日枝神社 (千代田区)








































山王日枝神社

Hie Shrinejinja 2012.JPG
所在地
東京都千代田区永田町2丁目10番5号
位置
北緯35度40分29秒
東経139度44分22.50秒
座標: 北緯35度40分29秒 東経139度44分22.50秒
主祭神
大山咋神

社格等

官幣大社・別表神社
創建
不詳
別名
日吉山王社
日吉山王大権現社
江戸山王大権現
麹町山王
山王社
山王さま
例祭
6月15日(山王祭)
地図

山王日枝神社の位置(東京都区部内)

山王日枝神社

山王日枝神社



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日枝神社(ひえじんじゃ)は、東京都千代田区永田町二丁目にある神社。江戸三大祭の一つ、山王祭が行われる。旧社格は准勅祭社(東京十社)、官幣大社。


大山咋神(おほやまくひのかみ)を主祭神とし、相殿に国常立神(くにのとこたちのかみ)、伊弉冉神(いざなみのかみ)、足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと)を祀る。




目次






  • 1 歴史


    • 1.1 年表




  • 2 文化財


    • 2.1 国宝


    • 2.2 重要文化財


    • 2.3 東京大空襲で焼失した旧国宝




  • 3 氏子地域


  • 4 ギャラリー


  • 5 事件


  • 6 交通アクセス


  • 7 関連項目


  • 8 脚注


  • 9 参考文献


  • 10 外部リンク





歴史


創建の年代は不詳である。文明10年(1478年)、太田道灌が江戸城築城にあたり、川越の無量寿寺(現在の喜多院・中院)の鎮守である川越日枝神社を勧請したのに始まるという。徳川家康が江戸に移封されたとき、城内の紅葉山に遷座し、江戸城の鎮守とした[1]


慶長9年(1604年)からの徳川秀忠による江戸城改築の際、社地を江戸城外の麹町隼町に遷座し、庶民が参拝できるようになった。社地は家康により5石、元和3年(1617年)に秀忠により100石、そして寛永12年(1635年)に徳川家光からの寄付を加えて600石となった[2]


明暦3年(1657年)、明暦の大火により社殿を焼失したため、万治2年(1659年)、将軍家綱が赤坂の松平忠房の邸地を社地にあて、現在地に遷座した。この地は江戸城から見て裏鬼門に位置する。


明治元年(1868年)11月の東京奠都の際に准勅祭社に指定された。その後明治3年(1871年)に神祇官直下から東京府管轄に移され、明治5年(1873年)の官国幣社の選定時にも漏れ、そのまま東京府の府社となった。1881年(明治14年)に、氷川神社宮司で日枝神社の祠官を兼ねていた平山省斎が、皇城鎮護の神社が府社であっていいはずがないので、官幣大社にしてほしいと願い出た。この時は官幣大社にならなかったが、東京府・内務省の賛成を得て1882年(明治15年)1月9日に官幣中社になった[3]。大正元年(1912年)には官幣大社に昇格した。


昭和20年(1945年)の東京大空襲で社殿が焼失し、昭和33年(1958年)に再建された。




裏参道 大鳥居(右側奥の建物は、現在は閉館となり無くなったキャピトル東急ホテル)[4]



年表




  • 元和3年(1617年) - 麻生に100石の地を与えられた。


  • 寛永12年(1635年)6月 - 400石を加え500石を領した。


  • 万治2年(1659年)4月25日 - 現在地への遷座式。


  • 文政6年(1823年) - 楼門、回廊などを造営した。


  • 明治元年(1868年)11月5日 - 官幣使が参拝した。
    • 8日 - 准勅祭の神社になった。


  • 明治3年(1871年)6月30日 - 神祇官から東京府に管轄が移った。


  • 1881年(明治14年)6月 - 平山省斎が官幣大社にしてほしいと内務省に願い出た。

    • 7月6日 - 東京府が官幣中社昇格を支持する上申を出した。

    • 11月26日 - 内務省が日枝神社の官幣中社昇格を支持する上申を出した。




  • 1882年(明治15年)1月9日 - 官幣中社に列した。


  • 1912年(大正元年) - 官幣大社に昇格した。



文化財



国宝


  • 太刀 銘則宗


重要文化財



  • 太刀 銘国綱

  • 太刀 銘定利

  • 太刀 銘一

  • 太刀 銘長光

  • 太刀 銘備州長船住長光

  • 太刀 銘守家

  • 太刀 銘高包

  • 太刀 銘師光

  • 太刀 銘延房

  • 太刀 銘重久

  • 太刀 銘備前国新田荘住親依元徳四年云々

  • 太刀 銘備州萬壽住右衛門尉吉次作

  • 太刀 銘豊後国行平作

  • 薙刀 無銘 伝当麻



東京大空襲で焼失した旧国宝



  • 本殿

  • 幣殿

  • 拝殿

  • 中門

  • 透塀



氏子地域





千代田区大手町

千代田区丸の内

千代田区有楽町

千代田区内幸町

千代田区霞が関三丁目

千代田区永田町二・三丁目

千代田区九段北三丁目2・3、四丁目全域

千代田区九段南三・四丁目

千代田区麹町

千代田区一番町

千代田区二番町

千代田区三番町

千代田区四番町

千代田区五番町

千代田区六番町

千代田区隼町

千代田区平河町

千代田区紀尾井町


中央区銀座(旧木挽町=銀座東の区域を除く)

中央区京橋

中央区八重洲

中央区八丁堀

中央区日本橋

中央区日本橋兜町

中央区日本橋茅場町


港区新橋一丁目4~14


新宿区四谷一丁目(一部)




ギャラリー




事件


  • 2008年6月13日、社内で巫女が神職に強姦された(赤坂日枝神社内巫女強姦事件)。神幸祭の慰労会で権禰宜が巫女に約2時間飲酒を強要した挙げ句、その後に社務所地下二階にある男子禁制の女子参篭室(女子更衣室)に侵入して、彼女を脅して強姦した[5][6]


交通アクセス


地下鉄 溜池山王駅から徒歩3分、国会議事堂前駅、赤坂見附駅から徒歩5分。



関連項目



  • 日枝の舞


  • 神道

    • 神社一覧

    • 日本の神の一覧

    • 神道用語一覧



  • 日枝神社の巫女リカちゃん

  • 山王日吉神社境内遺跡



脚注




  1. ^ 日枝神社「日枝神社について」。『公文類聚』「東京府社日枝神社ヲ官幣中社ニ列ス」。「東京府社日枝神社ヲ官幣中社ニ列ス」pdfファイルの3頁めにある平山省斎の上申には、文明3年の勧請とある。


  2. ^ 「東京府社日枝神社ヲ官幣中社ニ列ス」PDFファイルの3頁め。


  3. ^ 「東京府社日枝神社ヲ官幣中社ニ列ス」。


  4. ^ 画像右(山王パークタワー側)に、上り専用のエスカレーターが設けられている。


  5. ^ 赤坂・日枝神社「神職の巫女レイプ事件」, 週刊朝日 2009年3月27日号


  6. ^ “東京・日枝神社の元神職に実刑 みこ強姦で地裁”. 共同通信 (2009年5月19日). 2012年2月26日閲覧。



参考文献


  • 「東京府社日枝神社ヲ官幣中社ニ列ス」、『公文類聚』第6編(明治15年)59巻1。国立公文書館デジタル・アーカイブにより2012年1月閲覧。


外部リンク



  • 日枝神社

  • 日枝神社ー山王祭

  • 日枝神社ーご祈願


  • ウィキメディア・コモンズには、日枝神社 (千代田区)に関するカテゴリがあります。




























































































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