佐賀県警察
佐賀県警察 | |
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佐賀県警察本部 | |
役職 | |
本部長 | 三田豪士(警視長) |
警務部長 |
引地信郎(警視正) |
組織 | |
上部組織 | 佐賀県公安委員会 |
内部組織 | 総務部、生活安全部、刑事部、交通部、警備部、警察学校、警察署 |
概要 | |
所在地 | 佐賀県佐賀市松原1丁目1番16号 |
定員 | 1,657人 |
前身 | 国家地方警察佐賀県本部 |
ウェブサイト | |
佐賀県警察 |
佐賀県警察(さがけんけいさつ)は、佐賀県が設置した警察組織であり、佐賀県内を管轄区域とし、佐賀県警と略称する。警察法上、佐賀県公安委員会の管理を受けるが、給与支払者は佐賀県知事である。また、警察庁九州管区警察局の監督下にある。
本部所在地は佐賀市松原1丁目1-16。10の警察署と、1610人の警察官からなる。
目次
1 沿革
2 本部組織
3 警察署
3.1 警察署の再編
4 マスコットキャラクター
5 最近の主な事件・出来事・不祥事
6 主な未解決事件
7 関連項目
8 脚注
9 外部リンク
沿革
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本部組織
警務部
総務課
公安委員会補佐官室
- 広報県民課
犯罪被害者支援室
- 警務課
- 監察課
会計課
- 会計監査室
- 施設装備課
- 厚生課
- 情報管理課
生活安全部
- 生活安全企画課
- 安全・安心まちづくり推進室
- 子ども・女性安全対策係
- 人身安全・少年課
- 少年サポートセンター
- 生活環境課
- サイバー犯罪対策課
地域課
- 地域指導室
- 鉄道警察隊
- 警察航空隊
- 通信指令課
- 生活安全企画課
刑事部
- 刑事企画課
- 捜査第一課
- 機動捜査隊
- 捜査第二課
- 組織犯罪対策課
- 鑑識課
- 科学捜査研究所
交通部
- 交通企画課
- 交通指導課
暴走族対策室
交通反則通告センター
- 交通規制課
運転免許課
- 運転者教育室
- 交通機動隊
- 高速道路交通警察隊
警備部
警備第一課- 警備第二課
- 機動隊
- 警察学校
警察署
警察署数は10。警察車両のナンバー地名はすべて「佐賀」となる。
地区 |
警察署名称 |
所在地 |
管轄区域 |
幹部派出所 |
---|---|---|---|---|
佐城 |
佐賀北警察署 |
佐賀市高木瀬町大字東高木 |
佐賀市北部 |
なし |
佐賀南警察署 |
佐賀市本庄町大字本庄 |
佐賀市南部 |
なし |
|
小城警察署 |
小城市三日月町久米 |
小城市、多久市 |
多久 |
|
三神 |
鳥栖警察署 |
鳥栖市元町 |
鳥栖市、三養基郡基山町・上峰町・みやき町 |
なし |
神埼警察署 |
神埼市神埼町枝ヶ里 |
神埼市、神埼郡吉野ヶ里町 |
なし |
|
唐松 |
唐津警察署 |
唐津市二タ子三丁目 |
唐津市、東松浦郡玄海町 |
相知、呼子 |
伊西 |
伊万里警察署 |
伊万里市二里町八谷搦 |
伊万里市、西松浦郡有田町 |
有田 |
杵藤 |
武雄警察署 |
武雄市武雄町大字武雄 |
武雄市 |
なし |
白石警察署 |
杵島郡白石町大字東郷 |
杵島郡白石町・大町町・江北町 |
大町 |
|
鹿島警察署 |
鹿島市大字中村 |
鹿島市、嬉野市、藤津郡太良町 |
嬉野 |
警察署の再編
2004年(平成16年)6月 - 県内の警察署再編計画案が発表される[1]。
2005年(平成17年)4月1日 - 相知・呼子の2警察署を隣接する唐津警察署に統合。
- 相知警察署が唐津警察署に統合され、相知幹部派出所となる。
- 呼子警察署が唐津警察署に統合され、呼子幹部派出所となる。
2006年(平成18年)4月1日 - 多久・有田・大町・嬉野の4警察署を隣接する各警察署に統合[2][3][4]。
- 多久警察署が小城警察署に統合され、多久幹部派出所となる。
- 有田警察署が伊万里警察署に統合され、有田幹部派出所となる。
- 大町警察署が白石警察署に統合され、大町幹部派出所となる。武雄市の旧北方町を旧大町警察署から武雄警察署に移管。
- 嬉野警察署が鹿島警察署に統合され、嬉野幹部派出所となる。
2017年(平成29年)4月1日 - 佐賀市を管轄する2署を再編[5]。
- 佐賀警察署が佐賀北警察署に改称。
- 佐賀市本庄町に佐賀南警察署を開設。諸富警察署が佐賀南警察署に統合され諸富交番となる。
マスコットキャラクター
- ごろうくん(マスコットキャラクター一覧)
1999年(平成11年)制定。イラストの原案は県警の警察官によるもの。
最近の主な事件・出来事・不祥事
1987年(昭和62年) 神埼保険金殺人事件
1989年(平成元年) 佐賀女性7人連続殺人事件(未解決事件)
1997年(平成9年) 江北町ゲーム店主殺人事件
2000年(平成12年) 西鉄バスジャック事件
2003年(平成15年) 福岡女児連れ去り事件のうち1件が県内で発生
2006年(平成18年) 佐賀男児ひき逃げ放置事件
2007年(平成19年) 知的障害者身柄確保死亡事件
2007年(平成19年) 佐賀入院患者射殺事件
2008年(平成20年) 捜査協力者逮捕訴訟。知人の強盗計画を通報しおとり捜査に協力したところ、共犯者として逮捕され実名報道された男性が、賠償を求めて提訴した。2010年(平成22年)8月に地裁で賠償命令が出された。県警は控訴したが、高裁も2011年(平成23年)に一審を支持した。
2010年(平成22年) 県警が2年前から導入していた、電子申請システムを利用者が全くいなかったため、今年度で廃止すると発表した。このシステムの準備費用には4億5千万円もの税金が投入されていた。
2011年(平成23年) 交通部で、2009年(平成21年)6月から12月までと2010年(平成22年)1月から6月までの交通人身事故の発生件数が、実際より些少に報告されていたことが発覚。“軽微なもの”については計上しないよう県内各署に通達までされていた。改竄に至ったのは、当時の県警本部長(現近畿管区警察学校長)による厳しい叱責があったためと1月14日の記者会見で県警警務部長が明かした。
2012年(平成24年)1月 交番に勤務していた巡査が賭けボウリングをしていたことが分かり、賭博容疑で書類送検され、巡査は依願退職した。[6]
2012年(平成24年)1月 県警本部に勤務している男性警部が、懇親会費を私的流用していたとして本部長訓戒処分を受けていたことが発覚した他、警察署勤務の巡査長が2011年(平成23年)12月、勤務後に警察手帳を紛失し本部長訓戒処分を受けていたことも同時に分かった。[7]
2012年(平成24年)3月 佐賀警察署地域1課長の警部が以前取り調べた元暴力団員や消費者金融から多額の借金をしていたことが発覚し、警部は依願退職した[8]。
2013年(平成25年)3月 県警本部刑事部の警視がパチンコ店で置き引きをした容疑で近日中に書類送検する方針。[9]
- 2013年(平成25年)11月 佐賀市内で9月下旬に発生した恐喝未遂事件で、県警は11月21日に、被害者が加害者の顔写真を見せて「この人だ」との証言を得たことで佐賀市内の40歳代の男性を逮捕したが、この男性は容疑を否認した。このため、再度被害者に確認させたところ、別人であると判明したとして、同日に釈放した[10]。
主な未解決事件
- 佐賀強盗致傷事件(被疑者は現在も逃亡中で、全国に指名手配されている。)[11]
鳥栖市会社員殺害事件[12]
関連項目
- 交通安全協会
- 佐賀県庁
佐賀県警察部 - 戦前の警察組織。
佐賀市警察 - 旧警察法時代に存在した自治体警察。
国家地方警察佐賀県本部 - 旧警察法時代に存在した佐賀県の国家地方警察本部。
取調室 (テレビドラマ) - 佐賀県警が舞台のテレビドラマ
いかりや長介 - ドラマ「取調室シリーズ」の主演。このドラマで佐賀県の観光発展に寄与したことで、没後・県警本部長が感謝状を渡した他、生前も広報ポスターなどで起用されていた。
脚注
^ 佐賀市本庄町「佐賀南署」新設へ 治安維持の重要拠点 2012年(平成24年)1月17日 佐賀新聞 佐賀の情報サイトひびの
^ 警察署再編思わぬ余波 2005年(平成17年)11月21日 佐賀新聞 佐賀の情報サイトひびの
^ 14警察署を10署に再編 2006年(平成18年)1月18日 佐賀新聞 佐賀の情報サイトひびの
^ お知らせ(警察署の再編整備) 平成18年(2006年)8月 佐賀県警察本部警務課
^ 「佐賀南署が業務開始 県内最多206人体制」佐賀新聞、2017年4月2日付、2017年5月6日閲覧。
^ 巡査が賭けボウリング 佐賀県警、取り立てで発覚 産経新聞
^ 警部が懇親会費を流用 本部長訓戒処分、佐賀 交遊費に使う 産経新聞
^ 警部が元組員から100万円借金で依願退職 佐賀署 - 佐賀新聞 2012年(平成24年)3月8日
^ 佐賀県警幹部、置き引き容疑 財布持ち去り書類送検へ - 朝日新聞 2013年3月9日
^ 佐賀県警が誤認逮捕…顔写真見せて得た証言過信 読売新聞 2013年11月22日
^ 佐賀県警察指名手配被疑者(公開被疑者)
^ [1]
外部リンク
- 佐賀県警察
佐賀県警察 (@goroukun_spp) - Twitter
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