田村和希
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選手情報 | ||||
ラテン文字 | Kazuki Tamura | |||
国籍 | 日本 | |||
種目 | 長距離走 | |||
所属 | 住友電工 | |||
生年月日 | (1995-07-16) 1995年7月16日(23歳) | |||
生誕地 | 山口県岩国市玖珂町 | |||
身長 | 168cm | |||
体重 | 50kg | |||
自己ベスト | ||||
5000m | 13分40秒94(2018年) | |||
10000m | 27分58秒35(2018年) | |||
ハーフマラソン | 1時間01分56秒 (2017年) | |||
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田村 和希(たむら かずき、1995年7月16日 - )は、日本の陸上競技選手。専門は長距離走。山口県岩国市(旧玖珂郡)出身。山口県立西京高等学校、青山学院大学経営学部経営学科卒業[1]。 住友電工所属。身長168cm、体重50kg。[2]
目次
1 経歴
2 人物・エピソード
3 大学駅伝成績
4 ベスト記録
5 関連項目
6 脚注
7 外部リンク
経歴
西京高校時代は全国高校駅伝に3年連続で出場し、特に3年時は3区で区間4位(日本人2位)の快走をみせた。
大学1年時の2015年1月、第91回箱根駅伝に青山学院大学の10区間中唯一の1年生として出場。4区を走り54分28秒というタイムを記録し、第88回大会2区担当の出岐雄大、第89回大会8区担当の高橋宗司に続く青山学院大学史上3人目の箱根駅伝区間賞獲得者となった。また、田村が小田原中継所に到着する46秒前に駒沢大学の同じく1年生の工藤有生が打ち立てた54分31秒の区間記録を3秒上回り、青山学院大学史上初めての箱根駅伝区間記録保持者となった。[3] 青山学院大学は田村以降に走った5区〜10区の選手が全員区間賞か区間2位の区間順位で走り、完全優勝を成し遂げた。
大学2年時の2015年11月には、第47回全日本大学駅伝で2度目の大学駅伝に出走した。田村も3区を担当して区間記録にあと4秒と迫るも、同大会MVPに輝いた東洋大学の口町亮に1秒及ばず、大学駅伝2大会連続区間賞を逃した。第92回箱根駅伝では前回区間記録を樹立した4区に2年連続で出走し、前回の記録には及ばなかったものの2年連続で区間賞を獲得した。青山学院大学は往路1区から1度も先頭を譲らない往復完全優勝を大会史上39年ぶりに成し遂げた。[4]
2016年11月26日に開催された学生陸上10000m記録挑戦競技会で、それまで青山学院大学の陸上部員の最高記録を持っていた田村より3学年先輩の藤川拓也(現‣中国電力)の28分20秒31の記録を2秒上回り、28分18秒31をマークし最高記録を更新した。
2016年シーズンでは、出雲駅伝と全日本大学駅伝ではいずれも区間賞を獲得すると共に首位を奪取する快走を見せた。だが、箱根駅伝では大会3日前に風邪で体調を崩し、本調子では無かった。田村も復路の当日エントリーで7区を走り、15㎞までは後続との差を広げる快走を見せたが15㎞で給水を摂取してから突然、脱水症状を起こし本来の走りが出来なくなった。平塚中継所の時点では2位と1分21秒差まで詰められながらも、笑顔で襷を渡した。その後、8区の下田裕太が5分30秒差まで広げる快走を見せ、チームの3連覇に導いた。
2017年シーズンでは春から怪我に泣かされ、満足な練習が出来なかった。しかし、出雲駅伝では区間新記録を樹立し完全復活を果たした。全日本大学駅伝でも区間賞を獲得したが、チームは3位に終わった。田村はその後のインタビューで「去年までなら区間賞で満足できたけれど、今は満足できません‼」と力強く語っている。
大学卒業後も競技は継続し、住友電工陸上部に就職した。
人物・エピソード
- 田村は年次を重ねるごとに着実に成長を遂げているが、陸上部の原晋監督は「暑さに弱いのが課題」と指摘し、田村自身も自認している。夏合宿で2年次までは度々脱水症状を起こしていたが、3年次は「1回だけで乗り越えられました」と、ラジオ・雑誌・学院内ネット広報などの多数のインタビューで語っている。
- 趣味はイラスト作成。陸上部員に絵を描くことが趣味としている部員が多いことから、2015年秋頃から「啓発されてイラストを描くようになりました」と語り、❝たむかず画伯❞と称して作品を自身のSNSサイトで公開している。それまでは「趣味が無かったですね」と発言していた。なお、大学陸上誌『大学駅伝』2015年秋号では趣味を「探し中」と答えていたが、これを実際に取材でプロフィールを記入したのは4月頃のことであった。
- 3歳下と6歳下の弟2人も陸上競技を行っており、2017年1月22日に行われた第22回天皇盃全国都道府県対抗男子駅伝競走大会では山口県チームに3兄弟が同時に出場、1区(次男・高校生)→2区(三男・中学生)→3区(和希)の大会史上初となる「三兄弟たすきリレー」が行われた[5]。
大学駅伝成績
学年 | 出雲駅伝 | 全日本大学駅伝 | 箱根駅伝 |
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1年生 (2014年度) | 第26回 ― - ― 大会中止 | 第46回 ― - ― 出走なし | 第91回 4区-区間賞 54分28秒(区間新) |
2年生 (2015年度) | 第27回 ― - ― 出走なし | 第47回 3区-区間2位 26分59秒 | 第92回 4区-区間賞 55分17秒 |
3年生 (2016年度) | 第28回 2区-区間賞 16分24秒 | 第48回 2区-区間賞 38分07秒 | 第93回 7区-区間11位 1時間05分40秒 |
4年生 (2017年度) | 第29回 2区-区間賞 15分47秒(区間新) | 第49回 2区-区間賞 38分04秒 | 第94回 3区-区間2位 1時間02分43秒 |
ベスト記録
5000m - 13分40秒94(2018年)
10000m - 27分58秒35(2018年)
ハーフマラソン - 1時間1分56秒(2017年)
関連項目
原晋 … 青山学院大学長距離ブロック監督
高橋宗司 … 3学年先輩
藤川拓也 … 3学年先輩、2014年度主将
小椋裕介 … 2学年先輩
神野大地 … 2学年先輩、2015年度主将
久保田和真 … 2学年先輩
橋本崚 … 2学年先輩
秋山雄飛… 1学年先輩
安藤悠哉… 1学年先輩、2016年度主将
一色恭志 … 1学年先輩
下田裕太 … 同期、2017年度副主将
中村祐紀 … 同期
小野田勇次 … 1学年後輩
梶谷瑠哉 … 1学年後輩
橋詰大慧 … 1学年後輩
林奎介 … 1学年後輩
森田歩希 … 1学年後輩、2018年度主将
鈴木塁人 … 2学年後輩、2019年度主将
吉田圭太 … 3学年後輩
脚注
^ 長距離ブロック 2年生
^ 箱根駅伝選手名鑑 スポーツ報知. 2016年2月7日閲覧
^ 4区は青学大1年生田村が区間新記録
^ 青学大39年ぶり往復完全V!一度も首位譲らず…総合連覇 (スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
^ “青学大・田村が初の3兄弟リレー 都道府県対抗駅伝”. 日刊スポーツ. (2017年1月20日). http://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/1768314.html 2017年1月22日閲覧。
外部リンク
- 田村 和希|陸上競技部Webサイト|住友電気工業株式会社
田村和希 (@TamukazuSumiden) - Twitter
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