マグマ大使 (テレビドラマ)
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マグマ大使 | |
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ジャンル | 特撮ヒーロー番組 |
原作 | 手塚治虫 |
企画 | 東急エージェンシー |
脚本 | 若林藤吾、高久進、山浦弘靖、梅樹しげる、内山順一朗、石堂淑朗 |
監督 | 加戸敏、土屋啓之助、中尾守、梅樹しげる、船床定男、菊池奛 |
出演者 | 江木俊夫 二宮秀樹 魚澄鉄也 三瀬滋子 清水元 岡田眞澄 |
ナレーター | 田口計 |
オープニング | 「マグマ大使」唄:コール東京 |
製作 | |
プロデューサー | 黒田達雄(ピープロ)、瀬戸口智昭(東急エージェンシー)、別所孝治(フジテレビ) |
制作 | フジテレビ |
放送 | |
放送国・地域 | ![]() |
放送期間 | 1966年7月4日 - 1967年9月25日 |
放送時間 | 毎週月曜日19:30 - 20:00(1話-39話) 19:00 - 19:30(40話-52話) |
放送分 | 30分 |
回数 | 64 |
『マグマ大使』(マグマたいし)は、手塚治虫の漫画『マグマ大使』を原作とするピー・プロダクション制作の特撮テレビ番組。1966年(昭和41年)7月4日から1967年(昭和42年)9月25日までフジテレビで毎週月曜日19:30 - 20:00(39話まで)、19:00 - 19:30(40話から)に全64回(52話 + 再放送12話)が放映された。
本作品は、日本初の全話カラー放送された特撮ドラマであり、放映初日は『ウルトラマン』に13日先んずるものである[1]。
目次
1 制作
2 主な登場キャラクター
2.1 地球人
2.2 ゴア
2.3 その他のキャラクター
3 登場怪獣・宇宙人
4 キャスト
4.1 声の出演
4.2 ゲスト出演者
5 スタッフ
6 主題歌・挿入歌
7 放送リスト
8 放送局
9 映画版
10 映像ソフト化
11 関連作品
12 脚注
12.1 注釈
12.2 出典
13 参考文献・出典
14 関連項目
15 外部リンク
制作
本作は、前番組の『W3』が裏番組の『ウルトラQ』に視聴率を奪われたことから、フジテレビがこれに対抗しうる特撮番組制作を企画したことに始まる。フジテレビはこれを東急エージェンシーに依頼。
これに先駆けて、ピー・プロダクションは『クラブ君の冒険』(秋玲二原作)というテレビ特撮番組の白黒パイロットフィルムを制作していた[2]。ピープロ社長のうしおそうじによると、この作品を虫プロで試写した際に、同席していた東急エージェンシーのプロデューサー上島一男の目に留まることとなった。これを買い付けた上島はスポンサーにロッテをつなぎ、局に打診したところ、ロッテ側から「もっと知名度のあるものを」との声が上がった。これを受けてうしおが、当時手塚治虫が雑誌連載中だった『マグマ大使』の映像化を思いつき、箱根で忘年会中だった旧友手塚の元へ直接談判に向かい、実現させたのが当作である[3]。手塚側は実写化に当たって、当初この『マグマ大使』と『ビッグX』の2作を候補に挙げたという[4][注釈 1]。
うしおから実写特撮ドラマ化の話を持ちかけられた当初、原作者の手塚治虫は1959年の実写版『鉄腕アトム』が1年間に及ぶ人気作となったものの、原作のイメージと余りにもかけ離れていたため、自分の漫画を実写にすることに対し不信感を抱き難色を示していた[3]。こうした経緯もあり、手塚が『マグマ大使』の実写化を許諾したことは、うしおによれば業界の内外でも大きな驚きをもって受け止められたといい[3]、フジテレビ側のプロデューサーである別所孝治も、本作の権利が取れたときは飛び上がって喜んだと述べている[6]。後年、手塚はこの作品に関して、「当時の予算と技術力としては最高水準の出来栄えであり、本当に素晴らしい作品だった」と語っている。
ただ、フジテレビ側では前代未聞の特撮ヒーロー番組企画に及び腰の声が強く、「この企画が通ったのはひとえに東急エージェンシーの上島プロデューサーの熱弁があったおかげ」と、うしおは語っている[7]。こうして制作が決定したが、放映開始までの製作期間に余裕がないために、第1話は脚本を製作する暇がなく、そのため原作漫画をほぼそのまま使用したとのことで、「ジェット気流」の説明のくだりなどは未映像化に終わっている。
番組予算はうしおによれば、一本につき500万円[注釈 2]で、決して低い額ではないが、やはり手間暇のかかる特撮ドラマだけに、ストーリーは基本的に4話で完結する方式を取っていた。しかし、あまりにも長いストーリー展開に当時の視聴者が難色を示したため、41話以降は2話完結に変更されている。そのため、シナリオも1冊に4話、もしくは2話分のエピソードがまとめられ、後継作の『怪獣王子』も同路線になった。うしおによれば、番組開始前のプランニングには映画畑の人材が集められたが、その中には田原総一朗の姿もあったという[8] 。
アニメ制作会社でもあるピープロ作品の特徴として、実写とアニメーションの合成が多用されている。 縮小化した「ミクロン人間」が動き回るカットなど、他社には見られない画作りとして高い効果を上げていた。オープニングや、第1話の始祖鳥のカットなどのリアル・アニメーションの作画は、戦前のアニメ映画で活躍した政岡憲三が担当する豪華さだった[9]。また、これもピープロの特色として、渡辺善夫による緻密な合成作画が「マモルの家」など随所に使われ、独特の雰囲気を画面に生み出している。
漫画版と異なり、放送開始当時の「怪獣ブーム」の牽引役として、マグマ大使と怪獣の戦いを見せ場とし、視聴者から募集したものも含めて多くの怪獣が登場。商品化された怪獣も多かった。劇中で怪獣に破壊されるミニチュアの製作は、円谷英二の下で活躍した入江義夫が中心となっており、日本各地の名所・旧跡の精巧なミニチュアが話題となった[10]。東大寺のミニチュアなどは、中にしっかり大仏まで作り込まれているこだわりようで[11]、うしおそうじはこれらのミニチュアについて「現在のテレビ番組では(予算的にも技術的にも)作るのは到底不可能だろう」と語っている。プロデューサーの別所は、東大寺を破壊したシーンに対してクレームが来たと述べている[6]。
ピープロとしても初の実写特撮番組でもあり、放映開始に先立ち、うしおそうじは師匠の円谷英二に挨拶をしている。その後円谷は『ウルトラマン』の放送準備で円谷特技プロダクションが大わらわになっている中、「鷺巣(うしお)くんところのマグマ大使は大丈夫かな」とマグマ大使の心配ばかりしていて、息子の円谷粲らが「親父、少しはウルトラマンの心配をしてくれよ」と頼んだほどだった[12]。複数の関係者が、円谷がよく現場をのぞきに来ていたと証言しており[13][14]、特撮監督の小嶋伸介は円谷が満足ではない環境で撮影していることに感心していたことを述べている[13]。大掛かりなミニチュアの制作時には東宝の若手美術スタッフが会社に隠れてアルバイトで参加しており、東宝や円谷プロの関係者が見学に訪れると隠れてしまうこともあったという[15]。
主題歌、劇中音楽は山本直純と表記されているが、実際に劇伴を担当したのは玉木宏樹。歌に関しては山本が曲を書き、坂田晃一が歌バックのオーケストレーションを担当している[16]。うしおそうじによると、山本自身手塚の大ファンであり、「手塚さんの番組の音楽を担当できるなんて夢みたいだ」と大喜びで作曲してくれたそうである。また、当初は「0戦はやと」とのつながりから渡辺岳夫を予定していたという。
製作途中、特撮監督の小嶋伸介が特撮に苦戦していた『怪獣王子』への応援に京都へ移ったため、助監督であった堺武夫が特撮演出に昇格した[17]。
視聴率は30%台をマークし、「第一次怪獣ブーム」の牽引役となった[2]。
アメリカでは『スペース・ジャイアンツ』のタイトルでテレビ放映された[18]。
2013年7月6日(土)の午前11:00、NHKBSプレミアムの『手塚治虫×石ノ森章太郎 TV作品初回・最終回大集合!』内で初回、最終回が放映された。ただしオープニング、エンディングはノンテロップである。
主な登場キャラクター
- マグマ大使
- アースに生み出された金色のロケット人間。基本の身長は6メートル[19]。怪獣と戦う際にはこれに対応して巨大化する[注釈 3][注釈 4]。武器は頭部アンテナからの熱線砲と腹部からのミサイル(これはロケット形態でも使用可能)。そして、中盤から登場したジェット気流。これはアースに封印されていたもので、ロケット形態で回転しながら飛び回ることですさまじい竜巻を起こす技である。また、アースから武器を与えられることもある。
- マグマ大使らロケット人間は、特殊金属の体を持ち、人間型とロケット型に変形する。ただし人型でも空を飛ぶ事は可能。日本を遠く離れた無人の火山島を基地としており、出入り口はその火口にある。
- 演技者は魚澄鉄也。体力の必要な役柄を考慮し、うしおは魚澄に食事をどんどん採らせ、20キロ近く肥らせたが、1967年8月に製作されたパイロット版『豹マン』の主人公・銀河系太郎役は素顔での出演のため、逆にダイエットしなければならなかったそうで、結局、太めの体格のまま撮影に至ったという[20]。
- マグマ大使の造型は大橋史典と開米栄三。大使の髪の毛はカツラ形式で、希少で高価な中国産のヤクの毛が使われ、水に濡れるなどするとすぐに使い物にならなくなるため、常時5つほど用意され順次取り替えていたという[注釈 5]。頭はFRP製、胴体はラテックス製発泡ウレタンだったが、金色塗料による腐食で劣化が激しく、放映中、何体も新調されている。
- マグマ大使、ゴアのぬいぐるみ(着ぐるみ)の手は当初、原作漫画同様4本指だったが、第2話から5本指に変更されている。
パイロットフィルム版では、マグマの顔は演者・魚澄の素顔に直接金粉メイクを施して撮影されている。手塚治虫の原作漫画のイメージに非常に近くスタッフや関係者からも好評だったが、着ぐるみによるアクションの熱で金粉の下の顔が真っ赤になることや、何よりも番組の海外への売り込みを考慮し[注釈 6]、本放送ではこの演出を断念し、大橋史典がデザインした被り物のマスクによる撮影に変更されている。- ロケット形態のミニチュアはバルサ材で造られた[15]。造形と操演を担当した比留間伸志は、仕込んでいた火薬が強力だったため焦げることが多く、補修が大変であったと証言している[15]。
- アメリカ放映版での名称はゴールダー[18]。
- モル
- マグマの妻。銀色のロケット人間で、人間と同じ大きさ[注釈 7]。人間同様に呼吸しているようで、ドクロ島への海中からの潜入の際にはアクアラングを装備した。マグマ大使と同様に、頭にヘアバンド式のアンテナを付けているが、マモルたちの元へ来る際にはスーツと同色の、アンテナのついた銀色のスイムキャップ状の被り物を着ける。
- ガム
- マグマ夫妻の子供。マモルをモデルにつくられたロケット人間で、人間の子供と同じ大きさ。赤白模様のロケットに変形する。一度アースによって人間になったことがあるが、また元のロケット人間に戻った。なお、モルとガムもマグマと同じく熱線砲とミサイルを使えるが、二人は人間と同じ大きさであるため、マグマのものより威力は数段劣る。
- アンテナ付きのヘルメットを被っており、このヘルメットはゴムの耳覆いのついたものだったが、9話からは一体型の耳覆いが付いたタイプに変更された。この際水色から、白地の中央に赤い縁付きの青いラインが入るものに変更された。
- 大使がマモル少年と関わったことから、マグマ夫妻も子供が欲しくなり、その願いを聞き入れたアースがマモル少年をモデルに長男・ガムを誕生させた。ガムという名はスポンサーがロッテだったため[19]。主人公のマモルと固い友情で結ばれており、年恰好も似ていることから、マモルがまず呼び寄せるのはたいていガムだった。
- アース
- 地球の創造主で、長く白い髪と髭をした人間の男性老人の姿をとっている。ゴアへの対抗のためにマグマ一家を作り出した。地球を創造し、人間を創ったが全能というわけでもなく、植物は自然発生したものなので御せず、植物体である人間モドキにはお手上げだった。
- マグマ大使らを助け、様々なアイテムを授ける。最終話では己の寿命が来たと悟って入滅し、大宇宙にある神々の里オリンポスへ帰還する。
地球人
- 村上マモル
- 正義感の強い、勇敢な少年。父が「NPI通信社」の記者を務める関係で、ゴアとマグマ大使両者と関わるようになる。アースの下に招かれ、「ロケット型の笛」をもらう。この笛を「一度」吹けばガムが、「二度」吹けばモルが、「三度」吹けばマグマ大使が超音速でマモルの下へ駆けつける。
- フレニックスによって音波が吸収されて超音波笛が使えなくなった時には、アースによって、「一回」撃つとガムが、「二回」撃つとモルが、「三回」撃つとマグマ大使がやってくる信号弾銃が代わりに与えられた[注釈 8]。
- また、この笛の音は録音したものでも有効で、第43話では、録音された笛の音があちこちで吹き鳴らされて、マグマ一家がおおわらわになっている。なお本編で使われた超音波笛はガムのロケットを基にデザインされたものだったが、パイロット版ではロケット型ではない金色の笛だった。最初の設定では超音波笛はなく、マモルが「マグマ大使ーッ!」と叫べばどんなに遠距離でも頭にあるアンテナでマモルの声を正確に聞き分けることができるという設定だったという。
- 第25話ではアースから新たな武器の一つとして熱線銃を貰い受けているものの、劇中では数話の使用にとどまっている。
- 村上厚
- マモルの父で、「NPI通信社」の記者。資産家の家柄らしく、伊豆に執事つきの別荘を持っている。
- 村上友子
- マモルの母。夫も息子もすぐにいなくなるため心配が絶えない。第9話でルゴース2号にすり替えられ、行方不明となり、第25話でようやく無事帰還する。
- 水野デスク
- 村上厚の上司で第12話までの登場。部下に対して厳しい一面を持つ。
- 木田記者
- 村上厚の同僚で、名古屋支局の記者。村上とともに何度も死線を潜り抜けている。準レギュラーだったが、第26話から東京支社に転属されレギュラーとなる。
- リズ
- 第9話から第25話まで登場した、村上厚の同僚の白人女性カメラマン。
- 海老名隊長
- 第26話より登場する国際緊急出動隊(通称スクランブル)の日本本部隊長。
ゴア
- ゴア
- 自称「宇宙の帝王」「地球の征服者」。これまでに数多くの星を征服しており、住民を自軍の戦力として取り込んでいる。また、サルタンらは「地球人は宇宙征服をたくらむ残忍な生き物である」と吹き込まれて戦力参加させられていた。我欲が強く、怒りっぽく残忍な性格であるが、滅ぼした星々の子供たちを円盤内で養うという意外な一面も持っている。ゴアの声にはエコー処理が施された。
- 造型は大橋史典。大橋は当時「日本電波株式会社」との契約問題がこじれてうしおそうじ宅に匿ってもらっており、大使、ゴア、大恐竜(アロン)の着ぐるみは、うしおの自宅で製作された[21]。
- 演じた大平透は当初声優としての起用だったが、助監督が演じていたゴアの演技を「セリフのタイミングが合わせづらい」として、監督の土屋啓之助に「声優だけのギャラでいいから、どうしても自分でやりたい」と申し出て、第1話から自らスーツアクターも務めた[22]。大平は長身であったためスーツはすべて作り直しとなり[22]、うしおの自宅で大平の顔の石膏型が取られ、大平の顔に密着したマスクが作られた[23]。
- 着ぐるみでの演技は大量の汗をかくため、自宅の家政婦を連れて来て冷却や汗拭きを行っていた[22]。
- 素顔を出さない演技であったが、大平は素顔の時でもファンから「ゴアだ」と石を投げられることもあったという[22]。
- ゴアゴンゴン
- 第51話・第52話に登場。
- 東京タワーの近くに現れたゴアが巨大化変身した、後頭部に後ろ向きの2本の角のある直立怪獣。口から発射する絶対零度の冷凍光線であらゆるものを破壊する。また、右手から発する閃光で姿を消すこともできる。ゴアゴンゴンは東京タワーを破壊した後、マグマ大使と数度にわたって対決した。2度目の対決は、基地に帰ると見せかけたマグマ大使によっておびき寄せられた活火山で交わした。この戦いは火山の噴火で中断し、最後の対決は、地球の外の氷の惑星ゴアラ遊星で行われた。マグマ大使、モル、ガムの3人が協力してゴアゴンゴンと戦い、マグマ大使がミサイルでとどめをさした。
- ゴアの部下
- ゴアの円盤で使役される生命体。黒ストッキングを被ったようなのっぺらぼうで、全身真っ黒な姿をし、赤い裏地の黒いマントを羽織っている。銃火器で武装しているが、少年のマモルに投げ飛ばされるなど、戦闘能力は低いようである。名前も顔もないが、働きによっては第43話のガベルのように、ゴアに顔や名を与えられた者もいる。
- 人間モドキ
- 第9話「謎の空飛ぶ円盤」から第24話「地球人反撃せよ」まで登場。
- ゴアの命令でルゴース星人が作った下等な生物。全身を黒いタイツと覆面で覆ったような姿をしており、人間態で暗躍する。宇宙植物がその正体であり、ガムの光線を浴びるとドロドロに溶けてしまう。人間と入れ替わってそっくりに化けるが、元の人間は仮死状態になってしまう。ゴアは日本南方に浮かぶ「ドクロ島」にある訓練施設で、この人間モドキの量産を目論んだ。弱点は「GGH9」という細菌兵器。
- 人間モドキがガムの熱線にやられてドロドロと緑色に溶ける特撮シーンには、食用の寒天が使われた。
- 怪獣
- ゴアが大宇宙から呼び寄せ、地球を襲う。正体は巨大怪獣だが、普段は人間態でいるものも多い。
- 怪獣デザインは入江義夫が行い、開米栄三が造形を行った。当時は怪獣制作に使うウレタンマット素材の業者卸などなく、開米は布団のマットを購入し、ウレタンを取り出して使用したと当時の苦労を語っている。これも開米によれば、独創的なスタイルのダコーダは、特撮監督の小嶋伸介のデザインである[24] 。
その他のキャラクター
- オリンポス星の神々
- 宇宙の彼方にあるオリンポス星の神殿に住んでいる。古代ギリシャ風の姿をしていて、主神ゼウスはアースの上司に当たるらしい。
- 宇宙人の子供たち
- 「アラン星」など、ゴアが滅ぼした星の子供たちのうち数人が円盤内で養われている。遊具の揃った大きな部屋に、子供たちだけで集められていた。最終回で主を失った後の円盤内での動向は描かれなかった。
登場怪獣・宇宙人
- 大恐竜[注釈 9]
- 第1話「わたしがゴアだ」に登場。
- その名の通り、直立型の大型恐竜。ゴアの手によって家ごと時空を移動させられた村上一家が着いた前世紀の地球に出現した。口から火を吐いて村上父子に襲いかかったが、ゴアの円盤から発射された光線によって倒された。
- デザイン・造形は大橋史典[26]。風船を仕込んで喉が動く仕掛けやリアルな造形が大評判となり[23]、第13話~第16話に怪獣「アロン」として再登場した。
- モグネス
- 第2話から第4話に登場。
- 四足歩行のセンザンコウに似た怪獣(劇中では初登場時に目撃者から「アリクイのお化け」と呼ばれている)。静岡でモグラのように地中から出現して、村上厚が乗っていた東海道新幹線を襲った。尻尾からは光線を出し、口からは火のように見える液体水爆を吐く。ゴアがタロス星から連れてきて改造した怪獣で、電子頭脳を内蔵するほか、体内には水爆があり、このためマグマは最初の攻撃の際にはモグネスの地中への逃亡を止められなかった。その後、アースが強力な磁力を発生させる装置を作ったので、マグマはこの装置を使ってモグネスの電子頭脳を破壊し、北極の地底に移動させた。この結果、ゴアが水爆の起爆スイッチを押しても地上に被害が生じなかった。
ソフビ人形は、放送終了後になって発売されたが、尻尾が付いていなかった。- 造形は大橋史典 、デザインは大橋と入江義夫とする資料もあるが[27]、入江はデザインは自身が手がけ、造型は開米栄三と照井栄によるものであると証言している[11]。
- バドラ
- 第5話から第8話に登場。
- 直立型の翼竜のような怪獣。腕に翼がついており、自由に空を飛べる。宇宙から飛来して名古屋近郊に着陸した、卵状の円盤から現れた。浜松上空に飛来した後、中京原子力発電所で高圧電線に触れて感電したマグマに対して口から黄色いガスを吐きかけてこれを倒すが、モルの攻撃により一時撤退する。最期はマグマの発した光線で身体は爆発したものの、分離した光る球体は宇宙へ逃げた。
- 大橋史典はデザイン・造形は自身が手掛けたと述べているが[28]、入江はデザインは自身が手がけ、造型は開米栄三と照井栄によるものであると証言している[29]。
- ルゴース2号[注釈 10]
- 第9話から第12話に登場。
- ルゴース星座からやってきた、大きな牙を生やし、ひび割れた蛇のような不気味な顔をした異星人。人間モドキと地球人が完全に入れ替わる作戦を指揮した。分身し、自動車で轢き殺そうとしても影のようにすり抜けてしまう。自らマモルのママ・友子と入れ替わったこともあったが、これは村上厚・マモルの父子に見破られた。胸に下げたペンダントから破壊光線を出す。
- 最期は、人間モドキのコピー元の人間を焼却しようとした際に、モルの発射した熱線で動きを止められたところをガムにガソリンを浴びせられ、モルの熱線を受けて炎上・死亡した。人間モドキと違って、コピーした人間は異世界に送っている。このためマモルのママは永らく行方不明となってしまった。
- 被り物は『怪獣王子』の「鳥人司令」に改造された[30]。
- フレニックス
- 第9話から第12話に登場。
- 頭に2本の角のある首長竜のような怪獣。音波や電波を吸収してエネルギーとする。海中から鎌首をもたげ、吸収したエネルギーを口から高周波数音波にして発射する。フィリピン近海にいて、地球上の音波や電波を吸収して人間同士のコミュニケーションを不可能にして、疑心暗鬼に陥った人間に世界各地で戦争や暴動をおこさせた。また、自分の近くに来た船舶を沈没させ、米軍機を撃墜した。さらに、その音波で世界中に暴風雨を起こした。最後は、アースによって開発された小箱型の音波吸収装置によってエネルギーを奪われた後、ガムによりこの小箱を口から投げ込まれて熱線を発射されたために、身体全体が爆発して死んだ。
- デザインは入江義夫、造形は開米栄三。スーツの他、アップ用の頭部モデルも制作された[26]。
- ルゴース3号
- 第13話から第16話に登場。
- ルゴース星座からやってきた異星人で、終始地震学者に化けたまま行動し、火山の爆発はマグマ大使のせいだというデマを流す。パル遊星唯一の生き残りの少女を光線銃で射殺した後、空飛ぶ車で逃亡するが、モルの熱線で車ごと爆破される。
- アロン
- 第13話から第16話に登場。
- 第1話で登場した「大恐竜」にそっくりな直立怪獣[注釈 11]。人間体は赤いフェイスペイントをしている。パル遊星を滅亡させた後、富士山麓に地底から出現した。体に莫大なエネルギーを蓄えており、何もせずただ存在するだけで火山を活性化させ、地球の気温を上昇させた。アースが日食を起こしたことで、エネルギーを補充することができず、一時活動を停止した。しかし、太陽が出るとまた活動を再開。このため、北極と南極の氷が溶けて、海水面が上昇し、高波が世界各地を襲うことになった。そこで、マグマ大使はロケット体になって地底で自分の身体を熱くしてからゴアの円盤の上に載った。ゴアはたまらず地球上に雨を降らせ、この雨がアロンの身体を冷やした。こうして弱くなったところをマグマ大使のミサイル攻撃を受けてアロンは死んだ。
- デザイン・造形は大橋史典。スーツは重くて視界が悪いため、アップの格闘場面では補助のスタッフが後から支えている[31]。
- パル遊星人
- 地球に接近してきたパル遊星の住民で、ゴアの派遣した怪獣アロンの攻撃を受けた。パル遊星王が統治する王制で、王は地球のことを知っており、SOS通信を地球に放ったが、アロンによって滅ぼされてしまった。ゴアはパル遊星の子供は助けなかった。王女のリーザただ一人が地球に逃れるが、ゴアのために命を落とし、絶滅してしまう。
- ガレオン
- 第17話から第20話に登場。
ヤマアラシのように体中にとげのある四足歩行の怪獣だが、直立する姿も見られた。体型はモグネスに似ている。人間体は青いフェイスペイントをしている。知能派を自称し、直情型のドロックスとは仲が悪い。箱根ターンパイク付近に出現。青い花を食べ、これを元にして人間を青血病(あおちびょう)にする光線を発射した。保護色で姿を消すことができるが、マグマ大使に赤い塗料を付けられてできなくなった。バランゴというキノコを食べると死ぬが、ゴアが薬を飲ませた後は食べても死ななくなった。当初は日本(東京・名古屋・大阪方面)で青血病を広めていたが、バランゴ島で活動していたドロックスが少女の吹く笛の音に合わせて踊りだすという失態を演じたため、ゴアによりバランゴ島へ派遣された。そこでマグマ大使と戦うが、途中からドロックスと喧嘩になり、ドロックスに崖から落とされて死んだ。- 以降の怪獣はすべて、デザインは入江義夫、造形は開米栄三が担当した[32] 。ぬいぐるみはモグネスの改造である。
- ドロックス
- 第18話から第20話に登場。
スティラコサウルスに似た直立歩行の怪獣。人間体は田中一が演じた。知能指数は「0.3」の武闘派で、知能派のガレオンとは仲が悪い。体から溶解液を出し、口から破壊光線を発射する。最初はガムにやられそうになったガレオンの支援のために箱根山中に出動したが、マグマ大使にやられて撤退した。その後、地球人が青血病の治療に役立つバランゴを採取するのを妨害するためにバランゴ島へ行った。後から島に来たガレオンと力を合わせてマグマ大使を倒そうとしたが、途中で喧嘩になってしまい、ガレオンを崖から突き落として殺してしまう。その直後、マグマ大使によって動きを止められ、マグマ大使の熱線を受けて死んだ。- スペクター
- 第21話から第24話に登場。
- 人間モドキに代わって、ゴアの命令を受けて地球で様々な破壊工作を行う。外見は人間だが、正体は宇宙植物「モドキシラス」という花で、死ぬと花の正体をさらす。粘菌のようなどろどろした黒い液体になって移動することができ、壁やドアをすり抜けたり、指から光線を出して敵を攻撃することもできる。何度も大阪宇宙科学研究所を襲い、人間モドキを絶滅させる細菌「GGH9」を載せたロケットの発射を妨害した。最後は、マグマ大使、ガム、および村上父子ら地球人によって全員倒され、ロケットは発射された。
- ストップゴン
- 第21話から第24話に登場。
ステゴサウルスのような背びれを生やした直立型の怪獣。口から物体の動きを止めるストップ光線を発射する。また、体を分解して移動することができ、敵の攻撃でバラバラにされてもまた元に戻る。最初蓬莱峡に出現したが、その後奈良の東大寺に移動して、大仏殿を破壊した。ゴアの円盤からエネルギーを供給され、交通機関を始め、ロケットの機能をも止めて、チチラ菌を日本中に蔓延させる。最後はマグマ大使の熱線を浴びてバラバラになった時に、マグマ大使にエネルギー源(心臓)を奪われて元に戻ることができなくなり死んだ。- サルタン
- 第25話から第28話に登場。
- ミクロン人間によるテロおよびガム冷凍作戦を指揮した、黒いピエロのような姿のガメオ星座の異星人。冷凍研究所で開発した冷凍液で、ガムを凍らせてしまう。作戦が失敗したためにゴアに処刑されそうになったので脱走、マモルの家に現れる。ゴアには地球人は残忍な動物と聞かされ、彼らの宇宙侵略を阻止するという大義を吹きこまれていたが、村上家で地球人の優しさを知って、生命の庇護と引き換えに国際緊急出動隊の保護下に入り、地球人に協力するようになる。しかし、ガメオ星座の生物は特殊な磁気を帯びており、ここから潜伏先のホテルを探知され、縮小したダコーダに襲われ絶命する。
- ミクロン人間
- 第25話から第28話に登場。
- 全滅した人間モドキに代わってゴアが送った戦闘員。ダコーダの体内から放出され、地面の中から現れる。身長は数センチほどだが、人間と同じくらいの大きさまで大きくなることができる。また、人間に取りつき、取りついた人間を操ることができる。操られた人間は各地でテロを起こした。最初はサルタンの指揮で動いていたが、サルタンが裏切った後は暗殺団を結成して、自ら作戦を実行した。しかし、サルタンが地球人に「サルタンが開発した冷凍液に弱い」と喋ったため、弱点を知った国際緊急出動隊やマグマ大使によって全滅させられた。
- アニメーションによる表現は、ピープロダクションが映画『キングコング対ゴジラ』で担当したキングコングの上を移動する自衛隊員の描写での技術を応用している[33]。
- ダコーダ
- 第25話から第28話に登場。
- 独特の形体で真上から見るとギリシャ文字の「Ψ」の根本を太くしたような形状をしてる飛行怪獣。「Ψ」の上部に当たる3本の触手[注釈 12]は先端の少し膨れた部分の裏にタコのような吸盤が3つ並んでおり、これで物体を吸いつける。最初に羽田空港に出現した時、体内からミクロン人間を放出した。さらに、マグマ大使と戦わせるために体内から巨人人間を出した。その後、体を縮小させて羽田東急ホテルに侵入し、中にいたサルタンを殺した後、マグマ大使と対決した。しかし、マグマ大使が胸から放出した冷凍液で固められ、ミサイルを1発受けて粉砕された。
- デザインは特撮監督の小嶋伸介[34]。着ぐるみではなく造形物を吊って動きを表現している[35]。脚本ではアイデアが先行しており、具体的な撮影方法は考えられていなかった[13]。
- 巨人人間
- 第26話から第28話に登場。
- ダコーダが吸盤から噴射した黒煙から出現した巨人。別名はブラック・ジャイアント[36]。ミクロン人間の集合体であり、倒されると、無数のミクロン人間が出現する。このため、マグマ大使はすぐには巨人人間を倒すことができなかった。しかし、サルタンが作った冷凍液をアースが量産し、これをガムに浴びせられ死んだ。
- テラバーデン
- 第29話から第32話に登場。
アヒルのような顔をした四足歩行の怪獣。グレゴール星座に住んでいたが、ゴアにそそのかされ、ゴアの地球侵略を手伝うことで、地球に移住しようとした。ゴアがニューヨークを攻撃して地球人の関心をひきつけているうちに、箱根大涌谷に移動した。口から火炎を吐き、体からザムザ元素を出す。ザムザ元素が体内に入った人間はゴアが発した電波を受信できるようになり、ゴアの意のままに動く。このため、テラバーデンは火山の中に潜んで各地の温泉にザムザ元素を広めようとした。これに対して、アースはガムにザムザ元素を弱める電磁波銃を授けた。ガムはこの銃を使って、ザムザ元素のためにゴアの手下になっていた人々を解放し、テラバーデンの力を弱めた。- テラバーデンは滅亡が迫っていたグレゴール星座の生物なので、アースがオリンポス星に出向いて、ゼウスからテラバーデン駆除の承認を得た後、マグマ大使が熱線を浴びせてから、アースから授けられていた光の輪を使って未来へ飛ばし、テラバーデンを消滅させるという解決法が採られた。
- ピドラ
- 第33話から第36話に登場。
テントウムシに似た宇宙昆虫。大半のものの大きさはテントウムシと同じくらいだが、親ピドラと呼ばれる1体だけが巨大で体長50メートルである[注釈 13]。ピドラは主に集団で行動し、鉄やコンクリートを食べる。このため、建物などに被害が生じた。これに対して、親ピドラだけは鉄などは食べず、ネスギラスという植物を食べる。また、親ピドラは口から熱線を吐いたり、羽で強風を起こすことができる。そこで、ピドラの群れが川崎の石油タンクを襲い、親ピドラがその羽で上空に石油を散布させた。これにより、京浜地区では火を使うことができなくなり、都市機能が麻痺することになった。これに対して、マグマ大使は「ジェット気流」で気化している石油とピドラの群れを吹き飛ばした。親ピドラもマグマ大使に羽をちぎられ、マグマ大使のミサイルを受けて村山貯水池に沈んだ。- ネスギラス
- 第34話から第36話に登場。
- ネス遊星の宇宙植物。ピドラのエネルギー源となるため、ゴアが村山貯水池に生えさせた。数千度の熱にも耐えるため、マグマ大使も最初は有効な攻撃ができなかった。振動に敏感で、自分に近づくものを花から出す粘液でその動きを止めてしまうことができる。最後はマグマ大使の「ジェット気流」で吹き飛ばされた。
- バラモン
- 第37話から第40話に登場。
- ゴアの部下の異星人。スキンヘッドで顔は黄色。地球人の銃では殺せない。爆撃機を襲って3個の水爆を強奪したMM団と行動を共にして、水爆や毒ガスによるテロに関わった。最後はモルとガムの熱線を同時に受けて爆死した。
- サソギラス
- 第37話から第39話に登場。
サソリに似た外見の怪獣。尻尾から赤い毒ガスを出す。これを吸った者は精神に異常が生じる。東京の国会議事堂近くのビルで開かれていた原水爆禁止条約締結のための国際会議を妨害するために出現した。会議場を襲い、その後、マグマ大使、ガムと対決するが、負けそうになったため撤退した。その後、伊豆諸島にある国際緊急出動隊のミサイル基地(通称:ミサイル島)に出現して、毒ガスで隊員を全滅させた。マグマ大使がミサイル島に現れたところで再び対決して、ミサイルで倒されるが、死ぬ間際にマモルに毒ガスを浴びせた。マモルは精神が錯乱したが、国際緊急出動隊の矢澤のおかげで正常に戻った。ところが、ゴアがサソギラスの死骸から毒ガスの原液を抽出しており、これが後に東京でテロに使用されることになる。- グラニア[注釈 14]
- 第39話・第40話に登場。
- 鋭角的な顔の直立型怪獣。口から小型のミサイルを発射し、危機が迫ると、口からリング状の放射能を吐いて姿を消して逃げる。セリフはないが自我はあり、水爆ミサイル装備中の戦闘に「(水爆を撃つと)お前は高熱で焼け死ぬのだ。」というマグマ大使の説得に迷う姿を見せた。
- サソギラスが倒された直後にミサイル島に出現しマグマ大使に撃退されるも、その後東京に現れ、国会議事堂を破壊したあとマグマと再び戦闘になるが逃亡(以上39話)。さらにミサイル島に戻って改造を受け、奪った水爆のミサイルを装備した状態でマグマ大使と三度戦闘、マグマの説得で一度は発射を躊躇するもゴアに「マグマのいう事は嘘だ」と言われ、水爆ミサイルを東京に向けて打ち上げた後、マグマ大使のミサイルを受けて倒された。水爆ミサイルはマグマ大使によってゴアの円盤に向かって運搬され、円盤に命中・爆発した。
- バルザス
- 第41話・第42話に登場。
- 1つ目で頭に3本の触角のある直立型の植物怪獣。X線で姿を消し、花や木に変身できる。触角から猛毒のある有針花粉を出し、その花粉に触れた人間は猛毒を受け、悲鳴をあげて突然倒れて苦しみ始める。遊園地の二子玉川園に出現して、観覧車等を破壊した。その後、上野動物園にも出現したが、この時は声と足跡のみで姿は見えない。そして、再び二子玉川園に出現したバルザスは、マグマ大使のミサイルを受け、有針花粉を吹いて姿を消した。有針花粉は東京タワーほか東京各地に飛来して、多くの人々を襲った。最後はガムに細胞を破壊するメタン銃で撃たれ、マグマ大使のミサイルを受けてバルザスは倒れた。しかしバルザスの頭部は時限爆弾となっており、マグマ大使はこれをゴアの円盤に投げつけた。
- 放映当時に少年誌でタイアップ公募された、「怪獣デザイン」の当選作を基にデザインされた。入江は東急エージェンシーのプロデューサーが気に入って採用されたと証言している[37]。
- ガベル
- 第43話・第44話に登場。
- ゴアの部下の異星人。上野美術館にゴア像を出品してこの像から怪獣ジギラを出現させた。この功を褒められ、ゴアから「名前」と「顔」を与えられた。その後の任務で、録音した笛の音でマグマ大使を混乱させた。そして、国際緊急出動隊本部に侵入したところをガムとマモルに捕らえられるが、手から出す光線を自らに浴びせて消滅した。
- ジギラ
- 第43話・第44話に登場。
- 頭に3本の角(左右のものが大きく、真ん中のものが小さい)のある直立型の怪獣。上野美術館にあったゴア像から出現した。左右の角から強力な電流や磁力を発する。この強力な磁力のために、ガム、マグマ大使、国際緊急出動隊の通常の武器はジギラには通じない。マグマ大使が運んだコバルト爆弾によって破壊され流星と化したゴアラ遊星(ゴアの円盤があった場所)を自分の磁力を使って地球に激突させようとした。しかし、マグマ大使の体内から5000万ボルトの電流を感電させられて弱ったところを、さらに熱線とミサイルを受けて死んだ。
- 海坊主
- 第45話・第46話に登場。
- 孫の太郎を交通事故で失った神社の宮司、原田五助の怨念がカニ座から降り注いだ超電磁波によって実体化した人型の「怨霊怪獣」。全身が真っ白で、顔がない。人間大から45メートルに巨大化する。栃木県日光市のいろは坂辺りを通過する自動車や飛行機を次々に襲った。海坊主を攻撃すると、五助も苦しむので、マグマ大使は攻めあぐねていたが、マグマ大使が決心して海坊主にミサイルで攻撃して海坊主を消滅させた。
- カニックス
- 第47話・第48話に登場。
- 元はカニ座に生息する宇宙生物で、カニに似た直立怪獣。本来は手のひらに載るくらいの大きさだったが、ゴアが再び原田五助の協力を得てカニックスにカニ座の超電磁波を当てたため、巨大な怪獣になった。瞬間移動が可能で最初新宿駅西口に出現した後、様々な所にある小学校を襲撃してから、日光東照宮付近に現れ、二荒山神社を破壊した。カニックスを攻撃すると、五助も苦しむので、マグマ大使は攻めあぐねていたが、五助が決心してカニックスの足に覆いかぶさってカニックスから超電磁波を奪い取って絶命した。このすぐ後、カニックスはマグマ大使に投げ飛ばされて死んだ。
- キンドラ
- 第49話・第50話に登場。
トカゲに似た四足歩行の怪獣。山形県蔵王山中に墜落した太陽系一周宇宙船アンドロメダ3号に付着したオレンジ色の宇宙カビの中から誕生した。口から宇宙カビを吐く。このカビに触れた生物は骨だけを残してすべて溶けてしまう。体の一部分が傷ついても、宇宙カビですぐに再生する。しかし、この宇宙カビと一緒に地球にやって来た緑色のカビには弱い。そこで、マグマ大使に緑色のカビをかけられ、さらにガムとマグマ大使の熱線を浴びて、キンドラは死んだ。- デザインはトカゲやガマガエルなどのイメージから着想された[38]。
キャスト
本作のキャスティングは、岡田眞澄や應蘭芳、イーデス・ハンソンなど、子供番組の枠を超えた幅広いものだが、これは東急エージェンシーのプロデューサー、上島一男の尽力による[7]。
- マグマ大使 - 魚澄鉄也
- モル - 應蘭芳
- ガム - 二宮秀樹、吉田次昭[注釈 15]
- 村上マモル - 江木俊夫
- 村上厚 - 岡田眞澄
- 村上友子 - 八代万智子
- 水野デスク - 睦五郎
- 木田記者 - 黒丸良
- リズ - イーデス・ハンソン
- 海老名隊長 - 北島一男
- アース - 清水元
声の出演
- マグマ大使 - 金内吉男
- ゴア - 大平透
- ゴアのスーツアクターも大平透である。
- ゴア役の大平は第50話で緑の花を発見した細菌研究所の藤波博士の役で、顔出しでも出演しており、大平登場直後に場面が変わってゴアが登場し、人類が緑の花を発見したことを悔しがるという趣向となっている[注釈 16]。
- ガム - 野沢雅子 (第41、42話のみ[注釈 17])
- ナレーター - 田口計(第13話より)
ゲスト出演者
- ゴアの使い(第1話):樋口功
- 牛乳配達 (第1話):片桐襄二
- 子供たち(第1話):劇団ひまわり
- 野球帽の少年(第1話):古谷徹
- 中央気象台地震課所長(第3話):吉沢久嘉
- 中央気象台地震課課長(第3話):鈴木泰明
- カーラジオの声(第3話):能村庸一
- 防衛庁長官(第4話):南道郎
- 中継アナウンサー(第4話):能村庸一[39]
- YS-11旅客機機長(第5話・第8話):守田比呂也
- 旅客機副操縦士(第5話):田中淑隆
- 名古屋大学・西川教授(第5話・第6話):幸田宗丸
- ナレーター、中継ナレーター、カーラジオ・ニュースの声(第5話):能村庸一
- スチュワーデス(第5話):松尾佳子
- 対策本部空自参謀(第6話):永谷悟一
- 対策本部警察幹部(第6話):入江正徳
- 宇宙人の子供たち(第6話):劇団ひまわり
- アラン星のチクル(第6話 - 第8話):山本智子
- チクルの声(第6話 - 第8話):松尾佳子
- 中京原子力発電所所長(第6話・第7話):落合義雄
- 中京原発所員(第6話・第7話):菊池英一
- TVニュースの声(第8話):能村庸一
- まもるの友達(第9話):水谷豊
- まもるの友達(第9話):劇団ひまわり
- 国立科学博物館天文所員、ニュース・アナウンサー(第9話):津嘉山正種
- ルゴース2号(第9話 - 第12話):菊池英一
- 岡崎警部補、人間モドキ10号(第10話 - 第12話):石橋雅美
- テレビ時代劇の侍(第10話):菊池英一
- セントラル病院看護婦(山科鈴子)、人間モドキ13号(第10話・第11話):炎加世子
- 国連事務総長(第11話):ハロルド・コンウェイ
- 村上家別荘の徳造老人(第13話・第14話):小笠原章二郎
- パル遊星人キング(第13話・第16話):片山滉
- パル遊星人王姫リーザ(第13話 - 第16話):高見理紗
- アロン人間体(第13話):奥村公延
- 岩崎博士本部長(ルゴース3号)(第14話・第15話):穂積隆信
- 岩崎博士の部下(第14話):増岡弘
- TVアナウンサー(第14話・第15話):岩佐徹
- ドクロ島の人間モドキ(第14話):ジャック・ウンガン
- N.P.I.次長長谷(第15話):川喜多雄二
- N.P.I.次長(第17話 - 第20話):笠間雪雄
- モッズ病院の医師(第17話・第18話):鎗田順吉
- モッズ病院の看護婦(第17話・第18話):田村奈巳
- スポーツカーの青年(大原)(第17話):山口暁
- 青年の彼女(大原悦子)(第17話・第18話):山口千枝
- 悦子の弟(大原京一)(第17話・第18話):榊原秀春
- ガレオン人間体(第17話):仙波一之
- ドロックス人間体(第17話・第18話):田中一
- 作業員(第18話): 西尾徳
- 警部(第18話): 阪脩
- マリア荒木(第19話・第20話):岡田恭子
- ザンバ(第19話・第20話):保科三良
- バランゴ島空港管制官(第19話・第20話):飯塚昭三
- 宇宙科学研究所・山科博士(第21話 - 第24話): 新井和夫
- N.P.I.関西支局・川島部長(第21話 - 第24話): 真木祥次郎
- スペクター1号(第21話・第22話):鹿島信哉
- スペクター2号(第21話 - 第24話): 西山連
- スペクター3号(第21話 - 第24話): 井上弦太郎
- 国連・スニーダ博士(第21話):ハロルド・コンウェイ
- 新倉博士(第22話 - 第24話): 小池明義
- スペクター4号(第23話・第24話):国島英慈
- セスナ機整備士(第24話):村上允俊
- サルタン(第25話 - 第28話):滝恵一
- 田中(第25話 - 第28話):田中一
- 荒船(第25話 - 第28話):小倉雄三
- ミクロン人間の暗殺団(第27話):菊池英一、松島映一
- ゴア円盤内の部下(第28話):菊池英一、松島映一
- 科学者のひとり(第28話):鈴木泰明
- 姥子ホテル支配人(第29話): 里木佐甫良
- 姥子ホテル番頭(第29話 - 第31話): 里見たかし
- ザムザ人間・猟師の舟山(第29話 - 第31話): 根元嘉也
- ザムザ人間・旅行者の木村(第29話 - 第31話): 立川雄三
- 宇宙科学研究所神川博士(第29話 - 第31話): 若宮忠三郎
- 木村の妻・秀代(第30話・第31話): 青木和子
- ラジオ・ニュース(第31話): 小林大輔
- オリンポス星・宇宙の神ゼウス(第32話):瑳川哲朗
- スクランブル・レーダー係(第33話・第34話・第36話): 渡辺晃三
- TVニュースの声(第33話):田口計
- 野球をする子供たち(第33話):劇団ひまわり
- リード博士(第34話 - 第36話): ピエール・ピロッツ
- ゴアの部下・安部峠の猟師(第35話): 二見忠男
- TVアナウンサー(第35話・第36話): 岩佐徹
- 国際緊急出動隊・矢澤隊員(第33話 - 第39話):灰地順
- MM団シュナイダー(第37話 - 第40話):菊池英一
- ゴアの部下バラモン(第37話 - 第40話):田中一
- ジョージ山口(X26号)(第38話・第39話):大月ウルフ
- ゴアの部下・ガベル(第43話・第44話):石橋雅史
- 国際緊急部隊・隊員(第43話・第44話):渡辺晃三
- ニュースの声(第44話):能村庸一
- 原田五助(宮司)(第45話 - 第48話):高塔正康
- 原田ヒデ(その妻)(第45話 - 第48話):神谷千史
- 交番巡査(第45話):松島映一
- 海坊主(第45話・第46話):鹿島邦義
- 日光の病院院長(第47話・第48話):筈見純
- カニックス(第47話・第48話):三山登士
- ニュースの声(第48話):小林大輔
- 国際緊急出動隊員(第49話 - 第51話):松島映一
- 山形大学細菌研究所・藤波博士(第49話・第50話):大平透
- 赤ん坊の母親(第51話):西朱実
- ゴアゴンゴン(第51話):鹿島邦義
スタッフ
- 原作:手塚治虫(『少年画報』連載)
- 企画:東急エージェンシー
- 製作:ピー・プロダクション、フジテレビ
- 制作協力:日本特撮株式会社
- プロデューサー:黒田達雄(ピープロ)、瀬戸口智昭(東急エージェンシー)、別所孝治(フジテレビ)
- 制作:上島一男(東急エージェンシー)
- 監督:加戸敏、土屋啓之助、中尾守、梅樹しげる、船床定男、菊池奛
- 脚本:若林藤吾、高久進、山浦弘靖、梅樹しげる、内山順一朗、石堂淑朗
- 特撮監修:大橋史典、大沢光秋
- 特撮監督:小嶋伸介、堺武夫
- 怪獣デザイン、ミニチュア制作:入江義夫
- 怪獣造型:大橋史典(マグマ大使、ゴア、アロン、モグネス、バドラ)、開米栄三(フレニックス以降)
- 音楽:山本直純
- 擬斗:ジャパン・ファイティング・アクターズ(JFA)
主題歌・挿入歌
- オープニング・エンディング「マグマ大使」
- 作詞:長谷川竜生 / 作曲:山本直純 / 唄:コール東京[注釈 18]
- オープニングは1番、エンディングは1・2番が流される。
- オープニングでは、最後に「マグマ大使」のタイトルが反転して「提供 ロッテ」の提供クレジットが出た後、「ガムやチョコレートで御馴染みの『ロッテ』の提供でお送りいたします」という提供コメントが出された。後年の再放送ではこの部分はカットされる。
- オープニングは怪獣が「大恐竜」だけの前期バージョンと、ガレオン・ストップゴンなど多数の怪獣が登場する後期バージョンがある[注釈 19]。1987年6月発売&レンタルの「TVヒーロー主題歌全集9 ピープロ編」(東映ビデオ、VHS)には前期のみ収録、またエンディングはノンテロップ版を収録した。
- 「SOS, SOS カシン、カシン、カシン」の歌詞の部分は清水マリがうたっている。
- 挿入歌「ガムのうた 」
- 作詞:長谷川竜生 / 作曲:山本直純 / 唄:前川陽子
- 主に次回予告のナレーションの前半で使用された。
放送リスト
参照ザボーガー&ピープロ 2011, p. 75
放映日 | 話数 | サブタイトル | 登場怪獣 | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|---|
1966年7月4日 |
1 |
わたしがゴアだ |
|
若林藤吾[注釈 20] |
加戸 敏 |
7月11日 |
2 |
宇宙怪獣モグネス襲来す |
|
高久 進 |
土屋啓之助 |
7月18日 |
3 |
ガム!モグネスを倒せ |
|||
7月25日 |
4 |
危機一発!東京!! |
|||
8月1日 |
5 |
怪獣バドラ誕生す |
|
山浦弘靖 |
中尾 守 |
8月8日 |
6 |
マグマ大使対バドラ |
|||
8月15日 |
7 |
危うしマグマ大使 |
|||
8月22日 |
8 |
バドラの最後 |
|||
8月29日 |
9 |
謎の空飛ぶ円盤 |
|
高久 進 梅樹しげる |
土屋啓之助 |
9月5日 |
10 |
音波怪獣フレニックス |
|||
9月12日 |
11 |
人間モドキを倒せ |
|||
9月19日 |
12 |
怪獣フレニックス最後の日 |
|||
9月26日 |
13 |
最後の遊星人 |
|
高久 進 |
|
10月3日 |
14 |
ドクロ島 |
|||
10月10日 |
15 |
怪獣アロンを撃て |
|||
10月17日 |
16 |
地球最後の日 |
|||
10月24日 |
17 |
ガレオン地球を攻撃せよ |
|
西田一夫 |
|
10月31日 |
18 |
生き人形の怪 |
|
||
11月7日 |
19 |
バランゴ作戦 |
山浦弘靖 |
||
11月14日 |
20 |
死闘・二大怪獣! |
|||
11月21日 |
21 |
細菌を追え!! |
|
梅樹しげる |
|
11月28日 |
22 |
あの宇宙ロケットを停めろ!! |
|||
12月5日 |
23 |
怒る怪獣ストップゴン |
内山順一朗 |
||
12月12日 |
24 |
地球人反撃せよ |
|||
12月19日 |
25 |
悪魔からのクリスマスプレゼント |
|
高久 進 |
船床定男 |
12月26日 |
26 |
冷凍作戦完了す |
|
||
1967年1月2日 |
27 |
裏切り者サルタンを殺せ |
|||
1月9日 |
28 |
怪獣ダコーダの最期 |
|||
1月16日 |
29 |
マグマ大使と自由の女神 |
|
石堂淑朗 |
|
1月23日 |
30 |
怪獣テラバーデン対スクランブル |
|||
1月30日 |
31 |
ゴアの魔手から地球を守れ! |
|||
2月6日 |
32 |
大涌谷の決闘 |
|||
2月13日 |
33 |
恐怖の怪虫ピドラ |
|
内山順一朗 |
船床定男 菊池 奛 |
2月20日 |
34 |
迫る魔の手 宇宙植物ネスギラス |
|
||
2月27日 |
35 |
危うしマグマ基地 |
|||
3月6日 |
36 |
地球を救え |
|||
3月13日 |
37 |
狂人と水爆・毒ガス怪獣サソギラス登場 |
|
高久 進 |
船床定男 |
3月20日 |
38 |
さらば!毒ガス怪獣サソギラス 水爆を探せ |
|||
3月27日 |
39 |
怪獣グラニア ただ今出現 |
|
||
4月3日 |
40 |
いそげ!マグマ大使 くたばれ怪獣グラニア |
|
||
4月10日 |
41 |
幻怪獣バルザスの猛襲 |
|
内山順一朗 |
|
4月17日 |
42 |
マグマ大使とバルザスの激闘 |
|||
4月24日 |
43 |
マグネット怪獣ジギラ現わる! |
|
||
5月1日 |
44 |
マグマの使命 |
|||
5月8日 |
45 |
日光に現れた海坊主の謎 |
|
石堂淑朗 |
船床定男 菊池 奛 |
5月15日 |
46 |
怨霊怪獣海坊主対マグマ大使 |
|||
5月22日 |
47 |
電磁波怪獣カニックス新宿に出現 |
|
||
5月29日 |
48 |
東照宮の危機・電磁波怪獣カニックス大暴れ |
|||
6月5日 |
49 |
再生怪獣キンドラ出現 |
|
高久 進 |
船床定男 |
6月12日 |
50 |
くたばれ!宇宙カビ怪獣キンドラ |
|||
6月19日 |
51 |
宇宙怪獣ゴアゴンゴン襲来す! |
|
||
6月26日 |
52 |
宇宙の帝王ゴア対マグマ大使・最後の戦い! |
放送局
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この節の加筆が望まれています。 |
- フジテレビ(制作局):月曜 19:30 - 20:00(39話まで)→ 月曜 19:00 - 19:30(40話より)
青森放送:月曜 18:00 - 18:30[41]
秋田放送:月曜 17:28 - 17:58[42]
岩手放送:水曜 18:00 - 18:30(1966年7月13日 - 12月14日) → 火曜 18:00 - 18:30(1966年12月20日より)[43]
山形放送:土曜 18:15 - 18:45[44]
仙台放送:火曜 18:15 - 18:45[45]
福島テレビ:火曜 19:00 - 19:30[46]
新潟放送:日曜 17:00 - 17:30[47]
映画版
東映の劇場で、1967年3月19日より「東映こどもまつり」内で、第20話「死闘・二大怪獣!」が上映された。同時上映は、『少年ジャックと魔法使い』、『サイボーグ009 怪獣戦争』、『たぬきさん大当り』。
映像ソフト化
- 1983年より東映ビデオからビデオソフトが発売。第1巻(巻数表記無し)には第4話と第52話を、第2巻には第1話 - 第3話とパイロット版ダイジェストを、第3巻には第9話 - 第12話を収録。
- 1997年7月21日から9月21日にかけて全2巻のLD-BOXが円谷コミュニケーションズより発売された[48]。
- 1999年9月25日と11月25日に発売マーケットネットワーク・発売代理ニューライン・販売ビームエンタテインメントよりVHSが全13巻の単巻および全2巻のボックスで発売された[49]。
2009年3月11日にDVD-BOXがキングレコードより発売された[1]。
2015年9月30日にBD-BOXがキングレコードより発売[2]。
関連作品
- 『パーフェクターMM』
東海テレビの依頼により企画された女性アクションもので、應蘭芳のスピンオフと想定されていた[50][51][52]。應がスカイダイビングやスキューバダイビングのライセンスなどを持っていたことから企画されたものであったが、應が失神女優へ路線変更したため実現しなかった[51]。その後、『快傑ライオン丸』のヒットを受けて1973年に超能力ヒーローものへ改定して再企画され、一部の設定は『鉄人タイガーセブン』へ引き継がれた[51][52]。- 『新・マグマ大使』「異星児グウ」
- 1991年のマグマ大使25周年記念イベントで配布された小冊子に掲載されたうしおそうじ直筆の小説[52]。成長し1児の父となったマモルが主人公[53][52]。
脚注
注釈
^ うしおは、手塚原作の作品は原則として虫プロ以外の制作を認めておらず、例外として本作と『ビッグX』『W3』については他社での制作を認めていたと述べている[5]。
^ 第1話は700万円だったという。
^ 序盤では巨大化はせず、初の巨大化戦闘は第13話のアロン戦である。
^ ワンカットで見せる巨大化描写はなく、文献などでも「(視聴者には)非常にわかりづらい」と評されるものだった[要文献特定詳細情報]。
^ 開米によると、のちに担当した「メガロマン」のメガロマンの髪の毛に、このノウハウが大いに役立ったという。
^ 2013年9月13日、CS放送の日本映画専門チャンネルで放送された『特撮国宝』に現・ピープロ社長、鷺巣詩郎がゲスト出演した際に証言しており、「どちらにするか本当に悩み、家族会議にもなった」と語っている[出典無効]。
^ 漫画原作版ではマグマより若干小さい程度の巨人サイズだった。
^ 番組宣伝用の火山島セット内の特写スチルで、超高速怪獣バドラ(第5~8話登場)と村上マモルのツーショットで写ったものがあるが、マモルは右手にこの信号弾銃を持っていて、この小道具が流用されたものらしい。[独自研究?]
^ 『全怪獣怪人 上巻』では、名称を古代恐竜と記載している[25]。
^ 『全怪獣怪人 上巻』では、名称をルゴス2号と記載している[25]。
^ 『全怪獣怪人 上巻』では、古代恐竜(大恐竜)と同類としている[25]。
^ 『全怪獣怪人 上巻』では、この部位を「首」と記載している[25]。
^ 『全怪獣怪人 上巻』では、親をピドラ、小型のものを「子ピドラ」と記載している[36]。
^ 『全怪獣怪人 上巻』では、水爆ミサイルを背負った状態の名称を改造グラニアと記載している[36]。
^ 吉田は『大魔神逆襲』撮影のために現場を離れた二宮の代役であり、ガレオン、ドロックス戦のみの出演である。
^ この大平の出演シーンは山形放送のスタジオで撮影されている。これは番組終了も近いことから慰労の意味合いも兼ねて蔵王温泉でロケが行われたことと、当時の山形放送がクロスネットでフジテレビの番組も放送しており、「マグマ大使」をネットしていたため。
^ ガム役の子役二宮が、特撮用の火薬で同級生を怪我させたため、アフレコに参加できなかった事情からの代役。
^ 当時朝日ソノラマに勤務していた橋本一郎によると、歌詞中の「カシーン、カシーン」の叫び声を担当したのは清水マリ[40]
^ 後期バージョンは、ラストのタイトル表示と提供クレジットは前期よりも早い
^ パイロット版では若林藤吉と誤表記。
出典
^ 全怪獣怪人 上 1990, p. 73 - 74、86.
- ^ ab全怪獣怪人 上 1990, pp. 73 - 74
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^ 「昭和40年代巨大ヒーロー戦記 作品解説(マグマ大使)」『テレビマガジン特別編集 巨大ヒーロー大全集』 講談社、1988年9月25日、130頁。.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit}.mw-parser-output .citation q{quotes:"""""""'""'"}.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/65/Lock-green.svg/9px-Lock-green.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg/9px-Lock-gray-alt-2.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/aa/Lock-red-alt-2.svg/9px-Lock-red-alt-2.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output .cs1-subscription,.mw-parser-output .cs1-registration{color:#555}.mw-parser-output .cs1-subscription span,.mw-parser-output .cs1-registration span{border-bottom:1px dotted;cursor:help}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/4c/Wikisource-logo.svg/12px-Wikisource-logo.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output code.cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:inherit;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;font-size:100%}.mw-parser-output .cs1-visible-error{font-size:100%}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#33aa33;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-subscription,.mw-parser-output .cs1-registration,.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left,.mw-parser-output .cs1-kern-wl-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right,.mw-parser-output .cs1-kern-wl-right{padding-right:0.2em}
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^ vsライオン丸 1999, p. 187.
参考文献・出典
- 書籍・雑誌
- 『巨大ヒーロー大全集』(講談社)
- 『ファンタスティックコレクションNO17 ピープロ特撮映像の世界』(朝日ソノラマ)
- 『ぼくらが大好きだった特撮ヒーローBESTマガジン』(講談社)
- 『手塚治虫とボク』(草思社)
- 『マグマ大使パーフェクトブック』(白夜書房)
- 『全怪獣怪人』上巻、勁文社、1990年3月24日。C0676。
ISBN 4-7669-0962-3。 - 「日本特撮マイスターFILEスペシャル マグマ大使入江義夫編」、『宇宙船』Vol.112(2004年5月号)、朝日ソノラマ、2004年5月1日、 pp.70-73、119-121、 雑誌コード:01843-05。
- 『スペクトルマンvsライオン丸 「うしおそうじとピープロの時代」』 太田出版、1999年6月26日。
ISBN 4-87233-466-3。 - 『別冊映画秘宝 『電人ザボーガー』&ピー・プロ特撮大図鑑』 洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2011年11月14日。
ISBN 978-4-86248-805-3。 - 『別冊映画秘宝 特撮秘宝』vol.3、洋泉社、2016年3月13日、 ISBN 978-4-8003-0865-8。
- 映像ソフト
- 『マグマ大使LDBOX』
- 『マグマ大使DVDBOX』
関連項目
- 「007 ドクター・ノオ」
- 第21話「細菌を追え!!」で、聾唖者に偽装した三人組暗殺者のシーンは、同映画の冒頭の「盲ねずみ」の暗殺シーンのパロディである。
- 「アースノーマット」
1993年、アース製薬がテレビCMで、劇中のキャラクター「アース」に引っかけて、マグマ大使を主題歌の替え歌と共に登場させた。このマグマ大使は、パイロットフィルム版のパロディとして、笑福亭鶴瓶が素顔で演じる趣向となっていた。宿敵ゴアも掃除婦として出演。
- 「GOA(Global Outstanding Assessment)」
トヨタ自動車が開発した衝突安全ボディの名称。
- 「MAGMA(Mazda Geometoric Motion Absorption)」
- トヨタの「GOA」に対してマツダが開発した高剛性・安全ボディの名称。1997年にモデルチェンジを実施したカペラ(GF/GW型)を皮切りに順次採用している(Mazda Annual Report 1999 商品・技術開発力の向上)。
- 「三冠王・落合」
- 中日選手及び監督時代の落合博満の応援曲。
連続テレビ小説「半分、青い。」
- 物語の鍵となっている。
外部リンク
- テレビ版DVD-BOXの紹介
- Episode list and summary(英語によるテレビ版の紹介)
フジテレビ系 月曜19:30枠 |
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
W3 |
マグマ大使 |
わんぱくフリッパー(第1期) (→枠交換) |
フジテレビ系 月曜19:00枠 |
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わんぱくフリッパー(第1期) (→枠交換) |
マグマ大使 |
ちびっ子怪獣ヤダモン |
フジテレビ系 ロッテ一社提供枠 |
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W3 |
マグマ大使 |
怪獣王子 ※19:30 - 20:00 |
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