DOWAホールディングス
本社の入居する秋葉原UDX | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 東証1部 5714 1949年8月5日上場 大証1部(廃止) 5714 1949年10月5日上場 名証1部 5714 福証 5714 札証 5714 |
略称 | DHD |
本社所在地 | 日本 〒101-8617 東京都千代田区外神田四丁目14番1号 秋葉原UDXビル22階 |
設立 | 1937年(昭和12年)3月11日 (株式会社藤田組) |
業種 | 非鉄金属 |
法人番号 | 1010001008750 |
事業内容 | 持株会社 |
代表者 | 山田政雄(代表取締役会長) 関口明(代表取締役社長) |
資本金 | 364億37百万円 |
発行済株式総数 | 309,946,031株 |
売上高 | 連結:4,547億54百万円 (2018年3月期) |
営業利益 | 連結:309億48百万円 (2018年3月31日現在) |
経常利益 | 連結:363億55百万円 (2018年3月31日現在) |
純資産 | 連結:2,388億16百万円 (2018年3月31日現在) |
総資産 | 連結:4,578億41百万円 (2018年3月31日現在) |
従業員数 | 連結:6,777人 単独:71人 (2017年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 日本トラスティ・サービス信託銀行(株)(信託口) 10.22% 日本マスタートラスト信託銀行(株)(信託口) 11.22% 藤田観光(株) 4.79% (2018年3月31日現在) |
主要子会社 | DOWAメタルマイン(株) 100% DOWAエコシステム(株) 100% |
関係する人物 | 藤田伝三郎(創業者)、吉川廣和(元 会長) |
外部リンク | http://www.dowa.co.jp/ |
DOWAホールディングス株式会社(どうわホールディングス、英社名:DOWA Holdings Co., Ltd.)は、非鉄金属の製錬、加工、環境・リサイクルを主たる業務とする[1]DOWAグループの持株会社[2]。旧社名同和鉱業。かつては「藤田組(ふじたぐみ)」と呼ばれて藤田財閥の中核企業であった。なお、かつて同じく「藤田組」と称していた準大手ゼネコンのフジタとは資本関係はない。
目次
1 沿革
2 DOWAグループ
2.1 事業会社
2.2 事業サポート会社
2.3 主な事業子会社
3 出典
4 関連項目
5 外部リンク
沿革
1869年(明治2年) - 藤田伝三郎が兄2人とともに大阪で藤田伝三郎商社を設立。当初は軍需の調達を行っていた。
1879年(明治12年) - 藤田組贋札事件で藤田伝三郎が逮捕されるが、冤罪と判明して釈放される。
1880年(明治13年) - 愛媛県の市ノ川鉱山の経営に関与して鉱業に進出。
1881年(明治14年) - 藤田組に社名変更。
1884年(明治17年)9月 - 政府から小坂鉱山の払い下げを受ける。
1887年(明治20年) - 大倉組の大倉喜八郎と組んで土木事業進出。
1893年(明治26年)12月 - 合名会社に改組。同時に軍需・土木事業を大倉組に譲渡(土木事業は現在の大成建設のルーツとなる)。
1899年(明治32年)5月 - 本山彦一の元で児島湾干拓事業を開始(6年後に完成)、また同じ頃、久原房之助(創業に関与した伝三郎の次兄の息子)が鉱山事業の立て直しに成功する。
1905年(明治38年) - 共同経営者として名を連ねていた伝三郎の長兄の息子達が独立(次兄の子である久原房之助はその2年前に独立)したため、伝三郎の単独経営となる。
1911年(明治44年) - 大阪亜鉛鉱業を設立。
1915年(大正4年)4月 - 花岡鉱山を買収。
1916年(大正5年)9月 - 柵原鉱山を買収。
1917年(大正6年) - 藤田銀行を設立。鉱山部門を藤田鉱業株式会社として分離。
1928年(昭和3年) - 金融恐慌により藤田銀行破産。
1937年(昭和12年)3月 - 合名会社藤田組と藤田鉱業株式会社が合併し、株式会社藤田組を設立する。
1945年(昭和20年)12月 - 同和鉱業株式会社に社名変更。藤田鉱業株式会社を分離。
1955年(昭和30年) - 藤田興業株式会社(元、藤田鉱業株式会社)から藤田観光株式会社を分離。
1957年(昭和32年)9月 - 藤田興業株式会社を合併。
1990年(平成2年)1月 - 同和興産株式会社を合併。
1991年(平成3年)4月 - 東京熱処理工業株式会社を合併、サーモテック事業本部を設置。
2000年(平成12年)4月 - 社内カンパニー制を導入。
2006年(平成18年)10月 - DOWAホールディングス株式会社に社名変更、持株会社制に移行。事業会社DOWAメタルマイン、DOWAエコシステム、DOWAエレクトロニクス、DOWAメタルテック、DOWAサーモテックを設立。
なお、藤田興業㈱から観光部門が分離・独立して設立された会社が藤田観光㈱であることから、DOWAは現在でも藤田観光の株式のうち31.8%を保有している。
DOWAグループ
事業会社
DOWAメタルマイン株式会社(製錬事業)
DOWAエコシステム株式会社(環境・リサイクル事業)
DOWAエレクトロニクス株式会社(電子材料事業)
DOWAメタルテック株式会社(金属加工事業)
DOWAサーモテック株式会社(熱処理事業)
事業サポート会社
- DOWAマネジメントサービス
- DOWAテクノロジー株式会社
主な事業子会社
- DOWAメタルマイン関連会社
- 秋田製錬株式会社
- 秋田ジンクソリューションズ株式会社
- 秋田ジンクリサイクリング株式会社
- 秋田リサイクル・アンド・ファインパック株式会社
- 秋田レアメタル株式会社
- 株式会社アシッズ
- 小坂製錬株式会社
- ジンクエクセル株式会社
- 株式会社日本ピージーエム
- DOWAエコシステム関連会社
- エコシステムジャパン株式会社
- エコシステム秋田株式会社
- エコシステム千葉株式会社
- エコシステム花岡株式会社
- エコシステム小坂株式会社
- エコシステム岡山株式会社
- エコシステム山陽株式会社
- 光和精鉱株式会社
- ジオテクノス株式会社
- エコシステムリサイクリング株式会社
- 株式会社エコリサイクル
- アクトビーリサイクリング株式会社
- イー・アンド・イー ソリューションズ株式会社
- 同和通運株式会社
- グリーンフィル小坂株式会社
- 蘇州同和資源綜合利用有限公司
- Modern Asia Environmental Holdings, Inc
- メルテック株式会社
- オートリサイクル秋田株式会社
- 岡山砿油株式会社
- バイオディーゼル岡山株式会社
- DOWAエレクトロニクス関連会社
- DOWAエレクトロニクス岡山株式会社
- DOWA IPクリエイション株式会社
- DOWAハイテック株式会社
- DOWAセミコンダクター秋田株式会社
- DOWAエフテック株式会社
- DOWAメタルテック関連会社
- DOWAパワーデバイス株式会社
- 新日本ブラス株式会社
- DOWAメタル株式会社
- DOWAメタニクス株式会社 - 旧:ヤマハメタニクス株式会社
- DOWAオーリンメタル株式会社 - 旧:ヤマハ・オーリンメタル株式会社
- 豊栄商事株式会社
- DOWAハイテック株式会社
- DOWAサーモテック関連会社
- DOWAサーモエンジニアリング株式会社
- 東熱興産株式会社
- 株式会社セム
- その他関連会社
- 藤田観光株式会社
- 卯根倉鉱業株式会社
- DOWAテクノリサーチ株式会社
- 秋田工営株式会社
- 昭和開発工業株式会社
- DOWAテクノエンジ株式会社
- 陽和工営株式会社
- 同和興産株式会社
出典
^ DOWAホールディングス株式会社公式サイト「DOWAグループの事業」
^ DOWAホールディングス株式会社公式サイト「DOWAホールディングス会社概要」
関連項目
- 小坂製錬小坂線
- 同和鉱業片上鉄道
- 岡山臨港鉄道
- 同和鉱業花岡線
- 藤田観光
- 藤田邸跡公園
- 藤田美術館
山田敬蔵 - 現役時代は同和鉱業に所属していた。
外部リンク
- DOWAホールディングス
天皇陛下が感嘆した「都市鉱山」――DOWA、町と一体で環境事業を推進(JBpress 2008年11月28日)