1974年ウィンブルドン選手権




1974年 ウィンブルドン選手権(The Championships, Wimbledon 1974)は、イギリス・ロンドン郊外にある「オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ」にて、1974年6月24日から7月6日にかけて開催された。




目次






  • 1 大会の流れ


  • 2 シード選手


    • 2.1 男子シングルス


    • 2.2 女子シングルス




  • 3 大会経過


    • 3.1 男子シングルス


    • 3.2 女子シングルス




  • 4 決勝戦の結果


  • 5 みどころ


  • 6 外部リンク





大会の流れ



  • 男子シングルスは「128名」の選手による通常の7回戦制で行われた。シード選手は12名。

  • 女子シングルスは「96名」の選手による7回戦制で行われ、32名の選手は「1回戦不戦勝」(抽選表では“Bye”と表示)があった。シード選手は8名。シード選手でも、1回戦から出場した人と、2回戦から登場した人がいる。2回戦から登場した選手が初戦敗退の場合は「2回戦=初戦」と表記する。



シード選手



男子シングルス




  1. オーストラリアの旗 ジョン・ニューカム (ベスト8)


  2. ルーマニアの旗 イリ・ナスターゼ (4回戦)


  3. アメリカ合衆国の旗 ジミー・コナーズ (初優勝)


  4. アメリカ合衆国の旗 スタン・スミス (ベスト4)


  5. スウェーデンの旗 ビョルン・ボルグ (3回戦)


  6. チェコスロバキアの旗 ヤン・コデシュ (ベスト8)


  7. オランダの旗 トム・オッカー (4回戦)


  8. アメリカ合衆国の旗 アーサー・アッシュ (3回戦)


  9. オーストラリアの旗 ケン・ローズウォール (準優勝)


  10. ソビエト連邦の旗 アレックス・メトレベリ (ベスト8)


  11. アメリカ合衆国の旗 トム・ゴーマン (4回戦)


  12. スペインの旗 マニュエル・オランテス (4回戦)



女子シングルス




  1. アメリカ合衆国の旗 ビリー・ジーン・キング (ベスト8)


  2. アメリカ合衆国の旗 クリス・エバート (初優勝)


  3. オーストラリアの旗 イボンヌ・グーラゴング (ベスト8)


  4. アメリカ合衆国の旗 ロージー・カザルス (4回戦)


  5. イギリスの旗 バージニア・ウェード (ベスト4)


  6. オーストラリアの旗 ケリー・メルビル (ベスト4)


  7. アメリカ合衆国の旗 ナンシー・グンター (大会開始前に棄権)


  8. ソビエト連邦の旗 オルガ・モロゾワ (準優勝)



大会経過



男子シングルス


準々決勝




  • オーストラリアの旗 ケン・ローズウォール vs. オーストラリアの旗 ジョン・ニューカム 6-1, 1-6, 6-0, 7-5


  • アメリカ合衆国の旗 スタン・スミス vs. エジプトの旗 イスマイル・エル・シャフェイ 9-8, 7-5, 6-8, 7-5


  • アメリカ合衆国の旗 ジミー・コナーズ vs. チェコスロバキアの旗 ヤン・コデシュ 3-6, 6-3, 6-3, 6-8, 6-3


  • アメリカ合衆国の旗 ディック・ストックトン vs. ソビエト連邦の旗 アレックス・メトレベリ 6-4, 7-5, 6-1


準決勝




  • オーストラリアの旗 ケン・ローズウォール vs. アメリカ合衆国の旗 スタン・スミス 6-8, 4-6, 9-8, 6-1, 6-3


  • アメリカ合衆国の旗 ジミー・コナーズ vs. アメリカ合衆国の旗 ディック・ストックトン 4-6, 6-2, 6-3, 6-4



女子シングルス


準々決勝




  • ソビエト連邦の旗 オルガ・モロゾワ vs. アメリカ合衆国の旗 ビリー・ジーン・キング 7-5, 6-2


  • イギリスの旗 バージニア・ウェード vs. 南アフリカの旗 リンキー・ボショフ 6-3, 6-2


  • オーストラリアの旗 ケリー・メルビル vs. オーストラリアの旗 イボンヌ・グーラゴング 9-7, 1-6, 6-2


  • アメリカ合衆国の旗 クリス・エバート vs. 西ドイツの旗 ヘルガ・マストホフ 6-4, 6-2


準決勝




  • ソビエト連邦の旗 オルガ・モロゾワ vs. イギリスの旗 バージニア・ウェード 1-6, 7-5, 6-4


  • アメリカ合衆国の旗 クリス・エバート vs. オーストラリアの旗 ケリー・メルビル 6-2, 6-3



決勝戦の結果


男子シングルス


  • アメリカ合衆国の旗 ジミー・コナーズ vs. オーストラリアの旗 ケン・ローズウォール 6-1, 6-1, 6-4

女子シングルス


  • アメリカ合衆国の旗 クリス・エバート vs. ソビエト連邦の旗 オルガ・モロゾワ 6-0, 6-4

男子ダブルス


  • オーストラリアの旗 ジョン・ニューカム&オーストラリアの旗 トニー・ローチ vs. アメリカ合衆国の旗 スタン・スミス&アメリカ合衆国の旗 ボブ・ルッツ 8-6, 6-4, 6-4

女子ダブルス


  • オーストラリアの旗 イボンヌ・グーラゴング&アメリカ合衆国の旗 ペギー・ミシェル vs. オーストラリアの旗 ヘレン・グーレイ&オーストラリアの旗 カレン・クランツケ 2-6, 6-4, 6-3

混合ダブルス


  • オーストラリアの旗 オーウェン・デビッドソン&アメリカ合衆国の旗 ビリー・ジーン・キング vs. イギリスの旗 マーク・ファレル&イギリスの旗 レスリー・チャールズ 6-3, 9-7


みどころ


  • 女子シングルス準優勝者のオルガ・モロゾワは、ソビエト連邦の女子テニス選手として史上初のウィンブルドン決勝進出を果たした。モロゾワは1968年と1970年の2度、同じソ連の先輩選手アレックス・メトレベリとペアを組んで混合ダブルス決勝進出があった(2度とも準優勝)。女子シングルス決勝は、全仏オープンに続いてモロゾワとクリス・エバートの対決になり、モロゾワはエバートに決勝2連敗を喫した。


外部リンク



  • 国際テニス連盟トーナメントリンク(男子、女子)















先代:
1974年全仏オープンテニス

テニス4大大会
1974年
次代:
1974年全米オープンテニス
先代:
1973年ウィンブルドン選手権

ウィンブルドン選手権
1974年
次代:
1975年ウィンブルドン選手権



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