ターミナル駅
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ターミナル駅(ターミナルえき)とは、鉄道路線の末端に位置する鉄道駅である。終点・終端・端末を意味する単語「ターミナル」(terminal) に由来する。
目次
1 概要
2 日本における「ターミナル駅」
3 日本のターミナル駅の例
4 世界のターミナル駅の例
4.1 台湾
4.2 中国
4.3 韓国
4.4 タイ王国
4.5 インド
4.6 トルコ
4.7 イギリス
4.8 フランス
4.9 ベルギー
4.10 ドイツ
4.11 スペイン
4.12 ポルトガル
4.13 ロシア
4.14 ウクライナ
4.15 イタリア
4.16 アメリカ合衆国・カナダ
4.17 ブラジル
4.18 オーストラリア
5 注釈
6 脚注
7 関連項目
概要
路線及び列車運行の発着点であり、本来は駅から路線が片方にだけ伸びる形であるため、頭端式ホーム(行き止まり式ホーム)が用いられることが特徴である。世界最大のターミナル駅として、ニューヨークのグランド・セントラル駅が知られる。欧米の大都市では、数ヶ所にそれぞれ別の方向に向かう都市間路線のターミナル駅があり、市内中心部においては路線バスや路面電車、地下鉄等がそれらの間を結ぶという方式がよく見られる。鉄道が陸上交通の主役であった時代には、ターミナル駅は都市の玄関口としての役割を果たしたが、特に都市間を連絡する長距離列車を主体とすることが多かったヨーロッパの鉄道では壮麗な歴史主義様式の駅舎が建ち、ホーム上には巨大な屋根(トレイン・シェッド)がかけられ、乗降客に強い印象を与えた。映画や絵画の題材ともなり、タイトルにも使用される(イタリア映画『Stazione Termini』、日本語題『終着駅』)など、芸術で叙情的に語られる対象ともなってきた。歴史的な駅舎は低層建築であることが多々あるため、近年の再開発により、文化財が失われたり周辺の商業機能を衰退させたりすることが問題となっている。
これに対して日本の大都市では、特にJRの場合、路線の終点・起点であっても他の路線に接続するため行き止まり式の駅は少ないが、後述するように、そうした両方に路線が伸びる形の駅ないしは路線の中間に位置する駅であっても列車等の集積点となる駅、各種交通機関の結節点(ハブ)となる主要駅を「ターミナル駅」と呼ぶのが一般的である。
駅設備としては、地下鉄、路線バス等の各種交通機関が多数乗り入れるため、駅前広場や連絡改札といった乗り換え施設が整備される。特に主要都市の中心となる駅は、多方面から集まる旅客・荷物をその目的地に応じて円滑に振り分けるハブ機能が求められ、旅客の待合設備、荷物の保管機能、荷役設備、列車やバスの車庫機能など、ターミナル(ハブ)駅として充実した機能を有している。
日本における「ターミナル駅」
本来は終着駅と同義語であったが、日本の大都市ではJRを中心に行き止まり式の主要駅は少なく、さらに私鉄でも地下鉄との相互乗り入れなどによりその数を減らしてきている。ただし、終着駅としてのターミナルはまた列車等の起・終点であるという性質から、前述のとおり列車等の集積点ともなり、これが転じて、今日の日本の都市部では、線区もしくは営業運行上の起終点駅、終着点でなくても営業列車等の集積がみられる駅を指して「ターミナル駅」という語を用いるのが一般的である[注釈 1]。路線上は中間駅であっても営業上起終点となる駅の例として、函館本線札幌駅、中央本線新宿駅、鹿児島本線博多駅などがある。
なお、貨物駅の一部には、「○○貨物ターミナル駅」と称する(日本の鉄道駅#貨物駅を参照)駅が存在する。貨物駅は荷役作業を必要とするため、行き止まり式の駅が一般的であったが、着発線荷役方式の登場によって、神戸貨物ターミナル駅のような鉄道路線が駅を貫く貨物ターミナル駅も増加している。
ターミナル駅の駅舎は、駅舎を大規模化し商業施設など駅機能以外の機能を持たせていることがある。
このような駅舎は、駅ビル、ターミナルビル、ステーションデパートなどと呼ばれ、郊外の沿線住民を集め、消費を拡大し、収益の増加を図る仕掛けとなっている。阪急電鉄の梅田駅が駅ビルの第一号である。
日本のターミナル駅の例
東京駅
東京駅
東海道本線、東北本線、総武本線と3本の在来線本線、さらに京葉線、東海道新幹線、東北新幹線の起点となる駅で、以前は中央本線も書類上の起点としていた(運転上は新幹線、東海道線、上野東京ライン(宇都宮線〈東北線〉・高崎線・常磐線)、京葉線、中央線快速、総武快速線、横須賀線の起点で、東海道線と上野東京ライン、総武快速線と横須賀線の大多数の列車が当駅をはさみ直通運転が行われる)。他線を含めて1日あたり4,000本という発着列車本数は日本最多である。また、東京メトロ丸ノ内線も発着し、東京メトロ東西線大手町駅が至近に位置する。- 首都の玄関口という位置づけで設置された駅だが、通過する交通の利便を考慮し、欧米のターミナル駅で多用される頭端式ホームをもつ行き止まり型の駅とはされなかった。かつて東京駅へ乗り入れていた東北本線の線路は新幹線建設の際に一部が撤去されたが、新幹線高架の直上に線路を新設し、上野東京ラインとして宇都宮線・高崎線と東海道線の相互直通運転、常磐線の東京駅・東海道線経由品川駅乗り入れが実現した。
- また、JRバスの都内のターミナルの一つとなっており、各地への高速バスも発着している。
- 2016年に交通政策審議会が行った答申「東京圏における今後の都市鉄道のあり方について」では、当駅及びその付近を通る路線として都心直結線(京成押上線押上駅 - 新東京駅 - 京急本線泉岳寺駅)、つくばエクスプレス延伸(秋葉原駅 - 東京駅)、都心部・臨海地域地下鉄構想(臨海部 - 銀座駅 - 東京駅)が「国際競争力の強化に資する鉄道ネットワークのプロジェクト」として位置付けられており、実現すれば羽田空港・成田空港や筑波研究学園都市、東京臨海副都心と直結することになる。
世界のターミナル駅の例
台湾
日本と同様、台湾では都市の中心となる駅に特別な名をつける習慣はなく、通常はその都市の名をそのままつける。

台北駅
基隆駅 - 西部幹線の起点、東部幹線の路線上の起点駅
七堵駅 - 西部幹線の多数列車の始発駅- 松山駅
台北駅 - 台湾高速鉄道の起終着駅であり、台鉄、台北捷運との乗換駅として案内されている。乗り入れ各線を合わせた利用客数は1日あたり40万人で台湾最多。
樹林駅 - 実質的な東部幹線の起終着駅
新竹駅 - 内湾線
- 彰化駅
二水駅 - 集集線
嘉義駅 - 阿里山森林鉄道
- 高雄駅
潮州駅 - 西部幹線の多数列車の終着駅
枋寮駅 - 西部幹線の終点
台東駅 - 東部幹線の終点
花蓮駅 - 台湾東部の一大ターミナル駅- 蘇澳駅
中国
北京南駅
北京
北京駅 - 京滬線、京哈線、京秦線、京原線、京承線、豊沙線の起点で、中華人民共和国全土への長距離列車の始発駅である他、モスクワのヤロスラフスキー駅行き、ウランバートル駅行き、平壌駅行きの国際列車もある。
北京西駅 - 1996年に開業し、北京駅から京九線、京広線の始発機能が移され、中国西北部、中国西南部の玄関口であり、北京駅とともに北京の2大ターミナル駅と言われている。
北京南駅 - 2006年以前は長距離優等列車中心の北京駅、北京西駅に対し、中・短距離の普通列車の発着が主であったが、休止、拡張工事を開始し、2008年8月1日に竣工した。総面積は31万m2であり、アジアでも最大級の駅だといわれる[1]。設備は近代的にリニューアルされ、京津都市間鉄道と京滬高速鉄道(建設中)といった高速鉄道のターミナル駅となる。
北京北駅 - 、京包線、京通線、京張線といった北京の北東に位置する河北省や内モンゴル自治区方面へ向かう列車の事実上の起点となっている。
天津
天津駅 - 中国国鉄の在来線が通る他、京津都市間鉄道の天津側のターミナル駅である。
天津西駅 - 京滬高速鉄道の連絡線が建設中である。清朝時代の1910年12月14日に、ドイツ風の新古典主義建築の駅舎で開業したが、保存のため旧駅舎は移転され、リニューアル工事中であり、2012年に完成予定である。
天津南駅 - 郊外の未開発地区に、京滬高速鉄道上の駅として建設された。将来的には周辺は開発される計画である。
上海
上海虹橋駅の待合ロビー
上海駅 - 京滬線の終着駅である。上海で最大の駅であり(一日平均乗降客数は約30万人)、上海は中国の鉄道網の中枢であり、北京・天津方面をはじめ全国各地への長距離列車が発着する。また、滬寧都市間鉄道のターミナル駅である他、地下鉄の上海火車駅駅が隣接する。
上海南駅 - 滬昆線の上海駅を補完するターミナルであり、また2012年頃には滬杭旅客専用線も乗り入れる予定である。上海駅と比べて、南方各地への長距離列車が多い。地下鉄の上海南駅駅が隣接している。地下鉄15号線と上海トランスラピッドが乗り入れる計画がある。
上海西駅 - かつては長距離旅客列車の始発駅として、上海駅の副次的なターミナルとして機能していたが、空調設備がないなど接客設備が貧弱であった。また南京方面に向かう列車と杭州に向かう列車が錯綜するなど過密ダイヤの問題があった。そのため上海南駅が開業すると旅客扱いは停止され、駅舎が改築され、2010年7月1日に滬寧都市間鉄道が上海駅まで開通すると同時に、上海西駅も旅客扱いを再開した。現在では、長距離列車は停車せず、南京方面行きの列車がほとんどである。また、地下鉄11号線が開業済だが、15号線、16号線、17号線が乗り入れて、上海軌道交通のターミナルとなる計画がある。
上海虹橋駅 - 上海虹橋国際空港に直結し、総面積26.34km2の虹橋総合交通中枢の一部である。京滬高速鉄道、滬寧都市間鉄道、滬杭旅客専用線が乗り入れ、上海最大の高速鉄道のターミナル駅となる予定である。地下鉄の虹橋駅駅が隣接していて、2号線と10号線が開業済である他、5号線と17号線が乗り入れる計画があり、市内中心部と結ばれる。さらに上海トランスラピッドの延伸線の駅が設置される計画もある。
南京
南京駅 - 京滬線、寧銅線が通る他、寧西線、寧啓線の起点である。また、滬寧都市間鉄道の南京側のターミナル駅でもある。
南京南駅 - 京滬高速鉄道の主要駅である。また、寧杭旅客専用線、寧合旅客専用線、寧安旅客専用線の南京側のターミナル駅でもある。
杭州
杭州駅 - 滬昆線、滬杭線、宣杭線が通り、全国各方面に始発列車がある。また、滬杭旅客専用線の暫定的なターミナル駅として利用されている。
杭州東駅 - 1992年に開業し、滬昆線、滬杭線、浙贛線が通っていて、杭州駅を補完するターミナル駅である。現在拡張工事中で、滬杭旅客専用線や杭甬旅客専用線、寧杭旅客専用線(京滬高速鉄道の延伸線)、杭長旅客専用線(浙贛)、商合杭旅客専用線(宣杭)、杭黄旅客専用線のターミナル駅であり、さらに上海トランスラピッドの延伸線のターミナルになる計画もある。
韓国

ソウル駅
ソウル駅 - KTX・京釜線・京義線・地下鉄1号線・4号線
清凉里駅 - 中央線・京元線・中央電鉄線・地下鉄1号線
龍山駅 - KTX・京釜線・湖南線・全羅線・長項線・広域電鉄1号線、中央電鉄線
大田駅 - KTX・京釜線・忠北線・地下鉄1号線
東大邱駅 - KTX・京釜線・大邱線・中央線・東海南部線・大邱都市鉄道1号線
釜山駅 - KTX・京釜線・地下鉄1号線
釜田駅 - 東海南部線・慶全線
タイ王国

フワランポーン駅
バンコク
- フワランポーン駅
ハートヤイ(ハジャイ)
- ハートヤイ駅
インド

チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅
デリー
- ニューデリー駅
- デリー駅
- デリー・サライ・ローヒラー駅
- ハズラト・ニザームッディーン駅
ムンバイ
チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅(ヴィクトリア・ターミナス駅)- チャーチゲート駅
- ムンバイ・セントラル駅
- ダダル駅
- ロクマニヤ・ティラク駅
コルカタ
ハウラー駅- シアルダー駅
- コルカタ駅
チェンナイ
- チェンナイ・セントラル駅
- チェンナイ・エグモア駅

ハイダルパシャ駅(イスタンブール)
トルコ
イスタンブール
- シルケジ駅
- ハイダルパシャ駅
イギリス

セント・パンクラス駅
ロンドン
- ロンドン・ヴィクトリア駅
ウォータールー駅 - 現在、イギリスで最も旅客数が多い駅である。ただし、ユーロスターのターミナル駅がセント・パンクラス駅に移されたため、今後は旅客数の減少が考えられている。- キングス・クロス駅
セント・パンクラス駅 - キングス・クロス駅に隣接しており、パリやブリュッセルへ向かう国際列車ユーロスターが発着する。- チャリング・クロス駅
パディントン駅 - ヒースロー空港とを結ぶヒースロー・エクスプレスのターミナル駅である。- リバプール・ストリート駅
- ユーストン駅
フランス

北駅
パリ
リヨン駅 - 「リヨン駅」という駅名は、パリからリヨンへ向かう鉄道の起点、あるいは旧パリ・リヨン鉄道(後にパリ・リヨン・地中海鉄道を経て現SNCFの一部)の駅という意味である。
北駅 - ユーロスターのロンドン行、タリスのブリュッセル・アムステルダム・ケルン行、夜行列車のハンブルク・ベルリン行の列車が利用可能な国際駅である。利用者数は年間約1億8千万人で、フランス国鉄の駅では最多である。- モンパルナス駅
東駅 - フランス東部やドイツ、ルクセンブルク方面への列車が発着する。またパリ北駅のすぐ東に位置しており、徒歩で連絡が可能である。なお、当駅名はパリより東へ向かう列車が発着することから「東駅」である。- サン・ラザール駅
- オステルリッツ駅
リヨン
- パールデュー駅
アントウェルペン中央駅(アントワープ)
ベルギー
アントワープ
- アントウェルペン中央駅
ドイツ

ベルリン中央駅
ベルリン
中央駅 - 2006年5月26日、サッカーのワールドカップ・ドイツ大会開催に合わせる形で開業した。東西冷戦下で政治的に分裂していたベルリンでは、長距離列車の拠点が複数の駅に分散していた。当駅は、その統合を行い、旅客の利便性は飛躍的に高められた。
ベルリン動物園駅(ツォーロギッシャーガルテン(ツォー))駅 - 分断時代の西ベルリン側のターミナル
ベルリン東駅 - 分断時代の東ベルリン側のターミナル
フランクフルト中央駅
ハンブルク
- 中央駅
- アルトナ駅
ミュンヘン中央駅
シュトゥットガルト中央駅- ケルン中央駅
スペイン

アトーチャ駅
マドリード
- アトーチャ駅
- チャマルティン駅
- プリンシペ・ピオ駅
バルセロナ
- フランサ駅
- サンツ駅
セビリア
- サンタ・フスタ駅
ポルトガル
リスボン
- サンタ・アポローニャ駅
- ロシオ駅

ヤロスラフスキー駅(モスクワ)
ロシア
モスクワ
ベラルスキー駅(主にヨーロッパ方面の列車が発着)
レニングラーツキー駅(主に北方サンクトペテルブルグ方面の列車が発着)
ヤロスラフスキー駅(ウラジオストク、北京方面の列車が発着)- カザンスキー駅
- パベレツキー駅(主に南方ボルゴグラード方面の列車が発着)
- キエフスキー駅(主にウクライナ、モルドバ方面の列車が発着)
- クルスキー駅
リシュスキー駅(リガ行きの列車が発着)- サビョーロフスキー駅(北方方面の近郊列車が発着)
ウクライナ
ウクライナではターミナル駅は「ヴァグザール」(Вокзал)と呼ばれ、「スターンツィヤ」(Станція)と呼ばれる普通駅とは言語上で明確に区別される。以下は主要なヴァグザール。
キエフ
キエフ旅客駅(首都の中央駅)
キエフ南駅(首都の新駅)
キエフ=ヴォルィーンシクィイ駅(旧名ポスト=ヴォリンスキー駅)
オデッサ
- オデッサ駅
ドニプロペトロウシク
- ドニプロペトロウシク駅
ハルキウ
- ハルキウ駅
ドネツィク
- ドネツィク駅
ジュメールィンカ
ジュメールィンカ駅(中部ウクライナで最初に開業した駅のひとつ)
リヴィウ
リヴィウ駅(西ウクライナで最初に開業した駅のひとつ)
イタリア
ローマ
- テルミニ駅
ミラノ
- 中央駅
ナポリ
- 中央駅
トリノ
- ポルタ・ヌオーヴァ駅
フィレンツェ
- サンタ・マリア・ノヴェッラ駅
ヴェネツィア
- サンタ・ルチーア駅
- メストレ駅
アメリカ合衆国・カナダ
ユニオン駅 (ロサンゼルス)

ニューヨーク・ペン・ステーション(1911年頃)

グランド・セントラル駅(ニューヨーク)
アメリカ合衆国やカナダでは並行する私鉄が多いため、旅客ターミナル駅として「ユニオン・ステーション」(Union Station) と呼ばれる共同使用駅を設置する場合が多く、各主要都市に存在する。List of Union Stationsも参照。
一方で鉄道各社がそれぞれ独自のターミナル駅を持つ場合もあり、例えばニューヨークではペンシルバニア鉄道のペン・ステーションとニューヨーク・セントラル鉄道のグランド・セントラル駅の2大ターミナルが存在している。またシカゴではユニオン駅のほかにノースウエスタン駅、ランドルフ・ストリート駅、ラサール・ストリート駅、グランド・セントラル駅 (シカゴ)(シカゴ・グランド・セントラル駅)、ディアボーン駅の計6つの旅客ターミナルが過去存在し、うち最初の4駅は2014年現在も長距離列車のアムトラックや近郊列車のメトラの始終着駅として現役である[2]。これら鉄道会社別のターミナルの存在は、鉄道全盛期に一駅だけでは扱いきれないほどに列車が集中していたことが一因となっている[2]。
しかしながら、1971年に米国内の長距離旅客列車の大部分がアムトラックに集約されてからはこれらの会社別に存在したターミナルも1つの駅に集約される傾向にある。2014年現在、長距離ターミナルとしての役割は先述のニューヨークではペン・ステーションに、シカゴではユニオン駅にまとめられている。

ルス駅(サンパウロ)
ブラジル
サンパウロ
- ルス駅

フリンダース・ストリート駅(メルボルン)
オーストラリア
メルボルン
- フリンダース・ストリート駅
注釈
^ 例えば、2005年2月に交通博物館で開催された「東京のターミナル形成史」展では、旧新橋駅(日本初のターミナル)、上野駅(東北線)、新宿駅、渋谷駅、旧飯田町駅(中央線)、池袋駅、両国駅(総武線)、旧万世橋駅(中央線)、東京駅(以上、開業順)が取り上げられた。
脚注
^ 新北京南站進入工程収尾階段
- ^ ab『Rails Americana』 プレス・アイゼンバーン 松本謙一「CHICAGO "Loop"と"Double-deckers" ちょっと立ち寄るシカゴの鉄道散歩」P.18
関連項目
- 終着駅
- 共同使用駅
- 停車場
- 頭端式ホーム
- トレイン・シェッド
- 駅ビル
- 始発
- バスターミナル
- ハブ空港
- 空港ターミナルビル