糸島市
いとしまし 糸島市 | |||||
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二見ヶ浦の夫婦岩 | |||||
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国 | ![]() |
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地方 | 九州地方 |
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都道府県 | 福岡県 |
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団体コード | 40230-3 |
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法人番号 | 5000020402303 |
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面積 | 215.70km2 |
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総人口 | 97,910人 [編集] (推計人口、2018年10月1日) |
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人口密度 | 454人/km2 |
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隣接自治体 | 福岡市 佐賀県:佐賀市、唐津市 |
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市の木 | カエデ(モミジ) |
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市の花 | ハマボウ |
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市のシンボルカラー | ■黄色 |
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糸島市役所 | |||||
市長 | 月形祐二 |
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所在地 | 〒819-1192 福岡県糸島市前原西一丁目1番1号 北緯33度33分26.3秒東経130度11分43.8秒座標: 北緯33度33分26.3秒 東経130度11分43.8秒 市庁舎位置 ![]() |
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外部リンク | 公式ウェブサイト |
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■ ― 政令指定都市 / ■ ― 市 / ■ ― 町 / ■ ― 村 | |||||
ウィキプロジェクト |

糸島市交流プラザ志摩館
(旧志摩町役場)

糸島市交流プラザ二丈館
(旧二丈町役場)
糸島市(いとしまし)は、福岡県の最西部に位置する市である。
目次
1 地理
1.1 隣接する自治体・行政区
1.2 地名
2 歴史
2.1 古代
2.2 近現代
2.3 行政区域の変遷
2.4 合併までの経緯
2.5 歴代市長
3 行政
3.1 市長
3.2 市議会
3.3 公共施設
3.4 消防署
3.5 警察署
4 地域
4.1 人口
5 教育
5.1 大学
5.2 短期大学
5.3 高等学校
5.4 中学校
5.5 小学校
6 経済・産業
6.1 主な企業・工場
6.2 漁業
6.3 特産品
6.4 日本郵政グループ
7 交通
7.1 空港
7.2 鉄道
7.3 バス
7.4 道路
7.5 船舶
8 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
8.1 観光スポット
8.2 施設
8.3 自然
8.4 神社
8.5 名所旧跡
8.6 イベント・祭事・催事
9 出身人物
10 糸島市が舞台・ロケ地となった作品
11 市外局番
12 脚注
13 外部リンク
地理
糸島半島の中央部および西部と、その南側から南西の福岡県西端部の一帯を市域としている。北側と西端部は玄界灘に面し、東側は福岡市に接する。南部は脊振山地があり佐賀県と接している山岳地域で、南西部は唐津市に、南東部は佐賀市に接す。
糸島半島の付け根とその西側の玄界灘沿いの地域を筑肥線(筑肥東線)が東西に通っており、同線沿線の旧前原市域を中心に近年ベッドタウン化が進んでいる。
また豊かな自然環境や、カフェ等飲食店舗の増加、福岡都心まで都市高速またはJR利用で30分程度という立地もあり観光地・移住先としても注目を集めている。
- 山: 雷山 (955m) 、羽金山 (900m) 、可也山/筑紫富士 (365m) 、立石山 (210m) 、二丈岳 (711m) 、十坊山 (535m) 、浮嶽 (805m) 、女岳 (748m)
- 可也山には糸島地域におけるテレビ放送の重要拠点である糸島中継局が置かれている。デジタル放送ではかつて同じ糸島郡であった福岡市西区の一部もエリアに含めている。
- 河川: 瑞梅寺川、雷山川、泉川
- 有人島嶼: 姫島
- 無人島嶼: 烏帽子島
- 玄海国定公園
- 脊振雷山県立自然公園
隣接する自治体・行政区
福岡県
福岡市(西区・早良区)
佐賀県
- 佐賀市
- 唐津市
地名
旧前原市は「糸島市」の後に従来の町・大字を続ける。他2町は旧町名に合わせ従来の大字の前に「二丈」「志摩」を冠する。
- 旧前原市
- 新田
- 泊
- 前原
- 油比
- 岩本
- 加布里
- 神在
- 岩本(旧加布里村)
- 加布里(旧加布里村)
- 神在(旧加布里村)
- 千早新田(旧加布里村)
- 東(旧加布里村)
- 池田(旧波多江村)
- 板持(旧波多江村)
- 潤(旧波多江村)
- 志登(旧波多江村)
- 高田(旧波多江村)
- 波多江(旧波多江村)
- 飯原(旧長糸村)
- 川付(旧長糸村)
- 白糸(旧長糸村、1964年までは小蔵)
- 瀬戸(旧長糸村)
- 長野(旧長糸村)
- 本(旧長糸村)
- 有田(旧雷山村)
- 蔵持(旧雷山村)
- 香力(旧雷山村)
- 篠原(旧雷山村)
- 高上(旧雷山村)
- 多久(旧雷山村)
- 富(旧雷山村)
- 三坂(旧雷山村)
- 八島(旧雷山村)
- 山北(旧雷山村)
- 雷山(旧雷山村)
- 井田(旧怡土村)
- 井原(旧怡土村)
- 王丸(旧怡土村)
- 川原(旧怡土村)
- 高来寺(旧怡土村)
- 末永(旧怡土村)
- 瑞梅寺(旧怡土村)
- 高祖(旧怡土村)
- 大門(旧怡土村)
- 西堂(旧怡土村)
- 三雲(旧怡土村)
- 曽根(旧怡土村。1946年、井原・三雲・井田より発足)
- 美咲が丘1丁目~4丁目(荻浦・多久・大浦より発足。年不詳)
- 南風台1丁目~8丁目(荻浦・多久・大浦・前原より発足。年不詳)
- 前原中央1丁目~3丁目(1999年、前原より発足)
- 前原西1丁目~5丁目(2000年、前原より発足)
- 前原北1丁目~4丁目(2001年、前原より発足)
- 前原東1丁目~3丁目(2001年、前原より発足)
- 前原駅南1丁目~3丁目(2002年、前原より発足)
- 前原南1丁目~2丁目(2002年、前原より発足)
- 有田中央1丁目~2丁目(2003年、有田より発足)
- 篠原西1丁目~3丁目(2003年、篠原より発足)
- 篠原東1丁目~3丁目(2003年、篠原より発足)
- 浦志1丁目~3丁目(2004年?、浦志より発足)
- 潤1丁目~4丁目(2004年?、潤より発足)
- 板持1丁目~2丁目(2005年、板持より発足)
- 波多江駅北1丁目~4丁目(2005年、志登より発足)
- 波多江駅南1丁目~2丁目(2005年、池田より発足)
- 高田1丁目~5丁目(2006年、高田より発足)
- 伊都の杜1丁目~3丁目(2018年、浦志・篠原より発足)
- 二丈(旧二丈町)
- 片山(旧深江村)
- 深江(旧深江村)
- 松末(旧深江村)
- 鹿家(旧福吉村)
- 福井(旧福吉村)
- 吉井(旧福吉村)
- 一貴山(旧一貴山村)
- 石崎(旧一貴山村)
- 上深江(旧一貴山村)
- 武(旧一貴山村)
- 田中(旧一貴山村)
- 長石(旧一貴山村)
- 浜窪(旧一貴山村)
- 波呂(旧一貴山村)
- 松国(旧一貴山村)
- 満吉(旧一貴山村)
- 志摩(旧志摩町)
- 井田原(旧可也村)
- 稲留(旧可也村)
- 小金丸(旧可也村)
- 津和崎(旧可也村)
- 初(旧可也村)
- 馬場(旧可也村)
- 松隈(旧可也村)
- 師吉(旧可也村)
- 吉田(旧可也村)
- 岐志(旧芥屋村)
- 芥屋(旧芥屋村)
- 新町(旧芥屋村)
- 姫島(旧芥屋村)
- 桜井(旧桜野村)
- 野北(旧桜野村)
- 久家(旧小富士村)
- 西貝塚(旧小富士村)
- 東貝塚(旧小富士村)
- 船越(旧小富士村)
- 御床(旧小富士村)
- 小富士(旧小富士村。小富士村時代は辺田)
- 稲葉(師吉より分立。年不詳)
歴史
律令制下では怡土郡と志摩郡に分かれていたが、1896年4月1日、郡制に基づき両郡を合併させて糸島郡となった。市名の由来となっている同郡の名称は合併前の両郡の名前をつなげて別の字を宛てたものである。旧郡名の由来についてははっきりしないが、怡土については弥生時代にその存在が魏志倭人伝に記述される伊都国との類似性が地理上と音韻上の両面から指摘されており、志摩についても島との音韻上の一致が指摘されている。さらにこれらを裏付けるように、旧怡土郡地区からは大量の副葬品を伴う平原遺跡などの弥生時代の遺跡が何ヶ所か発見されており、同じ弥生時代には旧志摩郡地区も、ごく一部を除いて旧怡土郡地区とは船越湾から今津湾にいたる水道によって分離された状態であったと考えられている。
古代
市内各地から縄文時代の磨製石斧や縄文土器が出土している。中国の歴史書である「魏志倭人伝」には、弥生時代に栄えた「伊都国」の記述があり、糸島地方を伊都国と推定する研究者が多い。市内の史跡平原遺跡(ひらばるいせき)の方形周溝墓からは日本最大(直径46.5センチメートル)の銅鏡「大型内行花文鏡(内行花文八葉鏡)四面」(国宝)が発掘された。この平原遺跡は伊都国の女王墓であろうと考えられている。一説(原田大六の説)によれば「天照大御神(大日孁貴)の墓」であり、この出土品の大型内行花文鏡(内行花文八葉鏡)は八咫鏡であるという。
近現代
1898年 - 糸島半島付近でマグニチュード6.0の糸島地震が発生。
1914年 - 木造清賀上人坐像(千如寺大悲王院)が国の重要文化財に指定される。
1937年10月1日 - 北九州鉄道が国鉄に買収され筑肥線となる。
1938年 - 怡土城跡が国の史跡に指定される。
1954年 - 志登支石墓群が国の史跡に指定される。
1958年 - 旧前原町に簡易水道給水が開始される。
1961年 - 前原電報電話局開設。
1983年3月22日 - 筑肥線が電化され福岡市営地下鉄と筑前前原-博多間にて相互乗り入れを開始する。
1993年 - 西九州自動車道「福岡前原有料道路」開通。
2000年 - 筑肥線下山門-筑前前原間複線化。
2001年 - 福岡高速道路と西九州自動車道が連結。
2005年3月20日 - 午前10時53分、福岡県西方沖地震が発生。震度6弱を観測した。
2006年 - 平原遺跡から出土した福岡県平原方形周溝墓出土品が国宝に指定される。
行政区域の変遷
1889年4月1日 - 町村制施行。
- 怡土郡: 福吉村・深江村・一貴山村・長飯本村(1892年長糸村に改称)・加布里村・雷山村・怡土村
- 志摩郡: 前原村・波多江村・可也村・小富士村・芥屋村・野北村・桜井村
1896年4月1日 - 怡土郡と志摩郡が合併し糸島郡となる。
1901年9月15日 - 前原村が町制施行し前原町となる。
1931年4月1日 - 前原町と波多江村、加布里村が対等合併し、新町制による前原町となる。
1955年
- 1月1日 - 前原町と雷山村・長糸村が合併し、新町制による前原町となる。
- 1月1日 - 可也村・桜野村・小富士村・芥屋村が対等合併し、志摩村が発足。
- 1月1日 - 一貴山村、深江村、福吉村が合併し、二丈村が発足。
- 4月1日 - 前原町、怡土村を編入。
1965年
- 4月1日 - 志摩村が町制施行。志摩町となる。
- 4月1日 - 二丈村が町制施行。二丈町となる。
1992年10月1日 - 前原町が市制施行。前原市となる。
合併までの経緯
福岡県は、政令指定都市である福岡・北九州両市以外では面積・人口とも中小規模の自治体が多かったことから、いわゆる「平成の大合併」において市町村合併を推し進めた。その結果、1999年3月から2006年3月までの7年間に97市町村→66市町村と3分の2程度に減少したものの、なお不十分として各市町村に合併を求めた。
JR筑肥線(筑肥東線)の電化・福岡市営地下鉄との相互乗り入れによって人口が増えてきた糸島地域についても同様に合併を求められた地域であるが、地域の中心となる前原と、周辺にあたる志摩・二丈との間では、合併によって一極集中・周辺地域の衰退がますます進むのではないかといった不安から、合併には温度差があり、過去に度々議論が頓挫した。2002年には、当時の合併特例法に基づく協議会が設置され、2006年元日を合併期日とすべく準備が進められたものの、上記の理由により破談している。
しかしその後住民の意識も変わり3市町が行った住民投票などで、いずれも合併に賛成する意見が反対を上回り2008年、県と3市町の議会が合併承認手続きを行った。そして、2009年4月16日付官報本編で糸島市発足が正式に告示された。
- 合併の方式は、周辺部となる旧2町に配慮し「新設合併」(対等合併、発足時に旧3市町を廃止)。
- 市役所本庁は前原市役所を使うものの、旧2町役場は「支所」ではなく「分庁舎」とする。
- 合併後最初の市議会議員選挙に限っては、旧市町のバランスに配慮し旧市町単位の選挙区を設け、徐々に融和を図る(その次の選挙から全市単一選挙区。この方式は柳川市でも採られた)。
これに伴い、志摩町、二丈町が所属する糸島郡(前原市も市制を施行する前に所属していた)および「前原市」は消滅したが、新市名として「糸島」の名前は残った。
歴代市長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
筒井秀来[1] |
2010年1月1日 | 2010年2月14日 | 市長職務執行者。旧二丈町長 |
|
初 | 松本嶺男 | 2010年2月14日 | 2014年2月13日 | 旧前原市長 |
2 | 月形祐二[2] |
2014年2月14日 | 元県議 |
|
3 |
行政
市長
月形祐二(2期目)- 任期:2022年2月13日
市議会
- 定数: 22人
- 任期: 2022年2月13日
公共施設
- 伊都国歴史博物館
- 伊都文化会館
消防署
糸島市消防本部
- 前原出張所
- 二丈出張所
- 志摩出張所
警察署
糸島警察署(旧前原警察署)
- 波多江交番
- 駅前交番
- 二丈交番
- 大門駐在所
- 長糸駐在所
- 福吉駐在所
- 野北駐在所
- 可也駐在所
- 引津駐在所
地域
人口
糸島市(に相当する地域)の人口の推移![]() ► | |
総務省統計局 国勢調査より |
教育
大学
九州大学伊都キャンパス(福岡市西区、糸島市にまたがる)
短期大学
西日本短期大学二丈キャンパス
高等学校
- 福岡県立糸島高等学校
- 福岡県立糸島農業高等学校
中学校
- 市立
- 前原中学校
- 前原東中学校
- 前原西中学校
- 二丈中学校
- 福吉中学校
志摩中学校
- 姫島分校
小学校
- 市立
- 前原小学校
- 加布里小学校
- 波多江小学校
- 長糸小学校
- 白糸分校
- 雷山小学校
- 怡土小学校
- 王丸分校
- 前原南小学校
- 南風小学校
- 東風小学校
- 一貴山小学校
- 深江小学校
- 福吉小学校
- 可也小学校
- 桜野小学校
- 引津小学校
- 姫島小学校
経済・産業
- 観光
- 農業
- 漁業
主な企業・工場
- 志摩テクノパーク - 1986年(昭和61年)に松隈工業団地として開設され、2015年(平成27年)に現名称に改称した[3]。
- 九星飲料工業
五洋食品産業(東証上場)- 糸島農業協同組合
漁業
マダイの漁獲量は2011年度から2015年度の5年連続で日本一となった(2015年度の1112トン)[4]。
- 加布里漁港
- 芥屋漁港
- 船越漁港
特産品
- 糸島牛
イチゴ(あまおう)- カキ
- 卵
日本郵政グループ
ゆうちょ銀行とかんぽ生命保険は事業所を設けず、市内の郵便局が代理店となっている。
- 前原郵便局
- 怡土郵便局
- 加布里郵便局
- 長糸郵便局
- 波多江郵便局
- 志摩郵便局
- 桜井郵便局
- 芥屋郵便局
- 野北郵便局
- 小富士郵便局
- 二丈郵便局
- 福吉郵便局
交通
空港
最寄は福岡空港。JR筑肥線の利用により乗り換えなしで行く事が出来る。所要時間は筑前前原駅より約45分である。
鉄道
市の中心駅は筑前前原駅。市役所等の主要な公共施設は同駅周辺に集中している。時間帯によっては快速も走ることがあり、快速は筑前前原駅と筑前深江駅に停車する。平日は波多江駅にも停車する。2019年春に糸島高校前駅が開業した。
九州旅客鉄道(JR九州)
筑肥線(筑肥東線)
波多江駅 - 糸島高校前駅 - 筑前前原駅 - 美咲が丘駅 - 加布里駅 - 一貴山駅 - 筑前深江駅 - 大入駅 - 福吉駅 - 鹿家駅
バス

かつて運行していたいとしま周遊バス(福岡伊都バス)
昭和自動車(昭和バス)が運行する路線バスと、糸島市が昭和バスに委託して運行するコミュニティバス「はまぼう号」がある。
昭和バスは糸島市と福岡市中心部を結ぶ高速バス「いと・しま号」を運行するほか、一般路線として糸島市北部の野北・芥屋・船越など海寄りの地域を結ぶ路線を運行している。かつては現在の糸島市内各地に路線を保有していたが、多くの路線を廃止もしくは糸島市コミュニティバスに移管した。
糸島市コミュニティバスはかつて昭和バスが運行していた市域南部の山間部や糸島市と福岡市の今宿・周船寺を結ぶ路線のほか、旧3市町の中心部相互間を結ぶ庁舎線、糸島市と九州大学伊都キャンパスを結ぶ九大線も運行している。
糸島市では高速バス「いと・しま号」を除き市内全バス路線の運賃が200円均一となっている(庁舎線は100円均一)。また糸島市コミュニティバスの福岡市内区間も200円均一である。
2012年4月28日から土日祝日に筑前前原駅・志摩庁舎と市北部の海岸沿いの観光地の間を運行する路線バス「いとしまの〜んびり周遊バス」(福岡伊都バスに委託)を運行していたが、これは2014年3月限りで廃止されている。
道路
自動車専用道路
西九州自動車道(福岡前原道路): (TB)前原TB - ( )前原IC - ( )暫定出入口(東交差点) - ( )二丈IC(事業中) - (計画区間、二丈浜玉道路当面活用) - ( )二丈鹿家IC
一般有料道路
二丈浜玉有料道路: 二丈福井 - 吉井IC - 鹿家IC - (E35)二丈鹿家IC
一般国道
国道202号 - 現道とバイパス(今宿道路一般部)がある。現道は筑肥線に並行し、市の中心部を通り市域東西に延びる。バイパスは福岡市境 - 有田西交差点間は西九州自動車道(福岡前原道路)に並行する。東交差点 - 上深江交差点 - 深江ランプ - 二丈福井間は二丈浜玉有料道路に接続する。
県道(主要地方道)
福岡県道・佐賀県道12号前原富士線 - 市中心部から南へ延び、長野峠を越えて南隣の佐賀市富士町大字上無津呂に至る。
福岡県道49号大野城二丈線 - 市中心部より南側の山沿いを東西に延びる。
福岡県道54号福岡志摩前原線 - 糸島半島北部の海沿いに延びる。別名志摩サンセットロード。
福岡県道56号福岡早良大野城線 - 市の東部を南東に向かって延び、糸島峠を越える。
福岡県道85号福岡志摩線 - 市北部に延びる。
船舶
- 市営: 岐志 - 姫島
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
観光スポット
- 白糸の滝
- サンセットロード・二見ヶ浦(夫婦岩) -カフェ、レストランが立ち並ぶ海岸線のドライブスポット。サーフィンスポットとしても有名。-
- 糸島牡蠣街道
芥屋の大門-昭和41年に天然記念物に指定、日本三大玄武洞の一つで最大の物である芥屋の大門を遊覧。玄界灘の荒波に削られてできた自然のオブジェ。六角形や八角形の柱状節理が美しい。 -- 雷山千如寺 大悲王院
- 千寿院の滝
- 波呂展望台
- 一貴山展望台
- 極楽展望台
- アンの滝
- 二丈渓谷
- 一貴山渓谷
サーフィンスポットとしても有名。
SUNSET LIVE

JA糸島の産直市場「伊都菜彩」

白糸の滝
雷山千如寺大悲王院の大楓

芥屋の大門
施設
- 伊都国歴史博物館
- 志摩歴史資料館
- 伊都文化会館
- 糸島市図書館
- 前原市健康福祉センター・あごら
- 二丈温泉きららの湯(ラドン温泉)
- まむし温泉
- フォレストアドベンチャー・糸島
自然
雷山 (955m)- 白糸の滝
- 姉子浜の鳴き砂
- 二丈岳
- 十坊山
- 浮獄
神社
- 細石神社
- 高祖神社
浮嶽神社- 産宮神社
- 老松神社
- 松末五郎稲荷神社(毎年12月目隠し女相撲開催)
- 雷神社 (糸島市)
名所旧跡
- 雷山神籠石
- 高祖山 怡土城跡
- 曽根遺跡群
- 平原遺跡
芥屋の大門(けやのおおと) - 国の天然記念物。- 桜井神社
桜井二見ヶ浦 - 福岡県名勝。単に「二見ヶ浦」と呼ばれることもある。整った形の夫婦岩があり、夕日の二見ヶ浦として有名。- 蒙古山の元寇記念碑
- 烏帽子島灯台
若宮神社(桜谷神社)
イベント・祭事・催事
- 追儺祭(鬼すべ)(1月)
- Kトラフィーバー(野北)(6月)
- いとしま海の祭典 ―芥屋の大門納涼花火大会(7月)
- 糸島カレーフェスティバル(8月)
サンセットライブ(三日間)(8月末~9月)
KBCオーガスタゴルフトーナメント 芥屋ゴルフ場(8月末~9月)- 糸島クラフトフェス・糸フェス(三日間)(9月)
- 糸島グルメ(i-1)グランプリ(10月)
- 糸島市民まつり(加布里漁港花火大会)(10月)
- 糸島ビーチフェスティバル(11月)
- サーファーガール サーフィンコンテスト(11月)
- ふいご大祭(12月)
出身人物
一岡竜司(プロ野球選手・広島東洋カープ)
今田萌(子役)
浦和重(ボート選手・2004年アテネオリンピック出場)
大原梓(女優)
岡部平太(スポーツ指導者)
川須栄彦(騎手)
久家英和(元プロBMX選手、デザイナー)
Akinobu Taniguchi(nature photographer)
久世卓矢(ナレーター、タレント)
篠田麻里子(タレント・モデル、元AKB48)
白仁田寛和(プロ野球選手・元オリックス・バファローズ)
須田邦裕(俳優)
玉輝山正則(元小結)
栃乃藤達之(元幕内力士)
西崎聡(プロ野球選手・元東京ヤクルトスワローズ)
西崎伸洋(プロ野球選手・元横浜ベイスターズ)
野田昇吾(プロ野球選手・埼玉西武ライオンズ)
馬場菊太郎(後鰓類学者)
林咲希(バスケットボール選手)
柳川明(モーターサイクル・ロードレースライダー)
山内恵介(演歌歌手)
山崎元幹(南満州鉄道最後の総裁)
山田紗暉(プロボクサー)生まれは飯塚市
山田真子(プロボクサー、山田紗暉の妹)
糸島市が舞台・ロケ地となった作品
- 「Sea of Love~いとしまに魅せられて」(伊集院晃生監督)2013年12月公開
- 連続ドラマ『いと』(小田憲和監督・定宗賢光監督)
- 『私の叔父さん』(細野辰興監督)出演 高橋克典
- 「館橋ノンキー」(野上鉄晃監督)
- サスペンスドラマ『タクシードライバーの推理日誌30』出演 風見しんご
東直子『いとの森の家』(ポプラ社)
福岡発地域ドラマ『いとの森の家』(NHK福岡)
藍『ミリオンドール』(WEB漫画、コミックスマート)2015年アニメ化。作中アイドル「イトリオ」出身地として描かれる
アンジュルム「糸島Distance」2016年リリースの楽曲。糸島の他にも福岡に実在する地名が登場する
市外局番
糸島市の所属する前原MAは、隣接する福岡MA(福岡市及び春日市、太宰府市など周辺地域)と同じ092であるが、MAが異なるため、通話は県内市外(隣接)扱い(NTT西日本利用で3分間21円)となる。ただし、特例で福岡MAと通話する際に市外局番 (092) は不要となっている。
脚注
^ 糸島1市2町合併協議会だより第13号
^ 選挙:糸島市長選/糸島市議選 新市長に月形氏 市議22人の顔ぶれも決まる /福岡毎日新聞、2014年02月03日、archive版
^ 竹田定倫(2015年1月21日). “つなごう・わがまち:松隈工業団地を改称 社名入り新看板披露−−糸島”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
^ 鳥居達也 (2017年6月30日). “天然マダイ漁獲、5年連続日本一 糸島市、ブランド化向け課題も”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 福岡版
外部リンク
- 公式ウェブサイト
糸島市役所 - Facebook
- 糸島市観光協会 公式ホームページ いこいこ糸島
- 糸島移住ライフ(糸島よかもん市場ホームページ)
- いとしまにあ(糸島フリーペーパー)
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