ジョナサン・グスマン
この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の姓)はグスマン、第二姓(母方の姓)はペーニャです。 |
基本情報 | |
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本名 | ジョナサン・グスマン・ペーニャ |
通称 | Salomon King(ソロモン・キング、ソロモンの王様) |
階級 | スーパーバンタム級 |
身長 | 166cm |
リーチ | 174cm |
国籍 | ドミニカ共和国 |
誕生日 | (1989-07-17) 1989年7月17日(29歳) |
出身地 | サント・ドミンゴ州ボカ・チカ |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 25 |
勝ち | 23 |
KO勝ち | 22 |
敗け | 1 |
引き分け | 0 |
無効試合 | 1 |
ジョナサン・グスマン・ペニャ(Jonathan Guzman Pena、男性、1989年7月17日 - )は、ドミニカ共和国のプロボクサー。ボカ・チカ出身。元IBF世界スーパーバンタム級王者。ボブ・アラムのトップランク社所属。日本のマスメディアでは『ジョナタン・グスマン』という表記がされる場合もある[1]。
プロモーターはサンプソン・ボクシングに所属だが、ディベイラ・エンターテイメントと共同でマッチメイクが行われている。マネージャーはアル・ヘイモン。96%というスーパーバンタム級の選手の中で破格のKO率と強打を誇り、相手の強打を見抜くとフックを振りまわすように畳みかける形で連打のように強打を当てていくスタイルを持つ選手。2016年12月31日の小國以載戦までダウンを喫したことが無かった[2]。カウンターをもらうと少し脆い面とハイペースで打ち込むせいもあってスタミナに課題が残っている。
目次
1 来歴
2 獲得タイトル
3 脚注
4 関連項目
5 外部リンク
来歴
2011年11月18日、プロデビューし、最終4回2分16秒TKO勝ちを収めた。
2012年11月3日、エメルソン・サントス・カルバルホとFECARBOX中米スーパーバンタム級王座決定戦で対戦し6回KO勝ちを収め王座獲得に成功した。グスマンはこの試合が初めての海外での試合だった。
2013年5月18日、ルイス・ヒノジョサと対戦し偶然のバッティングによる2回無効試合に終わりデビューからの連続KO勝利記録は12でストップした。
2013年8月24日、ホセ・ルイスとWBAフェデラテンバンタム級王座決定戦で対戦し2回2分22秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。
2014年7月19日、マカオのザ・ベネチアン・マカオ内コタイ・アリーナでWBA・WBO世界スーパーバンタム級スーパー王者ギレルモ・リゴンドウと対戦が決まっていたが、最終的にファイトマネーで折り合いがつかず出場できなかった。
2014年10月4日、アメリカデビュー戦としてコネチカット州レッドヤードのフォックスウッズ・リゾート・カジノ内にあるMGMグランド・アット・フォックスウッズでエネストロ・ゲレーロと対戦し2回2分53秒TKO勝ちを収めた。
2015年5月23日、ボストンのアッガニス・アリーナで元WBC世界バンタム級シルバー王者クリスチャン・エスキベルと対戦し5回終了時棄権によるTKO勝ちを収めた。
2016年4月29日、ダニエル・ロサスと、アトランティックシティのトランプ・タージ・マハル内マーク・G・エテスズアリーナで対戦し5回と8回にダウンを奪い8回終了時棄権によるTKO勝ちを収めIBF世界スーパーバンタム級2位の座を手に入れた。
2016年7月20日、日本のリングに初登場。大阪府立体育会館で井岡一翔VSキービン・ララの前座で、カール・フランプトンの王座返上に伴いIBF世界スーパーバンタム級1位の和氣慎吾とIBF世界スーパーバンタム級王座決定戦を行い、ダウンを2回に2度、3回と5回に1度ずつ奪い、11回2分16秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した[3][4][5]。この試合で稼いだファイトマネー9万ドルのうち、マネージャーやスタッフに支払いを済ませ、グスマンの手元に残った7万ドル(約730万円)全額を帰国中にスーツケースの中から盗まれた[6][7][8][9]。
2016年12月31日、島津アリーナ京都でIBF世界スーパーバンタム級5位の小國以載(角海老宝石ボクシングジム)と対戦し、プロ初黒星となる12回0-3(3者共112-115)の判定負けを喫しIBF世界スーパーバンタム級王座の初防衛に失敗、王座から陥落した[10][11]。
2018年9月7日、ボブ・アラムのトップランク社と契約した[12]。
2018年11月16日、約2年ぶりの復帰戦をロベルト・カスタネダと対戦し、10回判定勝ちを収めた。
獲得タイトル
FECARBOX中米スーパーバンタム級王座
WBAフェデラテンバンタム級王座
IBF世界スーパーバンタム級王座(防衛0)
脚注
^ 小國以載「8-2で不利」 グスマン挑戦で番狂わせ狙う Boxing News(ボクシングニュース) 2016年11月15日
^ 小国「耐え恥」金星で初世界王座!怪物王者から人生初ダウン スポニチアネックス 2017年1月1日
^ Guzman wins vacant IBF 122lb belt Fightnews.com 2016年7月20日
^ 和気、11回TKO負けで王座逃す 4度ダウンも前出続けた スポニチアネックス 2016年7月20日
^ 和氣慎吾4度ダウン、グスマンに11回TKO負け Boxing News(ボクシングニュース) 2016年7月20日
^ IBF champion Jonathan Guzman loses $70,000 Fightnews.com 2016年7月26日
^ 和氣に勝利のグスマン、ファイトマネー盗まれる Boxing News(ボクシングニュース) 2016年7月27日
^ “グスマン 和気戦ファイトマネー盗まれる…約738万円の被害”. スポーツニッポン (2016年7月28日). 2016年8月4日閲覧。
^ “Jonathan Guzman Robbed of $70,000 Purse at The Airport”. Boxing Scene.com (2016年7月26日). 2016年8月4日閲覧。
^ Oguni wins IBF 122lb belt from Guzman Fightnews.com 2016年12月31日
^ 小國以載がグスマン撃破、世界初挑戦で殊勲! Boxing News(ボクシングニュース) 2016年12月31日
^ “Former junior featherweight world titlist Jonathan Guzman, 3 others sign with Top Rank”. ESPN.com (2018年9月7日). 2018年10月8日閲覧。
関連項目
- 男子ボクサー一覧
- 国際ボクシング連盟(IBF)世界王者一覧
外部リンク
ジョナサン・グスマンの戦績 - BoxRec(英語)
空位 前タイトル保持者 カール・フランプトン | IBF世界スーパーバンタム級王者 2016年7月20日 - 2016年12月31日 | 次王者 小國以載 |