ペンタゴン


























































ペンタゴン
(アメリカ国防総省本庁舎)

The Pentagon January 2008.jpg
情報
管理運営
アメリカ国防総省
敷地面積
約236万 m²
建築面積
約11万7,000 m²
延床面積
61万6,540 m²
階数
地上5階、地下2階
高さ
24m
エレベーター数
13基
駐車台数
8770台
着工
1941年9月11日
竣工
1943年1月15日
所在地
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
バージニア州アーリントン郡
座標
北緯38度52分15.87秒 西経77度03分21.49秒 / 北緯38.8710750度 西経77.0559694度 / 38.8710750; -77.0559694座標: 北緯38度52分15.87秒 西経77度03分21.49秒 / 北緯38.8710750度 西経77.0559694度 / 38.8710750; -77.0559694
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北西方向へペンタゴンとポトマック川を望む 川向こうがワシントンD.C.で白い塔はワシントン記念塔


ペンタゴン (The Pentagon) とは、 アメリカ国防総省の本庁舎、または国防総省そのもののことである。


建物の形状から、古代ギリシャ語の πεντάγωνον pentagōnon ペンタゴーノン を語源とする五角形を表す英語で「ペンタゴン」と呼ばれる。5階建てで、各床に環状の廊下がある。この構造により、世界最大のオフィスビルでありながら、一番遠いところにも10分以内でたどり着くことができるとされている。所在地はワシントンD.C.郊外のバージニア州のアーリントン。約23,000名の軍人、軍属及び民間の従業員、約3,000名のペンタゴンの国防以外の援助要員を収容する。


1943年1月15日に完成。2001年9月11日、テロリストにハイジャックされた民間航空機が衝突し、一部が崩壊・炎上した。その後、元の石材と同じものを使用して迅速な復旧がなされた。





目次






  • 1 建設


  • 2 諸口


  • 3 逸話


  • 4 参考文献


  • 5 脚注・出典


  • 6 外部リンク





建設




建設中のペンタゴン(1942年7月)


ペンタゴン建設以前、前身である陸軍省の建物は、ナショナル・モールの側にあった。それは、第一次世界大戦中に建てられたものであった。1941年9月11日より、レズリー・グローヴス(後にマンハッタン計画も指揮)率いる陸軍工兵隊により建設が開始された。必要とされる砂利などは62万トン以上に及んだが、ポトマック川からの浚渫などにより確保された。なお鉄筋は、戦時中だったこともあり、多くは使用されていない。完成は1943年1月15日のことである。建設が急がれたためか、後の改装工事の際には建設時に埋まったダンプカーが発見されている。



諸口




完成当時(1945年)のペンタゴンと周辺道路の地図



  • 総費用:8300万ドル(2015年のレートに換算すると13億3000万ドル=約1596億円)

  • 敷地に関する費用:224万5000ドル

  • 駐車場面積:約27万m2

  • アクセス道路延長48km

  • 高架及び橋梁35か所

  • 建物建設費:4960万ドル

  • 中庭の面積:約2万m2

  • 体積:218万1000m3

  • 一辺の長さ281m

  • 廊下の総延長約28km

  • 執務スペース面積:34万4280m2(倉庫・売店を含む)

  • 基礎杭:41492本

  • 使用したコンクリート:約33万m3

  • 階段:131か所

  • エスカレーター:19基

  • エレベーター:13基

  • 窓:7754枚

  • ガラス面積28733m2

  • トイレ:284か所

  • 電話線の総延長:約16万Km



逸話



  • 世界最大、かつ世界でも珍しい五角形型のビルとして落成したペンタゴンであったが、その広さゆえかしばしば自分の行き先を見失ってしまう(迷ってしまう)者が出たという逸話がある。真偽のほどは定かでないとされるが、後に合衆国大統領となるドワイト・D・アイゼンハワー将軍も、陸軍参謀総長に就任した直後、他の将官たちとの会食を終えて自らのオフィスに戻ろうとした際に迷ってしまったという逸話がある[1]


  • 2007年5月27日付のワシントン・ポスト紙(電子版)によると、米国防総省の建物が五角形になっているのは、次のような経緯があったとされる。


「1941年に陸軍省庁舎の新築計画が持ち上がり、建設用地としてワシントンのアーリントン国立墓地近くの農業試験場が選定された。その地形が歪な五角形をしていたため、庁舎も五角形の設計になった。ところが、アーリントン国立墓地の景観を損ねるとの意見が大きくなり、用地を南へ1マイル半の場所に移すことにした。その場所は正方形であったが、太平洋戦争に突入し、急を要したため、元の五角形の設計のまま建設することになった。」


参考文献


  • エドワード・N・ルットワーク/江畑謙介訳『ペンタゴン』(光文社)


脚注・出典





  1. ^ “Biography of a Building” (英語) アメリカのネットマガジン(書評誌)“January Magazine”が掲載したスティーヴ・ヴォーゲル著“The Pentagon: A History”の書評。




外部リンク








  • Pentagon Tours(ペンタゴン公式サイト、英語)


  • United States Department of Defense website(国防総省ポータル)










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