TSR (オートバイ)
TSR(ティーエスアール)は、日本のオートバイレーシングチームである。現在の名称はテクニカルスポーツレーシング(Technical Sports Racing)の頭文字からきている。
目次
1 概要
2 レース活動
3 スポンサー
4 主なレース活動
4.1 鈴鹿8時間耐久ロードレース
4.2 FIM世界耐久選手権
5 主な製品
6 主な所属ライダー
7 脚注
7.1 出典
8 関連項目
9 外部リンク
概要
運営母体は三重県鈴鹿市のホンダワールド株式会社で、オートバイショップの店舗名とレーシングチームの名称に『TSR』を使用している。
レース活動以外でも公道車両販売部門により、マフラーやバックステップなどオートバイのカスタマイズパーツの販売、公道用車両の販売、各種整備などを手掛けている。
レース活動
ホンダ系の有力プライベーターとして全日本ロードレース選手権、鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦。2002年まではロードレース世界選手権を主戦場としていた。オリジナルフレームのGPマシンを製作したり2006年の鈴鹿8耐で総合優勝するなどレーシングチームとしてのレベルは高い。
2010年よりMotoGPのMoto2クラスにおいてフレームビルダーとしてJiRチームにフレームを供給し(ビルダーとしての登録名はモトビとなっている)、アレックス・デ・アンジェリスが勝利を挙げている。また日本グランプリには自社でスポット参戦している。2012年からはMoto3クラスのテクノマグCIPチームに所属ライダーの藤井謙汰と共に参加し、Technomag-CIP-TSR としてレーサーを提供する。
2016年からレース活動の主軸をFIM世界耐久選手権へ置く。2017-2018シーズンはルマン24時間耐久ロードレース、オッシャースレーベン8時間耐久で優勝し、ランキングトップで迎えた鈴鹿8時間耐久ロードレースで5位入賞し、参戦3シーズン目にして選手権総合優勝を成し遂げた[1]。
スポンサー
- メインスポンサーは一貫してクラッチメーカーのF.C.C.が務めている。鮮やかなブルーに白地の同社ロゴを配したマシンカラーリングは「F.C.C.ブルー」と呼ばれ、ホンダのスポーツバイクのカスタムペイントとして人気がある。
- 世界耐久選手権では、2017 - 2018年シーズンからフランスのホンダ現地法人「Honda France」とタッグを組み、『F.C.C. TSR Honda France』として参戦している。チームカラーはフランスの国旗、青白赤の3色を使用している。
- 以前は名古屋のFMラジオ局・ZIP-FMが1995年から2007年まで鈴鹿8耐のみスポットスポンサーとして加わっていた。当時のナンバーはZIP-FMの周波数から#778であった。
主なレース活動
- ロードレース世界選手権
- 全日本ロードレース選手権
鈴鹿8時間耐久ロードレース
| 年 | ゼッケン | チーム(マシン) | ライダー | 決勝順位 | 周回数 | Total time | Delay |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2011 | #11 | F.C.C. TSR Honda (ホンダ・CBR1000RR) | 優勝 | 217周 | 8:00'50.922 | - | |
| 2012 | #11 | 優勝 | 215周 | 8:01'35.450 | - | ||
| 2013 | #11 | リタイヤ | 58周 | 2:15'12.621 | 156Laps | ||
| 2014 | #11 | 40位 | 157周 | 6:58'09.7113 | 15Laps | ||
| 2015 | #778 | 2位 | 204周 | 8:01'47.119 | 1'17.411 |
FIM世界耐久選手権
| 年 | ゼッケン | チーム(マシン) | 選手権シリーズ | ライダー | 決勝順位 | 周回数 | タイム | ポイント | 総合 順位/ポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016 | #5 | F.C.C. TSR Honda (ホンダ・CBR1000RR) | 第1戦 ル・マン24時間耐久 (2016 4/9-10) | 3位 | 808周 | 24:02'30.173 | 44pt | 7位 / 56pt | |
| 第2戦 ポルティマオ12時間耐久 (2016 6/11) | 12位 | 381周 | 12:00'27.802 | 9pt | |||||
| 第3戦 鈴鹿8時間耐久 (2016 7/31) | 18位 | 208周 | 8:01'49.703 | 3pt | |||||
| 第4戦 オッシャースレーベン8時間耐久 (2016 8/27) | リタイヤ | 70周 | 2:26'09.073 | - | |||||
| 2016-2017 | #5 | F.C.C. TSR Honda (ホンダ・CBR1000RR) | 第1戦 ボルドール24時間耐久 (2016 9/17-18) | 5位 | 674周 | 23:51'54.846 | 32pt | 4位 / 115.5pt | |
| 第2戦 ル・マン24時間耐久 (2017 4/15-16) | 5位 | 843周 | 24:00'36.167 | 35pt | |||||
| 第3戦 オッシャースレーベン8時間耐久 (2017 5/20) | 5位 | 314周 | 8:00'50.178 | 17pt | |||||
| 第4戦 スロバキアリング8時間耐久 (2017 6/24) | 21位 | 197周 | 8:01'11.689 | 0pt | |||||
| 第5戦 鈴鹿8時間耐久 (2017 7/30) | 3位 | 215周 | 8:01'58.784 | 31.5pt | |||||
| 2017-2018 | #5 | F.C.C. TSR Honda France (ホンダ・CBR1000RR) | 第1戦 ボルドール24時間耐久 (2017 9/16-17) | 6位 | 670周 | 24:01:07.831 | 37pt | 総合優勝 / 171.5Pt | |
| 第2戦 ル・マン24時間耐久 (2018 4/21-22) | 優勝 | 843周 | 24:01:04.008 | 58Pt | |||||
| 第3戦 スロバキアリング8時間耐久 (2018 5/12) | 3位 | 224周 | 08:02:55.164 | 21Pt | |||||
| 第4戦 オッシャースレーベン8時間耐久 (2018 6/9) | 優勝 | 312周 | 08:00:49.802 | 30Pt | |||||
| 第5戦 鈴鹿8時間耐久 (2018 7/29) | 5位 | 196周 | 08:01:04.467 | 25.5Pt | |||||
| 2018-2019 | #1 | F.C.C. TSR Honda France (ホンダ・CBR1000RR SP2) | 第1戦 ボルドール24時間耐久 (2018 9/15-16) | 優勝 | 698周 | 24:01:50.590 | 51Pt | ||
| 第2戦 ル・マン24時間耐久 (2019 4/20-21) | |||||||||
| 第3戦 スロバキアリング8時間耐久 (2019 5/11) | |||||||||
| 第4戦 オッシャースレーベン8時間耐久 (2019 6/8) | |||||||||
| 第5戦 鈴鹿8時間耐久 (2019 7/28) |
主な製品
- AC8
- AC10M
- AC28M
- AC51M
- AC90M(CBR900RR特別仕様)
- AC110M(CBR1100XX特別仕様)
- AC6(Moto2マシン・通称はTSR6)
- TSR2(Moto2マシン・2012年モデル)
- TSR3(Moto3マシン)
主な所属ライダー
※過去に所属したライダーを含む
- 上田昇
- 坂田和人
- 辻村猛
- 眞子智実
- 青木宣篤
- 青木治親
- 伊藤真一
- 手島雄介
- 藤井謙汰
脚注
出典
^ 「F.C.C. TSR Honda France」がFIM世界耐久選手権チャンピオン獲得 - HONDA
^ 鈴鹿8耐:TSRホンダから出場予定のステファン・ブラドルの欠場が発表, AUTOSPORTweb, (2017-07-26), https://www.as-web.jp/bike/145700?all
関連項目
- 本田技研工業
- ホンダ・レーシング
外部リンク
- TSR公式サイト
- TSR白子店公式サイト
