ゾーン多面体
ゾーン多面体(ゾーンためんたい、英: Zonohedron)とは、向かいあった辺同士が全て平行になっている多角形のみで構成されている立体である。
立方体や切頂八面体などがこれにあたり、等面菱形多面体や平行多面体などに分けることができる。他には、
- 斜方切頂立方八面体
- 斜方切頂二十・十二面体
正角柱(底面が正偶数角形のもの)- 菱形十二面体
- 菱形三十面体
- 菱形九十面体
などがある。
目次
1 等面菱形多面体
2 平行多面体
3 関連項目
4 外部リンク
等面菱形多面体
等面菱形多面体 (Rhombohedra) とは、面が全て同一の菱形のみで構成されているゾーン多面体である。
- 菱形十二面体
- 菱形十二面体第2種
- 菱形二十面体
- 菱形三十面体
の4種類がある。
このほかに立方体や平行六面体も1種類の菱形のみでできているが等面菱形多面体からは除く。菱形九十面体も菱形のみでできているが対角線の比率が違う2種類の菱形を使っているのでこれも除く。
また等面菱形多面体による空間充填形の二次元投影図はペンローズ・タイルになる。
平行多面体
平行多面体 (Parallelohedra) とは、ゾーン多面体のうち単独で空間を充填する立体のことであり、結晶学者のフェドロフが考え出した。
- 平行六面体
- 正六角柱
- 切頂八面体
- 菱形十二面体
- 長菱形十二面体
の5種類がある。
関連項目
- 図形
- 多面体
外部リンク
- Weisstein, Eric W. "Zonohedron". MathWorld(英語). CS1 maint: Multiple names: authors list
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