カウンターウエイト
クライミング式つち形クレーンと、それに取り付けられたカウンターウエイト(クレーン左側)
カウンターウェイトとは、つり合いを取るための重りである。[1]
目次
1 用途
2 カウンターウェイトの動作
2.1 トレビュシェット
2.2 クランクシャフト
2.3 デスクランプ
3 出典
用途
カウンターウエイトは、エレベーター(昇降機)やクレーン(起重機)、油圧ショベルなど、各種機械装置に用いられる。重心から離れた位置に荷重がかかった時に重心の移動が許容範囲内に収まり、装置が安定するようにする。[2]
エレベーターやクレーンなどには専用の重りを取り付けてカウンターウエイトにする場合が多いが、フォークリフトがエンジンや電池等の動力源をカウンターウエイトとして用いているように、特別な重りを使わず構造的な工夫によって役割を担っている場合もある。
カウンターウェイトの動作
トレビュシェット
詳細は「トレビュシェット」を参照
トレビュシェットには主に5つの部位から構成される。梁、カウンターウェイト、フレーム、ガイドシュート、つり鎖である。カウンターウエイトが下がる時に梁が回転して運動エネルギーを投擲物に与える梁は、しなってはならない。[3][4]
クランクシャフト
詳細は「クランクシャフト」を参照
カウンターウェイトは回転の変動を減らす為に多くの回転装置に用いられている。典型的な例としてピストンエンジンのクランクシャフトについているものが挙げられる。[5]
デスクランプ
いくつかのランプには、照明の角度を維持する為のカウンターウェイトが取り付けられている。
出典
^ “The Free Dictionary by Farlex: Definition of Counterweight”. 2007年4月7日閲覧。
- (Note: Free Dictionary cites: The American Heritage® Dictionary of the English Language, Fourth Edition copyright ©2000 by Houghton Mifflin Company. Updated in 2003. Published by Houghton Mifflin Company.)
^ “Basic Crane Design principles”. E-Crane™ International (2002年). 2008年5月23日閲覧。
^ “How a Trebuchet Catapult Works”. 2007年4月7日閲覧。
^ “How does a catapult work?” (2000年4月1日). 2007年4月7日閲覧。
^ Wan, Mark (2000年). “AutoZine Technical School: Engine Smoothness”. 2007年4月7日閲覧。