KBCオーガスタゴルフトーナメント
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創設 | 1973年 |
開催地 | 福岡県 |
開催コース | 芥屋ゴルフ倶楽部 |
基準打数 | Par72(2018年)[1] |
ヤーデージ | 7151Yards(2018年)[1] |
主催 | 九州朝日放送株式会社 |
ツアー | 日本ゴルフツアー機構 |
競技方法 | ストロークプレー |
賞金総額 | 1億円(2018年)[1] |
開催月 | 8月 |
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最少打数 | 266 ![]() 266 ![]() 266 ![]() 266 ![]() |
通算スコア | -22 同上 |
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KBCオーガスタゴルフトーナメントは、KBC九州朝日放送主催による日本ゴルフツアー機構(JGTO)公認の男子プロゴルフトーナメントの一つである。
目次
1 大会概要
2 歴代優勝者
3 テレビ中継
4 ジュニア育成プロジェクト
5 脚注
6 外部リンク
大会概要
1973年に第1回大会が福岡市東区の福岡カンツリー倶楽部和白(わじろ)コース[2] で開催され、以降第10回大会まで行われた。1983年以降は毎年8月下旬に福岡県糸島市の芥屋(けや)ゴルフ倶楽部(1992年、九州志摩カントリークラブ芥屋ゴルフコースから改称)を会場に国内トッププロゴルファーが多数集結、九州地方で行われる数少ない晩夏のビッグトーナメントとして成長した。またこの大会は日本男子ツアーで唯一の高麗グリーンにより行われている。2018年現在、賞金総額1億円、優勝賞金2000万円[1]。
過去にはダイワ精工、久光製薬、株式会社ドーム(アンダーアーマー日本総代理店)が特別協賛として冠スポンサーとなっていた。2007年については当初冠スポンサーは未定となっていたが、結果冠スポンサーなしで開催された(久光製薬、アンダーアーマーは大会スポンサーとして参加しており、初頭スポンサーに久光製薬が担当)。2008年大会から山梨県に本社を置く水素水製造メーカー・VanaH(2009年5月1日、バナから社名変更)の特別協賛により「VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント」として開催されることになり[3]、2013年まで担当した。2014年は福岡市に本社を置く不動産仲介業のアールズエバーラスティングが冠スポンサーになり、「アールズエバーラスティングKBCオーガスタゴルフトーナメント」となった[4]。更に2015年には、健康コーポレーション傘下のRIZAPが協賛パートナーになり「RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント」と変更された[5]。
2009年8月29日の予選ラウンドでは、14歳21日のアマチュア選手である伊藤誠道が、通算3アンダーの54位で予選を通過し、ツアー最年少予選記録を更新した。これまでの記録は2004年9月に伊藤涼太が記録した14歳2か月7日[6]。
歴代優勝者
RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント | ||||
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開催回 | 開催期間 | 優勝者名 | スコア | 開催コース |
第46回 |
2018年8月23日 - 26日 |
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-14[1] |
芥屋ゴルフ倶楽部 |
第45回 |
2017年8月24日 - 27日 |
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-18[7] |
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第44回 |
2016年8月25日 - 28日 |
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-15[8] |
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第43回 |
2015年8月27日 - 30日 |
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-20 |
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アールズエバーラスティングKBCオーガスタゴルフトーナメント | ||||
開催回 | 開催期間 | 優勝者名 | スコア | 開催コース |
第42回 |
2014年8月28日 - 31日 |
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-12 | 芥屋ゴルフ倶楽部 |
VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント | ||||
開催回 | 開催期間 | 優勝者名 | スコア | 開催コース |
第41回 |
2013年8月29日 - 9月1日 |
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-12[9] |
芥屋ゴルフ倶楽部 |
第40回 |
2012年8月23日 - 26日 |
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-18 |
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第39回 |
2011年8月25日 - 28日 |
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-22 |
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第38回 |
2010年8月26日 - 29日 |
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-22 |
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第37回 |
2009年8月27日 - 30日 |
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-21 |
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バナH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント | ||||
開催回 | 開催期間 | 優勝者名 | スコア | 開催コース |
第36回 |
2008年8月28日 - 31日 |
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-10 | 芥屋ゴルフ倶楽部 |
KBCオーガスタゴルフトーナメント | ||||
開催回 | 開催期間 | 優勝者名 | スコア | 開催コース |
第35回 |
2007年8月23日 - 26日 |
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-15 | 芥屋ゴルフ倶楽部 |
アンダーアーマーKBCオーガスタゴルフトーナメント | ||||
開催回 | 開催期間 | 優勝者名 | スコア | 開催コース |
第34回 |
2006年8月24日 - 27日 |
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-16 | 芥屋ゴルフ倶楽部 |
第33回 |
2005年8月25日 - 28日 |
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-20 |
|
久光製薬KBCオーガスタゴルフトーナメント | ||||
開催回 | 開催期間 | 優勝者名 | スコア | 開催コース |
第32回 |
2004年8月26日 - 29日 |
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-7 | 芥屋ゴルフ倶楽部 |
第31回 |
2003年8月28日 - 31日 |
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-19 |
|
第30回 |
2002年8月29日 - 9月1日 |
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-7 |
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第29回 |
2001年8月23日 - 26日 |
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-15 |
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第28回 |
2000年8月24日 - 27日 |
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-18 |
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第27回 |
1999年8月26日 - 29日 |
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-11[10] |
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第26回 |
1998年8月27日 - 30日 |
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-13 |
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第25回 |
1997年8月28日 - 31日 |
-22 |
||
第24回 |
1996年8月22日 - 25日 |
-15 |
||
第23回 |
1995年8月24日 - 27日 |
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-17 |
|
第22回 |
1994年8月25日 - 28日 |
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-17 |
|
ダイワKBCオーガスタゴルフトーナメント | ||||
開催回 | 開催期間 | 優勝者名 | スコア | 開催コース |
第21回 |
1993年8月26日 - 29日 |
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-11 | 芥屋ゴルフ倶楽部 |
第20回 |
1992年8月27日 - 30日 |
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-12 |
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第19回 |
1991年8月29日 - 9月1日 |
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-15 | 九州志摩カントリークラブ芥屋ゴルフコース |
第18回 |
1990年8月23日 - 26日 |
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-19 |
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第17回 |
1989年8月24日 - 27日 |
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-7 |
|
KBCオーガスタゴルフトーナメント | ||||
開催回 | 開催期間 | 優勝者名 | スコア | 開催コース |
第16回 |
1988年8月25日 - 28日 |
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-12 | 九州志摩カントリークラブ芥屋ゴルフコース |
第15回 |
1987年8月27日 - 30日 |
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-14 |
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第14回 |
1986年8月28日 - 31日 |
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-6 |
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第13回 |
1985年8月29日 - 9月1日 |
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-10 |
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第12回 |
1984年8月23日 - 26日 |
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-13 |
|
第11回 |
1983年8月25日 - 28日 |
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-15 |
|
第10回 |
1982年8月26日 - 29日 |
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-7 | 福岡カンツリー倶楽部和白コース |
第9回 |
1981年8月27日 - 30日 |
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-9 |
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第8回 |
1980年8月28日 - 31日 |
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-7 |
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第7回 |
1979年8月23日 - 26日 |
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-12 |
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第6回 |
1978年8月24日 - 27日 |
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-12 |
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第5回 |
1977年8月25日 - 28日 |
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-10 |
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第4回 |
1976年8月26日 - 29日 |
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-9 |
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第3回 |
1975年8月21日 - 24日 |
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-10 |
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第2回 |
1974年8月22日 - 25日 |
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-15 |
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第1回 |
1973年8月23日 - 26日 |
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-22 |
テレビ中継
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第2日、第3日の模様をKBC九州朝日放送ローカルで、最終日の模様をテレビ朝日系列フルネット局で、いずれも生中継。また、最終日は、BSデジタル放送のBS朝日でも地上波放送からのリレー形式による時差放送で生中継する。コメンタリー陣は以下の通り。
- 解説 : 青木功
- 実況 : 沖繁義 (KBCアナウンサー)
- ラウンドリポーター : 金谷多一郎
また、CS放送のスカイAでは『スカイA ゴルフシリーズ』として、第3日と最終日の朝の競技開始から前半終了まで生放送する[11]。
なお以前は第1日・第2日を九州朝日放送を含む九州ブロックと一部系列局(広島ホームテレビ等)で放送していた。2010年は第2日を九州・山口ブロックネットで放送。
- 2016年(第44回)は、最終日が雷雨接近により2時間58分プレーが中断されたため放送時間が16:30まで延長されたが、それでも最終組18番ホールのホールアウトには間に合わず、結果は本番組の後の『報道ステーション SUNDAY』で伝えられた。
ジュニア育成プロジェクト
本トーナメント主催の九州朝日放送、マイナビABCチャンピオンシップ主催の朝日放送(ABC)、瀬戸内海放送(KSB)の3局で、次世代のジュニアを育てるための「ジュニア育成プロジェクト」を2006年から行っている[12]。2008年まではKSB主催のマンシングウェアオープンKSBカップも含まれていた。瀬戸内海放送に関しては、マンシングウェアオープンKSBカップが休止になった後も本プロジェクトに関わっている[13]。
これは、「全国高等学校ゴルフ選手権大会」や「JJGAジャパンゴルフジュニアオールスター」、「全国中学校ゴルフ選手権大会」等の成績上位者の中から選ばれ、次世代のジュニアゴルファー育成、ツアー活性化、選手レベルの向上等を目的としている。推薦対象の大会はそれぞれのゴルフトーナメントにより異なる。
また、2015年の「第43回 RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント」からは、JGAの会員である中学校1年生から高校3年生までの男子を対象とした「RIZAP KBCオーガスタジュニアチャレンジゴルフ選手権」を行っており[14]、同選手権の優勝者及び2位の選手には本大会の出場権が与えられる。
脚注
- ^ abcdef“出水田大二郎ツアー初勝利、熱中症の石川遼ら7位”. 日刊スポーツ. (2018年8月26日). https://www.nikkansports.com/sports/golf/news/201808260000557.html 2018年8月26日閲覧。
^ 2012年から女子プロゴルフトーナメント「フンドーキンレディース(2012年)→ほけんの窓口レディース(2013年以降)」の開催コース。
^ “今年から「バナH杯KBCオーガスタ」に”. 日刊スポーツ (2008年6月16日). 2017年9月19日閲覧。
^ 大会名称変更のお知らせ - KBC九州朝日放送 2014年3月31日
^ 大会名称変更のお知らせ - KBC九州朝日放送
^ “伊藤誠道が最年少で予選通過/男子ゴルフ”. 日刊スポーツ (2009年8月29日). 2017年9月19日閲覧。
^ “池田勇太、今季初V生ビール飲み干す!中洲で祝杯だ”. 日刊スポーツ. (2017年8月27日). https://www.nikkansports.com/sports/golf/news/1878683.html 2017年8月27日閲覧。
^ 最終日は雷雨接近のため2時間58分中断された。
^ 台風の影響により54ホール競技に短縮、賞金ランク加算額も75%に減額。
^ 初日が雨のため中止。3日間54ホール競技に短縮。
^ 但し放送スタッフは地上波放送とは別となっており、実況・リポーターは朝日放送(ABC)のアナウンサーが担当している。
^ アンダーアーマーKBCオーガスタ 2006 テレビ朝日系列3社がたちあげたジュニア育成の共同プロジェクト、その第2戦 - 日本ゴルフツアー機構
^ ジュニア育成プロジェクト|第44回RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント2016|KBC九州朝日放送(2017年8月20日閲覧)
^ 第2回 RIZAP KBCオーガスタジュニアチャレンジゴルフ選手権|第44回RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント2016|KBC九州朝日放送 (2016年4月28日閲覧)
外部リンク
- 九州朝日放送による大会公式サイト
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