バーニング (映画)
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バーニング | |
---|---|
The Burning | |
監督 | トニー・メイラム |
脚本 | ピーター・ローレンス ボブ・ワインスタイン |
製作 | ハーヴェイ・ワインスタイン |
製作総指揮 | マイケル・コール アンドレ・ジャウイ |
出演者 | 後述 |
音楽 | リック・ウェイクマン |
撮影 | ハーヴェイ・ハリソン |
編集 | ジャック・ショルダー |
製作会社 | ミラマックス |
配給 | ![]() ![]() |
公開 | ![]() ![]() |
上映時間 | 91分 |
製作国 | ![]() ![]() |
言語 | 英語 |
製作費 | $1,500,000[1] |
『バーニング』(原題:The Burning)は、1981年制作のアメリカ合衆国・カナダのホラー映画。
目次
1 概要
2 あらすじ
3 キャスト
4 公開
4.1 イギリスでの公開
4.2 日本での公開
5 オリジナルサウンドトラック
6 関連作品
7 脚注
8 外部リンク
概要
ハーヴェイ・ワインスタインとボブ・ワインスタインが設立したミラマックスの初期作品の1つ[2] 。トム・サヴィーニが特殊メイクを担当している。また、ジェイソン・アレクサンダー、フィッシャー・スティーヴンス、ホリー・ハンターのデビュー作品でもある[2]。
あらすじ
キャンプ場の管理人で大男のクロプシーは偏屈な性格のため、人々から嫌われていた。ある夜、少年たちがクロプシーを驚かせようといたずらを仕掛けたが、彼は予想以上に驚き慌てた事で火だるまとなり、大やけどを負ってしまう。
数年後、退院したクロプシーは娼婦を大型の園芸ばさみで惨殺した後、かつて自分が管理人を務めていたキャンプ場に戻ってきた。そして、自分に大やけどを負わせた元少年たち、ついには無関係の人々までも手にかけていく。
キャスト
役名 |
俳優 |
日本語吹替 |
---|---|---|
トッド | ブライアン・マシューズ | 田中秀幸 |
ミシェル | リア・エアーズ | 重田千穂子 |
アルフレッド | ブライアン・バッカー | 塩屋翼 |
グレイザー | ラリー・ジョシュア | 玄田哲章 |
サリー | キャリック・グレン | 土井美加 |
デイヴ | ジェイソン・アレクサンダー | 山田昌人 |
エディ | ネッド・アイゼンバーグ | 鈴置洋孝 |
ウッドストック | フィッシャー・スティーヴンス | |
カレン | キャロリン・ホーリハン | 榊原良子 |
マーニー | ボニー・デロスキー | 林葉直子 |
ダイアン | ケヴィ・ケンドール | 小宮和枝 |
タイガー | シェリー・ブルース | 坂本千夏 |
ソフィー | ホリー・ハンター | |
クロプシー | ルー・デヴィッド |
1985年3月9日フジテレビ「ゴールデン洋画劇場」TV初放送。Blu-rayに収録。
公開
アメリカ合衆国では1985年5月初頭に配給元によって一部の劇場でのみ公開され[3] 。
1年半以上あとになって Cropseyというタイトルで再上映されたが、興行収入は707,770 ドルと振るわなかった[4]。
2007年9月11日、 北米向けDVDがメトロ・ゴールドウィン・メイヤーからリリースされた[5] 。
このDVDには トニー・メイラム監督のオーディオ・コメンタリーや、スチル・ギャラリー、サヴィーニによる特殊メイクの方法を記録した映像、劇場予告版などといった特典が収録されている。
DVDの表紙にはR指定と書かれているが、この表記はノーカット版でも用いられている[6]。
イギリスでの公開
1980年代、この映画のノーカットVHS版をソーンEMIが販売した際、全英映像等級審査機構の審査に通す際、この会社は、この映画に少し手を加えたため、ちょっとした問題となった。
この映画は猥褻刊行物法のかどで押収され、暴力的なビデオの一覧に加えられた[7] 。
この映画におけるクロプシーの狂気に満ちた殺人シーンや、女性の身体をはさみで切る場面は、イギリスにおいて問題とされていた。
1990年代初頭、Vipcoが短縮版を発売した際、サヴィーニによる流血シーンが約30秒ほどカットされていたが、2001年、 全英映像等級審査機構は無修正版の発売を許可した。
日本での公開
日本公開時、映画配給会社は劇中に登場する殺人鬼クロプシーに何故か“バンボロ”という名前を勝手に命名したうえ、“全米緊急指名手配中”とか、絶叫で声帯や鼓膜が傷ついた際に“絶叫保険”なるものが下りるという、でたらめかつ大げさなキャッチコピーを掲げた。
オリジナルサウンドトラック
- SOUND TRACK MUSIC FROM THE FILM THE BURNING×(イギリスのレーベル MUSIC FUSUONから2006年に発売)
『THE WAKEMAN VARIATION』
- 01.THEME FROM THE BURNING
- 02.THE CHASE CONTINUES (PO'S PLANE)
- 03.VARIATIIONS ON THE FIRE
- 04.SHEAR TERROR AND MORE
『THE MUSIC FROM THE FILM』
- 05.THE BURNING (END TITLE THEME)
- 06.CAMPFIRE STORY
- 07.THE FIRE
- 08.DOIN' IT
- 09.DEVIL'S CREEK BREAKDOWN
- 10.THE CHASE
- 11.SHEAR TERROR
関連作品
13日の金曜日 (映画) - キャンプ場で連続殺人事件が起きるという設定が共通している。トム・サヴィーニが特殊メイクを担当している点も同じである。
脚注
^ The Burning (1981) - Box Office/business imdb.com
- ^ ab“Miramax Film Corporation History”. fundinguniverse.com. 2012年7月6日閲覧。
^ “Company Credits for The Burning”. Internet Movie Database. 2012年7月6日閲覧。
^ “The Burning (1981) – promotion”. hysteria-lives.co.uk. 2012年7月6日閲覧。
^ “The Burning”. Amazon.com. 2012年7月6日閲覧。
^ “'Rewind' DVD comparison”. 2012年11月26日閲覧。
^ “BBFC Cuts: B: Ba”. melonfarmers.co.uk. 2012年7月6日閲覧。
外部リンク
バーニング - allcinema
バーニング - KINENOTE
The Burning - オールムービー(英語)
The Burning - インターネット・ムービー・データベース(英語)