武相中学校・高等学校
武相中学校・高等学校 | |
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国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人武相学園 |
設立年月日 | 1942年 |
創立記念日 | 6月24日 |
創立者 | 石野瑛 |
共学・別学 | 男女別学 (男子校) |
中高一貫教育 | 併設型(外部混合無) |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学科内専門コース | 特進コース、総合コース |
学期 | 3学期制 |
高校コード | 14526C |
所在地 | 〒222-0023 |
神奈川県横浜市港北区仲手原二丁目34番1号 | |
外部リンク | 公式サイト |
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武相中学校・高等学校(ぶそうちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、神奈川県横浜市港北区仲手原二丁目に所在し、中高一貫教育を提供する私立男子中学校・高等学校。高等学校では、中学校から入学した内部進学の生徒と高等学校から入学した外部進学の生徒との間では、3年間別クラスになる併設型中高一貫校[1]。法人の正式名称は学校法人武相学園。オリンピック選手を輩出していることや、過去に高校野球など実績があることで知られている。
目次
1 概要
2 沿革
3 施設
4 カリキュラム
5 交通
6 著名な出身者
7 関連項目
8 脚注及び参照
9 外部リンク
概要
1942年(昭和17年)、考古学者で歴史家でもあった石野瑛が、青少年教育の重要性を感じ、神奈川県横浜市港北区篠原町富士塚に旧制武相中学校創立。その後、生徒と共に原野であった松風台(現・武相台)を開拓し移転。当時この場所は見晴らしが良く、旧国名の武蔵国と相模国が一望できたことからその頭文字を一字ずつ取って校名にした。校名の由来ともなっている高台(武相台)は昭和17年当時非常に見晴らしが良く、横浜港はもちろん、遠く丹沢や富士山、房総半島も望むことができ、文字通り武・相両州が一望できたという。- 建学の精神は、「道義昂揚」・「個性伸張」・「実行徹底」
- スクールカラーは紫・青・丹。エンブレムは建学の精神をラテン語で表している。
- 高校野球では甲子園に4度出場している[2]。
- 上記にある通り硬式野球の古豪としての知名度があるが近年ではサッカー部やボクシング部にその座を明け渡している。
- 2014年度は軟式野球部、ソフトテニス部、陸上競技部、フットサル部、ボクシング部、柔道部、弓道部がそれぞれ関東大会に出場し、ボクシング部、柔道部、弓道部は全国大会に出場している。
- 文化部では1979年に創設された鉄道研究同好会が人数こそ少ないもののOBを含めて活発に活動しており[3][4]、製版屋に就職したOBが起こした「BRCプロ」より写真集などの書籍を出版し有隣堂などの書店での販売を行っている[5][6]ほか、横浜市立図書館へも郷土資料として収められている。
沿革
1942年 - 旧制武相中学校創立。
1945年 - 第二次世界大戦による空襲により、富士塚(刀鍬)校舎焼失。
1947年 - 新制中学校認可。
1948年 - 武相高等学校設置。武相考古館・ホール竣工。
1958年 - 武相学園正門道路(桜坂)竣工。
1970年 - 高校野球の神奈川県大会で優勝、全国大会(甲子園)に4度出場。ボクシング部団体全国大会優勝。
1992年 - 創立50周年・50周年記念館・理科実験棟竣工
2002年 - 創立60周年記念式典挙行。講堂・体育館竣工。
2003年 - 生物実験室竣工
2004年 - 第1校舎玄関廊下・西側階段、第2校舎階段改修
2005年 - グランド改修工事・第1校舎一般教室ITマルチメディア化改修工事
2007年 - 第6校舎トイレ・廊下改修工事 ・温水プール電動開閉式上屋テント貼替工事
2009年 - 第1校舎・第2校舎・第4校舎耐震補強工事
2010年 - 第3校舎耐震補強工事
2011年 - 地デジ化放送設備工事
2012年 - 第2校舎一般教室高機能化改修工事
2013年 - 中田 仁校長就任・情報処理教室設備更新・第4校舎トイレ・応接室改修工事
2014年 - 第1・第3校舎、特別教室空調機更新・グラウンド野球天蓋防球ネット設置
2015年 - 50周年記念アリーナ音響設備改修
2016年 - 中学校・高等学校教育設備更新
施設
- 50周年記念館*理科実験棟
- 体育館・講堂(メインアリーナ・サブアリーナ・屋内トレーニングルーム・ランニングコース)
- 屋内プール
- テニスコート
- 嬬恋天日山荘
- 弓道場
カリキュラム
- 総合コース、特別進学クラスがある。
- 課外授業としてホームステイでの海外研修がある。
交通
東急東横線妙蓮寺駅 白楽駅それぞれ徒歩10分
横浜市営地下鉄ブルーライン岸根公園駅 徒歩10分
JR横浜線・JR東海道新幹線・横浜市営地下鉄ブルーライン新横浜駅 徒歩18分
著名な出身者
加部正義 - ミュージシャン
マモル・マヌー - 歌手
杉野正 - 埼玉高速鉄道株式会社社長・元しなの鉄道株式会社社長
和久井光司 - 総合音楽家(ミュージシャン/音楽評論家/プロデューサー)
松村充 - インスブルックオリンピック (1976年)フィギュアスケート日本代表
福井英郎 - シドニーオリンピックトライアスロン代表
星野敬太郎 - 元プロボクサー(世界ボクシング協会ミニマム級元世界王者)
カシアス内藤 - 元プロボクサー
石澤開 - プロボクサー(初代日本ミニマム級ユース王者)
五十嵐英夫 - 元プロ野球選手
島野修 - 元プロ野球選手(巨人→阪急)
菅野光夫 - 元プロ野球選手(日本ハム)
根建忍 - 元プロ野球選手
金島正彦 - 元プロ野球選手
周富徳 - 料理人
北村照文 - 元プロ野球選手(阪神→西武→中日)
佐々木彰生 - フィギュアスケート選手
須田清見 - 元プロ野球選手
鈴木慶裕 - 元プロ野球選手(日本ハム→ダイエー)
パンチ佐藤 - 元プロ野球選手(オリックス)・タレント
今関勝 - 元プロ野球選手(日本ハム)中退
堂上隼人 - 元プロ野球選手(ソフトバンク)
井口和朋 - プロ野球選手(日本ハム)
出川哲朗 - お笑い芸人・タレント
堤下敦 - お笑い芸人・タレント
坂本雅仁 - お笑い芸人(アホマイルド)
高橋邦彦 - お笑い芸人(アホマイルド)
あっぱれコイズミ - お笑い芸人
榎本哲也 - プロサッカー選手(浦和レッズ、本校サッカー部出身ではない)
武藤雄樹 - プロサッカー選手(浦和レッズ)
鈴木雄也 - サッカー選手(Honda FC)
吉田明生 - プロサッカー選手(Y.S.C.C.横浜)
松島勝之 - ソウルオリンピック ボクシング代表
松橋利光 - 日本の写真家
西本欣司 - プロ野球審判員
東門明 - 元野球選手(早稲田大学野球部、日米大学野球で送球を頭部に受け死亡)
MACCHO - HIP HOPユニットOZROSAURUSのMC、ラッパー。本名:鈴木麻超。(中退)
高橋邦明 - D1ドライバー
桑元孝雄 - アトランタオリンピック 野球日本代表・元硬式野球部監督
豊田圭史 - 富士大学硬式野球部監督
関連項目
- 神奈川県中学校一覧
- 神奈川県高等学校一覧
旧制中学校 - 旧制中等教育学校の一覧 (神奈川県)
- 日本の男女別学校一覧
脚注及び参照
^ 武相高校の学校情報(高校受験パスナビ)(旺文社)の「ワンポイント情報」の冒頭に「●内部進学生とは3年間別クラス。」と掲載されている。
^ “武相高校>クラブ活動>硬式野球部”. 武相中学・高等学校公式ウェブサイト. 2017年12月16日閲覧。
^ 武相高校ウェブサイト上の部活紹介ページで「お遊びの部活ではありません」と宣言している。
^ 松本伸也 (2015年2月3日). “鉄道マンはここから誕生する! お遊びじゃない武相高校鉄道研究同好会を追え!”. はまれぽ.com: p. "1". http://hamarepo.com/story.php?story_id=3779 2017年11月16日閲覧。
^ 松本伸也 (2015年2月3日). “鉄道マンはここから誕生する! お遊びじゃない武相高校鉄道研究同好会を追え!”. はまれぽ.com: p. "2". http://hamarepo.com/story.php?page_no=1&story_id=3779&from= 2017年11月16日閲覧。
^ “鉄道書籍コーナー「鉄之道」 ”. BRCプロウェブサイト. 2017年11月16日閲覧。
外部リンク
- 武相中学校・高等学校