オリックス (動物)

















オリックス

Oryx Gazella Namibia(1).JPG

オリックス Oryx gazella


保全状況評価[a 1]

LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svg

分類






















































:

動物界 Animalia


:

脊索動物門 Chordata

亜門
:

脊椎動物亜門 Vertebrata


:

哺乳綱 Mammalia


:

ウシ目 Artiodactyla

亜目
:

ウシ亜目 Ruminantia


:

ウシ科 Bovidae

亜科
:

ブルーバック亜科 Hippotraginae


:

オリックス属 Oryx


:

オリックス O. gazella


学名

Oryx gazella (Linnaeus, 1758)

和名
オリックス
ゲムズボック
英名

Gemsbok

オリックスOryx gazella)は、ウシ科オリックス属に分類される偶蹄類。別名ゲムズボックケープオリックス




目次






  • 1 分布


  • 2 形態


  • 3 分類


  • 4 生態


  • 5 人間との関係


  • 6 参考文献


  • 7 関連項目


  • 8 外部リンク





分布


アンゴラ、ジンバブエ、ナミビア、ボツワナ、南アフリカ共和国[1]



形態


体長190-193センチメートル[1]。尾長41-47センチメートル[1]。肩高110-130センチメートル[1]。体重130-203キログラム[1]。頸部毛衣は淡灰褐色[1]。額(額斑)から吻端(鼻斑)にかけてと眼から下部(眼斑)にかけて黒い斑紋が入り、額斑と鼻斑、眼斑と鼻斑が繋がる[1]。喉から頸部腹面、体側面から後肢上部にかけて黒い帯模様が入る[1]。胸部から腹部、四肢の毛衣は白く、四肢の下部前面に黒い斑紋が入る[1]。尾の毛衣は黒い[1]


角は雌雄ともにあり、直線的で先端が外側へ向かう[1]。角長93-96センチメートル[1]。耳介は幅広く、先端が丸みを帯びる[1]



分類


ベイサオリックスを本種の亜種とする説もある[1]



生態


半砂漠、草原、サバンナに生息する[1]。オスを中心とした10-50匹からなる群れを形成して生活する。老齢化したオスは群れを離れ単独で生活することもある。


食性は植物食で、草、木の葉等を食べる。


繁殖形態は胎生。妊娠期間は260-300日[1]



人間との関係


肉が食用とされたり、角が工芸品とされることもある。先住民が槍の穂先に本種の角の先端を用いた事が知られる。



参考文献


[ヘルプ]



  1. ^ abcdefghijklmnop今泉吉典監修 『世界の動物 分類と飼育7 (偶蹄目III)』、東京動物園協会、1988年、45頁。




  • 『原色ワイド図鑑3 動物』、学習研究社、1984年、108頁。

  • 『小学館の図鑑NEO 動物』、小学館、2002年、98頁。



関連項目











  • オリックス属


  • カタール航空 - 同社のシンボルマークに使われている。



外部リンク





  1. ^ The IUCN Red List of Threatened Species
    • IUCN SSC Antelope Specialist Group 2008. Oryx gazella. In: IUCN 2010. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2010.4.










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