
利用状況
- 2017年度の1日平均乗車人員は1,045人である。
年度 |
一日平均乗車人員 |
---|---|
1994 |
980[2] |
1995 |
1,020[2] |
1996 |
980[2] |
1997 |
870[2] |
1998 |
810[2] |
1999 |
720[2] |
2000 |
760 |
2001 |
849 |
2002 |
914 |
2003 |
897 |
2004 |
892 |
2005 |
925 |
2006 |
873 |
2007 |
824 |
2008 |
842 |
2009 |
853 |
2010 |
902 |
2011 |
950 |
2012 |
996 |
2013 |
1,018 |
2014 |
947 |
2015 |
995 |
2016 |
1,016 |
2017 |
1,045 |
駅周辺
東北文教大学・短期大学部
- 金井郵便局
- 山形市立第九中学校
- 山形市立南山形小学校
- 東海大学山形高等学校
その他
- 蔵王駅と名乗っているが、蔵王温泉方面へのアクセス交通は皆無である。かつて時刻表には蔵王駅から蔵王温泉への交通手段は無い旨が明記されていた。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
■山形線(奥羽本線)
茂吉記念館前駅 - 蔵王駅 - 山形駅
脚注
- ^ ab「日本国有鉄道公示第39号」『官報』1951年2月26日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ abcdef山形市交通マスタープラン 山形市の交通と課題
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- JR東日本 蔵王駅
|