再春館製薬所
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | 再春館、再春館製薬 |
本社所在地 | 日本 〒861-2201 熊本県上益城郡益城町寺中1363-1 |
設立 | 1959年(昭和34年) |
業種 | 医薬品 |
法人番号 | 5330001011181 |
事業内容 | 化粧品・医薬品・医薬部外品・食品の通信販売 |
代表者 | 西川通子(代表取締役会長)、 西川正明(代表取締役社長) |
資本金 | 1億円 |
売上高 | 288億円(2014年度実績) |
従業員数 | 1,168名(2015年4月現在) |
主要子会社 | 関連会社等の項目を参照 |
外部リンク | 株式会社再春館製薬所 |
特記事項:創業は1932年(昭和7年) 旧本社:熊本県熊本市中央区帯山4-17-1 ITMビル |
株式会社再春館製薬所(さいしゅんかんせいやくしょ、英語:Saishunkan Co., Ltd.)は、熊本県上益城郡益城町に本社を置く化粧品・医薬品・医薬部外品の通信販売業の企業である。
目次
1 概要・特徴
2 沿革
3 主な商品
4 広告
4.1 テレビCM
4.1.1 提供番組
4.1.2 特殊例
4.1.3 過去の提供番組
4.2 ラジオCM
4.2.1 提供番組
4.2.2 過去の提供番組
4.3 その他
5 自社主催イベント
6 自社ウェブサイトへの不正アクセス事件
7 研究成果に関する学会発表
8 関連会社等
9 備考
10 脚注・出典
11 関連項目
12 外部リンク
概要・特徴
- 社名は、江戸時代の熊本藩に建てられた医学校再春館に因んでいる。
1980~90年代に再春館薬業や再春館製薬といった名称を用いた事もあり、提供クレジットも2つの名称が用いられていた。- 一般的な化粧品と異なり店舗販売は行なっておらず、基本的に「テレビ通販」などに特化しており、「客が納得するまで売らない」「買うまで売らない」など独自の商売倫理に立ったCM作りで有名である。
沿革
1932年 - 熊本県熊本市岡田町に『再春館製薬所』を設立。
1959年 - 株式会社再春館製薬所を設立。資本金100万円。
1960年 - 生薬処方の痛散湯(麻杏薏甘湯加防已)を発売。
1974年 - コラーゲン配合美容クリームドモホルンリンクル開発に成功。
1982年 - 西川通子が代表取締役社長に就任、その後、ダイレクト・テレマーケティングシステムを本格的に導入。
1983年 - 熊本にテレマーケティングセンターを設立。
1986年 - フリーダイヤル(0120-444-444)を導入(この電話番号は後にウェブサイトのURIにも採用される)。女優の中村玉緒をドモホルンリンクルのCMに起用。
1987年 - 阿蘇郡西原村の鳥子工業団地に阿蘇工場を新設(現在は地元食品メーカーマルキン食品の工場となっている)。
1992年 - 設立60周年を迎え新社屋を熊本市帯山に竣工開始。『再春館レディースゴルフトーナメント』がスタート。
1993年 - 売上高が100億円を突破。当時社長の西川通子が120億円を目指そうとしたところ大量の返品[1]が送られたため約3ヶ月間電話による販売を中止[2]。
2001年 - 上益城郡益城町に工場を新設、工場名称を『再春館ヒルトップ』とした。
2004年 - 代表取締役社長に西川正明が就任。西川通子前社長は会長に就任。『再春館レディースゴルフトーナメント』が13回を以て終了。
2006年 - 熊本市御幸木部の林ヶ原記念病院を買収し、『桜十字病院』に改称、病院経営に乗り出す。西川通子会長が理事長に就任。
2007年
1月1日 - 本社を熊本市帯山のITMビルから自社工場がある「再春館ヒルトップ」に移転。新本社名称を『つむぎ商館』とした(同月5日より業務開始)。
5月1日 - 自社ウェブサイトに外部からの不正アクセスがあり、一部の顧客情報が閲覧されたことを発表(詳細項参照)[3][4][5]。
2008年
2月20日 - 「第17回地球環境大賞(フジサンケイ ビジネスアイ賞)」を受賞したことを発表。自社の環境に対する取り組みが評価された。
3月10日 - 「くまもとバイオビジネス大賞」を受賞したことを発表。
7月1日 - 「第61回広告電通賞ダイレクト広告賞」を受賞したことを発表。
2009年2月5日 - 熊本県が主催する「くまもとソーラーパーク」企業として認定。
2010年
1月1日 - 新商品として「光対策 素肌ドレスクリーム」発売開始。
1月20日 - 同社のアンテナショップ「伝統薬房」を東京都港区高輪にある東京事務所1階に開設。
2011年
8月1日 - 新商品として飲料「飲むドモホルンリンクル」発売開始。
10月1日 - 主婦の友社発刊『再春館製薬所 ニッポンいちの社員食堂』発売。
10月8日 - 同社初の海外販売を香港にてスタート。
2012年
1月13日 - Jリーグロアッソ熊本のオフィシャルトップパートナーとしてスポンサー契約を締結。これまでのピッチ広告に加え、2012年ユニフォーム(背中)スポンサーに加わる。
5月11日 - 株式会社再春館「安心・安全」研究所を設立。残留農薬検査の事業化をスタート。
8月1日 - 『再春館 はるさんのあんしん台所』を開始。
10月6日 - 香港に続き、台湾にて海外販売をスタート。
10月25日 - 大阪・阪急うめだ本店に「コミュニケーションスペース」と称して、初出店。
2013年
8月6日 - プロバスケットボールチーム「熊本ヴォルターズ」に協賛。
9月18日 - All Aboutより、再春館製薬所監修の電子書籍『スキンケアのプロが教える 30代からの肌づくりBOOK』が発刊。
2014年
2月18日 - 同社の「コミュニケーションスペース」2店舗目を福岡・博多阪急に出店。
3月8日 - 新星出版社より、再春館製薬所監修の『再春館製薬所が教える おうち漢方』が発刊。
8月7日 - 同じ熊本に活動拠点を置いていたルネサスエレクトロニクスのバドミントン部(ルネサス セミコンダクタ パッケージ&テスト ソリューションズが運営)の受け皿として「くまもと再春館製薬所バドミントンチーム」の設立を発表[6]。
2015年
1月15日 - 新商品として『年齢筋力応援 「長白仙参(ちょうはくせんじん)」』発売開始。
1月28日 - 新商品として「めぐりの結晶[年齢美習慣]」発売開始。
4月1日 - くまもと再春館製薬所バドミントンチームを創設。前身チームから引き継いでバドミントン日本リーグ1部(現:バドミントンS/Jリーグ)に加盟。
11月21日 - 主力商品「ドモホルンリンクル」をリニューアル。
2016年
5月10日 - バドミントンチーム所属選手の山口茜がリオデジャネイロオリンピック代表選手に内定。
主な商品
ドモホルンリンクル(基礎化粧品)
- 基礎化粧品
- 化粧落しジェル
- 洗顔石鹸
- 泡の集中パック
- 保湿液
- 美活肌エキス(薬用美白)医薬部外品
- クリーム20
- 保護乳液
- 光対策 素肌ドレスクリーム
- 美容ドリンク
- 飲むドモホルンリンクル(飲料)
- 基礎化粧品
痛散湯(麻杏薏甘湯加防已)(生薬製剤)- プラセンタドモホルン(医薬品外用剤)
- 養生薬湯(入浴剤)
- カムカQRIII(薬用育毛剤)
広告
テレビCM
「♪0120-444-444」のサウンドロゴによるテレビCMを下記の番組で放送している。ナレーションは江守徹が担当している。内容はドモホルンリンクルの紹介だけでなく、企業の取り組みを紹介する内容のものもいくつか流している。ただし、2017年度からは従来のサウンドロゴから、「♪ドモホルンリンクル」というものに変更した上、インターネットでの検索を促すバージョンも放送されている。
また、熊本県内に本社を置く企業であることから、熊本県の民放テレビ各局でもCMが放送されている。但し、内容は企業の取り組みを紹介するもので、CMの最後に企業ロゴとともに申し込みの受付電話番号(フリーダイヤル)が表示されるが、前述のサウンドロゴは流れない。
提供番組
TBS系
サタデープラス(毎日放送制作、ヒッチハイクで30秒)
テレビ朝日系
モーニングショー(第2期、火曜日)
報道ステーション(金曜日のみ)
フジテレビ系
バイキング(隔日)
直撃LIVE グッディ!(当時放送していた東海テレビ制作の昼の帯ドラマ枠からそのまま提供。)- VS嵐
オトナの土ドラ(東海テレビ制作。「東海テレビ制作の昼の帯ドラマ」から引き続いて提供。)
日本テレビ系
- Fun!BASEBALL!!
秘密のケンミンSHOW(2018年10月-)
- など
ゴールデンタイムでも提供番組があるが、昼の提供番組はP&Gやメットライフ生命(旧:アリコジャパン→メットライフアリコ)と共に多い。
熊本県民テレビ
テレビタミン(毎週水曜18時台、1分枠)
KKTニュース(毎週土曜夕方)
特殊例
情報ライブ ミヤネ屋(読売テレビ制作、日本テレビ系)
- ※完全なスポンサーではなく、ネットスポンサー明けの最初のCMとして流されている。
ヒルナンデス!(日本テレビ系)
- ※こちらも完全なスポンサーではないが、13時台の最初のCMとして流されている。
過去の提供番組
★は番組自体現在も継続中。
TBS系
ピンポン!(11:30枠全国ニュースコーナーのみ。隔日。)
ドラマ30(毎日放送と中部日本放送が交互に制作。毎日提供していたが、最末期を除き隔日で1分枠の場合スポンサー読み上げがあった。)
ひるドラ(同上)
ひるおび!(12時台月~金の帯。13時台月~木の帯。各30秒と金曜13時台CBCテレビ制作枠30秒、金曜14時台毎日放送制作枠前半ヒッチハイクで30秒)- 2006年バレーボール世界選手権
JNNイブニング・ニュース(土曜日のみ)- JNN報道特集
報道特集NEXT★
テレビ朝日系
スーパーモーニング→モーニングバード
金子信雄の楽しい夕食(ABC制作)
土曜ワイド劇場(毎月第3週はABC制作)
たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学(ABC制作)
ワイド!スクランブル★
上沼恵美子のおしゃべりクッキング(ABC制作)★
新婚さんいらっしゃい!(ABC制作)★
フジテレビ系
- 笑っていいとも!増刊号
- 2007年世界フィギュアスケート選手権
- 新報道プレミアA
ネプリーグ★- めざましテレビ
とくダネ!(水・木曜日のみ30秒枠で放送)
FNNニュースレポート11:30→FNNスピーク
Mr.サンデー(関西テレビとの共同制作)★
東海テレビ制作昼の帯ドラマ(東海テレビ制作)
- 必ず番組次回予告の前にcmが入るようになっている、→cm終了後はそのまま次回予告に行かずそのままドラマを放送して次回予告に変わっている。cmを放送する場所は決まって最後の方に放送している。東日本大震災の影響により2011年3月14日 - 3月18日は、放送休止で提供なし、3月21日 - 3月25日は、再春館製薬所のみ提供クレジットを表示、3月28日以降は全社提供クレジットを自粛。4月途中(曜日不明)、提供クレジットの表示を再開。番組終了後「オトナの土ドラ」にて引き続いて提供。
日本テレビ系
ワザあり!にっぽん(中京テレビ制作)- 午後は○○おもいッきりテレビ
- おもいッきりイイ!!テレビ
- おもいっきりDON!
ザ・ワイド(読売テレビとの共同制作)
ウェークアップ!ぷらす(読売テレビ制作)
真相報道バンキシャ!★- DON!
誰だって波瀾爆笑★
1億人の大質問!?笑ってコラえて!★
熊本県民テレビ
テレビタミン(毎週月曜17時台、1分枠)★
熊本朝日放送
KABニューストレイン(毎週木曜日、1分枠)
ニュース&情報ライブ くまパワ(毎週月曜日、1分枠)★
なお、1990年代後期にテレビ東京系のシネマタウンや時代劇アワーで提供表示はないがCMを流した事がある。
ラジオCM
ラジオでは主に、痛散湯を紹介したラジオCMが放送されている。各局の代表するパーソナリティがCMを担当しているが、その局に担当者がいない場合は、主に生島ヒロシバージョンが流れる(そうでない場合もあり)。
TBSラジオ:生島ヒロシ、堀井美香、外山惠理
文化放送:白井静雄、吉田涙子
ニッポン放送:高嶋ひでたけ、斉藤安弘、石川みゆき
アール・エフ・ラジオ日本:主に生島ヒロシだが、まれに加藤裕介・細渕武揚のバージョンも流れる。
HBCラジオ:松永俊之、内藤克
STVラジオ:巻山晃、牧泰昌、喜瀬浩
青森放送:夏目浩光
秋田放送:菅原実、田村修
山形放送:門田和弘
ラジオ福島:大和田新
栃木放送:矢野健一
信越放送:久保正彰
静岡放送:國本良博
CBCラジオ:多田しげお、伊藤敦基、角上清司、平野裕加里、小高直子
東海ラジオ:松原敬生、蟹江篤子、青山紀子、小島一宏
MBSラジオ:馬場章夫、桜井一枝、太田幸司、野村啓司、浜村淳、山本浩之、近藤光史
ABCラジオ:桑原征平、安井牧子、橋詰優子
ラジオ関西:羽川英樹⇒立原啓裕⇒西條遊児
和歌山放送:平井理弘
中国放送:世良洋子
南海放送:山下泰則
KBCラジオ:沢田幸二、富田薫、藤原満 ほか
宮崎放送:上岡信夫
琉球放送:箕田和男
ラジオNIKKEI:白川次郎⇒渡辺和昭
この他、上記の局以外の民放AMラジオ局各局に於いても流れているが、生島以外のCMナレーターについては明らかにされていない。また立場上、局アナはCM冒頭で氏名を名乗らない。最近はTOKYO FMやα-STATION、CROSS FM、FMヨコハマなど民放FMラジオ局やラジオNIKKEIでも「痛散湯」「ドモホルンリンクル」のCMが流れるようになった。
提供番組
TBSラジオ
生島ヒロシのおはよう定食・生島ヒロシのサタデー・一直線(月~土曜日「健康広場」)
生島ヒロシのおはよう一直線(木曜日「再春館製薬所 健康一直線」)
- 以上の番組ではスポット枠でも当社のCMが流れる。
ドライバーズ・リクエスト(火曜日のみ、生島ヒロシバージョン)
過去の提供番組
初田啓介の激アツ!エキサイトベースボール!(TBSラジオ)
TBSラジオ エキサイトベースボール(TBSラジオ)
うえやなぎまさひこのサプライズ!(ニッポン放送)
どうですか歌謡曲(ニッポン放送、NRN系列への裏送り番組)
その他
Jリーグロアッソ熊本 - スポンサーとしてピッチ広告を出している。- プロバスケットボールチーム「熊本ヴォルターズ」- ユニフォームスポンサー
自社主催イベント
- 再春館レディースゴルフトーナメント(現 ライフカードレディスゴルフトーナメント→西陣レディスクラシック→KKT杯バンテリンレディスオープン)
- サンクスイルミネーション(毎年12月に再春館ヒルトップ敷地内で行われるイルミネーションイベント)
- 2015年開催の「第22回 サンクス・イルミネーション 2015」を持って終了。
自社ウェブサイトへの不正アクセス事件
2007年5月1日、定例システムチェックを実施した際に通常を上回るアクセス数の記録を確認した。この結果、自社ウェブサイトに外部からの不正アクセスがあり、一部の顧客情報が閲覧された事が発表された[3][4][5]。これを受けてウェブサイトは同日午後10時から閉鎖し、「お知らせとお詫び」に変更された。
被害を受けたのは、顧客情報約27万人のうち14万1,483人分である。また、閲覧された内容は氏名・メールアドレス・ユーザーIDとパスワード・電話番号が閲覧されたものと説明している。
閲覧された情報 | 閲覧された人数 |
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メールアドレスのみ | 110,269人 |
メールアドレス+氏名 | 223人 (うち1人は電話番号を含む) |
メールアドレス+ユーザーIDとパスワード | 31,125人 (うち295人はメールアドレスを含まず) |
メールアドレス+氏名+ユーザーIDとパスワード | 164人 (うち2人は電話番号を含む、3人はメールアドレスを含まず) |
なお、クレジットカード番号、口座番号、その他の情報などが閲覧されていない事が確認された。閲覧された情報を悪用される「二次被害」についてはまだ確認されていない。情報が閲覧された顧客に対し、謝罪のメールや手紙を送信した(電話番号が閲覧された人には電話でも謝罪している)。
2007年5月2日には、熊本県警に不正アクセス禁止法違反容疑などで被害届を提出。この件に関して、同年5月3日午後3時から本社で記者会見し、詳しい経緯を説明した。顧客情報が閲覧された時間帯(4月30日午前9時20分 - 5月1日午前10時44分)に記録された接続元の機器の場所は中国国内だったという。通常の接続数は1日約1万件であるのに対し、顧客情報が閲覧された時間帯の約25時間には約14万件もの接続があったという。
この事から、同年5月4日から6月末までテレビCMが公共広告機構(現:ACジャパン)に差し替えられていた。なお、同日から数日間は番組の提供クレジットに“再春館製薬所”の文字が表示されたままとなっていた。その後、同年5月8日から順次、事件に関する情報などがウェブサイトに掲載された。
なお、ウェブサイトについては、事件から1ヶ月後の6月中旬頃を目処に再開される予定だったが、同年6月6日より一部のページが再開。7月5日時点では、商品利用者向けコミュニティサイトを除いた他のページがすべて再開。商品利用者向けコミュニティサイトについては7月23日に再開され、これにより、すべてのサイトが再開した。
研究成果に関する学会発表
- 2009年
3月28日 - 富山県産のチューリップ(ピンクダイヤモンド)の花びらから抽出されるエキスによる、「皮膚細胞でのコラーゲン合成促進効果」について、「日本薬学会第129年会」にて発表。
6月18日 - 熱ショックタンパク質(HSP70)による「メラニン合成の抑制作用や紫外線による損傷からの回復効果」について、熊本大学と共同研究成果を「第15回国際光生物学国際会議(International Congress of Photobiology 2009)」にて発表。
- 2010年
3月26日 - 熱ショックタンパク質(HSP70)誘導剤として天然物「ヤバツイ(野馬追)」、「アルニカ」が皮膚を守りながら美白作用を示すことについて、熊本大学と共同研究成果を「日本薬学会第130年会」にて発表。
9月24日 - 抗糖化、美白素材として天然物「芋焼酎粕」とスイス高山植物「ピンピネラ」が抗酸化作用と美白効果を示す研究成果を「日本生薬学会第57回年会」にて発表。
- 2011年9月7日 - 「シワシミ抑制機能を有する自己回復タンパク質 熱ショックタンパク質(HSP70)」について、熊本大学との共同研究成果を「第41回欧州研究皮膚科学会」にて発表。
- 2012年
8月24日 - 熊本大学が再春館製薬所とのAngptl2を標的とした共同研究を「第30回日本美容皮膚科学会総会・学術大会」にて発表し、優秀演題賞を受賞。
9月19日 - 慶應義塾大学が再春館製薬所・熊本大学・名古屋大学とのHSP(ヒートショックプロテイン)共同研究を「第42回欧州研究皮膚科学会」にて発表。
- 2013年
10月1日 - 「シワ」という皮膚老化と「メタボ」という全身の健康障害は、同じタンパク質の過剰な働きが共通の原因と「第13回日本抗加齢医学会総会」において、再春館製薬所と熊本大学の共同研究で発表。
関連会社等
- 株式会社九州警備保障
- 株式会社キューネット
- 株式会社キューカート
- 医療法人桜十字(桜十字病院)
- 株式会社クオリティライフ・コンシェルジュ(旧:ビーエム・セブン・コーポレーション)
- 公益財団法人再春館「一本の木」財団
- 株式会社桜十字
- 株式会社再春館「安心・安全」研究所
- あゆみ株式会社(再春館 はるさんのあんしん台所の運営会社)
備考
- 絶倫ゴールドやボインボインバストなどの強壮・美容関係の商品を扱っている「再春館薬品」という会社があるが、関係はまったくない。
- なお、2010年3月に、再春館製薬所は再春館薬品に対し、類似商号の使用禁止などを求める訴訟を、東京地裁に起こした[7]。9月、再春館薬品が商号を変更または抹消することなどを条件に和解成立[8]。
2000年には、当時熊本市帯山にあった本社社屋の窓ガラスと壁に、5月に銃弾4発、6月にも銃弾5発がそれぞれ撃ち込まれたほか、当時阿蘇郡西原村にあった阿蘇工場の窓ガラスが割られる事件が発生。のちに銃刀法違反などの疑いで暴力団「北岡会」幹部らが逮捕された[9][10][11]。
アルコ&ピースのコントに同社のCMを基にしたネタがある。
2016年4月14日に発生した平成28年熊本地震で震源地にあった本社・工場が被災し10日間ほど営業を停止したが、被災後まもなく、認定NPOピースウィンズ・ジャパンに協力し、本社敷地内に災害用避難テントを張るなどの復旧支援活動を実施した。また、同年5月13日には熊本城に5億円の復旧支援金を寄付している。
脚注・出典
^ 同社のCMでも最初に『返品の山』として取り上げている。
^ 2009年9月7日放送の『日経スペシャル カンブリア宮殿』より。
- ^ ab「顧客情報流出か 再春館製薬に不正接続」くまにちコム 熊本日日新聞社 2007年5月3日報道
- ^ ab「再春館製薬所HPに不正アクセス14万件 情報流出か」asahi.com 朝日新聞社 2007年5月3日報道
- ^ ab「個人情報:再春館製薬所で顧客情報14万件流出か」MSN毎日インタラクティブ 毎日新聞社 2007年5月3日報道
^ “バドミントンの強豪ルネサス、再春館製薬所に部を譲渡”. 日本経済新聞. (2014年8月7日). http://www.nikkei.com/article/DGXLSSXK40079_X00C14A8000000/ 2015年12月7日閲覧。
^ 「類似商号で利益侵害」 再春館製薬所が東京の会社を提訴 産経新聞 2010年3月2日
^ 「再春館製薬所」訴訟が和解 薬品社、商号変更へ 共同通信 2010年9月15日
^ 『読売新聞』2000年07月14日「再春館銃撃容疑で組員逮捕」
^ 『毎日新聞』2000年10月11日「再春館製薬へ銃弾 暴力団幹部を逮捕 熊本県警」
^ ドモホルン「再春館」銃撃で蒸し返された女社長の過去『週刊新潮』2000-06-08
関連項目
はねバド! - アニメ版において同社バドミントン部が取材協力として参加。また、バドミントン撮影協力として同社バドミントン部所属の仲井由希乃、小野菜保がロトスコープのモデルとして参加している。
外部リンク
- 株式会社再春館製薬所
- 再春館ヒルトップ
公式Facebookページ「再春館製薬所」 - Facebook
- 再春館製薬所 バドミントンチーム