Xボンバー
Xボンバー | |
---|---|
ジャンル | 人形劇 |
原作 | 永井豪 |
脚本 | 藤川桂介 |
出演者 | 古川登志夫 千葉繁 竜田直樹 寺島幹夫 小山茉美 |
オープニング | 「ソルジャー イン ザ スペース」 |
エンディング | 「銀河漂流」 |
時代設定 | 西暦2999年 |
製作 | |
プロデューサー | 池田公雄 |
制作 | フジテレビ |
放送 | |
放送国・地域 | ![]() |
放送期間 | 1980年10月4日 - 1981年3月28日 |
放送時間 | 土曜日18:00 - 18:30 |
放送分 | 30分 |
『Xボンバー』(エックスボンバー)は、永井豪原作によるテレビ番組、漫画および劇中に登場する宇宙船の名称。
目次
1 概要
1.1 企画経緯
1.2 製作
2 ストーリー
3 登場人物と声の出演
3.1 Xボンバーのクルー
3.2 ゲルマ帝国
3.3 その他
4 登場メカ
4.1 超宇宙マシーン Xボンバー
4.2 トリプルアタッカー
4.2.1 ビッグダイX
4.3 ゲルマのメカ
4.4 その他のメカ
5 スタッフ
6 全話放送データ
7 関連商品
8 漫画
9 海外展開
10 備考
11 脚注
12 参考資料
13 関連項目
概要
1980年(昭和55年)10月4日から1981年(昭和56年)3月28日まで、フジテレビの土曜日18:00-18:30枠で放送された、じんプロダクション・コスモプロダクション制作のスーパーマリオラマ(特撮人形劇)。
本作の実質的な製作は、三上陸男が社長を務めていた造形会社「コスモプロダクション」に任されていた。エキスプロダクションの社員時代に『サンダーマスク』の撮影などを担当していた安倍安正(安部安正)や土田政雄は、コスモプロに移籍後、本作へも起用されることになった。合成を担当した山田孝は、16mm合成を専門に設立したチャンネル16の社長を務めており、裏番組の『電子戦隊デンジマン』でもチャンネル16名義で合成を担当していた。
放映第一回目の「超宇宙マシーンXボンバー・発進準備完了」は、VTR撮影の特別番組で、本編は全25話。現在、フィルム撮影の全25話のみが、エノキフィルムの管理によって映像ソフト化されている。
本編のほかに30分のパイロットフィルムが存在し、当時のSF大会で上映されたこともある。パイロットフィルムの映像ソフト化はなされていない。
企画経緯
参考:宇宙船140 2013, p. 119
企画は、じんプロダクションのプロデューサー池田公雄がチャンネル16の山田を通してコスモプロダクションの三上へ制作を依頼し開始された。三上はスタジオや美術予算の縮小のためにマリオネットでの作品制作を模索しており、池田の提案と合致し人形劇での制作となった。原作とキャラクターデザインは池田の意向により永井豪が起用され、永井の推薦により藤川桂介がメインライターとなった。
日本国外での展開を念頭に置いたパイロットフィルムは制作費4千万円と1年余りの期間をかけて制作され、テレビシリーズの制作へと至る。
製作
コスモプロダクションは本作のために新たなスタジオを用意して制作にあたった[1]。一方で制作当初はスタッフはアルバイトの5・6人しかおらず、コスモプロは三上以外現場には参加していなかった[2]。
現場はマリオネットを用いた撮影に不慣れであったため撮影は遅滞し、一か月に3本を完成させるのが限度であった[1]。そのためスケジュール調整として第1話は特番となり、その後も総集編を3本挿入することとなった[1]。
裏番組に『電子戦隊デンジマン』や『料理天国』などが存在していたことから視聴率は苦戦し[3][1]、当初の予定の通り2クールで終了した[1]。
ストーリー
![]() |
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権を侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2016年1月)(使い方) |
西暦2999年、第三次星間戦争が終結した太陽系は平穏な日々が流れていた。突如それを打ち破り、謎のゲルマ帝国が出現した。その圧倒的戦力で冥王星前線基地を落とし、一気に太陽系に侵攻してきた。地球の頼みは、月面のムーン・ベースでドクトル・ベンの下、密かに進められていたX計画しかない。地球防衛総合司令本部のジェネラル黒田は、宇宙戦士訓練学校の銀河シロー、ボンゴ・ヘラクレス、ビッグマン・リーを、ムーン・ベースへ向かわせる。ゲルマ帝国の要求するF-01(エフゼロワン)とは何か? 今、全宇宙の命運をかけて超宇宙マシーンXボンバーが発進する!
登場人物と声の出演
Xボンバーのクルー
- 銀河 シロー:古川登志夫
- 本編の主人公。ブレインダーに搭乗する。Xボンバーを設計した銀河三郎博士の息子。いつも銀色のヘルメットをかぶっている。
- ボンゴ・ヘラクレス:千葉繁
- ジャンボディーに搭乗するアフロヘアーの黒人。人形は口と同時に、下あごが動くというギミックが加えられている。直情型で、シローと衝突する事もしばしば。
- ビッグマン・リー:竜田直樹
- レッグスターに搭乗する小太りの金髪白人。原作ではサングラスをかけた正体不明の風貌だったが、人形劇ではユーモラスなデザインに改められている。のんびり屋だが、戦闘艇の操縦や火器の扱いに長けている。
- ドクトル・ベン:寺島幹夫
- Xボンバー艦長。銀河三郎博士とは旧知の仲。行方不明となった博士の意志を引き継ぎ、Xボンバーを完成させた。
- ラミア:小山茉美
- ドクトル・ベンの秘書を務める謎の美少女。Xボンバーでは乗組員の生活全般を担当する。その出生には、全宇宙の運命を左右する重大な秘密が隠されている。
- キララ:田中崇[4]
- 雪男のような白い毛むくじゃらの宇宙生物。ラミアのボディーガード。人語を解するが、喋る事は出来ない。
- PPアダムスキー:三ツ矢雄二(テレビ版)/田の中勇(パイロット版)
- やたら先輩風を吹かす口うるさい球状ロボット。原作では地面を這うだけだったが、人形劇では手足が付きながら、艦内を飛び回る仕様が加えられた。
- 人形は監督の高橋章が記念として自宅に持ち帰り、2016年の時点で現存している[5]。
ゲルマ帝国
- ゲルマ魔王:田中崇
- 全宇宙支配を目論むゲルマ帝国の魔王。頭部はドクロと角とがモチーフになっている。原作では等身大だったが、巨大なキャラクターとして登場。シリーズ終盤ではスーツアクター方式でも演じられた。演じたのはスタントマンではなく、美術スタッフの一人である。
- ブラディ・マリー:吉田理保子/佐藤正治
- 太陽系方面先遣隊司令官。女性だが顔の右半分に男性の顔を持つ。勇猛で好戦的だが知略にも長けており、非道な作戦も辞さない。臆病で弱腰な部下コズロには厳しく当る事も多い。
- コズロ:野本礼三
- ブラディ・マリーの部下。顔の片側にムカデがはったようなデザインがされている。醜悪な顔と声の持ち主だが臆病な一面を持つ。Xボンバーとの戦闘で頭部に傷を受け、忠誠心が強化されて、最後は自ら空母を操ってXボンバーに特攻をかける。
- ゲドラ博士:緒方賢一
- 科学部主任。体の一部が機械化されている。兵器の開発が主な任務。要塞に自ら乗り込み、ビッグダイXと対戦したこともある。
- エイリアン
- 帝国の兵士。アリのような顔をしており、赤い眼は点滅し、しゃべる時はアゴが昆虫のように左右に開く。
- サイボーグコマンド
- 特殊工作員。カマキリの様な風貌で、両腕が刃物になっている。ジープに良く似た地上用車両で、レーダーを掻い潜りXボンバーに接近、艦内に潜入した。ドクトル・ベンを暗殺してしまう。
- 資料によっては名前をサイボーグとし、暗殺生物と解説しているものもある[要文献特定詳細情報]。「宇宙船vol.140」では、名称を「暗殺サイボーグ」と記載している[6]。
その他
- ジェネラル黒田:柴田秀勝
- 地球防衛軍の司令官。シローたちをXボンバーに乗せた責任者。
- 銀河三郎博士:寺島幹夫
- Xボンバーの開発者でシローの父。調査中に行方不明になってしまう。後にゲルマ帝国に捕虜となっている事が判明、救出される。敵の凶刃に倒れた旧友ドクトル・ベンに代わりXボンバーのキャプテンシートに就く。
- カスター大尉:若本紀昭
- 冥王星前線基地司令官。訓練学校時代のシローたちの教官。ゲルマ母艦を迎撃に出撃したアストロファイター隊の指揮を執るが編隊は全滅、消息不明となる。実はゲルマ帝国の捕虜となっており、洗脳され顔面にサソリ型のレリーフが付いたサイボーグとなって、Xボンバーの敵として立ちはだかる。
- ハレー:森功至
- 謎の宇宙船ドクロ号の船長。正体不明(実はラミアの兄)だがゲルマ帝国と敵対しており、シロー達に有用な情報をもたらす。
- ナレーター:藤本譲
登場メカ
超宇宙マシーン Xボンバー
外宇宙からの侵略に対抗するための、"X計画"により建造された、全長259mにも及ぶ巨大な宇宙戦艦。特徴的なX型の左右上下各対照な主翼を装備し、また水鳥のように下垂した艦首を持つ。地球時間換算で一年以上の長期の宇宙での生活や作戦行動を想定した生命維持機能を有し、そのための生活資材や食料の長期保管も可能。主な武器は、艦首を上方に展開して発射する「ブレスト速射砲」と、翼端にある4機の砲門より同時発射される最強兵器「Xインパルス」で、後者はゲルマ母艦に甚大な被害を与える事が可能。他にも艦首ブリッジ側面に左右それぞれ二連装の回転式銃座を装備している。機体のブロック計3箇所にトリプルアタッカーと呼ばれる3機の艦載機各機を格納搭載している。
トリプルアタッカー
Xボンバーを母艦とし、Xボンバーの護衛や航路の偵察・斥候、襲撃する敵の迎撃等のために用いられる。迎撃機・爆撃機・駆逐艦の三種の目的を持つ各々の中小の艦載機の総称であり、それぞれ偵察・斥候、強襲、護衛が主任務である。なお、護衛を主とするレッグスターにも他の2機と同じ程度の火力を与えられている。各機とも合体機能を有しており、3機が合体することで後述のビッグダイXとなる。
- ブレインダー
- ビッグダイX頭部を形成する、小型迎撃機。Xボンバー機首下面に格納されている。合体時は左右翼を収納し、翼部がそのまま頭部装甲を形成する。着陸時は翼部(ビッグダイX後頭部相当)を降着装置にする。左右の翼部にパルスレーザー砲を各一門、計二門装備する。
- ジャンボディー
- ビッグダイX上半身を形成する、中型爆撃機。Xボンバー可動機首部下面に格納されている。合体時は外見上、明白な形状変更を認めるような、大きな変形は行われないが、機首コクピットが摺動移動して、胸部前面に位置している。左右スラスターには各一門、計二門のビーム砲を装備するほか、ビッグダイXの拳が隠されている。ほかに宇宙機雷等を装備している(タカトクトイスから発売された、電撃合身ビッグダイエックスではジャンボデーの名称になっている)。
- レッグスター
- ビッグダイX下半身を形成する、中型駆逐艦。Xボンバー機体左後部・主翼付根のブロックに格納されている。合体時は機体後半下部が展開する形で伸張し、脚部を形成する。機首及び双胴の機体の左右に、機首に二門ずつ、機体側面に一門ずつ、計六門のビーム砲を装備している。履帯を出し、地上では戦車としての機動力も発揮する。
ビッグダイX
トリプルアタッカー3機が合体して完成する巨大ロボット。敵機の迎撃、要塞の攻撃などでその戦力を発揮する。頭部より発射されるXレイ、右腕のスーパーカノン、左腕のミサイル、胸部から発射されるブレストミサイルが主な武器で、敵の攻撃を防ぐバリヤーも装備されている。
- デザイン・造形
- 永井豪は合体・変形の都合を考慮して頭部のデザインのみで現場に委ね、残りの部分は美術監督の高橋章が担当した[2]。
- 撮影には、ミニチュアの他、膝から上あたりまでの着ぐるみも用いられた。
- 設定上は、ブレインダーコクピット下にはビッグダイX後頭部になるそり(スキッド)と、もう一門のパルスレーザー砲がある。タカトクトイス玩具版では、この2ヶ所は再現されていない。
- 合体時にブレインダーとジャンボディー、またジャンボディーとレッグスターのドッキングボルトが登場するが、この内ジャンボディーのブレインダーとの合体部位は、デザイン段階ではジャンボディーの主砲になる予定だった。
- ジャンボディーは、そのままでは大気圏内の飛行能力がない(揚力を生む形状ではない)為、タカトクトイス玩具版では追加の機首と主翼を設け、腕部を格納し胸部を展開して飛行形態になる改変が施されている。同様に、ブレインダーも機体後部に大型の推進部が追加装備されている。
ゲルマのメカ
- ゲルマ母艦
- 超大型戦闘母艦。太陽系方面先遣隊司令官ブラディ・マリーが指揮を執る指令旗艦。イモ虫のようなフォルムでのっぺりと丸い艦首には艦載機の発進口があり、ナマズの髭を思わせるアンテナが生えている。普段は単艦で移動するが艦首の発進口から次々と艦載艇を発進させ、瞬く間に攻撃艦隊を形成する。
- デザイン・造形は三上陸男[2]。
- ゲルマ空母
- 単に「空母」とも。よくコズロが乗り込んで陣頭指揮を執っていた。蟻を思わせるフォルムをした大型戦闘艇。左右3本ずつ張り出した計6本のアームの先に1機ずつゲルマファイターを繋留しており、ゲルマ母艦から発進した後それらを展開させる。空母自身も高い攻撃力を持ち、運動性能も高い。
- ゲルマファイター
- 小型戦闘機。パイロット仕様の一般兵士「エイリアン」が操縦する1人乗り戦闘機。ダニを思わせるフォルムで、武装はビーム砲1門と心もとないが、編隊を組んで飛来し、何度もXボンバーを窮地に陥れた。
- ゲルマ要塞
- ゲルマ帝国の本拠地であり、ゲルマ魔王の居城。移動する巨大な小惑星で、上部に攻撃要塞である魔城「ゲルマ城」を戴き、下部の岩塊部分には多数の艦船を発着させるプラットフォームをいくつも備えている。
その他のメカ
- アストロファイター
- 冥王星前線基地に配備されている戦闘機。ゲルマ母艦を迎撃に出撃するが、全滅してしまう。地球基地にも同型の戦闘機が配備されている。
- 外洋パトロール艦隊
- 月面に不時着したXボンバーに代わり、ゲルマ軍の攻撃に駆けつけるが、ホログラフィーの罠にかかってしまう。
- ドクロ号
- ハレーが指揮を執る、幽霊船を思わせる謎の宇宙帆船。
スタッフ
- 原作:永井豪
- 連載:小学館「てれびくん」他 各学習雑誌
- 企画:池田公雄 / 藤川桂介
プロデューサー:池田公雄
構成・脚本:藤川桂介- 音楽:BOW WOW / 田崎和隆(バッハリボリューション) / 桜庭伸幸(アドバルーン)平沢進 / (ラミアとシロー)
- 主題歌
- 「ソルジャー イン ザ スペース」「銀河漂流」
作詞:藤川桂介
作曲:山本恭司
編曲:バッハリボリューション- 唄:BOW WOW
- 発売:SMSレコード
- 監督:三上陸男、高橋章、松本清孝、大上典保
- 撮影:川崎龍治
- 照明:高橋洋一
- 美術:野呂真一
- キャラクターデザイン:高橋章
- オーディオディレクター:藤野貞義
- 人形操作:林文明
- 助監督:小前忠秋
記録:堀ヨシ子- 編集:山本喜彦(阿良木プロ)
特撮
特撮監督:松本清孝、安部安正
撮影:安部安正- 照明:土田政雄
- 美術:大橋実
操演:高城忍、河合徹(GIVS)
マットペイント:三上陸男
- 特撮助監督:上田斉
- 合成:山田孝(チャンネル16)
効果:依田安文(FIZZサウンド)- 調整:桑原邦男
- 録音制作:オムニバスプロモーション
- 録音スタジオ:ニュージャパンスタジオ
- アシスタントプロデューサー:馬場正英
- 製作主任:高橋文雄
- 製作担当:蔡郁文
現像:東京現像所
- 製作:フジテレビ、じんプロダクション / コスモプロダクション
- ノンクレジット・スタッフ
- 総監督:三上陸男[7]
- 美術監督:高橋章[2]
- 造形スタッフ:倉橋正幸[2]、谷口尚隆[2]
広告代理店:博報堂[8]
- 総監督:三上陸男[7]
全話放送データ
- 特別番組 : 超宇宙マシーンXボンバー・発進準備完了(1980年10月4日放送)
放送日 | 話数 | サブタイトル | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|
1980年 10月11日 |
1 | スクランブル・Xボンバー |
藤川桂介 |
三上陸男 |
10月18日 | 2 | 奇襲ゲルマ艦隊! |
||
10月25日 | 3 | F-01を探し出せ! |
||
11月1日 | 4 | 輸送船団消滅す! |
高橋章 |
|
11月8日 | 5 | 謎の帆船ドクロ号! |
||
11月15日 | 6 | 旅立つXボンバー! |
三上陸男 |
|
11月22日 | 7 | 重力墓場の死闘! |
||
11月29日 | 8 | 涙を越えて銃撃せよ! |
||
12月6日 | 9 | 追いつめられた司令官! |
||
12月13日 | 10 | 銀河漂流 |
||
12月20日 | 11 | サヨナラ永遠の戦場! |
高橋章 |
|
12月27日 | 12 | 宿敵はカスター大尉 |
||
1981年 1月3日 |
13 | 激闘! Xボンバー対ゲルマ軍団 |
三上陸男 |
|
1月10日 | 14 | 宿命の少女ラミア |
高橋章 |
|
1月17日 | 15 | XボンバーM星に死す! |
三上陸男 |
|
1月24日 | 16 | 連れ去られたラミア |
||
1月31日 | 17 | 氷の牢獄で眠れ! |
大上典保 |
|
2月7日 | 18 | ブラディマリー昇進! |
||
2月14日 | 19 | 牢獄惑星を爆破せよ! |
||
2月21日 | 20 | F-01暗殺作戦 |
松本清孝 |
|
2月28日 | 21 | M13総攻撃開始! |
||
3月7日 | 22 | M13明日なき戦い! |
||
3月14日 | 23 | ゲルマ母艦へ突入せよ! |
大上典保 |
|
3月21日 | 24 | 地球絶体絶命! |
三上陸男 大上典保 |
|
3月28日 | 25 | 銀河新世紀元年 |
- 第9話、13話、18話の3話分は総集編(3話とも一部に新撮影場面あり。)
関連商品
- 映像ソフト
- ※いずれも特番は未収録。(LD -BOXは予告編も未収録)
- LD-BOX:1993年にテレビ東京エンタープライズより発売。本編25話と英語版総集編(字幕なし)を収録。ただしオープニングは後期のものしか収録されていない。
- DVD-BOX:パイオニアLDCから2002年11月29日発売。LD-BOXの内容に予告編を追加。
- REMASTER DVD-BOX:バンダイビジュアルから2013年4月24日発売。本編映像はデジタルリマスターを使用。英語版総集編「SPACE QUEST F-01」を特典映像として収録。
- レコード:SMSレコードより主題歌EP「ソルジャー・イン・ザ・スペース(片面・銀河漂流)」、サントラLP「組曲Xボンバー」が発売(2011年1月12日POLYSTER SONGSからCD化。)
漫画
いずれも単行本未発売。
- 「月刊少年ジャンプ」(集英社)に1980年6月から8月号まで連載。作画は蒲原直樹。全3話。
- 「てれびくん」(小学館)に1980年11月から1981年4月号まで連載された。作画はおのまこと。
海外展開
- 『サンダーバード』など、特撮人形劇では本家であるイギリスで、『STAR FLEET』のタイトルで放送され人気を博した。主題歌、BGMはイギリスで新たに制作された。『サンダーバード』のプロデューサーをつとめたジェリー・アンダーソンの元妻である、シルビア・アンダーソンが本作のプロデューサーをつとめた。
クイーンのギタリスト、ブライアン・メイの息子が本作の大ファンであり、それがきっかけでブライアンはエディ・ヴァン・ヘイレンらと主題歌のカバー曲が収録されたミニアルバム『Star Fleet Project』(邦題:『無敵艦隊スターフリート』)を制作。ブライアン初のソロ活動となった。ジャケットはビッグダイXの写真が使われており、プロモーション・ビデオは、第4話、第11話のビッグダイXの戦闘シーンを中心に編集されている。ブライアン自身は、第11話に登場するキリー王女の大ファンだという。- フランスでは『BOMBER X』のタイトルで放送され、主題歌はフランス版が制作された。BGMは日本とほぼ同じだが、部分的にフランス・オリジナル曲が使用されている。
備考
- 人形制作はコスモプロダクションによる。朝日ソノラマ刊『宇宙船』4号の永井豪のインタビューに竹田人形座と発言があるが、同誌5号に訂正文が記載された。
- ビッグダイXへの合体シーンなどに使われていた劇中BGMは、編曲が異なる「ビューティフル・フライト」という題名で、『ワールドプロレスリング』における木村健悟の入場テーマ曲として使用されていた時期もあった。
- アニメ『そらのおとしものf』第6話EDにて番組キャストによる「ソルジャー・イン・ザ・スペース」が採用されている。
- 近畿広域圏では、関西テレビの編成から外れたため、独立局のサンテレビ(兵庫県)・近畿放送(京都府)で放送された。
- 福岡県ではテレビの民放4局化がすでに完了していたが、本来の系列局のテレビ西日本の編成から外れたため日本テレビ系列局の福岡放送で日曜朝に放送されていた。
タカトクトイスから発売された『電撃合身ビッグダイエックス』では、ブレインダー後部のドッキングボルトにブースターが追加装備されていた。また、ジャンボディーの腕部の基本成形色が青で更に変形が劇中の変形と異なり胴体に格納する形を取っていた(腕部を収納しなければ劇中同様の合体プロセスも一応は再現可能)。株式会社EVOLUTION TOYから発売された『ダイナマイトアクション No.12 Xボンバー ビッグ・ダイエックス』の場合は、その磁石使用の構造上からレッグスターの変形が追加部品を使用する形に変更されている。
脚注
- ^ abcde宇宙船140 2013, p. 119
- ^ abcdef宇宙船140 2013, p. 124, 「インタビュー 高橋章」
^ 『全怪獣怪人』下巻、勁文社、1990年11月30日、300頁。C0676。.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit}.mw-parser-output .citation q{quotes:"""""""'""'"}.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/65/Lock-green.svg/9px-Lock-green.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg/9px-Lock-gray-alt-2.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/aa/Lock-red-alt-2.svg/9px-Lock-red-alt-2.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output .cs1-subscription,.mw-parser-output .cs1-registration{color:#555}.mw-parser-output .cs1-subscription span,.mw-parser-output .cs1-registration span{border-bottom:1px dotted;cursor:help}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/4c/Wikisource-logo.svg/12px-Wikisource-logo.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output code.cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:inherit;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;font-size:100%}.mw-parser-output .cs1-visible-error{font-size:100%}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#33aa33;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-subscription,.mw-parser-output .cs1-registration,.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left,.mw-parser-output .cs1-kern-wl-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right,.mw-parser-output .cs1-kern-wl-right{padding-right:0.2em}
ISBN 4-7669-1209-8。
^ 宇宙船140 2013, p. 121.
^ 「『仮面ライダー』美術監督対談 三上陸男×高橋章」『宇宙船別冊 仮面ライダー怪人大画報2016』 ホビージャパン〈ホビージャパンMOOK〉、2016年3月28日、61頁。
ISBN 978-4-7986-1202-7。
^ 宇宙船140 2013, p. 123.
^ 宇宙船140 2013, p. 125.
^ 洋泉社『特撮秘宝』vol.2。244頁「三上陸男ロングインタビュー」
参考資料
宇宙船 (雑誌)
- 『宇宙船』vol.4(朝日ソノラマ、1980年)
- 「宇宙船Archive Xボンバー」、『宇宙船』vol.140、ホビージャパン、2013年4月1日、 119-125頁、 ISBN 978-4-7986-0594-4。
関連項目
ロボットガールズZONLINE - 2018年1月に本作に登場するビッグダイエックスをモチーフにしたロボットガールズ「Xさん」が『チームM』メンバーとして参戦。
フジテレビ 土曜日18:00 - 18:30 |
||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
お笑い大集合 (1978. 4. 1 - 1980. 9.27) 【土曜正午に改題移動】 |
Xボンバー (1980.10. 4 - 1981. 3.28) |
めちゃっこドタコン (1981. 4. 4 - 10.10) 【ここからアニメ】 |