新三郷駅
新三郷駅 | |
---|---|
西口(2008年11月8日) | |
しんみさと Shim-Misato | |
◄JM 19 吉川美南 (1.5km) (2.1km) 三郷 JM 17► | |
所在地 | 埼玉県三郷市新三郷ららシティ二丁目[1]4-1 北緯35度51分31.2秒 東経139度52分9.63秒 / 北緯35.858667度 東経139.8693417度 / 35.858667; 139.8693417 |
駅番号 | □JM 18 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■武蔵野線 |
キロ程 | 80.1km(鶴見起点) 府中本町から51.3km |
電報略号 | シミ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面2線[2] |
乗車人員 -統計年度- |
16,066人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1985年(昭和60年)3月14日[1] |
備考 | 業務委託駅 |
新三郷駅(しんみさとえき)は、埼玉県三郷市新三郷ららシティ二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)武蔵野線の駅である[1]。駅番号はJM 18。
目次
1 歴史
2 駅構造
2.1 のりば
3 利用状況
4 駅周辺
4.1 公共施設
4.2 新三郷ららシティ
4.3 その他
5 バス路線
5.1 西口バスターミナル
5.2 東口
6 隣の駅
7 脚注
7.1 記事本文の出典
7.2 利用状況の出典
8 参考文献
9 関連項目
10 外部リンク
歴史

1989年頃の新三郷駅。間に武蔵野操車場があるため、上下のホームが極端に離れていた。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
1985年(昭和60年)3月14日[1]:国鉄の駅として開業。
- 開業当初は武蔵野操車場を挟む形で、上下線のホームが360m離れて設置されており、ギネス世界記録に「世界一ホームが離れていた駅」として掲載されていた。改札口も上下線で別々に設置されていた[3]。なお、同操車場はこの時点ですでに(1984年に)機能停止しており、1986年に正式に廃止された。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
1999年(平成11年)3月20日:上下線が下り線(西船橋行方面)側に統合されて橋上駅舎化、改札口が統合される[2]。
2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の当駅における供用を開始する。
2007年(平成19年)
9月10日:定期券券売機営業終了。
9月11日:指定席券売機稼動開始。
10月31日:みどりの窓口営業終了。
2008年(平成20年)日付不明:駅リニューアル(ホーム両端の屋根の新設、駅舎壁・床などのリニューアル、自動精算機・自動改札機の増設など)・駅西口開発工事完了。
10月1日:駅住所を「半田1129番地」から「新三郷ららシティ二丁目4番1号」に変更(町名変更及び住居表示実施)。
2010年(平成22年)2月:飛び込み自殺の防止を目的として、青色LED照明をホームに導入[4]。
2012年(平成24年)1月22日:ATOSを導入。
駅構造
相対式ホーム2面2線[2]を持つ地上駅で、橋上駅舎を有している。開業時は上下線のホームが360m離れて設置されていて[5]、ホーム中央に架道橋が架けられていた。上下線の位置が違う不便さを解消するため、どちらにプラットホームを寄せるかで、みさと団地・さつき団地の住民(団地に近い上り線に統合を主張)と、跡地の開発をしたい三郷市(有効活用する下り線に統合を主張)とで論争となっていたが、1999年(平成11年)3月20日に上り線(府中本町方面)が下り線側(西船橋方面)に移設されると共に、現在の形態となった。
駅業務はJR東日本ステーションサービスに委託し、吉川美南駅が当駅を管理している。自動改札機・指定席券売機[1]が設置されている。ららぽーと新三郷の開業による利用者増を見込んで、精算窓口のブース化並びに自動改札機・自動精算機の増設を行い改札口を改良、さらに府中本町方面ホーム側エレベーター横にららぽーと混雑時の臨時出口を設置すると共に、簡易Suica改札機が2台新設された。
駅カラーはエメラルド。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 |
![]() |
下り |
新松戸・西船橋・南船橋・東京方面 |
2 |
上り |
南浦和・武蔵浦和・西国分寺・府中本町方面 |
東口(2010年7月4日)
ホーム(2008年11月8日)
開発中の駅前(西口)
(2008年3月8日)
利用状況
2017年(平成29年)度の1日平均乗車人員は16,066人である[利用客数 1]。
1日平均乗車人員は長らく11,000人台が続いていたが、イケア新三郷がオープンした2008年度に12,000人を超え、ららぽーと新三郷とコストコホールセールがオープンした2009年度には16,337人と大幅に増加し、武蔵野線内25駅中14位となった。しかし、吉川美南駅の開業により、2011年度以降は微減している。
近年の1日平均乗車人員の推移は下表のとおりである。年度全体の乗車人員を365(閏日が入る年度は366)で除して一日平均乗車人員を求めており、計算で生じた小数点以下の値は切り捨てているため、定期外と定期の和は必ずしも合計と一致しない。
年度 |
1日平均乗車人員 |
出典 |
||
---|---|---|---|---|
定期外 | 定期 | 合計 |
||
1999年(平成11年) |
11,307 |
[埼玉県統計 1] | ||
2000年(平成12年) |
[JR 1]11,523 |
[埼玉県統計 2] | ||
2001年(平成13年) |
[JR 2]11,642 |
[埼玉県統計 3] | ||
2002年(平成14年) |
[JR 3]11,652 |
[埼玉県統計 4] | ||
2003年(平成15年) |
[JR 4]11,837 |
[埼玉県統計 5] | ||
2004年(平成16年) |
[JR 5]11,930 |
[埼玉県統計 6] | ||
2005年(平成17年) |
[JR 6]11,992 |
[埼玉県統計 7] | ||
2006年(平成18年) |
[JR 7]11,644 |
[埼玉県統計 8] | ||
2007年(平成19年) |
[JR 8]11,570 |
[埼玉県統計 9] | ||
2008年(平成20年) |
[JR 9]12,199 |
[埼玉県統計 10] | ||
2009年(平成21年) |
[JR 10]16,337 |
[埼玉県統計 11] | ||
2010年(平成22年) |
[JR 11]16,504 |
[埼玉県統計 12] | ||
2011年(平成23年) |
[JR 12]16,498 |
[埼玉県統計 13] | ||
2012年(平成24年) |
[JR 13]6,777 |
[JR 13]9,515 |
[JR 13]16,293 |
[埼玉県統計 14] |
2013年(平成25年) |
[JR 14]6,846 |
[JR 14]9,442 |
[JR 14]16,289 |
[埼玉県統計 15] |
2014年(平成26年) |
[JR 15]6,851 |
[JR 15]9,094 |
[JR 15]15,945 |
[埼玉県統計 16] |
2015年(平成27年) |
[JR 16]6,829 |
[JR 16]9,142 |
[JR 16]15,971 |
[埼玉県統計 17] |
2016年(平成28年) |
[JR 17]6,644 |
[JR 17]9,057 |
[JR 17]15,702 |
[埼玉県統計 18] |
2017年(平成29年) |
[JR 18]6,843 |
[JR 18]9,222 |
[JR 18]16,066 |
駅周辺

駅前ロータリー(西口)オブジェ(2008年3月29日)
みさと団地・さつき平団地(三郷ニュータウン)の最寄り駅である。
以前、駅前周辺に広がっていた武蔵野操車場の跡地では、三井不動産などによって住宅や大規模商業施設で構成される「新三郷ららシティ」の開発が2007年11月から開始されている。これに伴い、周辺道路の拡幅や西口駅前広場の改修も進められ、2008年10月23日より新駅前広場が、同年11月5日よりペデストリアンデッキの運用が開始されている。
なお、駅前ロータリーにはこの地で生産が盛んであった事、また旧操車場の敷地の形に似ている事から「そら豆」をモチーフとしたオブジェが建てられ、3月29日に除幕式が執り行われた。
10月1日から地区内循環の新道路開通に伴い、西口駅前ロータリーより左側(IKEA側)一般車用交通広場からは左折のみとなり、IKEA外周より市道采女線に出るようになっている。
公共施設
吉川警察署 新三郷駅前交番- 三郷市立桜小学校
- 三郷市立彦成中学校
- 三郷市立早稲田中学校
- 半田運動公園
- 三郷市立瑞沼市民センター
- 三郷市立瑞穂中学校
- 三郷市立瑞木小学校
埼玉県企業局新三郷浄水場
埼玉県立三郷特別支援学校(旧・埼玉県立三郷養護学校)- 三郷市立北部図書館
- 三郷市立北公民館・児童館
- 三郷市立立花小学校
- 三郷市立北郷小学校
- 三郷市立彦糸小学校
- 三郷市立彦郷小学校
- 三郷市立彦糸中学校
- 埼玉県立三郷工業技術高等学校
- 三郷市役所 みさと団地出張所
- みさと団地内郵便局
- 三郷さつき郵便局

IKEA新三郷

ららぽーと新三郷
新三郷ららシティ
- 1街区:三菱倉庫 三郷配送センター(大型物流施設[6])
- 2街区:プロロジスパーク三郷II(大型物流施設。ヤマトロジスティクスが三郷物流サービスセンターとして使用)
- 3街区:コストコホールセール 新三郷倉庫店/ららぽーと新三郷(駅からペデストリアンデッキを通じて連絡している)
- 4街区:FOREVER 21(2012年4月開店)
- 5街区:19階建マンション「パークホームズLaLa新三郷」 2012年7月着工 [7](三井不動産レジデンシャル)
- 6街区:IKEA新三郷
- 7街区:アサヒセキュリティ 新三郷VEDSセンター/ハウス物流サービス 首都圏オフィス・埼玉営業所
- 8~12街区:ファインコートららシティ(三井不動産レジデンシャル、戸建住宅269区画、敷地面積200m2以上・一次販売分完売)
その他
MEGAドン・キホーテ 三郷店(専門店:ココペッツタウン、キャン・ドゥ、アミューズぷれいらんど373他)- 天然温泉めぐみの湯
- イトーヨーカドー
- 東武バスセントラル三郷営業所
- 三愛会総合病院
- 三郷団地
- さつき平団地
バス路線
当駅には以下の路線バスが乗り入れ、■東武バスセントラル、■メートー観光、■グローバル交通、■マイスカイ交通によって運行され、特に西口バスターミナルには多くのバス路線が発着している。
西口バスターミナル
- 1番乗り場
- 東武バスセントラル
- 三07 新三郷北循環(新三郷駅西口行)
- 三10 サブセンター経由吉川美南駅行
- 2番乗り場
- 東武バスセントラル
- 金52 大膳橋経由金町駅行
- 金54 中央通り経由金町駅行
- 無番乗り場
- 3番乗り場
- 東武バスセントラル
- 三08 新三郷南循環(新三郷駅西口行)
- 三08-2 イケア前経由新三郷南循環(新三郷駅西口行)
- 4番乗り場
- メートー観光
- M1 三郷団地経由吉川駅南口行
- M1-2 三郷団地一街区経由吉川駅南口行
- M1-3 道庭公園経由吉川美南駅行
- 5番乗り場
- グローバル交通
- 三01 ピアラシティ経由三郷駅南口行
- 三02 ピアラシティ行
- 6番乗り場
- マイスカイ交通
- M10 ピアラシティ経由三郷中央駅行
東口
- マイスカイ交通
- M02 三郷駅北口・三郷中央駅行
- M31 三郷駅北口行
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
武蔵野線
三郷駅 (JM 17) - 新三郷駅 (JM 18) - 吉川美南駅 (JM 19)
脚注
記事本文の出典
- ^ abcde“JR東日本:各駅情報(新三郷駅)”. 東日本旅客鉄道. 2015年1月2日閲覧。
- ^ abc武蔵野線まるごと探見、pp.74-75。
^ 邦訳版では1988年版(1988年3月講談社刊。p298)より世界記録として掲載。
^ (参考記事)山手線全駅ホームに「青色LED」の自殺防止照明
^ 「ダウトをさがせR」や「NNNニュースプラス1」の中で取り上げられていたこともある。
^ 三菱倉庫公式サイト「埼玉・三郷に大規模配送センター稼働 - 首都圏内陸の交通の要衝に、延床面積5万m2超の大型施設-
^ パークホームズLaLa新三郷
利用状況の出典
- JRの1日平均利用客数
^ 各駅の乗車人員 - JR東日本
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
^ JR東日本 各駅の乗車人員(2000年度)
^ JR東日本 各駅の乗車人員(2001年度)
^ JR東日本 各駅の乗車人員(2002年度)
^ JR東日本 各駅の乗車人員(2003年度)
^ JR東日本 各駅の乗車人員(2004年度)
^ JR東日本 各駅の乗車人員(2005年度)
^ JR東日本 各駅の乗車人員(2006年度)
^ JR東日本 各駅の乗車人員(2007年度)
^ JR東日本 各駅の乗車人員(2008年度)
^ JR東日本 各駅の乗車人員(2009年度)
^ JR東日本 各駅の乗車人員(2010年度)
^ JR東日本 各駅の乗車人員(2011年度)
- ^ abcJR東日本 各駅の乗車人員(2012年度)
- ^ abcJR東日本 各駅の乗車人員(2013年度)
- ^ abcJR東日本 各駅の乗車人員(2014年度)
- ^ abcJR東日本 各駅の乗車人員(2015年度)
- ^ abcJR東日本 各駅の乗車人員(2016年度)
- ^ abcJR東日本 各駅の乗車人員(2017年度)
- JRの統計データ
^ 埼玉県統計年鑑
- 埼玉県統計年鑑
^ 埼玉県統計年鑑(平成12年)
^ 埼玉県統計年鑑(平成13年)
^ 埼玉県統計年鑑(平成14年)
^ 埼玉県統計年鑑(平成15年)
^ 埼玉県統計年鑑(平成16年)
^ 埼玉県統計年鑑(平成17年)
^ 埼玉県統計年鑑(平成18年)
^ 埼玉県統計年鑑(平成19年)
^ 埼玉県統計年鑑(平成20年)
^ 埼玉県統計年鑑(平成21年)
^ 埼玉県統計年鑑(平成22年)
^ 埼玉県統計年鑑(平成23年)
^ 埼玉県統計年鑑(平成24年)
^ 埼玉県統計年鑑(平成25年)
^ 埼玉県統計年鑑(平成26年)
^ 埼玉県統計年鑑(平成27年)
^ 埼玉県統計年鑑(平成28年)
^ 埼玉県統計年鑑(平成29年)
参考文献
- 三好好三、垣本泰宏 『武蔵野線まるごと探見』 JTBパブリッシング、2010年2月1日。
関連項目
- 武蔵野操車場
- 日本の鉄道駅一覧
- 過去の鉄道に関する日本一の一覧
- 過去に似た構造を持っていた駅
- 東新潟駅
- 久宝寺駅
外部リンク
新三郷駅(各駅情報) - 東日本旅客鉄道
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