東京マラソン







































東京マラソン

Tokyo marathon2011ginza.jpg
東京マラソン2011(銀座)

開催時期
3月
開催地
日本の旗東京都
コース
公道コース
距離
マラソン
主要スポンサー
東京メトロ
創立
2007年
最高記録
男子:  ウィルソン・キプサング・キプロティチ (KEN) 2:03:58
女子:  サラ・チェプチルチル(英語版) (KEN) 2:19:47
公式サイト
www.marathon.tokyo



2007年第1回東京マラソン




2008年第2回東京マラソン 銀座を走る市民ランナー


東京マラソン(とうきょうマラソン、英語: Tokyo Marathon)は、2007年に始まった東京都で行われるマラソン大会。正式名称には末尾に開催年が付され、第1回大会では「東京マラソン2007」である。毎年2月(2009年大会と2019年大会以降は3月開催)に開催される。2013年大会からワールドマラソンメジャーズに加入し、世界の主要なマラソン大会のひとつとなった[1][2]。「東京マラソン」の名称は、日本陸上競技連盟によって商標登録(登録商標日本第4952187号)されている。


本項目では大会の概要について記す。各年度ごとの大会の詳細についてはそれぞれの記事を参照のこと。




目次






  • 1 概要


    • 1.1 経緯


    • 1.2 エントリー・日程


    • 1.3 一般財団法人化


    • 1.4 ボランティア


    • 1.5 東京大マラソン祭り




  • 2 コース


    • 2.1 2017年から


    • 2.2 2016年まで


    • 2.3 備考




  • 3 スタート


  • 4 制限時間


  • 5 参加資格


    • 5.1 フルマラソン


    • 5.2 10km




  • 6 抽選


  • 7 チャリティランナー


  • 8 受付


  • 9 スタート整列


  • 10 テレビ・ラジオ中継


  • 11 ネット・モバイル配信


  • 12 歴代優勝者


  • 13 関連団体


    • 13.1 大会運営関係


    • 13.2 協賛関係




  • 14 経済波及効果


  • 15 メディアで指摘された問題点


  • 16 脚注


    • 16.1 注釈


    • 16.2 出典




  • 17 参考文献


  • 18 関連項目


  • 19 外部リンク





概要



経緯


当大会施行前まで東京都心部で行われていたマラソン大会は、「東京国際マラソン」(男子)と「東京国際女子マラソン」、一般市民ランナー・障害者向け10kmロードレースの「東京シティロードレース」があった。それらを一つに統合して「ニューヨークシティマラソン」、「ロンドンマラソン」、「ボストンマラソン」に匹敵する市民参加型大規模として、東京マラソンが企図された。2010年に国際陸上競技連盟(IAAF)の世界ロードレース格付け制度で、ニューヨークマラソン等にならび市民参加型大規模レースとしては日本で初めてゴールドラベル[3]を獲得した。


日本財団や都民を中心に都心部の公道を使用した大規模な市民マラソン大会を希望する声があった。その実現を願って市民主導のNPO法人主催による、「歩道を使い、信号を遵守する」という形の市民マラソン大会「東京夢舞いマラソン」が2001年から行われてきた。その願いを「東京マラソン」という形で実現させるにあたっては、東京都庁、特に当時の東京都知事の石原慎太郎が主導的役割を果たした。東京市民マラソン構想を提唱した、当時の日本財団会長である曽野綾子や、笹川スポーツ財団藤本常務理事の働きかけを受け[4]、石原は2003年、「経済波及効果、スポーツや観光の振興につながる」と述べ、銀座などの目抜き通りを走る構想を発表。当時の副知事が陸連幹部に対して石原知事の意向として東京での大型マラソンの検討を打診して調整し[5]、第一回大会が開かれた。


また、「東京マラソンは東京オリンピック構想のアピールも兼ねる」と石原は語っている。計画当初、事務局想定の制限時間は7時間だった。しかし、一般的市民マラソンの制限時間は5-6時間で、公道を警備する警視庁は5時間[6]を要望した。石原はニューヨークシティマラソン視察時に現地ランナーから「東京マラソンの制限時間は7時間にしてください」[7]と要望され、組織委員会実務責任者の遠藤雅彦は「7時間を一歩も譲るな」[7]と担当者へ指示。折衝は難航するも石原の後押しなどから[6]事務局の主張が採用されている。


2011年大会には約30万人の応募者から抽選で約3万6千人が参加し200万人の観衆が沿道に集まるなど[8]一大イベントとして隆盛する。創設に携わった日本陸連専務理事桜井孝次は[9]、第一回大会では実行委員長、第四・五回大会では事務総長[10]を務めている。2011年大会からチャリティランナーや一般からの募金を東日本大震災やハリケーン・サンディ被害支援[11]などに充てている。


2018年・2019年(2017年度・2018年度)の大会は、2020年東京五輪のマラソン日本代表候補を決める「マラソングランドチャンピオンシップ」(通称:MGC)シリーズの対象レースに指定される[12]



エントリー・日程




完走した市民ランナーに与えられる完走メダル


参加エントリーは男女マラソン、車いすマラソン、ジュニア&ユース(大会当日満16歳から満18歳まで)・障害者(車いすの部、視覚障害者、知的障害者、移植者)10kmがある。コースは「東京国際マラソン」のものから大幅に変更され、通常は走ることのできない都心の車道を走行できる。


男子マラソン(選考会)は、2006年の第27回大会で終了した東京国際マラソンの後継大会として位置づけられており、世界陸上選手権をはじめとする国際大会の代表選考レースとなっている。また、本大会と福岡国際マラソン、びわ湖毎日マラソンの3大会で3年おきに持ち回りで男子マラソンの日本選手権を兼ねて行われる[13]。 一方で、女子マラソンについては2008年まで「東京国際女子マラソン」が「東京マラソン」と並行して行われており、2009年からは「東京国際女子マラソン」の事実上の後継大会として「横浜国際女子マラソン」が開催されたが2014年をもって廃止、2015年からは「さいたま国際マラソン」がその役割となっているため、「東京マラソン」は事実上のオープン大会となっている。ただし将来的には選考レース化も検討している。また、男女マラソン(選考会)は2006年以降の夏季アジア大会開催年と2007年以降の西暦奇数年と2008年以降夏季オリンピック開催年と2016年以降の夏季パラリンピック開催年は、それぞれの年に行われる世界陸上選手権大会・夏季五輪・アジア競技大会の代表選考会男女共通第4戦として位置づけられている(女子のみ一部を除き参考レース扱い。その場合は選考会議に判断がゆだねられる)。


第1回・第2回大会は、「東京国際マラソン」の日程に準じた2月の第3日曜日に行われた。2009年の第3回大会は3月22日に繰り下げて開催された。またこの大会では女子についても代表選考レースとして実施する方向で調整を行うという。しかし3月中旬以降の開催ではトップ選手が参加しづらい事情もあることから、第4回大会以降では必要ならばコースも含めた変更も行われる可能性がある。第4回大会から第12回大会は2月の第4日曜日に実施されていた[14]


第10回大会からは、身体障害者の内肢体不自由者の方に限り車いすの部は夏季パラリンピックの代表選考レースとして位置づけられている。


世界の主要マラソン大会に倣って、2009年から日本のマラソン大会としては初の賞金レースとなった[15]。総額賞金は、世界記録更新された場合という条件付きのボーナス賞金も含めて1億1240万円である。


石原都知事が2009年3月19日の定例会見で「多額の参加費を支払う人の別参加枠を 1,000人ほど設けて、参加費を超える部分をチャリティに使いたい」と目標を述べ、2010年10月15日の定例会見で、チャリティ枠を1,000人募集すると発表。2011年大会からチャリティ参加枠が実現し、2011年にはチャリティ枠707名が参加し、約7,300万円の寄付金が集まり、東日本大震災の復興支援などに充てられた。


2013年大会からボストンマラソン、ロンドンマラソン、ベルリンマラソン、シカゴマラソン、ニューヨークシティマラソンが加盟するワールドマラソンメジャーズに加入し、1年に渡る同ツアーの開幕レースとなった[1][2]


このような東京マラソンの人気を受け、大阪府でも2011年から3万人規模の市民参加型マラソン大会である「大阪マラソン」が実施されている他、都市型市民フルマラソンの草分けである「北海道マラソン」も規模を拡大するなど、全国各地に影響を及ぼした。


2019年5月1日に皇太子徳仁親王が天皇に即位し、2020年から天皇誕生日が2月23日になることを受け、2019年の第13回大会より開催時期を3月第1日曜日に変更することになった。理由は天皇誕生日には皇居で一般参賀などが行われ、近辺の行幸通り周囲を交通規制して会場設営を行ったり、警備態勢を確保したりすることが困難になるためである[16]



一般財団法人化















































一般財団法人 東京マラソン財団
創立者
東京都、財団法人日本陸上競技連盟
団体種類
財団法人
設立
2010年(平成22年)6月30日
所在地
東京都江東区有明3丁目7-26有明フロンティアビル
法人番号
6010605002401
起源
東京マラソン組織委員会
活動地域
東京都
活動内容
東京マラソンの運営
基本財産
8億8千万円
ウェブサイト
http://www.tokyo42195.org
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2010年6月30日に東京都と日本陸連による組織委員会を発展的解消する形で「一般財団法人東京マラソン財団」(英: Tokyo Marathon Foundation)が設立された。2011年大会以降は同財団が主催し、これまでの主催だった東京都と日本陸連は共催団体となった。


東京マラソン財団の役員は下記のとおり。



  • 名誉顧問:帖佐寛章(初代理事長)[17]

  • 理事長:桜井孝次(元財団事務総長・元日本陸連副会長)[18]

  • 副理事長:中野英則(公益社団法人東京都障害者スポーツ協会会長)

  • 理事:金哲彦(NPO法人ニッポンランナーズ理事長)、、および共催各団体関係者、東京商工会議所、東京観光財団、日本体育協会、千代田区等関係団体関係者他合計35名(理事長・副理事長除く)

  • 評議員:秋山俊行(東京都副知事)、川澄俊文(東京都政策企画局長)、中西充(東京都総務局長)、小林清(東京都生活文化局長)、中嶋正宏(東京都オリンピック・パラリンピック準備局長)、友永義治(公益財団法人日本陸上競技連盟副会長)、瀬古利彦(日本陸上競技連盟理事・理事)、田中克之(日本陸上競技連盟理事・国際陸上競技連盟カウンシル・国際委員長)



ボランティア




黄色いポンチョを着用してランナーを誘導するボランティア


「東京マラソン」の運営に際して、毎回約1万人の無償ボランティアが参加しており、約3万人の市民ランナーを約1万人の市民ボランティア達が支える大会となった。ボランティアは給水所などの市民ランナーへのサポート業務、沿道の見物客の案内・誘導を中心に携わっている。また、学生ボランティアと救急救命士によるAED隊が配備されている。「東京マラソン2009」にて浅草消防署は、怪我人の救護や火災発生時の即対応を目的に消防団及び東京浅草ロータリークラブなどのボランティア機関と連携して、消防特別警戒を実施した。またボランティアの育成に当たっては、大会設立のきっかけにもなった日本財団や、スポーツ・ボランティアの育成に力を入れている笹川スポーツ財団の支援を受けている。2016年大会までは先着順だったが、2017年大会からは完全抽選制となる。



東京大マラソン祭り


「東京マラソン」との連動企画として、イベント「東京大マラソン祭り[19]」が実施されている。


地元応援イベント・拠点イベント・公募・学生等イベントなどに区分され、コース沿道の各所でランナーの通過に合わせた時間帯に屋台村や応援ウォーク、和太鼓や吹奏楽の演奏やドリーム夜さ来い祭りなど都内20か所以上で応援イベントが挙行される。



コース



2017年から


太字は変更されたコース。


東京都庁舎前→(都庁通り)→都庁北交差点→(北通り・都道新宿副都心8号)→新都心歩道橋下交差点→(青梅街道・靖国通り・外堀通り)→飯田橋交差点→(目白通り)→飯田橋一丁目交差点→(専大通り)→西神田交差点→(専大通り)→専大前交差点→(靖国通り)→須田町交差点→(中央通り)→日本橋交差点→(永代通り)→茅場町一丁目交差点→(新大橋通り)→浜町中ノ橋交差点→(清洲橋通り)→東日本橋交差点→(清杉通り)→浅草橋南交差点→(江戸通り)→蔵前一丁目交差点→駒形橋西詰→浅草寺雷門前→吾妻橋西詰→駒形橋西詰→蔵前一丁目交差点→(蔵前橋通り)→石原一丁目交差点→(清澄通り)→門前仲町交差点→(永代通り)→富岡八幡宮前(折り返し)→(同じルートを戻る)→蔵前一丁目交差点→(江戸通り・清杉通り・清洲橋通り・新大橋通り・永代通り)→日本橋交差点→(中央通り)→銀座四丁目交差点→(晴海通り)→日比谷交差点→(日比谷通り)→芝五丁目交差点→(第一京浜)→品川駅手前(折り返し)→芝五丁目交差点→(日比谷通り)→ 日比谷交差点→(日比谷通り)→和田倉門→東京駅前・行幸通りフィニッシュ (42.195km)



2016年まで


東京都庁舎前→【この間2017年以降のコースと同じ】→専大前交差点→(専大通り・雉子橋通り・内堀通り)→祝田橋交差点→(内堀通り)→日比谷交差点→(日比谷通り)→芝五丁目交差点→(第一京浜)→品川駅手前(折り返し)→(第一京浜)→芝五丁目交差点→(日比谷通り)→ 日比谷交差点→(晴海通り)→銀座四丁目交差点→(中央通り)→日本橋交差点→【この間2017年以降のコースと同じ】→駒形橋西詰→浅草寺雷門前→吾妻橋西詰→駒形橋西詰→(同じルートを戻る)→銀座四丁目交差点→(晴海通り)→築地→(佃大橋・朝潮大橋・春海橋)→豊洲→東雲一丁目→(都橋通り)→東京ビッグサイト(江東区有明)フィニッシュ (42.195km)



備考



  • 10kmは都庁前スタート、日本橋フィニッシュ(2016年までは日比谷フィニッシュ)。

  • 2016年までのコースは東京国際マラソンの時のような激しい登り坂はないものの、スタートから7kmで約40m下る序盤の坂や、35km以降の橋の前後でのアップダウンなど、市街地を走るマラソンとしては変化に富んだコースである。2017年以降のコースは終盤の橋が経路から外れたため、さらなる高速コースとなることが予想される。

  • 当初、臨海副都心がマラソンのフィニッシュに選ばれた要因の一つは、3万人を超えるランナーとその家族関係者などが利用するフィニッシュ施設の容量である。試算では東京ドームも国立競技場も難しいことがわかっていた。海外のメジャー大会のように都心の公園をフィニッシュにする案もあったが、第一回大会では真冬の荒天となり、結果的に屋根があり広大な収容設備のある東京ビッグサイトをフィニッシュに設定したことが功を奏した[7]


  • 2017年の東京マラソンよりコースが大幅に変更になった(公式サイト(PDFファイル)より)。コース及びフィニッシュ地点が変更された理由として、東京マラソン財団事業担当局長でレースディレクターも務める早野忠昭は創設から10年経過したことで運営側のノウハウの蓄積や認知度の高まりによる理解度の浸透を踏まえた上で「(ロンドンマラソンゴールのバッキンガム宮殿が見える場所、ニューヨークシティマラソンゴールのセントラルパークのような)東京の顔に相応しい場所に変更した」と述べている[20]




スタート


(以下全て日本時間表記)



  • 9:05 - 車いす

  • 9:10 - マラソン(42.195kmおよび10km)


号砲前には六本木男声合唱団倶楽部による国歌『君が代』が斉唱される。スタート時には大量の銀の紙吹雪がスタートの都庁前広場の上空を舞う。ランナー見送り時にも、同倶楽部による『いざ起てアスリートよ』等の合唱が華を添える。


制限時間



  • マラソン - 7時間

  • 10km - 1時間40分


※制限時間は号砲を基準とする。



参加資格


以下の参加資格内容は東京マラソン2016のもの。



フルマラソン


下記、男女合計36,500人。



  • エリート(マラソン・第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)男子マラソン代表選手選考競技会)

    • 大会当日満19歳以上の日本陸上競技連盟登記・登録競技者で、申込期日までに日本陸上競技連盟の公認競技会で次の記録を出した男女競技者。最大で男女合わせて100人。

      • 男子 - マラソン2時間21分、ハーフマラソン1時間01分00秒、10km(ロード)28分00秒以内

      • 女子 - マラソン2時間52分、ハーフマラソン1時間11分00秒、10km(ロード)32分00秒以内

      • 日本陸上競技連盟が推薦・招待する国内外の男女競技者



    • 選手受付は一般参加とは異なり、前日午後に東京都庁で行われる[21]。大会当日の受付は行われない点は同じ。



  • 準エリート RUN as ONE
    • 提携大会からの推薦で、推薦目安は男子2時間55分以内、女子3時間45分以内など。1000人。


  • 一般参加の部

    • 大会当日満19歳以上で、6時間40分以内に完走できる者。

    • 「RUN as ONE」提携大会枠が一部設定されており、該当枠からの出場選手の抽選・選考は提携大会側で行う(1大会あたりでは3人)。



  • 一般参加の部(チャリティランナー)
    • 一般参加の部の参加資格を有し、指定の条件で東京マラソン財団に寄付を行った希望者。先着3000人。


  • 一般参加の部(プレミアムメンバー)

    • 年会費4200円を払っている「ONE TOKYO プレミアムメンバー」は優先的に抽選を受けられる。3000人。

    • また、未入金者が出た場合の2次抽選も受けられる。

    • そのため、一回のエントリーで、プレミアムメンバー・一般参加・二次抽選の権利が受けられる。



  • 車いす(エリート)

    • 日本陸上競技連盟が推薦・招待する国内外の男女競技者。

    • IPC公認大会で、男子1時間50分以内、女子2時間以内の記録を有する者。



  • 車いす(一般)
    • 2時間10分以内に完走できる者。




10km


下記、男女合計500人。



  • ジュニア&ユース - 大会当日満16歳以上満18歳以下で、1時間30分以内に完走できる者

  • 視覚障害者 - 1時間30分以内に完走できる者

  • 知的障害者 - 1時間30分以内に完走できる者

  • 移植者 - 臓器移植者もしくは骨髄移植者で、1時間30分以内に完走できる者

  • 車いす - 35分以内に完走できる者



抽選


一般参加の部は前年6月〜8月に行われる事前エントリー後の抽選により出場者が決定される。毎回、定員以上の応募があり、倍率の高い抽選となっている。抽選倍率は以下の通り。

















































































回数 一般 プレミアム 10km
第1回 3.1倍 3.5倍
第2回 5.2倍 5.2倍
第3回 7.5倍 7.1倍
第4回 8.5倍 13.1倍
第5回 9.2倍 13.6倍
第6回 9.6倍 1人 - 5.4倍
ペア - 1.9倍
2.9倍
第7回 10.3倍 8.2倍 2.6倍
第8回 10.3倍 9.1倍 2.4倍
第9回 10.7倍 9.4倍 2.3倍
第10回 11.3倍 9.1倍 2.5倍
第11回 12.2倍 9.6倍 3.1倍
第12回 12.1倍 9.1倍 2.5倍


チャリティランナー


チャリティランナー制度はワールドマラソンメジャーズの各大会に倣って2011年大会(第5回)から導入された制度である。通常の一般参加枠と異なり先着順となっている。指定の期間内に東京マラソン財団の定める寄付先団体に個人として10万円以上の寄付を行った希望者が対象。


チャリティランナーの寄付者数・寄付金額は以下の通り。下記の寄付者数はアクティブチャリティを含む。下記の寄付金はチャリティランナー以外の寄付金も含む。

























































回数 寄付者数 定員到達日 総額
第5回 707人 73,253,580円
第6回 1,743人 181,973,159円
第7回 2,250人 225,546,156円
第8回 2,593人 265,799,815円
第9回 2,930人 303,917,339円
第10回 3,000人 11月2日[22]
314,711,592円
第11回 3,000人 9月17日[23]
313,015,238円
第12回 4,000人 7月8日[24]



受付





東京ドームで開催された東京マラソンEXPO2007の様子





東京ビッグサイトで開催された東京マラソンEXPO2012の様子




ナンバーカード受け取り場(2012年)


抽選の結果当選し、申し込みを完了した参加予定者は、前日まで開催されるプレイベント「東京マラソンEXPO」会場内にて受付を済ませてナンバーカード(ゼッケン)を受け取る形。大会当日の受付は行われない。これは、3万人規模の市民ランナーが参加するという日本では屈指の規模のため、当日の混乱を避ける措置である。


































































東京マラソンEXPO概要
回数 開催日時 会場
第1回 2007年2月16日-17日 10時〜20時
東京ドーム
第2回 2008年2月14日-16日 10時〜20時
東京ビッグサイト
第3回 2009年3月19日-21日 10時〜20時
第4回 2010年2月25日-27日 10時〜20時
第5回 2011年2月24日-26日 11時〜21時
第6回 2012年2月23日-25日 11時〜21時
第7回 2013年2月21日-23日 11時〜21時[25][26][27][28][29][30][31][32]
第8回 2014年2月20日-22日 11時〜21時
第9回 2015年2月19日-21日 11時〜20時30分(最終日は19時30分)[33][34]
第10回 2016年2月25日-27日 11時〜20時30分(最終日は19時30分)
第11回 2017年2月23日-25日 11時〜20時30分(最終日は19時30分)
第12回 2018年2月22日-24日 11時〜20時30分(最終日は19時30分)
第13回 2019年2月28日-3月2日 11時〜20時30分(最終日は19時30分) お台場特設会場(お台場青海地区NOP区画)


スタート整列


スタートがスムーズにできるよう、ナンバーカードの順番は原則として自己申告の記録順である。海外の多くの大会とは違い、タイムは自己申告になっているので、速いタイムを申請すれば、その分速いブロックでのスタートになる。


ナンバーカードにより「A〜K」のスタートブロックが設けてあり、各自の指定ブロックは、ナンバーカードに印字してある。10kmはすべてEブロックになっている。AブロックはRUN as ONE - Tokyo Marathonの準エリートに割り当てられている。



テレビ・ラジオ中継


テレビ中継は東京国際マラソンに引き続き、フジテレビ(FNS)と日本テレビ(NNS)が隔年で担当する。双方の局に関係する衛星放送(BS・CS)でも放送されているほか、ラジオ中継も両局に関連したラジオ局であるニッポン放送とアール・エフ・ラジオ日本が隔年で中継を行っている。


2016年まではフジテレビが奇数年(回)・日本テレビが偶数年(回)と固定されていたが、2016年6月29日の東京マラソン財団臨時理事会でローテーションの見直しが決定し、2017年から2020年は日本テレビが奇数年(回)・フジテレビが偶数年(回)を担当し2021年から2024年はフジテレビが奇数年(回)・日本テレビが偶数年(回)に戻ることになった[35]


地上波の全国ネットは第1部(選考会の部)のみである。第2回(2008年)以降は第2部を地上波ではキー局でのみ・CS放送にて、一般ランナーの部の最終フィニッシュまでのテレビ中継を行ってきたが、第11回(2017年)は日本テレビでの第2部のテレビ中継時間が大幅に短縮されるため、CS放送限定で一般ランナーの部の最終フィニッシュまでのテレビ中継を行った。


東京メトロが筆頭スポンサーを務めることから、普段は関東ローカルでしか流れない東京メトロのCMが全国で放送される唯一の機会でもある。


フジテレビや日本テレビに関わるクロスネット局では、それぞれの局が担当する回に、キー局で通常通り放送される通常番組を休止して放送を行う。


各回の放送の詳細はそれぞれの記事を参照のこと。




ネット・モバイル配信


  • 第1回大会


フジテレビが東京マラソンの全完走ランナー(7時間以内)のフィニッシュシーンをインターネット動画配信を駆使して“録画中継”した。PCは10分刻みで順次公開、モバイルは2分刻み(公開までに多少の時間がかかる)。無料配信。(モバイルはパケット使用料が必要)配信中は約100万アクセスが殺到し、概ね好評だった模様。

なお、この動画映像はスカイパーフェクTV!(現・スカパー!)のチャンネル・フジテレビ739(現・フジテレビONE)にて2007年12月30日に『〜頑張ったあなたへ〜東京マラソン2007 制限時間7時間のゴールシーン全部見せます!』と題してテレビ放送もされた。


  • 第2回大会

日本テレビが東京マラソンの全完走ランナーのフィニッシュシーンをインターネット配信している。前回の様にリアルタイムでの公開ではなくオンデマンド方式となり、見たい選手のナンバーを入力すると、その選手のフィニッシュタイムの15秒前から15秒後までの定点カメラによる映像がストリーミング再生される。また、フィニッシュタイムでの検索により当該タイム以降のストリーミング再生も行われている。

  • 第9回大会

2月22日から2月28日までの期間限定で、フジテレビオンデマンドが完走者全員を対象にフィニッシュの瞬間を配信する。


歴代優勝者


優勝者の氏名・国籍・所属は当時のもの。女子車いすマラソン部門は第2回大会から実施されている。また、同時開催された10km競技はコースが国際陸連の基準を満たしておらず公認記録とはならないためここでは割愛。
-数字-は優勝回数、 太字 は(当時の)大会記録。








































































































































マラソン
日付 男子選手 国籍・所属 記録 女子選手 国籍・所属 記録
1 2007年2月18日
ダニエル・ジェンガ
 ケニア・ヤクルト
2時間09分45秒
新谷仁美
日本の旗 日本・豊田自動織機
2時間31分01秒
2 2008年2月17日
ビクトル・ロスリン
スイスの旗 スイス

2時間07分23秒
クラウディア・ドレハー(英語版)
ドイツの旗 ドイツ
2時間35分35秒
3 2009年3月22日
サリム・キプサング(英語版)
 ケニア
2時間10分27秒
那須川瑞穂
日本の旗 日本・アルゼ

2時間25分38秒
4 2010年2月28日
藤原正和
日本の旗 日本・Honda
2時間12分19秒
アレフティナ・ビクティミロワ(英語版)
ロシアの旗 ロシア
2時間34分39秒
5 2011年2月27日
ハイル・メコネン
エチオピアの旗 エチオピア
2時間07分34秒

樋口紀子[注 1]

日本の旗 日本・ワコール
2時間28分49秒
6 2012年2月26日
マイケル・キピエゴ(英語版)
 ケニア
2時間07分37秒
アツェデ・ハブタム(英語版)
エチオピアの旗 エチオピア

2時間25分28秒
7 2013年2月24日
デニス・キメット
 ケニア

2時間06分50秒
アベル・ケベデ(英語版)
エチオピアの旗 エチオピア
2時間25分34秒
8 2014年2月23日
ディクソン・チュンバ(英語版)
 ケニア

2時間05分42秒
ティルフィ・ツェガエ(英語版)
エチオピアの旗 エチオピア

2時間22分23秒
9 2015年2月22日
エンデショー・ネゲセ(英語版)
エチオピアの旗 エチオピア
2時間06分00秒
ベルハネ・ディババ(英語版)
エチオピアの旗 エチオピア
2時間23分15秒
10 2016年2月28日
フェイサ・リレサ(英語版)
エチオピアの旗 エチオピア
2時間06分56秒[37]
ヘラー・キプロプ(英語版)
 ケニア

2時間21分27秒[37]
11 2017年2月26日
ウィルソン・キプサング・キプロティチ
 ケニア

2時間03分58秒[38]
サラ・チェプチルチル(英語版)
 ケニア

2時間19分47秒[39]
12 2018年2月25日
ディクソン・チュンバ -2-

 ケニア
2時間5分30秒[40]
ベルハネ・ディババ-2-

エチオピアの旗 エチオピア
2時間19分50秒[41]






































































































































車いすマラソン
日付 男子選手 国籍・所属 記録 女子選手 国籍・所属 記録
1 2007年2月18日
副島正純
日本の旗 日本・シーズアスリート
1時間32分21秒
部門の設定なし
2 2008年2月17日
副島正純 -2-

日本の旗 日本・シーズアスリート
1時間27分15秒
土田和歌子
日本の旗 日本・ヒューマントラスト
1時間45分19秒
3 2009年3月22日
副島正純 -3-

日本の旗 日本・シーズアスリート
1時間33分11秒
土田和歌子 -2-

日本の旗 日本・サノフィ・アベンティス
1時間46分31秒
4 2010年2月28日
山本浩之
日本の旗 日本
1時間35分19秒
土田和歌子 -3-

日本の旗 日本・サノフィ・アベンティス
1時間53分01秒
5 2011年2月27日
副島正純 -4-

日本の旗 日本・シーズアスリート
1時間25分38秒
土田和歌子 -4-

日本の旗 日本・サノフィ・アベンティス
1時間40分08秒
6 2012年2月26日
山本浩之 -2-

日本の旗 日本
1時間29分26秒[42]
土田和歌子 -5-

日本の旗 日本・サノフィ・アベンティス
1時間48分31秒[43]
7 2013年2月24日
副島正純 -5-

日本の旗 日本・シーズアスリート
1時間27分53秒
土田和歌子 -6-

日本の旗 日本・サノフィ
1時間48分29秒
8 2014年2月23日
山本浩之 -3-

日本の旗 日本
1時間30分43秒
土田和歌子 -7-

日本の旗 日本・サノフィ
1時間48分8秒
9 2015年2月22日
洞ノ上浩太
日本の旗 日本・ヤフー
1時間30分23秒
土田和歌子 -8-

日本の旗 日本・八千代工業
1時間46分30秒
10 2016年2月28日
クート・フェンリー
オーストラリアの旗 オーストラリア
1時間26分00秒[44]
土田和歌子 -9-

日本の旗 日本・八千代工業
1時間41分04秒[44]
11 2017年2月26日
渡辺勝
日本の旗 日本・凸版印刷
1時間28分01秒[45]
アマンダ・マグロリー
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
1時間43分27秒[45]
12 2018年2月25日
山本浩之 -4-

日本の旗 日本
1時間26分23秒[46]
マニュエラ・シャー(英語版)
スイスの旗 スイス
1時間43分25秒[46]


関連団体



大会運営関係




東京マラソンの警備業務に配備された警視庁のパトロールカー
(富士重工業 スバル・レガシィB4)




東京マラソンの選手収容車両として動員されたはとバス(日野・セレガハイブリッド)


主催

  • 一般財団法人東京マラソン財団

共催


  • 東京都

  • 日本陸上競技連盟


  • 読売新聞社(読売新聞グループ本社)

  • 日本テレビ放送網


  • フジテレビジョン(フジサンケイグループ)

  • 産経新聞社


  • 東京新聞(中日新聞東京本社)


フジテレビ・産経新聞と読売新聞・日本テレビは東京国際マラソンの主催(隔年交代)、東京新聞は東京シティロードレースの主催で、これらを引き継いだものと言える。

主管

  • 公益財団法人東京陸上競技協会

運営協力


  • 公益社団法人東京都障害者スポーツ協会

  • 特定非営利活動法人関東パラ陸上競技協会


後援


  • スポーツ庁

  • 国土交通省

  • 観光庁

  • 特別区長会

  • 日本スポーツ協会

  • 日本オリンピック委員会

  • 日本障がい者スポーツ協会

  • 日本パラ陸上競技連盟

  • 日本経済団体連合会

  • 経済同友会

  • 東京商工会議所

  • 東京都医師会

  • 東京防災救急協会

  • 東京民間救急コールセンター登録事業者連絡協議会

  • 東京都看護協会

  • 東京観光財団

  • 東京都町会連合会

  • 東京都商店街振興組合連合会

  • 東京都商店街連合会

  • 東京都体育協会

  • 東京都スポーツ推進委員協議会

  • 報知新聞社

  • ラジオ日本

  • サンケイスポーツ

  • 夕刊フジ

  • ニッポン放送

  • フジサンケイビジネスアイ

  • 扶桑社

  • 東京中日スポーツ


警備


  • シミズオクト


  • 警視庁

    約5,000人の人員を配置して、約7時間に及ぶ公道の規制・封鎖による警備を行っている。また、地下鉄構内や歩道橋などでは多数の警備員や係員が配置され、観客の整理などを行っている。


    ISILによる日本人拘束事件やシャルリー・エブド襲撃事件など大事件の発生に伴うテロ対策の一環として、2015年のレース以降は主催者が、64人のランニングポリスと参加者が伴走する事による警備方式を採用することも発表した。帽子に付けられたカメラでリアルタイムに本部に送信される。




輸送


  • 佐川急便


  • はとバス

    スタッフの移動や途中棄権もしくは失格となった参加者の収容などを担当。

    開催当日は交通規制のため、昼の定期観光コースの多くが運休となり、バスと乗務員に余剰が発生する。これを逆手にとった実行委員会側からの提案をはとバス側が受ける形で、オフィシャルスポンサーとなった[7]





協賛関係




2007年から2009年の東京マラソンのトロフィー(東京メトロ贈呈)




トヨタから提供の車両(プリウス)とセイコーの公式記録時計 開始から5時間48分13秒を表示




トヨタから提供の燃料電池車:FCHVアドバンスドとFCHV-BUS(日野・ブルーリボンシティ)




BMWから提供の電気自動車:BMW・i3


特別協賛



  • 東京メトロ(プレミアパートナー。普段は関東地区でしか放送されない同社CMも、マラソン中継中は47都道府県で放送される)

その他の協賛(一部除きテレビ中継にも協賛)



  • スターツ/スターツグループ


  • ヤマザキパン(ランチパック)

  • アシックス


  • 大塚製薬(オフィシャルドリンク…2016年まではアミノバリュー、2017年以降はポカリスエット)


  • BMW JAPAN(オフィシャルカー、自転車提供。過去には日本人男子最高順位選手に副賞としてBMWの乗用車を贈呈していた)


  • セイコーホールディングス - 2012年(2011年度)の第6回大会以前はセイコースポーツライフ名義であった(オフィシャルタイマー。マラソンコース上に『銀座和光』の時計台がある)。

  • 日本マクドナルド

  • 近畿日本ツーリスト

  • 第一生命保険

  • 東レ

  • セコム

  • みずほ銀行

  • セブン-イレブン

  • アサヒビール

  • 全日本空輸

  • アメリカン・エキスプレス

  • フォトクリエイト(オールスポーツコミュニティ)

  • コニカミノルタ

  • 久光製薬

  • 大和証券

  • 資生堂

  • 日本IBM


  • 全国労働者共済生活協同組合連合会(全労済)

  • バンダイナムコエンターテインメント

  • HJホールディングス

  • ウェスティンホテル&リゾート

  • 日本光電

  • シミズオクト

  • コーユーレンティア

  • ドール

  • EMTG


過去の協賛




  • コナミスポーツ&ライフ(2007-2008年)


  • トヨタ自動車(オフィシャルカー提供、2007-2010年)


  • 日本航空(2007-2011年)


  • JTB(2007-2011年)


  • ティップネス(2010-2011年)


  • フラグスポート(マニフレックス)


  • 田中貴金属工業(トロフィー製作、2007年)
    • 田中貴金属ジュエリー


  • ゼビオ


  • NTTコミュニケーションズ(2013年)


  • 日本通運(2007-2016年)

  • GMOドメインレジストリ

  • カゴメ

  • 東京ビッグサイト

  • 京王プラザホテル





経済波及効果


専門家による試算では、2008年の第2回大会の経済波及効果は376億円にのぼった[47]。またコース沿道の飲食店などでは、売り上げが普段の1.5倍から2倍に伸びるともいわれている。



メディアで指摘された問題点




交通規制情報を告知する東京マラソン銀座警備車両



  • 都心部で最大7時間におよぶ大規模な交通規制が敷かれるため、沿線の大学受験、高校入試、タクシー運転手・物流配送業者など、少なからず影響を受ける関係者がいると懸念された[48]。また、規制地域周辺では宅配便業者の一部が当日中の配達時間帯指定に制限(指定不能または事前の遅延了解)を掛けるなどといった生活の不便が発生している。

  • 当初、開催日には「青梅マラソン」が予定されていた。参加者の減少を危惧した青梅サイドが開催日を2007年2月4日に繰り上げた[49]。なお、2008年の青梅マラソンは2月3日に開催を予定していたが、大雪のため中止。2009年は2月の第3日曜日(2月15日)に戻った。

  • 第2回大会では芸能人や中継担当局の日本テレビのアナウンサーが多数参加したことで、競技会ではなくイベントと化したとの指摘と批判が週刊新潮[50]や週刊現代[51]、日刊ゲンダイ[52]などによってなされている。その後の大会でも複数の芸能人や著名人、アナウンサーが参加していた。なお、2013年の第7回大会は、チャリティーランナーとして報道関係者(専属アナウンサー等含む)や芸能人・文化人等の参加はあったものの、それを除けば芸能人による参加は少数で、アナウンサーは参加していなかった。

  • 第2回大会では家族や知人の名義を借りて応募し、当選者本人と、実際に走るランナーが違っている場合が見受けられた。また第1回大会時のゼッケンをつけて無断で参加したり、出走権をオークションに出品したりと、転売行為や不正出走が相次いでいる[53]



脚注


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注釈





  1. ^ ロシアのタチアナ・アリャソワが2時間27分29秒のタイムで1位でフィニッシュしたが、持久力を高める効果のある薬物を使用した痕跡を隠すために用いられる禁止薬物のヒドロキシエチルデンプンが検出されたため、2012年1月24日に優勝取り消しとなり、2位だった樋口紀子が繰り上げとなった[36]




出典




  1. ^ ab東京都公式サイト報道発表資料「東京マラソン」ワールドマラソンメジャーズに加入!―「東京マラソン」世界トップレースに仲間入り―

  2. ^ ab“東京マラソン:ワールド・マラソン・メジャーズ加入”. 毎日新聞. (2012年11月2日). http://mainichi.jp/sports/news/20121103k0000m050024000c.html 2012年11月3日閲覧。 


  3. ^ 東京マラソン、石原都知事最後の号砲か2011年2月28日 ウォールストリートジャーナル日本語版


  4. ^ 「第3回東京マラソンと私たちの夢」 笹川陽平ブログ


  5. ^ 2007年2月10日 東京新聞

  6. ^ ab走る 42.195kmの劇場 - 走り出した市民ランナー 朝日新聞社 2011年11月23日

  7. ^ abcd遠藤雅彦、2008、『警視庁を説き伏せろ、7時間道路閉鎖を譲るな〜『東京マラソン』』、ベースボール・マガジン新書


  8. ^ 宣伝会議 2011年7月7日アドタイ


  9. ^ 新理事長に桜井氏 チャリティランナーは2215人産経ニュース


  10. ^ 東京マラソン財団新理事長 桜井孝次さん 日本勢の活躍で大会の評価高まる東京新聞


  11. ^ チャリティ実施概要東京マラソン2013


  12. ^ マラソン代表の選考方法、MGCレースとは?これまでとの違い


  13. ^ 『日本陸上競技選手権 100回記念 MEMORIAL BOOK』 日本陸上競技連盟、2016年、110頁。 


  14. ^ 東京マラソン10年2月開催に 陸上の09年度主要日程


  15. ^ 賞金について - 東京マラソン2009


  16. ^ 2019年から「3月第1日曜」開催に変更 天皇誕生日が2月23日になること受け産経新聞、2017年12月12日閲覧


  17. ^ 東京マラソン財団の新理事長に桜井孝次氏日刊スポーツ


  18. ^ 東京マラソン財団 新理事長に桜井氏東京新聞


  19. ^ 東京大マラソン祭り2008のパンフレット(PDF)より


  20. ^ 小川裕夫 (2017年2月22日). “なぜ変更? 11回目を迎える東京マラソンが新コースになった理由”. the PAGE. 2017年2月23日閲覧。


  21. ^ 東京マラソン2011 エリート 募集要項


  22. ^ 東京マラソン2016チャリティランナー
    募集締め切りのお知らせ | 東京マラソン2016



  23. ^ チャリティランナー登録締め切りのお知らせ | 東京マラソン2018


  24. ^ チャリティニュース - 東京マラソン2018チャリティ|Run with Heart


  25. ^ “【写真レポート】東京マラソン2013”. WWSチャンネル. 2013年2月25日閲覧。


  26. ^ “【写真レポート】東京マラソン2013”. WWSチャンネル. 2013年2月25日閲覧。


  27. ^ “【動画レポート】東京マラソン2013 出場選手記者会見”. WWSチャンネル. 2013年2月22日閲覧。


  28. ^ “【写真レポート】東京マラソン2013 猪瀬 直樹 東京都知事が開会宣言”. WWSチャンネル. 2013年2月24日閲覧。


  29. ^ “【写真レポート】東京マラソン2013 出場選手記者会見”. WWSチャンネル. 2013年2月24日閲覧。


  30. ^ “【写真レポート】東京マラソン2013 出場選手記者会見”. WWSチャンネル. 2013年2月22日閲覧。


  31. ^ “【写真レポート】東京マラソン2013 【フィニッシュ地点】マラソン結果”. WWSチャンネル. 2013年2月27日閲覧。


  32. ^ “【動画レポート】東京大マラソン祭り2013 長谷川あやレポート”. WWSチャンネル. 2013年2月27日閲覧。


  33. ^ “【写真レポート】東京マラソンEXPO 2015がビッグサイトで2月19日から3日間開催!”. WWSチャンネル. 2015年2月21日閲覧。


  34. ^ “【写真レポート】東京マラソン2015が開催!今井正人が日本歴代6位の2時間7分39秒を記録し7位を記録!”. WWSチャンネル. 2015年2月21日閲覧。


  35. ^ 東京マラソン中継テレビ局のローテ見直し 20年大会はフジ - SANSPO.COM(サンケイスポーツ)、2016年6月30日。


  36. ^ 東京マラソン:女子 アリャソワ選手の優勝取り消し 毎日新聞、2012年1月24日。

  37. ^ ab“エチオピアのリレサが東京マラソン優勝、女子はキプロプ”. AFPBB News (2016年2月28日). 2016年2月28日閲覧。


  38. ^ “キプサング2時間3分58秒でV/東京マラソン詳細”. ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. (2017年2月26日). http://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/1783788.html 2017年2月26日閲覧。 


  39. ^ “東京マラソン 女子はチェプチルチルV 2時間20分突破”. 毎日新聞デジタル. 毎日新聞社. (2017年2月26日). http://mainichi.jp/articles/20170226/k00/00e/050/196000c 2017年2月26日閲覧。 


  40. ^ “チュンバが4年ぶりV「来年は2時間4分台を」”. 日刊スポーツ. 日刊スポーツ新聞社. (2018年2月25日). https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/201802250000475.html 2018年2月25日閲覧。 


  41. ^ “女子はベルハネ・ディババが自己ベストでV”. 産経ニュース. 産経新聞社. (2018年2月25日). http://www.sankei.com/sports/news/180225/spo1802250012-n1.html 2018年2月25日閲覧。 


  42. ^ 大会結果 東京マラソン2012. 2013年2月28日閲覧


  43. ^ 大会結果 東京マラソン2012. 2013年2月28日閲覧

  44. ^ ab“リレサが初優勝 女子はキプロプ制す 東京マラソン”. 日刊スポーツ (2016年2月28日). 2016年2月28日閲覧。

  45. ^ ab“東京マラソン男子車いす、渡辺勝が初優勝”. 読売新聞 (2017年2月26日). 2017年2月26日閲覧。

  46. ^ ab“設楽悠太が2時間6分11秒の日本記録 東京マラソン”. 朝日新聞 (2018年2月25日). 2018年2月25日閲覧。


  47. ^ 今年も大規模だった! 数字で追う「東京マラソン2009」マイナビニュース 2009/03/23


  48. ^ 大封鎖 駆け巡る期待と不安 産経Web 2007年2月17日


  49. ^ 青梅&東京共存を…青梅マラソン スポーツ報知 2007年2月5日


  50. ^ 「局アナ12人参加」でバラエティと化した「東京マラソン」 - 週刊新潮 2008年2月28日号


  51. ^ 東京マラソン“盛り上がり”のウラで・記者は見た! 女子アナ【日本テレビ】たちのサム〜イ現場 - 週刊現代 2008年3月8日号


  52. ^ 【日本人を劣化させるテレビの大罪】スポーツ中継をバラエティー化してどこが面白いのかゲンダイネット2008年3月21日


  53. ^ 転売ビジネスも…東京マラソン困った“不正出走”続々zakzak 2010年2月27日




参考文献



  • 遠藤雅彦著『東京マラソン』ベースボール・マガジン社 ISBN 4583100760 (2008/01)

  • 川端康生著『東京マラソンの舞台裏-東京を3万人が走るまで』枻出版社 ISBN 9784777909322 (2008/02)


  • 川村卓正著『デブでも走れる東京マラソン』 毎日コミュニケーションズ ISBN 9784839932589 (2009/07)



関連項目



  • 石原慎太郎

  • フジサンケイグループ

  • ランニングポリス

  • Prudential RideLondon



外部リンク











  • 東京マラソン 公式サイト


    • 東京マラソン財団 (@tokyo42195_org) - Twitter


    • 東京がひとつになる日。東京マラソン - Facebook




  • 東京マラソン公式サイト - 日本テレビ


  • 東京マラソン公式サイト - フジテレビ


  • 東京マラソン - 日本光電


  • 東京夢舞いマラソン(草の根による東京マラソン実現のためのデモンストレーション大会)









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