日本女子プロゴルフ選手権大会
![]() コニカミノルタ杯 | |
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創設 | 1968年 |
開催地 | 富山県(2018年)[1] |
開催コース | 小杉カントリークラブ(2018年)[1] |
基準打数 | Par72(2018年)[1] |
ヤーデージ | 6605Yards(2018年)[1] |
ツアー | 日本女子プロゴルフ協会(公式戦) |
競技方法 | ストロークプレー |
賞金総額 | 2億円(2018年)[1] |
開催月 | 9月 |
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日本女子プロゴルフ選手権大会(にほんじょしプロゴルフせんしゅけんたいかい)は、日本女子プロゴルフ協会主催・コニカミノルタの特別協賛(1997年〜2002年まではコニカ)による日本の女子ゴルフトーナメントの1つ。1968年の第1回以来から現在でも続いている伝統あるゴルフトーナメントである(2002年までは日本女子プロゴルフ選手権大会コニカ杯という名称だった)。優勝者にはコニカミノルタの業務用複写機とHonda車が副賞として贈られる。
これまでに同協会会長も務めた樋口久子が、第1回からの7連覇を含む最多の9回優勝しており、続いて大迫たつ子が4回、岡本綾子が3回優勝している。
男子の日本プロゴルフ選手権大会やダイヤモンドカップゴルフと同様、毎年開催都道府県・ゴルフコースを変更して行う「サーキット方式」を採用している。2018年現在、賞金総額2億円、優勝賞金3600万円[1]であり、日本の女子ゴルフトーナメントとしては最高額の大会でもある。
目次
1 大会歴代優勝者
2 テレビ中継
3 ルーキーキャンプ
4 事件簿
5 参考
6 脚注
7 外部リンク
大会歴代優勝者
回数 | 開催時期 | 優勝者 | 開催ゴルフコース |
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第1回 | 1968年7月17日、18日 |
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天城カントリークラブ |
第2回 | 1969年7月24日、25日 |
貞宝カントリークラブ |
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第3回 | 1970年7月23日、24日 |
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第4回 | 1971年7月24日、25日 |
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第5回 | 1972年7月12日〜14日 |
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第6回 | 1973年8月21日〜23日 |
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第7回 | 1974年7月26日〜28日 |
久山カントリークラブ |
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第8回 | 1975年7月11日〜13日 |
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PLカントリークラブ |
第9回 | 1976年7月23日〜25日 |
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第10回 | 1977年7月22日〜24日 |
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第11回 | 1978年7月14日〜16日 |
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第12回 | 1979年7月13日〜15日 |
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第13回 | 1980年7月11日〜13日 |
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蒲生ゴルフ倶楽部 |
第14回 | 1981年9月25日〜27日 |
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五井カントリークラブ |
第15回 | 1982年9月23日〜26日 |
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高岡カントリー倶楽部 |
第16回 | 1983年9月22日〜25日 |
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蒲生ゴルフ倶楽部 |
第17回 | 1984年9月20日〜23日 |
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信州伊那国際ゴルフクラブ |
第18回 | 1985年9月19日~22日 |
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烏山城カントリークラブ |
第19回 | 1986年9月11日〜14日 |
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ABCゴルフ倶楽部 |
第20回 | 1987年9月10日〜13日 |
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あさひヶ丘カントリークラブ |
第21回 | 1988年9月8日〜11日 |
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ABCゴルフ倶楽部 |
第22回 | 1989年9月7日〜10日 |
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大金ゴルフクラブ |
第23回 | 1990年9月6日〜9日 |
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広陵カントリークラブ |
第24回 | 1991年9月12日〜15日 |
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旭国際東條カントリークラブ |
第25回 | 1992年9月10日〜13日 |
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平川カントリークラブ |
第26回 | 1993年9月9日〜12日 |
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旭国際浜村温泉ゴルフクラブ |
第27回 | 1994年9月8日〜11日 |
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穂高カントリークラブ |
第28回 | 1995年9月7日〜10日 |
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ザ・クラシックゴルフ倶楽部 |
第29回 | 1996年9月5日〜8日 |
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長岡カントリークラブ |
第30回 | 1997年9月11日〜14日 |
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富士カントリー塩河コース |
第31回 | 1998年9月10日〜13日 |
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美浦ゴルフ倶楽部 |
第32回 | 1999年9月9日〜12日 |
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琵琶湖カントリークラブ |
第33回 | 2000年9月7日〜10日 |
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リベラルヒルズゴルフクラブ |
第34回 | 2001年9月6日〜9日 |
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ロペ倶楽部 |
第35回 | 2002年9月12日〜15日 |
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太平洋クラブ六甲コース |
第36回 | 2003年9月11日〜14日 |
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太平洋C&A江南コース |
第37回 | 2004年9月9日〜12日 |
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太平洋C&A益子コース |
第38回 | 2005年9月8日〜11日 |
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名神八日市カントリークラブ |
第39回 | 2006年9月7日〜10日 |
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ニドムクラシックコース・ニスパコース |
第40回 | 2007年9月6日〜9日 |
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リージャスクレストゴルフクラブ・グランドコース |
第41回 | 2008年9月11日〜14日 |
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片山津ゴルフ倶楽部・白山コース |
第42回 | 2009年9月10日〜13日 |
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岐阜関カントリー倶楽部 |
第43回 | 2010年9月9日〜12日 |
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グランデージゴルフ倶楽部 |
第44回 | 2011年9月8日〜11日 |
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キングフィールズゴルフクラブ |
第45回 | 2012年9月6日〜9日 |
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タラオカントリークラブ西コース |
第46回 | 2013年9月12日〜15日[2] |
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恵庭カントリー倶楽部 |
第47回 | 2014年9月11日〜14日 |
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美奈木ゴルフ倶楽部 |
第48回 | 2015年9月10日〜13日 |
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パサージュ琴海アイランドゴルフクラブ |
第49回 | 2016年9月8日〜11日 |
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登別カントリー倶楽部 |
第50回 | 2017年9月7日〜10日 |
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安比高原ゴルフウラブ |
第51回 | 2018年9月6日〜9日 |
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小杉カントリークラブ |
第52回 | 2019年9月12日〜15日 | チェリーヒルズゴルフクラブ[6] |
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第53回 | 2020年9月10日〜13日 |
JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部 |
テレビ中継
- 大会の模様は、本大会の後援団体でもある朝日放送テレビの制作により、1975年より[7]放送されている。地上波中継は、大会2日目を朝日放送テレビと開催地の地元系列局の2局で(近畿圏・関東圏・地元系列局がない地域での開催の場合は朝日放送テレビローカルのみ)、3日目・最終日をテレビ朝日系列フルネット24局にて録画放送[8]。また、CS放送のスカイAでは、「スカイA ゴルフシリーズ」にて4日間全て放送する。2017年は大会公式サイトでもライブ配信されたが、最終日はスタート時間が大幅遅延され、テレビ中継も時間内に収めず、急遽競技終了までライブ配信された。2015年までは、BSデジタル放送のBS朝日で、3日目・最終日を時差ネットしていた。
- 朝日放送テレビ社内には、少なくとも1977年以降の中継映像が現存しており、中継内や関連番組、朝日放送テレビの番組公式サイトなどで、こうした映像が随時公開されている。
- 中継番組内では、コニカミノルタの特別CMが毎年放送されており、こちらには前年度の優勝者が出演している。
- 3日目・最終日中継の直前に放送されている同じく朝日放送テレビ制作である『パネルクイズ アタック25』では、オープニングのゲストクイズ(2012年4月開始)にて出場選手がクイズを出題している[9]。2014年はイ・ボミが出演したが、放送前日に同年の大会を途中棄権した[10]ため、中継の宣伝クレジットが表示された際にはイの棄権についても触れられた。
ルーキーキャンプ
この大会では、その年の女子プロゴルフテストとティーチングプロテスト(いわゆるレッスンプロ)A級資格に合格した新人選手が、大会の運営ボランティアとして参加する実地研修「ルーキーキャンプ」を行っている。この研修では、開催地の地元自治体の市民や行政のスタッフとともに、大会運営業務(ギャラリー誘導やスコアボード表示、各種ファンサービスのアシスタント他)に携わることによって、プロゴルフの大会が多くの人々の地道な作業・支援によって支えられているかを学び取ると共に、ゴルファーとして、また社会人としての自覚を養うことを念頭に1996年から毎年行っている。
ただし、女子プロゴルフテストで上位合格をした選手については本大会に選手として出場する権利があるため、この場合はルーキーキャンプには参加しない[11]。
事件簿
- 2007年大会の第3日目(9月8日)、通算7アンダー、単独3位でホールアウトした大場美智恵がスコアカードの記載不備(マーカーがサインをし忘れ、大場も確認を怠りそのまま提出してしまった)により失格。翌9日の最終日に出場できなくなってしまった。
参考
- 日本女子プロゴルフ協会 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯
脚注
- ^ abcdefgh申ジエ圧勝で2週連続V、2位にアン・ソンジュら - 日刊スポーツ、2018年9月9日配信、同日閲覧
^ 最終日が悪天候のため中止、3日間54ホール競技に短縮。賞金ランキング加算額も75%に減額。
^ テレサ・ルーが逃げ切ってメジャー3勝目 イ・ボミの3週連続V阻む - ゴルフダイジェスト・オンライン、2015年9月13日閲覧
^ 鈴木愛が今季2勝目 5打差10位から逆転V - 日刊スポーツ、2016年9月11日閲覧
^ 李知姫が今季初優勝、ツアー未勝利の東浩子は3位 - 日刊スポーツ、2017年9月10日閲覧
^ 19年日本女子プロは兵庫で開催 18年は富山で日刊スポーツ、2017年6月27日閲覧
^ 2012年大会の公式パンフレットに、「私ども朝日放送が、本大会の放送を担当させていただいて、今年で38年目になります。」との、脇阪聰史(朝日放送社長※当時)のコメントが掲載されている。
^ 通常のゴルフ中継の録画放送は放送時間に合わせて、JLPGAの公式HPのスコア速報がストップされるが、当競技はLPGA主催なので録画放送でもスコア速報はストップされない。
^ 2018年は前枠番組『新婚さんいらっしゃい!』の拡大放送により番組自体が休止。
^ 病気療養中だった父親の容体急変の報を受け緊急帰国。
^ 日本女子プロゴルフ選手権大会第46回公式サイト・ルーキーキャンプ
外部リンク
- 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯
- 朝日放送テレビ・中継番組サイト
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