コーン (バンド)
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コーン Korn | |
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![]() 2013年のプロモ写真。左から順にフィールディ (Ba)、レイ・ルジアー (Dr)、ジョナサン・ディヴィス (Vo)、マンキー (Gt)、ヘッド (Gt) | |
基本情報 | |
出身地 | ![]() |
ジャンル | ニュー・メタル[1][2] オルタナティヴ・メタル[2] ヘヴィメタル[2] ポスト・グランジ[2] ラップメタル(初期)[2] 電子音楽(近年)[1] |
活動期間 | 1992年 - |
レーベル | ソニーBMG ソニー・ミュージック エピック・レコード EMI 東芝EMI ヴァージン・レコード ロードランナー・レコード Prospect Park Caroline ユニバーサルインターナショナル |
共同作業者 | ブレンダン・オブライエン |
公式サイト | www.korn.com |
メンバー | ジョナサン・デイヴィス フィールディ ジェームズ“マンキー”シェイファー レイ・ルジアー ブライアン“ヘッド”ウェルチ |
旧メンバー | デイヴィッド・シルヴェリア |
コーン(Korn、KoЯn表記もあり)は、アメリカ合衆国のメタルバンド。カリフォルニア州ベーカーズフィールド出身。
目次
1 概略
2 音楽性
3 メンバー
3.1 元メンバー
3.2 サポートメンバー
4 バンド名の由来とロゴ
5 友好関係
6 ディスコグラフィ
6.1 オリジナルアルバム
6.1.1 Korn
6.1.2 Life Is Peachy
6.1.3 Follow The Leader
6.1.4 Issues
6.1.5 Untouchables
6.1.6 Take A Look In The Mirror
6.1.7 See You On The Other Side
6.1.8 Untitled
6.1.9 KornⅢ:REMEMBER WHO YOU ARE
6.1.10 The Path of Totality
6.1.11 The Paradigm Shift
6.2 ベスト・ライブ盤
6.3 VHS/DVD/Blu-ray
7 特記事項
8 来日公演
9 脚注
10 外部リンク
概略
1989年にジェームズ“マンキー”シェイファー、フィールディ、デイヴィッド・シルヴェリアらが前身となるバンドL.A.P.D.を結成。ボーカルのドラッグ中毒により解散しブライアン“ヘッド”ウェルチを加えてCreepというバンド名で再び始め、1993年にジョナサン・デイヴィスをボーカルに迎えてコーンと名乗るようになる。1994年にイモータル・レコードからデビュー。
音楽性
ヘヴィメタルにヒップホップの要素を加えた、いわゆるニューメタル、ラップメタルと呼ばれるミドルテンポのビートと重低音を著しく強調したものであるが、ラップをロックに取り入れる形ではなくヒップホップ的な曲調やタメ感を取り入れるというリンプ・ビズキットやレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンとはまた違ったアプローチの仕方である。
徹底的に低くされた7弦ギター(7弦=A)や殆ど打楽器と化している5弦ベース(5弦=A)の音、ジョナサンの泣き叫ぶような異常なボーカルスタイルは多くのファンを勝ち取ったが、あまりにもコーンに似たバンドが巷に溢れかえったためバンドはしばしばアルバムごとに作風を変えることとなった。
ダークな世界観を持った歌詞も特徴的で、これはジョナサンが幼少時に家族や友人に過度の虐待を受けていたこと、若い頃に葬儀屋の死体防腐処理の仕事をしていたことが影響しているとされる。
創作活動に活発的なバンドであり、現在もデビュー当時と変わらないペースでアルバムをリリースし続けている。作詞作曲に関しても非常にワーカホリックなことでも知られ、ツアー中も常に曲を書きためてはツアーバスとは別にDAW環境を完備した大型バスを1台随伴させ、その中で曲のデモや時にはアルバムの本テイクを撮り貯めるという60年代のロック・ミュージシャンさながらの活動スタイルを取っている。
メタリカ、ニルヴァーナ、レッド・ツェッペリン、アリス・イン・チェインズ、セパルトゥラ、フェイス・ノー・モア、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、サウンドガーデン、デュラン・デュラン、フィア・ファクトリー、カテドラル、リヴィング・カラー、ヘルメット、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、スレイヤー、ピンク・フロイド、プライマス、トゥール、ミニストリー、Mr. Bungle、バイオハザード、ナイン・インチ・ネイルズ、パンテラ、ビースティ・ボーイズ、ブラック・サバス、N.W.A.、アンスラックス、ジェーンズ・アディクション、キャメオなどからの影響があるという[3][4][5]。ヒップホップからも多大な影響を受けている[6][7][8][9]。
メンバー
- ボーカル:ジョナサン・デイヴィス
- (Jonathan Houseman "HIV" Davis)(誕生日:1971年1月18日 - ) (加盟年:1992- )
マルチプレイヤーであり、特にバグパイプの名手である。祖母がスコットランド人だったことと、映画スター・トレック2で見たことから興味を持ち、高校時代に習得した。"Shoots and Ladders"など、コーンの楽曲でも数曲演奏している[10]。また、『無題』では優れたドラム・スキルも収められている。- 初期は、アディダス・クラシックスのセットアップジャージを好んで着用していたが、3rdのリリース後あたりから、ライヴでは、スコットランド伝統衣装のキルト (衣装)・スカートを着用するようになり、ジョナサンのトレードマークとなっている。(色は黒が多いが時折タータン柄も履く)5th以降、スイスの画家、H・R・ギーガーのデザインした特注マイクスタンドを使用している。
- 幼少期に親から虐待を受け、学生時代にはデュラン・デュランに憧れニューロマンティック風の格好や化粧をしていたことから周囲からゲイやホモと言われ、苛められていた。教師からもfaggot(ゲイの蔑称)と笑われ、ゲイ・カウンセリングを受けさせられた[11]。その経験を歌詞に取り入れた事により楽曲にはダークな部分が垣間見られる。また、牧師から「(君はゲイだから)私の家においで」と誘われ危うく犯されそうになったという。それ以来組織化された宗教を忌み嫌う傾向がある。左腕には自身の学生時代のあだ名「HIV」、右腕にはイエス・キリスト及びキリスト教が激しく冒涜される様子(肌を切り裂いている司祭の姿[12])が、ジョナサンの生き様として彫り込まれている。
- デビュー当時は吐瀉物を食べる、ほかのメンバーの小便を進んで飲むなど、常軌を逸した変態的な行動が多かった。
2006年に特発性血小板減少性紫斑病を患い入院した。- 趣味は狩猟とポルノビデオ収集(ハードコアポルノの監督を務めた経験もある)。
- 猟奇的な趣味を持つ一方、家族思いの一面も持っている。
- J Devil名義でダブステップアーティスト/DJ活動をしている。名前の由来は頭文字の「JD」と「邪悪な」を意味する"evil"を合わせたもの。
ベーカーズフィールド (カリフォルニア州)生まれで、スコットランド、イギリス、ドイツの血をひく[13]。父親はフランク・ザッパなどのキーボード奏者、母親は女優兼ダンサーだった[13]。3歳で両親が離婚し、母親に引き取られ幼少期は喘息で入退院を繰り返した[11]。義父と折り合いが悪く、父親のもとへ行くが継母から虐待された[11]。ベビーシッターからも虐待され、父の友人からも性的虐待を受けた[13]。高校時代の恋人、ポルノ女優と2度の結婚を経験し、3人の息子がいる[13]。クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイアなど映画にも出演している[13]。
- ギター:マンキー
- (James Christian "Munky" Shaffer)(1970年6月6日 - ) (1992- )
- 主に1から2音下げのダウンチューニングを施した、アイバニーズ製7弦ギターを使う。
- 「マンキー」というあだ名の由来は、足の指が手のように自由に動き、デイヴィッドに「猿のようだ」と言われたことに由来する。
- 3rdリリース前のロラパルーザの最中にウイルス性脳炎を患い、命が危ぶまれたこともあった。
- 元々、ギターソロは行わない性格のバンドだが、後述のスティーヴ・ヴァイ等の影響か、元々ヘヴィ・メタル志向の速弾きが好きなタイプであり、7thリリースツアーではギターソロも披露していた。
- アイバニーズとエンドーズド契約を結んでおり、シグネイチャーモデルが発売されているなど同社のギターを愛用する。(レコーディングではポール・リード・スミスやフェンダーの6弦ギターなども使用する)
スティーヴ・ヴァイの熱烈なファンで、アルバム「Passion And Warfare」のコピーを熱心に行っていたと語っており、7弦ギターを使用するきっかけになったのもヴァイからの影響である。これが、さらにヘヴィメタル界に7弦ギターを広めるきっかけとなった。- 一時期、「James The Gollira」とクレジットされた。
- 趣味は、ギター収集。
Fear and the Nervous Systemというソロ・バンドでも活動しており、2011年にはデジタル・アルバムを発売し、翌2012年にはCD化された。
- ギター:ヘッド
- (Brian Phillip "Head" Welch)(1970年6月19日 - ) (1992-2005, 2013- )
- マンキーと同じくダウンチューニングされたIbanez製7弦ギターを使う。
- 「ヘッド」というニックネームの由来は、頭が大きいから。
- 宗教や彼個人のパーソナルな問題により、一時的に脱退していた。
- 2013年、KORNの夏の欧米ツアーに正式に参加 (Reunion) とアナウンス。10年ぶりとなる、Kornメンバーの一員としてのアーティスト写真も発表され、『パラダイム・シフト』のレコーディングより正式に復帰した[14]。
- 現在はLove and Deathというバンドでも活動。
- 一時期、"Sir.Heady"とクレジットされた。
- 好物に関しては、「とにかくチーズが好き」らしい。
- ベース:フィールディ
(Reginald "Fieldy" Arvizu Jr.)(1969年11月2日-)
- 米ロサンゼルス生まれ。ヒップホップ、とりわけ西海岸のギャングスタラップが好きで、Korn内にヒップホップのテイストが備わっているのも、彼の影響によるところが大きい。ファッションに関しても、Bボーイ、ストリート系的な容姿が、バンド内で異質な雰囲気を放っている。
- アイバニーズ製の5弦ベースを使用する。指版の部分に緑色のLEDが搭載されているタイプを使うことがある。
- ベースを縦に構えてスラップするスタイルである。主に指弾き。
- 中音域を完全にカットしたいわゆるドンシャリサウンドで、独特のスラッピングで演奏し、バスドラムのようなアタック音の非常に強い音を出す。
- フィールディというあだ名の由来は、新聞漫画のキャラクター、ガーフィールドに笑顔が似ていたからとされている(エストニアでのジョナサンのインタビュー記事による)。
- アイバニーズよりシグネイチャーモデル"K5"が発売されている他、2008年には15弦ベースも制作した。
- 一時期"Dog"とクレジットされた。
- 趣味は羊グッズのコレクション。
- ジョナサンとは幼馴染みで、彼もまたジョナサンに万引きを強要したり三輪車で轢くなどのいじめをしていた。
- Kornで成功を掴んだ後、私生活では典型的なロックスターを気取り所かまわず傍若無人に振る舞っていた。しかし2005年初頭辺りからは宗教絡みのコメントが増え始め、現在はキリスト教徒に回心。過去の懺悔を自叙伝「Got The Life」で綴っている。
- ドラム:レイ・ルジアー
- (Ray Luzier)(1970年6月14日 - ) (2008- )
- デイヴィッドの事実上脱退後、シアトルでのオーディションを経て、2008年からツアー・サポートを務め、翌2009年に正式加入。
- 典型的なスラッシュ/デスメタル由来のプレイを得意とするプレイヤーで、デイヴィッドに比べるとツイン・キック・ドラムの使用率が高い。一時期は、「Blind」のアウトロなどでスラッシュ・ビートやブラスト・ビートも披露していた
ジョナサン・デイヴィス (Vo)
マンキー (Gt)
ヘッド (Gt)
フィールディ (Ba)
レイ・ルジアー (Dr)
元メンバー
- ドラム:デイヴィッド・シルヴェリア (David Randall Silveria)(1971年9月21日 - ) (1992-2007)
- 強烈なパワーを持ったドラミングをする。
- 初期は手数の多いジャズのような軽快なビートを刻むタイプであったが、次第に一音に重きを置く重厚なプレイスタイルへと変化していった。
TAMA製のドラムセットを使っていた。- 一時は、数曲叩くと腕が動かなくなるという症状を訴えて休養。当初は原因不明とされたが、肘の骨が腕の神経を圧迫していることが判明、手術を行った。この際の原因に、「強く叩きすぎた」「重いスティックを使ったからだ」などとみんなが言っていたことから、彼がよほど力を込めて叩いていたことがわかる。
- 現在は、「家族との時間を大切にしたい」という意向から脱退。
- かつては寿司バーを経営していた(現在は、離婚した前妻の元に渡っている)ほか、ドライブが趣味で、一時はプロのバギーカードライバーを目指していた。
- 2012年現在、Infinikaというバンドで活動しているが、メンバーとの交友関係の回復は難しい状態にあると思われる。
デイヴィッド・シルヴェリア (Dr)
サポートメンバー
- ギター:ロブ・パターソン (ex. Otep)
- ギター:クリスチャン・オールド・ウォルバース (ex. Fear Factory)
- ギター:クリント・ロウリー (Dark New Day)
- ギター:シェーン・ギブソン (Stork/Defable)
- ドラム:テリー・ボジオ (Frank Zappa)
- ドラム:ブルックス・ワッカーマン (Bad Religion)
- ドラム:ジョーイ・ジョーディソン (Slipknot/Murder Dolls/Anal Blast)
バンド名の由来とロゴ
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バンド名はトウモロコシの英称"Corn"に由来し、「とあるゲイのカップルが、お互いの局部を愛撫し合っているときに一方が脱糞し、もう一方の口にコーン入りの大便をぶちまけた」という話を知っている人間に対し「コーン!!」と言うと気分を害したのでこの名前にした。コーンの前身であるメタル・バンド「L.A.P.D」のファンがこの名前を提案したが最初は却下された。後にメンバーのマンキーがスペルの"C"を"K"にし、"R"の字を左右反転して"Я"にすることを提案した。
当時のマネージャーが「こんな名前では契約が取れない」と訴えたところ、バンド側から「この名前でなければお前の名前をバンド名にする」と言われ結局そのまま契約を獲得。
元メンバーのデイヴィッドはこのバンド名について、「バンド名なんかどうでもいい、馬鹿な名前だが曲が良ければクールに聴こえてくる」とコメントを残している。
バンド名「KoЯn」のロゴは、ジョナサンが左手でクレヨンを持ち、一気に書き殴ったもの。現在このロゴは過去に比べ、縦長で使用される事が多い。
友好関係
人脈が広く、上記のアーティストのほかにも、リンプ・ビズキットやスリップノット、メタリカ、オジー・オズボーン、デフトーンズ、ザ・キュアー、リンキン・パーク、エヴァネッセンス、オージー、ディルアングレイ、ラムシュタインなど多数のバンドと交流があるほか、スヌープ・ドッグ、リル・ジョン、イグジビット、デイヴィッド・バーナーらのラッパーが、PVに出演している。
近年はジョナサンがダブステップなどのエレクトロニック・ミュージック、ダンス・ミュージックに傾倒していることもあり、元々From First To Lastのボーカリストとしての付き合いも有ったスクリレックスなどのダブステップアーティストとも、コラボレーションアルバムをリリースするなど親交が深い。
ディスコグラフィ
オリジナルアルバム
※太字はシングルカットされた楽曲。また、シングルカットされた楽曲の殆どはミュージックビデオが制作されている。
発売年 | 邦題 | 原題 |
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1994年 | コーン | Korn
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1996年 | ライフ・イズ・ピーチィ | Life Is Peachy
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1998年 | フォロー・ザ・リーダー | Follow The Leader
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1999年 | イシューズ | Issues
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2002年 | アンタッチャブルズ | Untouchables
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2003年 | テイク・ア・ルック・イン・ザ・ミラー | Take A Look In The Mirror
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2005年 | シー・ユー・オン・ジ・アザー・サイド | See You On The Other Side
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2007年 | 無題 | Untitled
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2010年 | コーンⅢ:リメンバー・フー・ユー・アー | KornⅢ:REMEMBER WHO YOU ARE
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2011年 | ザ・パス・オブ・トータリティ | The Path of Totality
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2013年 | ザ・パラダイム・シフト | The Paradigm Shift
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2016年 |
ザ・セレニティー・オブ・サファリング |
The Serenity of Suffering
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Korn
- ヘヴィ・メタル界に衝撃を与えたデビュー作で、テレビメディアなどの力を借りずに、口コミのみで70万枚も売り上げた。
- 「Blind」はライヴでは印籠代わりの定番曲。
- プロデューサーは、彼らと共に頭角を現した、ロス・ロビンソン。
- アルバムのラストを飾る曲"Daddy"は性的虐待などに関するジョナサン自身の家族問題について綴った曲。バンド結成20周年を記念する1stアルバム再現ツアーまで、ジョナサンの精神的負担を考慮して過去ライブで3回しか演奏されていなかった。その時ジョナサンが演奏中泣き崩れてしまいまともに歌えなかったため、いずれも完奏せずに終わっている。
Life Is Peachy
- 製作期間たったの4か月(実際はもっと短いようである)で作ったアルバム。
- 2トラック目の"Chi"はデフトーンズの元ベーシストである故Chi Cheng(チ・チェン)のファーストネームに由来するものであり、当初彼はこの曲を「レゲエだ」と評したので、遊びの意味合いも込めてこのタイトルになった。
- " K@#O%!"は、女性器を意味する"Cunt"を"Kunt"と捩り、さらに頭文字以外をすべて伏字にしたもの。歌詞の半分以上が猥褻語、放送禁止用語で構成されており、それらを消音、または被せ音するとボーカル付きの楽曲として成り立たなくなってしまうという代物である。この曲はもともとラジオでバンドの曲がかけて貰えないことに腹を立てたジョナサンがラジオ局への嫌がらせのつもりで作った曲。
- ジョナサンは、アルバム全体の出来に不満があるらしい。
- プロデューサーは、前作と同じくロス・ロビンソン。
Follow The Leader
- アルバム名の意味は「リーダーに続け」。Kornのまね事をするフォロワー・バンドたちに嫌気がさしたバンドが、作風を変えつつこのようなタイトルや、アルバムアートワークに描かれる「少女が崖に飛び出す」というイラストを描くことで、「危険な自分たちの賭けにお前たちフォロワーはついて来られるか?」といった挑発と、嫌味を表現することとした。
- 前作からポップな方向へ大きく方向性を変えた作品だが、全作品中最高のセールスを記録した。
- この作品の収録中、突然ジョナサンが「俺は酒とドラッグをやるまで歌わない」と発言し始めた。ジョナサンの命の危機を感じたメンバーは、すぐさまレコーディングを強行。ジョナサン曰く、「一番製作が辛かった」。
- 本作品には、数名のミュージシャンがゲスト参加しており、元N.W.Aのアイス・キューブやLimp Bizkitのフレッド・ダーストをゲスト・ボーカルに迎えている。
- CD版のみ最初の12トラックは無音であり、曲は13曲目から始まるようになっている。(アナログ盤は通常通りに始まる)
- プロデューサーは、スティーヴ・トンプソンとトビー・ライト。ミキシングは、次作でプロデュースを担当することになったブレンダン・オブライエンが担当している。
Issues
- 前作からさらに作風を変え、ゴシックでダークな作風に移行した作品。
- この作品から、ジョナサンの泣き叫ぶようなボーカルスタイルが退行し、メロディ重視になっていった。
- 本作品には、おまけとしてミニ音源「All Mixed Up」が付属している。
- なお、4種類のジャケットデザインが存在する。これは、ファンからカバー・デザインを募ったものであり、その中から特に優秀な4作が選ばれた。一番有名なぬいぐるみのジャケットは、実際にラグドールになって販売されたこともあった。
- ジョナサンが断酒をしてレコーディングをした、初めてのアルバム。
- プロデューサーは、パール・ジャム、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、ブルース・スプリングスティーンなどを手がけた、ブレンダン・オブライエン。
Untouchables
- プログレッシヴな作風が、今までで最大の物議をかもした。
- Korn特有のルサンチマン傾向は完全になくなり、音楽が大幅に激変した意欲的な本作であるが、発売日前に音源がインターネットにリークされた影響もあり、売り上げが落ち込んだ。
- プロデューサーのマイケル・ベインホーンとは、サード期に一度険悪な形で決裂しており、本作の製作において再度組むことをバンドが持ちかけた。ジョナサンとマイケルが常に激しい衝突を繰り返し、製作はかなり難航したというが、ジョナサンは良い経験になったと語っている。
- ジョナサンは、このアルバムでボーカルトレーニングを行い、以後の歌唱法が変化している。
Take A Look In The Mirror
- バンド初のセルフ・プロデュース作品。
- 原点回帰をテーマとし、全作品中もっともヘヴィな音圧を持つが、売り上げは前作よりさらに落ち込んだ。理由は、前作でリーク音源が流出した失敗から違法コピーを恐れ、対策としてCD売り出しを前倒しにしてしまい、販売側とのやり取りが上手くいかなかったからといわれている。
- それでもミリオン・ヒットは叩きだしている。
- 「Play Me」には、ニューヨーク出身のであり、Jay-Zと覇権を争ったラッパー、NASが参加している。
- 本作収録の「Did My Time」は、映画「Tomb Raiders 2」のテーマ曲となり、PVにはアンジェリーナ・ジョリーが登場している。
- 最終トラックの「When Will This End」は、長い無音の後、隠しトラックとしてメタリカの「One」をカバーしたライブ音源が収録されている。
See You On The Other Side
- ヘッド脱退後、最初に発表された作品であり、ヴァージン移籍第1弾。
- スラップベースが聴こえなくなったり、ギタリストの脱退を逆手に取ったかのように、後ろにギターを引いたようなサウンド、今までにないポジティヴな歌詞、ポップなメロディ・ラインなどといった要素は、今までのKoRnのイメージを悉く突き崩すものであったが、爆発的にセールスを伸ばした。
- プロデューサーは、ザ・マトリックスとアッティカス・ロス、ジョナサン・デイヴィス。
Untitled
- デイヴィッドがいない3人編成の状態で製作を敢行したアルバム。
- サポートドラムとして、テリー・ボジオとバッド・レリジョンのブルックス・ワッカーマンを迎えたほか、音源収録の段階でザック・ベアードのキーボードを導入するなど、外部のミュージシャンがたくさん介入した作品。
- タイトルは「Untitled」というタイトルなのではなく、「アルバムにレッテルを貼りたくない。ファンが呼びたい様に呼べばいい」との意図でタイトルそのものがついていない。そのため、ネット販売やシングルのアルバム出展で「タイトル未定」「無題」「タイトルなし」、1作目のタイトルと同じく「Korn」と表記されるなど、ややこしくなるといった弊害が生じている。(邦題に限り正式に『無題』としてリリース)
- プロデューサーは、前作に引き続きアッティカス・ロス(パーカッションも担当)。ザ・マトリックスも最初は参加していたが、方向性が合わず、途中でロス一人に絞った。
- Korn史上初、オフィシャルの歌詞が掲載された。なお、これは日本盤のみの特典で、海外盤には従来の通り歌詞の記載はない。
- ジャケットのアートワークは、Hull生まれの版画家、Richard A. kirkが担当。
KornⅢ:REMEMBER WHO YOU ARE
- 新ドラマー、レイ・ルジアーが加わり、ロードランナー移籍後第一弾であり、3度目のロス・ロビンソン、プロデュース作品。
- 「原点回帰」をコンセプトとし、1stアルバム当時の音を追求するため、現代のレコーディングの主流であるProToolsやDAW環境といったデジタルレコーディング技術をあえて使用せず、アナログトラックでレコーディング、マスタリングを行うという徹底したこだわりをみせる。
- タイトルの「KornⅢ」は、「このアルバムがKORNにとっての本当の3rdアルバム」という意味を持つ。元はワーキング・タイトルだったが、そのまま正式に採用された。
- ジャケットのアートワークは、フォトグラファーDean Karrが担当。
The Path of Totality
- エグゼクティブ・プロデューサーはジョナサン・デイヴィス。
- SKRILLEX、EXCISION、DATSIK、NOISIA、KILL THE NOISE、12TH PLANETなど、多くのダブステップDJ、エレクトロニックプロデューサーとの異色コラボレートアルバム。
- 実験として制作された、Get Up!を含む数曲をEPでリリースする予定であったものをジョナサンの意向でフルアルバムとして発表された。
- 一部を除く殆どのドラムパートはドラムマシンを使った打ち込みであり、レイのキットから制作した音をSKRILLEXらのDJがトリガリングしている。
- 2011年、夏の東南アジアツアーで滞在した日本を含む各国のホテルで歌詞を書き溜め、部屋のクローゼットの中でヴォーカルのレコーディングが行われた。
- リリックビデオも含め、現在このアルバムからのシングル曲で合計7つのミュージック・ビデオが制作された。
The Paradigm Shift
- 2005年より脱退状態にあったギタリストのヘッドを『テイク・ア・ルック・イン・ザ・ミラー』以来10年振りに再度迎え入れて制作し、プロデューサーとしてリンキン・パーク等を手掛けたドン・ギルモアを指名した。
- Kornが長年所属しているマネージメント会社Prospect Parkのレーベル部門への移籍後第一弾アルバム。Prospect Parkは流通機能を持たず、Universal Music傘下のCarolineにCD流通を委託しているため国内盤はユニバーサルインターナショナルより発売。 (今後Prospect Parkを足場にほぼ自主レーベルのような形でやっていくということが正式にアナウンスされている。)
- 題名のザ・パラダイム・シフトには「アート作品をひとつのアングルから見ると、ある特定のイメージを得られる。また別のアングルから見ると、まったく異なるイメージになる。」という意味合いが込められている。
The Serenity of Suffering
- ロードランナーレコードと再び契約を結びリリース。
- プロデューサーはFoo Fighters、 Deftones、 Mastodon等を手掛けたニック・ラスクリネクツ。
- 「A Different World」にはSlipknot/Stone sourのボーカリスト、コリィ・テイラーがゲスト参加している。
- アートワークはコンテンポラリーアーティスト、ロン・イングリッシュ。
ベスト・ライブ盤
- グレイテスト・ヒッツ Vol.1 - "Greatest Hits Vol.1" (2004)
- ライヴ&レア - "Live & Rare" (2006)
- MTVアンプラグド - "MTV UNPLUGGED" (2007)
- ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・コーン - "The Very Best Of Korn" (2008) 国内版未発売
VHS/DVD/Blu-ray
- フー・ゼン・ナウ? - Who Then Now? (1995) VHS
- デュース - Deuce (2002) VHS/DVD(『フー・ゼン・ナウ?』を同時収録)
Korn Live (2002) VHS/DVD
Live On The Other Side (2006) DVD/Blu-ray ※国内盤未発売
Live At Montreux 2004 (2008) DVD/Blu-ray- The Path Of Totality Tour: Live At The Hollywood Palladium (2012) DVD/Blu-ray
特記事項
- kornの曲には、公式の歌詞が掲載されていない(日本盤などで掲載されているものもあるが、それはレコード会社が独自に聴き取ったもの)。これは、バンド側が意図して掲載しないためである。ジョナサンはこれに関して、「目で読むのではなく、耳で聴いてほしい」と発言している。また、ジョナサンは他人が聴き取った歌詞を読むのが好きで、それに関したコメントを残している。
リンプ・ビズキットは、コーンに見出されてデビューした経緯がある。コーンと共に頭角を現したプロデューサーのロス・ロビンソンは、他にスリップノットなどのプロデュースもこなしている。- ジョナサンは、以前SexArtというバンドで活躍しており、バンドのコンセプトは「Ministry・ミーツ・パール・ジャムぶっ潰しバンド」というものであった。後にジョナサンは、当時ブレイクしていたパール・ジャムを毛嫌いしていたことを明かした。しかし、パール・ジャムと同じグランジバンドでは、ニルヴァーナやアリス・イン・チェインズのアンプラグドを好んで聴いている。また、「グランジ・バンドでは、ニルヴァーナ、アリス・イン・チェインズ、サウンドガーデン、パール・ジャムぐらいしか良いのが無かった。」という発言を残している。
- TVアニメ「サウスパーク」のシーズン3第12話「Korn's Groovy Pirate Ghost Mystery(邦題:世にも奇妙な海賊お化け)」(1999年10月27日放送)に、ハロウィンのサウスパークに演奏に来るバンドとしてKornが登場する。典型的な子供向けアニメのヒーローたちのパロディで、ハンナ・バーベラ風のかわいらしい絵柄で描かれている。
来日公演
1998年
フジロックフェスティバル'98[15]
- 8月2(日: 東京ベイサイドスクエア
1999年
- 2月4日: Zepp Osaka
- 2月5日、6日: 東京ベイNKホール
2004年
ソニックマニア04
- 1月31日: インテックス大阪
- 2月1日: 幕張メッセ
2006年
KOЯN JAPAN TOUR 2006[16]
- 4月18日、19日、20日: Zepp Tokyo (各日オープニング・アクトは10 Years、19日のみacid androidも出演)
2010年
KOЯNⅢ:Remember Who You Are Japan Tour 2010[17]
- 10月14日: Zepp Osaka
- 10月15日: STUDIO COAST
LOUD PARK10
- 10月16日: さいたまスーパーアリーナ
2011年
サマーソニック2011[18]
- 8月13日: 幕張メッセ マウンテン・ステージ クロージング・アクト
- 8月14日: 舞洲スポーツアイランド オーシャン・ステージ
2014年
ノットフェスト2014
- 11月1日:幕張メッセ
2015年
オズフェスト2015
- 11月21日:幕張メッセ
2018年
- 3月27日:Zepp Nagoya
- 3月28日:Zepp Osaka Bayside
- 3月31日:幕張メッセ Vans Warped Tour JP 2018ヘッドライナー
脚注
- ^ abKorn reviews music, news - sputnikmusic・2015年3月03日閲覧。
- ^ abcde“Korn|Biography”. オールミュージック. All Media Guide. 2015年4月18日閲覧。
^ Ankeny, Jason. “Korn – Overview”. Allmusic. Rovi Corporation. 2013年4月4日閲覧。
^ Arvizu 2009, p. 36
^ Arvizu 2009, p. 40
^ Arvizu 2009, p. 80
^ Small 1998, p. 58
^ "Reviews". Spin. 1998-10. pp. 135-136
^ N.p.: n.p., n.d. Web. July 28, 2013. <http://inflooenz.com/?artist=Korn&submit=Search>
^ http://korn.simpol.net/korn/articles/bagpipesaretheshit.php
- ^ abcKorn's Jonathan Davis: 'I've pulled so many bodies out of cars. It intrigued me' The Guardian, 21 January 2015
^ Jonathan (HIV) DavisKorn's Alias
- ^ abcdeWikipedia英語版Jonathan Davis
^ KOЯN コーン、ニューアルバムのレコーディング中 - BARKSニュース
^ ヒストリー|フジロックフェスティバル
^ Creativeman
^ KOЯN | UPCOMING ARTIST - Creativeman
^ Lineup Summer Sonic 2011
外部リンク
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KOЯN - ワーナーミュージック・ジャパン