小諸市




































































こもろし
小諸市

小諸城址懐古園・三之門

小諸城址懐古園・三之門



日本の旗 日本
地方
中部地方、甲信越地方、信越地方
都道府県
長野県
団体コード
20208-8
法人番号
9000020202088
面積
98.55km2

総人口
41,755[編集]
(推計人口、2018年10月1日)
人口密度
424人/km2
隣接自治体
佐久市、東御市北佐久郡御代田町
群馬県吾妻郡嬬恋村
市の木
ウメ
市の花
コモロスミレ
小諸市役所
市長
[編集]

小泉俊博
所在地
384-8501
長野県小諸市相生町三丁目3番3号
北緯36度19分36.6秒東経138度25分33.5秒
小諸市庁舎
外部リンク
公式ウェブサイト



小諸市位置図




― 市 / ― 町 / ― 村






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小諸市中心部周辺の空中写真。1975年撮影の6枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。


小諸市(こもろし)は、長野県東部に位置する市。江戸時代は小諸藩の城下町であった。




目次






  • 1 地理


    • 1.1 隣接する自治体




  • 2 歴史


  • 3 人口


  • 4 行政


    • 4.1 議会




  • 5 産業・経済


    • 5.1 小諸市に本社機能を置く主な企業


    • 5.2 市街地再開発




  • 6 交通


    • 6.1 鉄道


    • 6.2 高速バス


    • 6.3 路線バス


    • 6.4 道路


      • 6.4.1 高速道路


      • 6.4.2 一般国道


      • 6.4.3 県道


      • 6.4.4 広域農道


      • 6.4.5 市道






  • 7 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事


    • 7.1 公営施設・公園[6][7]


    • 7.2 その他の名所・施設


    • 7.3 寺院


    • 7.4 祭事・催事




  • 8 姉妹都市


  • 9 医療施設


  • 10 郵便


  • 11 教育


    • 11.1 高等学校


    • 11.2 中学校


    • 11.3 小学校


    • 11.4 特別支援学校


    • 11.5 その他


    • 11.6 特色




  • 12 ゆかりの著名人


  • 13 出身著名人


  • 14 小諸を舞台(モデル)とした作品


    • 14.1 映画


    • 14.2 漫画・アニメ


    • 14.3 小説


    • 14.4 随筆


    • 14.5 民謡




  • 15 ご当地ソング


  • 16 注釈


  • 17 脚注


  • 18 外部リンク





地理


群馬県(江戸時代までの上野国)境に近く、北関東と信濃国(現在の長野県)と結ぶ北国街道の商都として栄えた。城下町と街道の宿場町を受け継ぐ小諸駅周辺が現在でも中心市街地で、市役所などがある。信越本線時代の小諸駅は特急全便が停車する主要駅であったが、長野新幹線(現在は延伸されて北陸新幹線)は南隣の佐久市にある佐久平駅経由となった。近年は佐久平駅に近い御影地区で住宅が増加している。


市内の広い範囲から南に蓼科山、北に浅間山が見え、空気の澄んだ日には遠く富士山をも望める[1]。市街地から千曲川までの高低差は100m程度ある。


千曲川は市の南部から西部を、流向を北から西へと大きく変えながら貫流する。千曲川は市を旧川辺村域とその他の地域とに分け、前者は洪積台地である御牧ヶ原台地、後者は1万年以上前に遡る浅間山の活動による火砕流台地[2]からなっている。そのため、南東部では火砕流堆積物を河川が侵食した田切地形がみられる。谷底には水田が広がり、台地はモモやリンゴなどの果樹栽培に利用されている。



  • 山:高峯山、黒斑山、蛇骨岳、車坂山(車坂峠)

  • 河川:千曲川、蛇堀川、繰矢川、中沢川、深沢川、栃木川、花川、北川、など



隣接する自治体



  • 長野県

    • 佐久市

    • 東御市


    • 北佐久郡御代田町



  • 群馬県

    • 吾妻郡嬬恋村




歴史




  • 1954年(昭和29年)4月1日 - 北佐久郡小諸町・三岡村・南大井村が合併して発足。


  • 1957年(昭和32年)2月1日 - 北佐久郡御代田町の一部(大字塩野のうち乗瀬・水出地籍)を編入。


  • 1959年(昭和34年)4月1日 - 小県郡東部町の一部(大字滋野のうち糠地・天池・井子・押出・芝生田地籍)を編入。



人口















Demography20208.svg
小諸市と全国の年齢別人口分布(2005年)
小諸市の年齢・男女別人口分布(2005年)


紫色 ― 小諸市
緑色 ― 日本全国



青色 ― 男性
赤色 ― 女性

小諸市(に相当する地域)の人口の推移




総務省統計局 国勢調査より


行政


  • 市長:小泉俊博(2016年4月19日就任、1期目)


議会



  • 議長:竹内健一(2019年2月 - )

  • 副議長:柏木今朝男(2019年2月 - )

  • 議員 19人(任期 2019年2月 - )


































会派別議員数[3]
会派名 議席数
あたらしい風 7
市誠会 4
創正会 3
公明党 2
日本共産党 2
無会派 1


産業・経済



小諸市に本社機能を置く主な企業




  • 日精エー・エス・ビー機械(所在地の標高940mで、日本で一番標高の高い場所にある一部上場企業)

  • ツルヤ


  • 浅間技研工業(ホンダグループ)

  • 長野沖電気


  • 長野県パトロール(長野県の出資はなく、いわゆる県の外郭団体や第三セクターではない)


  • 小諸村田製作所(旧ルネサス東日本セミコンダクタ)



市街地再開発


市役所隣接地にあったツルヤ小諸店跡地に、スーパーマーケットと高齢者・育児施設、コミュニティバスのターミナルを併せ持った複合施設の開発計画を市が進めている(2020年末開業予定)[4][5]



交通




小諸駅



鉄道




JR小海線

(佐久市) - 美里駅 - 三岡駅 - 乙女駅 - 東小諸駅 - 小諸駅


しなの鉄道しなの鉄道線

(北佐久郡御代田町) - 平原駅 - 小諸駅 - (東御市)


  • 中心となる駅:小諸駅


かつて存在した路線

布引電気鉄道

(北佐久郡北御牧村{現 東御市}) - 布引駅 - 押出駅 - 花川駅 - 小諸駅



高速バス




  • バスタ新宿(新宿駅)・練馬駅 - 小諸駅(JRバス関東)


  • バスタ新宿(新宿駅)・池袋駅・練馬駅・川越的場 - 小諸駅・東御市役所(西武観光バス・千曲バス)


  • 立川駅・池袋駅 - 小諸駅(千曲バス)


  • 京都駅・大阪駅・あべの橋駅 - 軽井沢駅・小諸駅(千曲バス)「千曲川ライナー」

  • 京都駅・大阪駅・ユニバーサル・スタジオ・ジャパン - 小諸駅(JRバス関東・西日本JRバス)「青春ドリーム信州号・ドリーム信州号」



路線バス



  • 千曲バス

  • JRバス関東

  • 東信観光バス



道路



高速道路


  • E18 上信越自動車道

(佐久市) - 佐久小諸ジャンクション - 小諸高原バスストップ - 小諸インターチェンジ - (東御市)

  • E52 中部横断自動車道

(佐久市) - 小諸御影料金所 - 佐久小諸ジャンクション


一般国道




  • 国道18号(小諸バイパス)

  • 国道141号


  • 国道142号(国道18号、141号と全区間重複)


かつては二級国道東京小諸線(国道254号、佐久市までの区間は現在の国道141号線と重複)が指定されていた。



県道



  • 長野県道40号諏訪白樺湖小諸線

  • 長野県道78号佐久小諸線


  • 長野県道79号小諸上田線(一部区間は浅間サンライン)


  • 長野県道80号小諸軽井沢線(一部区間は浅間サンライン)

  • 長野県道130号菱野筒井線

  • 長野県道131号峰の茶屋小諸線

  • 長野県道134号馬瀬口小諸線

  • 長野県道137号借宿小諸線

  • 長野県道139号小諸中込線

  • 長野県道141号耳取三岡停車場線

  • 長野県道142号八幡小諸線

  • 長野県道153号立科小諸線



広域農道



  • 浅間サンライン

  • 千曲ビューライン



市道


  • チェリーパークライン


名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事




信濃三十三観音霊場第二十六番札所天台宗布引山釈尊寺「布引観音」から浅間山・小諸市を望む。布引観音は「牛に引かれて善光寺参り」伝説発祥の地である。




小諸城址




乙女湖公園



公営施設・公園[6][7]




  • 小諸城址懐古園 - 国の重要文化財(三之門・大手門)。小諸市立藤村記念館、懐古神社、小山敬三美術館、小諸市立郷土博物館(閉館中)、徴古館、小諸市動物園、小諸市児童遊園地、鹿嶋神社、渥美清こもろ寅さん会館(閉館中、国民栄誉賞が保存されている)


  • 旧小諸本陣 - 国の重要文化財

  • 小諸宿本陣主屋

  • 小諸義塾記念館

  • 小諸高濱虚子記念館


  • 御影陣屋跡


  • 天領の里・御影用水史料館

  • 乙女湖公園

  • 南城公園

  • 飯綱山公園

  • 市立小諸高原美術館・白鳥映雪館

  • あぐりの湯こもろ

  • 寺ノ浦石器時代住居跡 - 国の史跡


  • テングノムギメシ産地 - 国の天然記念物



その他の名所・施設



  • 高峰高原

  • 水明楼

  • 西浦ダム

  • 氷風穴


  • 大塚酒造酒蔵資料館

  • こもろ布引いちご園

  • 中棚温泉

  • 布引温泉

  • 菱野温泉


  • マンズワイン小諸ワイナリー



寺院



  • 布引観音(釈尊寺)

  • 海応院 (市花:コモロスミレ発見の地)



祭事・催事



  • 御影新田の道祖神祭り

  • 健速神社祇園祭

  • 二十五菩薩来迎会

  • 夜明し念仏

  • 小諸八幡宮八朔相撲

  • 小諸・藤村文学賞

  • 藤村忌

  • 虚子・こもろ全国俳句大会


  • サイクリングフェスティバルあさま 車坂峠ヒルクライム大会

  • サイクリングフェスティバルあさま グランフォンドKOMORO



姉妹都市




  • 中津川市(岐阜県、旧長野県木曽郡山口村) - 1973年(昭和48年)4月20日 - 姉妹都市提携。島崎藤村生誕の地の縁。


  • 大磯町(神奈川県中郡) - 1973年(昭和48年)4月20日 - 姉妹都市提携。島崎藤村終焉の地の縁。


  • 滑川市(富山県) - 1974年(昭和49年)4月23日 - 姉妹都市提携。海の都市、山の都市の交流。



医療施設



  • 浅間南麓こもろ医療センター

  • 国立病院機構小諸高原病院



郵便



  • 小諸郵便局(集配局)


教育



高等学校



  • 長野県小諸高等学校

  • 長野県小諸商業高等学校



中学校



  • 小諸市立芦原中学校

  • 小諸市立小諸東中学校



小学校



  • 小諸市立東小学校

  • 小諸市立水明小学校

  • 小諸市立坂の上小学校

  • 小諸市立野岸小学校

  • 小諸市立千曲小学校

  • 小諸市立美南ガ丘小学校



特別支援学校


  • 長野県小諸養護学校


その他




  • 長野県農業大学校研修部

  • 小諸看護専門学校

  • 市立小諸図書館



特色


  • 小諸市の教育の理念として梅花教育が掲げられている。保育園、幼稚園での運動遊び事業導入、小学校低学年学習支援事業、梅花教育再構築事業(旧魅力ある指導者育成事業)、英語教育指導主事の配置とALT直接雇用による英語教育の導入、小諸義塾塾長木村熊二の縁を活かした、アメリカミシガン州ホープカレッジでの中学生海外(語学・文化)学習など特色ある教育が行われている。


ゆかりの著名人


(五十音順)





  • 阿部守一(市内在住[8]・2018年現在の長野県知事)

  • 伊東深水


  • 海野和男(昆虫写真家[9]


  • 永六輔 (太平洋戦争時疎開)


  • 渥美清(寅さん)

  • 樫山文枝


  • 木村熊二(小諸義塾塾長)

  • 小林亜星


  • 島崎藤村 (小諸義塾講師)


  • 高濱虚子 (太平洋戦争時疎開)


  • 遠山光(漫画家)


  • 呑竜上人(上州太田大光院の上人・小諸に隠棲)

  • 畑山博


  • 真木重遠(明治に、小諸で布教活動を行ったキリスト教の指導者の1人)


  • 牧野康哉(小諸藩の名君)[注 1]

  • 森禮子


  • 雷電為右衛門(少年期、小諸八幡宮で相撲を取ったという[10]

  • 若山牧水




出身著名人


五十音順





  • 青木理(ジャーナリスト)


  • 石塚重平(衆議院議員)


  • 臼田亞浪(俳人)


  • 大井数雄(翻訳家)


  • 大井清吉(教育学者)


  • 荻原博子(経済ジャーナリスト)


  • 荻原礼子(まちづくりプランナー、荻原博子の実妹)


  • 小山田いく(漫画家、たがみよしひさの実兄)


  • 恩田経介(植物学者、明治薬科大学学長)


  • 樫山純三(オンワード樫山の創業者・馬主)


  • 樫山欽四郎(早稲田大学教授・哲学者、女優・樫山文枝の父)


  • 柏木集保(競馬評論家)


  • 小林且雄(レーシングドライバー)


  • 小林邦昭(元プロレスラー)


  • 小林直樹(憲法学者)


  • 小山完吾(衆議院議員)


  • 小山邦武(政治家、元飯山市長)


  • 小山邦太郎(衆議院議員)


  • 小山敬三(画家)


  • 小山松寿(衆議院議長・立憲民政党幹事長)


  • 白鳥映雪(画家)


  • 杉山重雄(プロ野球選手)


  • 昔昔亭桃太郎(落語家)


  • 高橋くら子(部落解放運動家)


  • 高橋平四郎(丸万製糸場を設立。製糸業の先駆者)


  • たがみよしひさ(漫画家、小山田いくの実弟)


  • 田村志津枝(ノンフィクション作家)


  • 田村智子(政治家、参議院議員、日本共産党副委員長)


  • 韮沢忠雄(ジャーナリスト、元日本共産党赤旗編集局長)


  • 野口元大(国文学者)


  • ハタタケル(作家)


  • 堀込基明(プロ野球選手)


  • 丸山隆平(経済ジャーナリスト)


  • 宮口しづえ(児童文学者)


  • 宮崎惇(小説家、漫画原作者)


  • 美斉津恵友(俳優)


  • 与良松三郎(教育者・実業家)


  • Roni(ラジオDJ)




小諸を舞台(モデル)とした作品



映画


  • 『男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日』(1988年)


漫画・アニメ



  • 『あの夏で待ってる』(2012年)

  • 『すくらっぷ・ブック』(1980年)

  • 『ろんぐらいだぁす!』(2017年)

  • 『岳 みんなの山』(2003年~2012年)※主人公の出身地



小説


  • 『青春俳句講座 初桜』(2006年)


随筆


  • 『千曲川のスケッチ』(1912年)


民謡


  • 『小諸馬子唄』


ご当地ソング



  • 『あゝ小諸城趾』(昭和36年)三波春夫

  • 『高峰スキーシャンソン』夏目三郎・丘ひろみ

  • 『小諸音頭』(小諸芸能協会)

  • 『こもろドカンショ』水木一郎

  • 『千曲川慕情』石原裕次郎

  • 『小諸情歌』大川栄策

  • 『小諸ブルース』高倉三郎

  • 『わが想い出』由紀さおり(市制55周年を記念して永六輔作詞、小林亜星作曲で制作された。)

  • 『小諸なれそ節』藤みち子



注釈




  1. ^ 常陸笠間藩主牧野貞幹の次男として、江戸で出生。



脚注





  1. ^ 関東の富士見百景に選定されました | 小諸市オフィシャルサイト平成30年5月19日閲覧


  2. ^ 日本の典型地形 火山の活動による地形#火砕流台地 | 国土地理院平成30年5月19日閲覧


  3. ^ “議員の紹介”. 小諸市議会. (2019年2月6日). http://www.city.komoro.lg.jp/gikai/doc/2014022503805/file_contents/giinshoukai20190205.pdf 2019年2月10日閲覧。 


  4. ^ 複合型中心拠点誘導施設小諸市ホームページ(2018年10月15日閲覧)。


  5. ^ バス値下げ「シニア使って」長野県小諸市 中心街に複合施設開業『日経MJ』2018年10月12日(シニアBiz面)2018年10月15日閲覧。


  6. ^ 施設案内 | 小諸市オフィシャルサイト平成30年5月5日閲覧


  7. ^ 文化財 | 小諸市オフィシャルサイト平成30年5月5日閲覧


  8. ^ 阿部守一・長野県知事:時事ドットコム 平成30年4月24日閲覧


  9. ^ 海野和男のデジタル昆虫記 - 緑のgoo平成30日5月5日閲覧


  10. ^ 【雷電ゆかりの地】Webギャラリー| 天下無双力士 雷電 生誕250年記念サイト 東御市観光協会平成30年5月5日閲覧




外部リンク







  • 小諸市公式ページ


  • 長野県小諸市 (@komorocity) - Twitter


  • 小諸市 - Facebook

  • 一般社団法人こもろ観光局


  • こもろ観光局 (@komoro_tour) - Twitter


  • オープンストリートマップには、小諸市に関連する地理データがあります。


































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