ハイアットホテルアンドリゾーツ
ハイアット ホテルズ アンド リゾーツ(Hyatt Hotels and Resorts)は、アメリカ合衆国に本拠地を置く国際的なホテルグループである。現在、ハイアット、アンダーズなどのブランドで、世界各地で500軒以上のホテルを展開している[1]。

Hyatt Regency, Hongkong, Tsim Sha Tsui
目次
1 概要
2 ブランド
2.1 現行ブランド
2.2 かつて運営していたブランド
3 世界各国での展開
3.1 日本
3.1.1 ハイアットリージェンシー
3.1.2 グランドハイアット
3.1.3 パークハイアット
3.1.4 ハイアットセントリック
3.1.5 ハイアットハウス
3.1.6 アンダーズ
3.1.7 かつて存在したホテル
3.1.8 新規オープン予定
3.2 韓国
3.3 中国
3.4 香港
3.5 台湾
3.6 タイ
3.6.1 かつて存在したホテル
3.7 シンガポール
3.8 インド
3.9 アラブ首長国連邦/ アブダビ首長国
3.10 エジプト
3.10.1 かつて存在したホテル
3.11 アメリカ合衆国
3.12 メキシコ
4 事件・不祥事
5 関連項目
6 脚注・出典
7 外部リンク
概要

ハイアット リージェンシー ケルン
創設者はシカゴの大資産家であるプリツカー家で、1957年にカリフォルニア州のロサンゼルスで一軒のホテルを買収したことからハイアットの歴史が始まった。
1962年にはそれまでに買収した数件のホテルを経営する会社としてハイアット・コーポレーション(Hyatt Corporation)を設立。その後1969年にはアメリカ合衆国、カナダ、カリブ海地域以外の国々でホテルを運営する別会社のハイアット・インターナショナル・コーポレーション(Hyatt International Corporation)を設立した。
現在、双方はシカゴを拠点とするグローバル ハイアット コーポレーションにより運営されている。
2009年11月5日に、ハイアット・ホテルズは、ニューヨーク証券取引所に上場。財務の健全さが評価された。
ブランド
現行ブランド
ハイアットには以下のブランドがある。
- パークハイアット (Park Hyatt)
- 隠れ家的コンセプトを持つ、300室以下のスモール・ラグジュアリホテル。客室数が少ない分きめ細かなサービスができることが特徴である。
- アンダーズ (Andaz)
- 新しいタイプの高級なデザインホテル。「アンダーズ」はヒンディー語で「パーソナルスタイル」を意味する[2]。
- グランドハイアット (Grand Hyatt)
- 伝統的なグランドホテルの雰囲気を現代的にアレンジした、格調高いインテリアとサービスが特徴である。300室以上の規模を持つ大型ホテル。

ハイアットリージェンシー・ホノルル
(1986年には日本の麻布建物が取得して話題となった)
- ハイアットリージェンシー (Hyatt Regency)
- ハイアット創業以来の基軸ブランドで、地方都市にも展開しビジネスやレジャーに幅広く対応しているのが特徴である。とくに、1967年に開業したハイアットリージェンシーアトランタで初めて用いられた巨大なアトリウムは大きな反響を呼び、以後ハイアット・リージェンシーの特徴として、アトリウムを持つホテルを多く展開した。
- ハイアット (Hyatt)
- 200 - 600室のフルサービスホテル。主要都市の中級ホテルと競合するクラス。
- ハイアットセントリック(Hyatt Centric)
- 2015年に誕生した新ブランド。ハイアットリージェンシーと同様に、こちらもビジネスやレジャーに幅広く対応している。
- ハイアットリゾート (Hyatt Resort)
- リゾート地に立地するホテル。施設に応じてパークハイアット、グランドハイアット、ハイアットリージェンシーのブランドと併用されるほか、立地によってはリゾート&スパなどの名称が用いられることもある。
- ハイアットプレイス (Hyatt Place)
- 全室スイートのリミテッドサービスホテル。
- ハイアットハウス (Hyatt House)
- キッチンなどを備えた滞在型オールスイートホテル。過去ハイアット サマーフィールド・スイーツ、ホテルシエラなどと呼ばれた。
- ハイアットレジデンスクラブ (Hyatt Residence Club)
- タイムシェア型のリゾート・オーナーシップ。
かつて運営していたブランド
- U.S.フランチャイズ システムズ
- ホーソン スイーツ、マイクロテル、アメリカズ・ベスト・インズをフランチャイズ経営。2008年7月に売却された。
世界各国での展開
日本
パークハイアット東京
グランドハイアット福岡
ハイアットリージェンシー
- ハイアットリージェンシー東京
東京都新宿区。小田急と提携して1980年(昭和55年)にハイアットが日本に初進出したホテルで、新宿新都心に立地する高層ホテル。旧名称はホテルセンチュリーハイアット、センチュリーハイアット東京。- ハイアットリージェンシー大阪
大阪市住之江区。都心から離れた大阪南港に立地するコンベンションホテル。見本市会場インテックス大阪に隣接。旧名称はハイアットリージェンシーオーサカ。- ハイアットリージェンシー京都
京都市東山区。旧京都パークホテルをモルガン・スタンレーが買収して開業。- ハイアットリージェンシー福岡
福岡市博多区。福岡地所と提携したホテルで、マイケル・グレイヴス設計の個性的な建物が特徴。2019年5月31日で契約満了に伴い閉館予定、その後は約半年の改装の後福岡地所のホテル運営会社であるエフ・ジェイホテルズのホテルとなる予定[3]。- ハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパ
神奈川県箱根町。森トラストによる旧グランフォーレ強羅ホテルを、モルガン・スタンレーが買収して開業し、2010年(平成22年)7月5日に香港の新鴻基地産が買収した。- ハイアットリージェンシー那覇沖縄
沖縄県那覇市。敷地面積約4600平方メートル、地上18階建て(約66メートル)に、「沖縄の風と水を感じる」をコンセプトとした客室がツイン280室、スイート14室の計294室。また、4つのレストランを有する。ハイアットホテルズコーポレーションとフランチャイズ契約を結び、ケン・コーポレーションが運営。2015年7月2日開業[4]。
グランドハイアット
- グランドハイアット東京
東京都港区六本木ヒルズ内。森ビルが所有するホテルで、六本木ヒルズ内に立地。- グランドハイアット福岡
福岡市博多区キャナルシティ博多内。福岡地所と提携したホテルで、旧カネボウ工場跡地を再開発したキャナルシティ博多内に立地。
パークハイアット
- パークハイアット東京
東京都新宿区新宿パークタワー内。東京ガスと提携した超高層ホテルで、新宿パークタワーの高層部を占める。
ハイアットセントリック
- ハイアットセントリック銀座 東京
- 日本かつアジアで初のハイアットセントリックとして、2017年10月に竣工した「東京銀座朝日ビルディング」内に2018年1月22日に開業[5][6]。
ハイアットハウス
- ハイアットハウス ニセコ
- 2018年12月16日に、コンドミニアム「四季ニセコ」を改装・リブランドする形でオープンした[7]。ハイアットの北海道初進出ホテルであり、かつ日本初のハイアットハウスとなる。
アンダーズ
- アンダーズ東京
東京都港区虎ノ門ヒルズ内。グランドハイアット東京と同じく森ビルが所有する超高層ビルの高層部を占める。
かつて存在したホテル
- ホテルセンチュリーハイアット名古屋
名古屋市中村区。小田急との提携による2号店で、名古屋駅から徒歩4分の場所に立地。ハイアットリージェンシーのカテゴリーにもかかわらず、115室の小規模ホテルとして開業した。小田急の撤退後は、地元資本のナカモがアコーホテルズと提携してソフィテル・ザ・サイプレス名古屋として営業した後、2011年(平成23年)4月からザ サイプレス メルキュールホテル名古屋と改称して営業している。
- ハイアット・レジデンシャルスイート福岡
福岡市早良区にある、長期滞在用のサービスアパートメント。2012年6月1日より、ザ・レジデンシャルスイート・福岡と改称。
新規オープン予定
- ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄
- 2018年夏開業予定
- パークハイアットニセコHANAZONO
- 2019年、ニセコHANAZONOリゾート内に開業予定(日本初のパークハイアットレジデンスを併設)[8]
- ハイアット セントリック金沢、ハイアット ハウス金沢
- 2020年6月、金沢駅金沢港口の再開発用地に開業予定[9]。同一敷地内にハイアットによる複数ブランドのホテルが進出するのは日本初である。
- パークハイアット京都
- 2019年、料亭京大和の敷地内に開業予定[10]
- ハイアットリージェンシー横浜
- 2019年開業予定
- ハイアットプレイス東京ベイ
- 日本初のハイアットプレイスとして2019年に開業予定
韓国
- パークハイアット釜山
- パークハイアットソウル
- グランドハイアットソウル
- グランドハイアットインチョン
- ハイアットリージェンシー済州
中国
- パークハイアット北京
北京銀泰センターの一部を占めている。- パークハイアット上海
上海環球金融中心の79階から93階を占めている。- グランドハイアット上海
ジンマオタワーの53階から87階を占めている。- グランド ハイアット大連
港街として知られる大連市の星海ビーチに位置するグランド ハイアット大連は、空港、鉄道駅、ポートターミナルにアクセスしやすい便利な場所に位置している。 周辺には、星海広場、星海公園、棒棰島など人気の高い観光スポットがある。
グランド ハイアット大連は、天井が高く支柱のない、広さ854m²のボールルームをはじめ、総面積2,568m²の多様なミーティングスペースやイベントスペースを備えている。 全てのミーティングルームは最新のテクノロジーを完備し、お客様のご要望に合わせ、専任のイベントスペシャリストがきめ細かくお手伝い。
「Miスパ」では、心身を癒すトリートメントやマッサージなどのメニューを幅広く提供している。また、24時間利用できるフィットネスセンターにていつでもエクササイズを楽しめる。 ホテル内には6軒のレストランやバーがある。ペストリーやスイーツを取り揃えた「シュガーボックス」、中華、和食、西洋料理など各国の料理を堪能できる「ショーキッチン」、豊富な種類の飲み物を提供する「ザ ラウンジ」、自分でバーベキューなどを楽しめる「スモーク ハウス」、中国北部の料理や大連の魚介類、北京ダックなどを提供する「チャイニーズ レストラン」。また、「ザ バー」では、カクテルやワインとともに美しい眺めを楽しめる。
香港
- グランドハイアット香港
香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターの一部を占めている。
台湾
- グランドハイアット台北
タイ
- グランド・ハイアット・エラワン・バンコク
かつて存在したホテル
- セントラル・ハイアット・ホテル
- 後のソフィテル・センタラ・グランド・バンコク
シンガポール
- グランドハイアット・シンガポール
インド
- パークハイアット・チェンナイ
アラブ首長国連邦/
アブダビ首長国
- ハイアット・キャピタルゲート
キャピタルゲートの一部を占めている。
エジプト
かつて存在したホテル
- グランドハイアット・カイロ
- 後のグランド・ナイル・タワー・ホテル
アメリカ合衆国
- ザ・コスモポリタン
- ラスベガスのホテルカジノ複合施設で、ホテル部分のみハイアットが運営している。
- ハイアット リージェンシー ベルビュー オン シアトルズ イーストサイド
ベルビュープレイスの一部を占めている。
メキシコ
- ハイアットリージェンシー・メキシコシティ
- かつてのホテル・ニッコー・メキシコ。
事件・不祥事
- 2014年5月30日正午頃、グランドハイアット東京において、当時の総支配人が多目的トイレに20代女性客を案内した際、無理矢理キスをした上、下半身を触らせたなどとして、スペイン国籍アントニオ・アルバレズに強制わいせつ容疑の逮捕状が発行された[11]。
関連項目
- プリツカー賞
- ブラニフ航空
ハイアットリージェンシー空中通路落下事故 - カンザスシティで起きた事故
脚注・出典
^ ABOUT HYATT [1]
^ ハイアットの高級デザインホテル「アンダーズ 東京」が2014年夏に日本初上陸 - FASHION PRESS・2013年9月16日
^ 2019年5月に閉館し、2019年冬に新しいホテルとしてリブランドオープンいたします - エフ・ジェイ ホテルズ 2018年6月8日(2018年6月8日閲覧)
^ ハイアット沖縄 那覇・桜坂に15年7月開業 沖縄タイムス 2014年12月4日
^ ハイアットの最新ライフスタイルホテルブランド「ハイアット セントリック」が日本初進出! 2015年12月22日
^ 「ハイアット セントリック 銀座 東京」が銀座・並木通りに1月22日開業。パーティも開けるスイートルームなど公開 2018年1月18日
^ スキーリゾートで自宅感覚のホテルステイ。「ハイアット ハウス ニセコ」がオープンweb Magazine OPENERS(2019年1月11日)2019年1月18日閲覧。
^ 『パーク ハイアット ニセコ HANAZONO』 2019年開業 ~北海道の雄大な自然と洗練されたサービスが融合する高級リゾート~ ハイアット ホテルズ アンド リゾーツ 2015年11月9日
^ “ハイアット、日本で長期滞在型ホテル まず金沢に20年開業”. 日本経済新聞電子版. (2016年6月7日). http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ07HD1_X00C17A6000000/ 2017年6月8日閲覧。
^ “パークハイアット、19年に京都進出”. 日本経済新聞. (2016年11月1日). http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ01HYS_R01C16A1TI5000/
^ [2]2014年9月2日東京新聞掲載、2014年9月15日閲覧
外部リンク
- ハイアットホテルズ英語公式ホームページ
- ハイアットホテルズジャパン公式ホームページ