二次災害
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二次災害(にじさいがい)とは、事件・事故・災害が起こった際に、それに派生して起こる災害のことである。
目次
1 概要
1.1 原因
1.2 二次災害の一例
2 脚注
3 関連項目
概要
おおよそ原因(一次災害)と結果(二次災害)に因果関係があれば二次災害に当たるため、その態様は多岐にわたる。具体例は以下になる。
豪雨の後の土砂崩れ
洪水の後の冠水による感電[1]
- 洪水の後の感染症の蔓延[1]
大地震の後の余震[1]
- 大地震の後の火災 - 関東大震災、通電火災など
- 火山噴火や地震の後の土石流や水害 - 宝永大噴火#二次災害など
捜索救難活動において、救援部隊や第三者に起きる被害 - 山岳救助活動における二次災害、全日空松山沖墜落事故#二重遭難事故など
広義には、津波も地震の二次災害である。
原因
二次災害の多くは、確認不足、連絡不足が原因の場合が多い。そのため、災害が起きた際に確認・連絡体制を明確に定めて防止に努めている場合が多い。しかし、不慮の場合もあり防止策は必ずしも正常に機能するとはいえない。また、防止策が二次災害を併発させることもあるので、注意をしなければならない。
二次災害の一例
- 三河島事故
- 品川勝島倉庫爆発火災
- 繁藤災害
- 静岡駅前ゴールデン街ガス爆発事故
- 北炭夕張新炭鉱ガス突出事故
- ダイセル化学堺工場爆発事故
- リガスーパーマーケット屋根崩落事故
脚注
- ^ abc海外における自然災害リスクと企業の対応 東京海上日動リスクコンサルティング、2017年2月4日閲覧。
関連項目
第二の災害(被災地に届けられた善意の救援物資が、より被災地を混乱させること)
津波てんでんこ(救助や安否確認のために二次被害に遭わないよう、各自で逃げることを申し合わせる言葉)